島田荘司のレビュー一覧

  • 幻肢

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    島田荘司さんの作品は好きだが、珍しくミステリー感がない作品だと感じた。
    医学の知識がさほどない私だが、難解で読むのに時間が掛かるという訳でもなくページを捲る手が非常に進んだ。
    どうやら映画化されている作品らしいので、そちらも是非鑑賞したい。

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    2021年10月21日
  • 屋上

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    読者への挑戦状 解決編までに解くことができた!

    本作は御手洗がまだ横浜に居た頃の事件で、軽いタッチの読み物となっている。
    最初から最後まで、スルリと読めて楽しめた。

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    2026年01月22日
  • 溺れる人魚

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      「溺れる人魚」
    「人魚兵器」
    「耳の光る児」
    「海と毒薬」


    5編の短編集。
    「海と毒薬」は石岡から御手洗への手紙。

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    2026年01月22日
  • UFO大通り

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      素直に面白い!と思える二作品でした。
    特に「傘を折る女」は、石岡曰く、御手洗が“珍しく思考の過程を一から見せてくれた”事件で、いつものような常人離れした推理を披露してからの謎解きではないところが新鮮。

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    2026年01月22日
  • アトポス

    購入済み

    最後に空が晴れるような爽快感

    島田荘司さんの作品はほとんど読ませていただいているので、
    どんな不可解なこともすべて説明がつく、ということはわかってはいるのですが、
    今回も挑む気持ちで読みましたが、謎解きまでわからないことだらけでした。
    仕掛けが壮大過ぎて全容を掴むのが難しかった。

    島田作品には作者がいろんな分野に専門家並に詳しいことが反映されていて、
    ついて行けないこともしばしばですが、今回も島田荘司ワールドを堪能しました。
    じっくり読みたい人にお薦めです。

    #深い #切ない #ダーク

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    2021年09月05日
  • 漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件

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    初版の時の 表紙がよくて→中も見ずに買ったけど おもしろかった!ホームズを見守るワトソン さらに見守る日本人漱石の目線。

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    2021年09月01日
  • 最後のディナー

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    龍臥亭事件で登場した犬吠里美が登場。横浜の大学に転入してきた彼女が、石岡くんに連絡を入れてきたところから始まるストーリー。すごい事件が起こるわけではない3つの短編は『進々堂珈琲』的な感じの何気ない話で、ゆったりと落ち着いていて読めました。特に二つ目の『大根奇聞』は江戸時代の鹿児島を襲った大飢饉にまつわる話。飢えに苦しむ人を救うため、打ち首覚悟で大根を盗んだのに何故かそれが発覚しなかったという何でもない謎を御手洗が鮮やかに解決!シンプルすぎて脱帽!

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    2021年07月24日
  • 龍臥亭幻想(上)

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      御手洗シリーズにはまって順に読み進め、「龍臥亭事件」を読み終わって、その後に続くタイトルの中に「龍臥亭幻想」を見て「!?」となった。またあの龍臥亭絡みの事件が起きるのか!?と。

    今回もまた、壮絶な事件に巻き込まれる石岡和己。一読者として、頑張って!と励まし、時には、もうそんなに頑張らなくてもいいよ…と言いたくもなる。

    上下巻に別れているが、量はそれほど多くはないので二冊あっという間に読めてしまう。
    御手洗シリーズ好きには、是非とも読んでほしい。


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    2026年01月22日
  • 龍臥亭事件(下)

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      御手洗なしで事件解決に挑む石岡和己の孤軍奮闘ぶりに涙。
    御手洗が天才である故に、普通の人である石岡は劣等感を抱き、孤独を抱えていたのだが、確かにあんな人間離れした男と二十年近くそばにいたら、自分が取るに足りない存在に思えてならなかっただろう。
    前作「アトポス」では全く彼の出番がなかったので、非常に寂しい思いをしたので、今作は石岡が主役であることが嬉しかった。
    御手洗なしでこの難事件に挑む石岡の心境が細かく描かれているので、ただひたすら彼を応援する。

    とはいえ、作中で知らされる事件がすごすぎて、私はその事件のことは以前ネットでちらりと読んだ程度の知識しかなかったので、フィクションとノンフィ

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    2026年01月22日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    以前書かれたものと、この改訂完全版、どこら辺が違うのかわからないけど、これは自分にとってミステリーにはまるきっかけとなったので、記念すべき作品。

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    2026年01月22日
  • 眩暈

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    ネタバレ

    子供が書いたような大きい字の文章が怖い。
    気味の悪い文章から不自然な部分を抜き出して推理しようと必死になったが、まさかインドネシアの話だったとは…
    御手洗の推理シーンが好き。

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    2021年07月08日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    密室をどうやってお話にするか!作者が違うとここまで違うんだなぁとワクワクするお話でした。新潮文庫nexのアンソロって毎回豪華な上に内容が濃いから読み応えがありますね

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    2021年07月03日
  • 改訂完全版 暗闇坂の人喰いの木

