島田荘司のレビュー一覧

  • 改訂完全版 異邦の騎士

    最高傑作

    御手洗シリーズの最高傑作。
    それは今後出る作品を含めても変わらないと思う。
    前情報なしで初読で読んだ高校生時代の衝撃は忘れない。
    あとがきも。

    #ドキドキハラハラ #感動する #カッコいい

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    2021年05月26日
  • 御手洗潔のダンス

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    面白い!
    特に最後の「近況報告」が…笑。ファンにとってはボーナス的な存在ですね。

    当時の人気をリアルタイムに知らないからアレですが、、一人の女性である自分自身も御手洗くんと石岡くんのコンビのファンで、腐女子ではないけど少なからず萌えるので、こういった感覚は時代を超えても普遍なんだなと…。

    ただ、このシリーズの魅力はキャラクターだけじゃなくて、ストーリーの間に見え隠れする社会性が大きいと思う。
    現代の医療現場への警笛も踏まえた「舞踏病」からは特に沢山のメッセージを感じた。

    ミステリは本来謎解きを楽しむものだと思うし、綾辻さんの十角館の殺人でもエラリィが"知的な娯楽"とい

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    2021年05月19日
  • 星籠の海(下)

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    もうほとんど御手洗が正解にたどり着いているので、捜査と言うよりもほぼ証拠固めのストーリー。
    人によって好き嫌いがあるかもしれないけれど、間違えないと言う安心感があって好き。
    嫌な女性たちへ容赦なく責めて行くのがスカっとした。

    星籠の意味や登場人物たちの関係性など、一気に事件解決への符号となって組み合わさる展開に興奮した。
    やっぱり御手洗シリーズは面白い!

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    2021年05月15日
  • 星籠の海(上)

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    瀬戸内海のある島に死体が流れ着くという相談を受けて調査に乗り出す御手洗と石岡。
    調べてみると思ったよりもスケールが大きい事件だった。

    御手洗たち以外の視点で書かれた章については、今後どう事件に関わってくるのか待ち遠しい。
    読み進めていくと事件に登場してきたり、まだチラッと出てきただけだったりと、まだまだ謎が多い。
    でも最後で出てきた名前にあっ!となった。
    早く続きが読みたい!

    今回は歴史についての蘊蓄が多く、以前読んだ村上海賊の娘を思い出した。
    この事件に歴史も関係しているのかな?
    下巻が楽しみ。

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    2021年05月14日
  • 奇想、天を動かす~吉敷竹史シリーズ11~

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    警視庁捜査一課吉敷竹史ものの傑作。有名なトリックでドラマや漫画でもパクられているが話の作り方がオリジナルだけに素晴らしい。島田荘司は時に社会派ミステリを書きたがりますが、読者にはどうでも良いことで、どの方向に進んでも奇想があれば面白さは保証される。

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    2021年04月29日
  • 眩暈

    傑作

    ほんと一番島田荘司らしい作品だと思う
    まずバーンと何か「よくわからない話」を出して
    それをこれは解ける謎だと、徐々に解き明かしていく。
    御手洗作品のいつもの流れ

    眩暈はそのよくわからない話が断トツで不気味で奇妙で気味が悪い。
    そしてこれを「現実ですよ」。と。「これは現実にあった話なのです」。と。

    精神病患者の妄想(ドグラ・マグラっぽいかも)として持ち込まれたあまりにも異様な文章をこれは現実だ、ではゲームをしましょうと。現実か妄想かと。

    これは凄い作品。何度でも読み返したくなる。
    DNAを知らない石岡ももちろん必見だ。

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    2021年03月27日
  • ミタライ 探偵御手洗潔の事件記録(1)

    無料版購入済み

    たくさんのリスナーと共に詩を解読し、電話音声の解析により場所を特定するシーンにとてもワクワクしました。文学的要素も感じさせつつ、マンガとしておもしろい。何より御手洗が超イケメン。

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    2022年09月30日
  • 涙流れるままに(下)~吉敷竹史シリーズ15~

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    吉敷は死刑囚の妻の訴えを聞いて40年前の殺人事件を調べなおし始めた。洗い直すうちに元妻の通子の忌わしい過去にぶち当たる。通子と吉敷の思いはどうして…不覚にも泣いてしまった。吉敷竹史シリーズの中で最高傑作ではなかろうか!

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    2021年04月21日
  • アトポス

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    ハリウッドに現れる血で爛れた怪物...頭の後ろがえぐり取られる連続猟奇殺人...人間が届くはずもない場所に刺さった死体...どこかですり替えられた"本物の"首...
    物語を引き立てる魅力的な挿話を挟みながら、これらの謎を論理的に解決していく。
    どんな謎が出てきても島田荘司は必ず論理的に説明をつけてくれるから安心できる。
    無理矢理感がないとは言わないが、それをも補う筆力が島田荘司にはある。
    必読の一冊。

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    2021年03月12日
  • 龍臥亭事件(下)

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    島田荘司さんの幻想的で非科学的に思われる謎は本当に素晴らしい。そしてその非科学的な謎を論理的に解くのが凄まじい。
    上下巻合わせて1000ページを超える超大作だが、長さは気にならなかった。
    強いて文句を言うならもうちょっと御手洗も出てほしかったかな...

