島田荘司のレビュー一覧

  • 鳥居の密室―世界にただひとりのサンタクロース―(新潮文庫)

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    初島田荘司。
    ミステリうんぬんというより、人生ドラマ。状況はイメージしにくかったが、ドラマチックで面白い。

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    2022年01月16日
  • 写楽 閉じた国の幻(下)

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    ネタバレ

    生き生きと描かれる400年ほど前の江戸町人に、羨ましさを感じる。著者の作品は初めて読んだが、歴史考証が飽きずに読める筆力。重くなりがちな歴史的な謎を、写楽作品への想い入れを消すことなく、娯楽作品として描いておりワクワクしながら読むことが出来た。他作品も読みたい。

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    2022年01月03日
  • 屋上

    nk

    購入済み

    島田荘司さんが提言する本格ミステリーの定義として「最初に幻想性のある謎が提示され、最後にその謎が論理的に解決される」というものがありますが、本作で提示される謎は凄いです。何しろ自殺する理由などこれっぽっちも無い人たちが、その建物の屋上に水を撒きにいくと何故か次々に頭から飛び降りてしまうというものなのですから、尋常ではありません。その内容から「ロウモン街の自殺ホテル」や乱歩の「目羅博士」を想起させまして、それらの作品は実は秘密の抜け穴があったりとかファンタジー性の強い解決だったりとか、ちょっと本格ミステリーと呼ぶには厳しい内容なのですが(そもそもロウモン街の方は実話ベースなので仕方がないのですが

    #笑える

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    2021年12月20日
  • 透明人間の納屋

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    最後のタイトル回収が秀逸。透明人間とは…。

    過去への憧憬とともに語られる、子供の目線だからこそ分からない大人の事情。
    子供だった自分と世界がいかに残酷か、大人になってから気付くやりきれなさ。
    頼り甲斐のある大人の有難さ…。

    子供向けと思い少々見くびっていた。
    漢字にはルビがふってあり、子供向けに作られてはいるが、際どい描写があるにはあるので注意が必要?

    表紙・挿絵のおどろおどろしさも良い。綺麗な装丁と相まって手放し難い一冊。

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    2021年12月15日
  • ネジ式ザゼツキー

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    記憶喪失の男、奇妙な童話、怪奇の事件、全部を合わせて解決に導く。分厚い本でもサクッとあっという間に読めました。御手洗シリーズをほぼ読んだことがなくても繋がりなく読める。
    トリックよりも、雲を掴むような童話から、特定の人と事件を結びつけた鮮やかさと、その事件の奇怪さの衝撃が強い作品。30年の年月とヨーロッパとアフリカとアジアを簡単に飛び越える発想のすごさで、読んでて面白かった。ネジ式ザゼツキーという題名がおどろおどろしくていいなぁー

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    2021年12月12日
  • 漱石と倫敦ミイラ殺人事件 1

    無料版購入済み

    まるでシャーロックホームズが実在の人物であるかのように錯覚してしまう、謎の説得力に満ちた作品。漱石も今後どのように絡んでくるのか非常に楽しみです。

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    2022年09月30日
  • 幻肢

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    島田荘司さんの作品は好きだが、珍しくミステリー感がない作品だと感じた。
    医学の知識がさほどない私だが、難解で読むのに時間が掛かるという訳でもなくページを捲る手が非常に進んだ。
    どうやら映画化されている作品らしいので、そちらも是非鑑賞したい。

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    2021年10月21日
  • 屋上

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    読者への挑戦状 解決編までに解くことができた!

    本作は御手洗がまだ横浜に居た頃の事件で、軽いタッチの読み物となっている。
    最初から最後まで、スルリと読めて楽しめた。

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    2026年01月22日
  • 溺れる人魚

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      「溺れる人魚」
    「人魚兵器」
    「耳の光る児」
    「海と毒薬」


    5編の短編集。
    「海と毒薬」は石岡から御手洗への手紙。

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    2026年01月22日
  • UFO大通り

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      素直に面白い!と思える二作品でした。
    特に「傘を折る女」は、石岡曰く、御手洗が“珍しく思考の過程を一から見せてくれた”事件で、いつものような常人離れした推理を披露してからの謎解きではないところが新鮮。

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    2026年01月22日
  • アトポス

    購入済み

    最後に空が晴れるような爽快感

    島田荘司さんの作品はほとんど読ませていただいているので、
    どんな不可解なこともすべて説明がつく、ということはわかってはいるのですが、
    今回も挑む気持ちで読みましたが、謎解きまでわからないことだらけでした。
    仕掛けが壮大過ぎて全容を掴むのが難しかった。

