島田荘司のレビュー一覧

  • 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪

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    最北端に建つ斜め屋敷での殺人。
    ミステリー好きにはとても興味を惹く舞台。

    登場人物の癖が強い!笑
    そして探偵役がなかなか出て来ない!笑
    2/3読み進めたところでやっと出てくる。

    筆者から読者への挑戦を受けたが
    過去一想像もできないトリックなので、
    是非読んで解いてみてほしい。

    御手洗潔シリーズ1作目の「占星術殺人事件」も
    面白いと聞くのでそちらも読んでみたい。

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    2025年12月02日
  • 改訂完全版 異邦の騎士

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    ネタバレ

    御手洗と石岡の出会いと絆が生まれるエピソード0の物語。御手洗のどんな行動にもついていく石岡の理由が分かり、改めて御手洗と石岡の関係が好きになりました。
    これは、御手洗シリーズを読んだり人絶対読むべき作品です!

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    2024年04月13日
  • 盲剣楼奇譚

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    吉敷武史シリーズということで、社会派ミステリーを期待したものの、だいぶ違っていました。

    途中に挿入される剣豪小説は、それだけで完成している読み応えのある作品になっているが、その前後に盲剣様の出現と誘拐からの盲剣さんの正体を明かす謎解きを入れる必要があったのかというと、疑問が残ります。

    もっとも、さすがのストーリーテリングぶりで、長大な作中挿話も、飽きずに読ませてくれます。

    …あれ、作中挿話なのかなぁ?(笑)

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    2024年04月09日
  • 改訂完全版 暗闇坂の人喰いの木

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    御手洗潔シリーズ。人を呑み込む巨木といい過去の手記といいホラー&オカルト要素が強いがキチンとミステリーとして解決されている。現代における殺人よりも過去編の真相がヤバい。その事で御手洗の優しさが分かるというのが良かった。
    現在横浜市在住であるので、舞台からして興味を引いた。

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    2024年04月06日
  • 御手洗潔のダンス

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    御手洗潔と石岡のコンビは、まさにホームズとワトソンだと思います。
    御手洗の奇人ぶり、石岡の推理力の無さ(笑)など微笑ましい限りです。
    短編は、どれもしっかり本格ミステリで楽しめました。

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    2024年03月29日
  • 網走発遙かなり 改訂完全版

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    ネタバレ

    成城で完結する短編集かと思いきや、里美家のファミリーヒストリーみたいな話だった。というか笠井老人の人生の話?
    乱歩の友人について書かれたエッセイが実在するのは驚いた。

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    2024年03月20日
  • 改訂完全版 暗闇坂の人喰いの木

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    御手洗さんが出てくるのが早くてうれしい。私としては、半分以上読んで、満を持して!というよりは、これくらいで出てきてほしい。

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    2024年03月18日
  • 網走発遙かなり 改訂完全版

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    ネタバレ

    文庫が再販されたことを契機に、再読。前最初に読んだ時から好きなストーリー展開。
    化石の街は、最初に読んだ時池袋西武の書店の記憶がはっきり残っていたので特に印象深く覚えていた。街中が深海になる、という感性も好き。

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    2024年03月10日
  • 御手洗潔のダンス

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    名探偵御手洗潔の活躍を描いた短編集。詳しくは知らないけど初期の作品との事。
    一発目から空を飛ぶという奇想な不可能犯罪で興味を惹かれた。最後のオチも良い。
    2作目のトリックも豪快だが、こちらに関しては女性のサガみたいなのを描きたかったのかなと思わされる。1番読みやすく印象的だった。

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    2024年03月04日
  • 御手洗潔の挨拶

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    御手洗シリーズをよみはじめたが、ストーリーはすごいが、もともと密室が苦手なのと、御手洗さんが出てくるのがあまりに遅いのが好みではなかったので、こちらはジャスト。御手洗さんと石岡のかけあいの面白さも心地よく読める

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    2024年02月24日
  • ゴーグル男の怪(新潮文庫)

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    本物のゴーグル男?の生い立ちが可哀想すぎた。
    光子にも同情すべき点はあるけど恵まれない人生を送ってきた人がみんな悪人になるわけじゃないからねぇ。
    話としては3人のゴーグル男の物語が絶妙に絡み合い面白かった。
    ただ頭の悪い自分にはつぼ算を理解するのに相当な時間がかかってしまった。

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    2024年02月19日
  • 網走発遙かなり 改訂完全版

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    4編の短編であるが、奇妙な行動を
    する近所の老人、ピエロ、乱歩に魅
    せられた女性の3つの短編が最終章
    に繋がる。
    乱歩のストーリーは、今年24年に
    映画化されるという。
    映画化に当たり、発表された俳優
    をイメージしながら読むと、俳優
    のイメージに合うか想像しながら
    楽しめた。
    一章の、家族が破滅に向かう描写
    は、島田荘司独特の暗さがあって
    良かった。
    映画は、観ておこうと思った。

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    2024年01月24日
  • 漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件

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    読み終わったあと、ホームズと漱石と、そして島田荘司の作品を「他のも読んでみようかしらん」となる作品であると思う。