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      「占星術」「斜め屋敷」で御手洗シリーズのファンとなったので、このシリーズは読む前からホクホクとしてしまう。
    今作は横浜とスコットランドが舞台。かなりホラーチック。グロテスクな描写に恐れをなしつつも、分厚い文庫本の頁を繰る手が止まらない。

    個性的で魅力的なキャラクターたちと毎度ながら事件よりも謎めく探偵御手洗潔、そして心のオアシス石岡和巳。
    トリックの奇抜さ、物語の面白さはもちろんだが、彼らひとりひとりの人間が生き生きとして存在していることが、読み手の私には嬉しい。かなり昔の作品だけれども。

    以前の作品で、海外に行っていた、というような記述があったが、これがそれに該当するのだろう。こんな

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    2026年01月22日
  • 御手洗潔のメロディ

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    短編集 「IgE」
    バラバラのジグソーパズルのピースがぴたりとハマっていくのがとても気持ち良い。

    「SIVAD SELIM」
    龍臥亭から横浜に戻った石岡が追想する過去の出来事。

    「ボストン幽霊絵画事件」
    1966年、ハーヴァード大学に通う御手洗潔、18歳。

    「さらば遠い輝き」
    ストックホルム在住のライターが、十年ぶりに松崎レオナと再会。ストックホルム大学で脳研究チームのリーダーである御手洗潔は、二人の共通の友人であった。

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    2026年01月22日
  • 消える「水晶特急」~吉敷竹史シリーズ4~

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    ネタバレ

    島田氏の隠れた名作だと思う。

    列車が山形県で消失。そしてその消えた列車が東京都内に現れる...

    奇想天外トリックの香りがする魅力的な謎に引っ張られ、グイグイ読み進められる。

    そして、"列車はもともと山形にはいなかった"という盲点を突くかのようなトリック。
    "誘拐犯と立てこもり犯両方の要求を満たすため"という動機。

    もっと知名度が高くて良い。
    吉敷シリーズの中だと、今のところ一番面白かった。

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    2021年06月20日
  • 屋上

    購入済み

    ずっと読みたかった

    ずっと島田先生の作品のファンです。この作品の文庫化、割引対象になるのを待っていました。やっと自分の手に届きました。うれしいです。大事に読んでいこうと思います。

    #ドキドキハラハラ

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    2021年06月18日
  • 改訂完全版 異邦の騎士

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    御手洗シリーズを順に読んでいる。
    これは途中で苦しくなって読みたくなくなった。
    それでも好きな御手洗シリーズだからと読み続けて、見事に騙された!
    これ、本当はシリーズ一作目として執筆されたらしいけれど、一作目じゃなくて本当に良かった…
    御手洗潔シリーズがますます読みたくなった。

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    2026年01月22日
  • 漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件

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    ネタバレ

    面白かった。
    ロンドン留学中の漱石が、下宿の幽霊もどきに困ってホームズに相談にゆき、そこから一緒に殺人事件の捜査に当たる、って設定からして面白くないわけがない。
    密室の中で一夜にして人がミイラになるという殺人事件も、島田荘司ならではの不可能設定だし、漱石視点とワトスン視点で描かれるホームズの様子の違いもユーモラスだし、いやさすがに読ませるなあという感じ。
    漱石視点の「ホームズさん」ほんとにやばくてねえ……。ワトスン視点も、漱石視点と合わせるとオイオイって感じで。どちらの文体もこってりしていて島田節全開。

    トリック自体にはそこまでの目新しさもないんだけれども、設定と描写の妙で面白さが増している

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    2021年06月15日
  • 涙流れるままに(下)~吉敷竹史シリーズ15~

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    ネタバレ

    (上巻の感想からの続き)

    そして吉敷。
    この男はシリーズを重ねるたびに存在感を増しており、しかも言葉遣いも心なしか変わってきているようだ。登場当初は単なる刑事に似つかわしいダンディという設定以外、何の特徴もなかったが通子の登場、上司との軋轢、殺人課での孤立という状況変化を経て、その人と成りがヴィヴィッドに浮き上がってきている。

    今回、刑事が冤罪事件を調査するという仲間の手柄を覆す裏切り行為を行うことをやってはならないことを知りながら行うことで、吉敷の刑事辞職という設定を持ってきたのはよかったが、最後の最後で救われることが自分的によかったのか悪かったのか判断がつかない。
    刑事を辞めれば通子と

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    2021年06月03日
  • 涙流れるままに(上)~吉敷竹史シリーズ15~

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    ネタバレ

    吉敷竹史シリーズの第一部完結編とでも云える本書、その中でもとりわけずっと謎めいた存在で登場していた元妻、加納通子との関係への総決算的作品となっている。

    加納通子の生い立ちから述べられる本書は今までの『北の夕鶴2/3の殺人』、『羽衣伝説の記憶』、『飛鳥のガラスの靴』、そして『龍臥亭事件』全てを一貫して補完する形で、これらの作品の間に隠されたサイドストーリーを余すところなく、描いている。摑み処のない悪女といった感じの加納通子という女性が、今回ではじっくりと描かれる。その描写は、「業」と表現されるある種呪われた血が流れている途轍もない生い立ちを以って語られるが故に匂い立つほどの存在感を醸し出してい

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    2021年06月03日