    島田作品には作者がいろんな分野に専門家並に詳しいことが反映されていて、
    ついて行けないこともしばしばですが、今回も島田荘司ワールドを堪能しました。
    じっくり読みたい人にお薦めです。

    #切ない #ダーク #深い

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    2021年09月05日
  • 漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件

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    初版の時の 表紙がよくて→中も見ずに買ったけど おもしろかった!ホームズを見守るワトソン さらに見守る日本人漱石の目線。

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    2021年09月01日
  • 最後のディナー

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    龍臥亭事件で登場した犬吠里美が登場。横浜の大学に転入してきた彼女が、石岡くんに連絡を入れてきたところから始まるストーリー。すごい事件が起こるわけではない3つの短編は『進々堂珈琲』的な感じの何気ない話で、ゆったりと落ち着いていて読めました。特に二つ目の『大根奇聞』は江戸時代の鹿児島を襲った大飢饉にまつわる話。飢えに苦しむ人を救うため、打ち首覚悟で大根を盗んだのに何故かそれが発覚しなかったという何でもない謎を御手洗が鮮やかに解決!シンプルすぎて脱帽!

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    2021年07月24日
  • 御手洗潔の挨拶

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    所持しているのは1989年発行のバーコードの記載のないハードカバーのやつなので、もしかすると文庫本とは少し違うかもしれない。短編集で数字錠、疾走する死者、紫電改研究保存会、ギリシャの犬の4編が収録されている。御手洗潔という人物を堪能出来るのは短編だと思っている。

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    2021年07月15日
  • 龍臥亭幻想(上)

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      御手洗シリーズにはまって順に読み進め、「龍臥亭事件」を読み終わって、その後に続くタイトルの中に「龍臥亭幻想」を見て「!?」となった。またあの龍臥亭絡みの事件が起きるのか!?と。

    今回もまた、壮絶な事件に巻き込まれる石岡和己。一読者として、頑張って!と励まし、時には、もうそんなに頑張らなくてもいいよ…と言いたくもなる。

    上下巻に別れているが、量はそれほど多くはないので二冊あっという間に読めてしまう。
    御手洗シリーズ好きには、是非とも読んでほしい。


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    2026年01月22日
  • 龍臥亭事件(下)

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      御手洗なしで事件解決に挑む石岡和己の孤軍奮闘ぶりに涙。
    御手洗が天才である故に、普通の人である石岡は劣等感を抱き、孤独を抱えていたのだが、確かにあんな人間離れした男と二十年近くそばにいたら、自分が取るに足りない存在に思えてならなかっただろう。
    前作「アトポス」では全く彼の出番がなかったので、非常に寂しい思いをしたので、今作は石岡が主役であることが嬉しかった。
    御手洗なしでこの難事件に挑む石岡の心境が細かく描かれているので、ただひたすら彼を応援する。

    とはいえ、作中で知らされる事件がすごすぎて、私はその事件のことは以前ネットでちらりと読んだ程度の知識しかなかったので、フィクションとノンフィ

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    2026年01月22日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    以前書かれたものと、この改訂完全版、どこら辺が違うのかわからないけど、これは自分にとってミステリーにはまるきっかけとなったので、記念すべき作品。

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    2026年01月22日
  • 眩暈

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    ネタバレ

    子供が書いたような大きい字の文章が怖い。
    気味の悪い文章から不自然な部分を抜き出して推理しようと必死になったが、まさかインドネシアの話だったとは…
    御手洗の推理シーンが好き。

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    2021年07月08日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    密室をどうやってお話にするか!作者が違うとここまで違うんだなぁとワクワクするお話でした。新潮文庫nexのアンソロって毎回豪華な上に内容が濃いから読み応えがありますね

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    2021年07月03日
  • 改訂完全版 暗闇坂の人喰いの木

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      「占星術」「斜め屋敷」で御手洗シリーズのファンとなったので、このシリーズは読む前からホクホクとしてしまう。
    今作は横浜とスコットランドが舞台。かなりホラーチック。グロテスクな描写に恐れをなしつつも、分厚い文庫本の頁を繰る手が止まらない。

    個性的で魅力的なキャラクターたちと毎度ながら事件よりも謎めく探偵御手洗潔、そして心のオアシス石岡和巳。
    トリックの奇抜さ、物語の面白さはもちろんだが、彼らひとりひとりの人間が生き生きとして存在していることが、読み手の私には嬉しい。かなり昔の作品だけれども。

    以前の作品で、海外に行っていた、というような記述があったが、これがそれに該当するのだろう。こんな

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    2026年01月22日