島田荘司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
御手洗なしで事件解決に挑む石岡和己の孤軍奮闘ぶりに涙。
御手洗が天才である故に、普通の人である石岡は劣等感を抱き、孤独を抱えていたのだが、確かにあんな人間離れした男と二十年近くそばにいたら、自分が取るに足りない存在に思えてならなかっただろう。
前作「アトポス」では全く彼の出番がなかったので、非常に寂しい思いをしたので、今作は石岡が主役であることが嬉しかった。
御手洗なしでこの難事件に挑む石岡の心境が細かく描かれているので、ただひたすら彼を応援する。
とはいえ、作中で知らされる事件がすごすぎて、私はその事件のことは以前ネットでちらりと読んだ程度の知識しかなかったので、フィクションとノンフィ -
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Posted by ブクログ
「占星術」「斜め屋敷」で御手洗シリーズのファンとなったので、このシリーズは読む前からホクホクとしてしまう。
今作は横浜とスコットランドが舞台。かなりホラーチック。グロテスクな描写に恐れをなしつつも、分厚い文庫本の頁を繰る手が止まらない。
個性的で魅力的なキャラクターたちと毎度ながら事件よりも謎めく探偵御手洗潔、そして心のオアシス石岡和巳。
トリックの奇抜さ、物語の面白さはもちろんだが、彼らひとりひとりの人間が生き生きとして存在していることが、読み手の私には嬉しい。かなり昔の作品だけれども。
以前の作品で、海外に行っていた、というような記述があったが、これがそれに該当するのだろう。こんな