    正直著者の他の作品を読んでいる方であれば、甲冑が出てきた辺りでなんとなくトリックの肝自体は気づけてしまうような気もするが。

    ただ最後の別れのシーンの美しさも然ることながら、未来の小説家に向けた特別エッセイは何故かは分からないがとても心に染みた。














    「経験から言えることですが、世の中のことがすっかりわかるまで、書くのを待たなくてはならない理由なんてなにもありません。いくつになってもわからないことはあるし、若い頃にはよくわかっていて、次第に失われる世界や知

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    2024年01月20日
  • 御手洗潔の挨拶

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    好きだった順

    ①ギリシャの犬
    ②数字錠
    ③疾走する死者
    ④紫電改研究保存会

    トリックや事件そのもの云々はもちろん、御手洗潔という人間を知るのにとても良い作品でした。

    ここまでシリーズを読んできて、御手洗潔に対しては何となく取っ付き難い感じがしていたのですが、本作でぐっと人間味が増したような、親近感が湧くようなそんな印象を持ちました。

    最後のあとがきは、御手洗潔がこのような人物設定になった所以が書かれています。
    個人的には「この宣言は必要か?」と思いましたが、今から40年近く前に書かれたことを考えると腑に落ちた気がします。当時読んでいたらどんなふうに感じただろう。
    ある意味で今の日本にお

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    2023年12月31日
  • 漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件

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    ネタバレ

    んんんこれは評価が難しい。
    いや面白いことは面白かったのだが。

    夏目漱石の渡英時期・下宿先がホームズの活躍時期・ベイカー街に近しかったことから、両者が邂逅する物語。
    夏目視点とワトスン視点が交互に描かれるが、同じ出来事なのに描写が大きく食い違う。
    特に夏目視点のホームズは酷いの一言で、完全な狂人、しかも周囲はそれを踏まえて腫れ物のような接し方。
    ここに何か大きな仕掛けがあるのかと読み急いだが、そうではなかった。

    中でもショッキングなのが、モリアーティは架空の人物だとワトスンに言わせたこと。頭がおかしくなる前のホームズの活躍は確かだがモリアーティ関連はワトスンの創作だと言う。最後まで読んでも

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    2023年11月08日
  • 星籠の海(下)

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    ネタバレ

    上巻から合わせて一気呵成に読み終えられます。非常に読みやすいです。
    看護師辰巳洋子はベビーシッター中に子供をあやまって殺してしまう。小坂井はそれを隠蔽しようとし、ネルソンパクはそれをさらに指導する。そして巨悪である日東第一教会(統一教会)を御手洗潔が裁くお話。
    教会のトップであるネルソン・パクを星籠を使って捉え、胸が空くような結末となります。
    ただし、従来の御手洗物でよくある、ミステリーの大仕掛けを御手洗が解き、読者がカタルシスを得られるといったことはないです。
    大掛かりの謎はなく、面白いながらも淡々と話は進みます。
    ちょっと一風変わった御手洗物です。

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    2023年11月05日
  • 御手洗潔の挨拶

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    ネタバレ

    面白かったな〜!
    「数字錠」がトリックもストーリーも一番良かった。「占星術殺人事件」でもそうだったけど、犯人のどうしようもない気持ちを書いて、それと真摯に向き合う御手洗の考え方が好き。

    「疾走する死体」は、ええ〜!?と言いたくなるトリック(名探偵コナン的な)だった。
    新聞社の人の話はホームズの「赤毛連盟」を彷彿とさせた。
    「ギリシャの犬」もトンデモトリックだったけど、犬が活躍したので良かった。

    最後の「御手洗潔の志」は、御手洗が日本人の性格を分析して、それと真反対の行動や発言を「選んでいる」という事実に、なぜかとても感動した。
    あのキャラクターは御手洗が自身で構築したものなのか、と。
    この

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    2023年10月26日
  • 漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件

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    英国に留学中の漱石がホームズに協力して難事件を解決するというワクワクする伝奇推理小説。奇数章を漱石、偶数章をワトソンが執筆するという形式で、ホームズの人物像が両者で若干違うのが面白い。漱石好きも楽しめて娯楽度も高い傑作

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    2023年10月20日
  • 星籠の海(下)

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    下巻は「真犯人は誰!?」という展開ではなく、真の黒幕は早めに判明して、個別の事件と謎の答え合わせが中心だったがそれでも面白くて一気に読んだ。文字通り瀬戸内海駆け抜けた冒険。
    悲しい出来事は色々あったけど読後感も悪くない。引導を渡したのは「あの人物」のお陰だけど、それ以外の裏MVPは常石造船の会長様。


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    2023年10月13日
  • 星籠の海(上)

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    映画も観ていないし村上水軍の知識が殆ど無かったのが今回吉と出て(?)瀬戸内海の歴史がとても面白かったし、上巻のラストは普通に「ここでキターーー」と興奮してました。
    御手洗シリーズ読むのは久々だけど本当に間違いない、面白い。「一般人に起きる悲劇」の描き方、感情移入して哀しいけど毎回引き込まれる。

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    2023年10月13日