島田荘司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ホームズにドップリハマっていた中学時代に読んで、いい意味で度肝を抜かれた作品^^
漱石視点で見る新しいホームズ像と、お馴染みワトソン君の伝記スタイルで描かれる旧来のホームズ像の落差が、面白おかしく描かれています。
英国留学中の漱石が、宿で夜な夜な「出ていけ〜」と亡霊に囁かれたことをホームズに相談したのをきっかけに、名探偵の活躍譚に一役買う、というパロディ。
中国で呪いをかけられた男が一晩でミイラになってしまう、という謎にホームズ&ワトソンと漱石が挑むんですが、
漱石くん、どんだけホームズのこと嫌いなの?
てツッコミたくなるような、変人ホームズがこれでもかと登場します。
ホームズの活 -
Posted by ブクログ
ながーーーーーーーーい。
これは読むのが遅い人には
「涙目クラス」な作品でしょう。
1000ページ近いミステリーなんか
初めて読みましたわ。
だけれどもそんなにお堅い
ミステリーではないですし、
歴史背景とかも知ることができるので
総合的には面白い作品です。
しかし、長さがネックなのは
確かです。
しかもその要素のいくつかを押さえないと
楽しめない「読まざるを得ない」作品です。
ある意味著者の策ですね。
感服いたしました。
ちなみに怪物の正体は…
これはある程度勘が冴えていれば
わかるかも…
法則どおりフィクションの生物じゃありません。 -
Posted by ブクログ
まず、この本光文社から出てるの?という意外さ。
それから、旧約聖書の話なのに宇宙の話から始まるのかよ、というこのワクワク感。
木星の可能性だよメタンだよ、と、こちらの困惑などお構いナシに話を展開していく。いえ、わたしは宇宙大好きなので嬉しかったのですが。
それはカフェで主人公ザッカリがガールフレンドに意気揚々と語るお話に過ぎなくて、要するに、木星人と地球人が分かり合えないのと同様、彼らもアスペルガーとして他の人々と馴染めずにここにいるのだ、という前置きなのでした。
ここ――「エデンの園」。一定以上の知能を持つアスペルガー症候群の高校生を集めた学園。
資金だけは出してくれる、親類縁者に見捨て