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    2021年03月11日
  • 龍臥亭事件(下)

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    ネタバレ

    (上巻の感想からの続き)
    そういった中でも大トリックを仕込んでいるのが非常に嬉しいし、また、菱川幸子の殺害方法が運命の皮肉さを伴っているのが単なる推理ゲームに堕してなく、小説として余韻を残してくれるのがプライドを感じて嬉しい。

    連続殺人が続くのも、最後の最後まで御手洗を登場させず、石岡という凡人に解決させることにより、不自然さが無い―よく名探偵がさんざん人が死んでおきながら犯人は貴方だ!と誇らしげに指摘する厚顔無恥さがこの作品には無い。昭和初期の殺人事件に基づいて連続殺人が成されたというのも島田氏がこだわる日本人論、昭和論をほのめかしており、しかも忘れ去られるであろう事件を再認識させてくれた

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    2021年02月17日
  • 龍臥亭事件(上)

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    これは新たなる島田氏の代表作だと云っても過言ではないだろう。『秋好事件』のノンフィクションタッチがこの作品でいかんなく発揮されており、島田氏がただ単純にノンフィクションを書いたのではないことも判った。
    巨匠にして新たなる手法を生み出す、この貪欲さは新本格第1期組の、なかなか新作を出さない輩共に見習って欲しい姿勢である。

    『津山30人殺し』をモチーフに、というかそのものを題材にかの御手洗潔のパートナー、石岡和己を主人公にして陰惨な連続殺人事件を繰り広げるというこの設定からして斬新だ。最初は単なる横溝正史へのオマージュだと思っていたが、いやいや、やはり島田氏、オリジナリティー溢れる作品となってお

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    2021年02月17日
  • 眩暈

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    ネタバレ

    1995年。何回目かの再読。
    いきなりデカイ活字で驚く。連綿と手記が続く。事件は1983年。とっても昭和。再読だし懐かしく読む。この頃の御手洗くんはエキセントリック。
    大風呂敷を敷いてむりやりたたむ。稲村ケ崎。インドネシア。

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    2021年02月01日
  • 毒を売る女

    購入済み

    ずっと探していました。

    毒を売る女の内容を15歳の時に読み
    46歳になっても内容が印象的でまた読みたかったのですが、当時の記憶がなく
    作者、題名もわからないままでした。
    やっとそれらしき題名を見つけたので、
    購入しました。
    まさに、読みたかった本でした!!
    当時の印象通り、最高の内容です。

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    2021年01月08日
  • 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪

    購入済み

    トリックのせいなのかいまいち評価されていない感がありますが、御手洗シリーズの中で一番好きな作品です。後半のスピーディな展開がいい。

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    2020年08月30日
  • 御手洗潔と進々堂珈琲(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    島田荘司さん2冊目。凄いぞこのシリーズ!京都大学にある進々堂、2月に行きたいと思っているが、何とドンピシャ本屋で進々堂の文字を発見し衝動的に購入。予備校生のサトルと京大生の御手洗の回想により話しが進む。全ての話がインパクトがあり、ノスタルジーを醸し出し、本当に素晴らしかった。アメリカンパブの美紗、学習障害の店員、IQが低い重量挙げの選手、朝鮮人姉弟、ウィクルの老人と美人ダンサー、全てが圧倒的に面白かった。御手洗のパーソナリティはとてもいいね。以前読んだ「占星術殺人事件」も御手洗さんだったのね。

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    2020年08月11日
  • ロシア幽霊軍艦事件―名探偵 御手洗潔―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    『アナスタシアは少なくとも2人の男性に愛されていた、そこにロシア皇女としての力と気品を感じるのである。』ロマノフ王朝最後の皇女アナスタシアの数奇な人生を余すところなく描写した。ロシア帝国のボルシェビキは皇帝ニコライ二世の目前で皇女達を凌辱した上で殺害した。この遺恨を胸に生き延びたアナスタシア。彼女が日本軍人と共に箱根の芦ノ湖に巨大な軍艦と共に現れるミステリーの真相は奇跡としか言えない。ボルシェビキに凌辱されてできた子どもの遺恨が時空を超え、憎悪と愛情が噴出する。幽寂とした中に一閃を感じ取れる傑作だった。

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    2020年08月11日
  • Pの密室

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    ネタバレ

    御手洗潔5歳と小学2年の時の事件。幼馴染の橘えり子さんとひょんなことで知り合った石岡君が聞き書きしたというお話二本。御手洗の生い立ち、その人格の基礎となるような出来事などが分かるような内容ながらミステリとしてもきっちり構成された二作。とても面白かった。ただ、石岡君、鈴蘭事件の発表の仕方といい、なんというか関係者に何の了解もなくどんどん書いちゃってるの大丈夫なの……と思ってしまった。御手洗もスウェーデンでびっくりなのでは。まあ、そんな細かいことは気にしないのかな、彼……。
    あと、鈴蘭事件の出だし、里美のボーイフレンド?の刑事との関係にやたらとこだわる石岡君、相当アレでは。君たち、キスとかしたの?

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    2020年07月31日
  • 龍臥亭事件(下)

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    ネタバレ

    面白かった。上巻で二宮佳世が退場したのがこう効いてくるとは。暗闇坂の森さんの例があるから、また物語の導入だけに使われた女性キャラだと思い込んでたら良い意味で裏切られた。

    津山事件についてページ割きすぎとは少し思ったけど、樽元の死際の言葉に石岡くんが忠実だったと思えば納得できる。

    むかでの間での二回の殺人と小野寺殺しのトリックは、斜め屋敷的な感じもあり島荘ならでは。

    ページ数が多いのも、事件の大きいのにも、石岡くんの頑張りにも、全部満足した。おもしろかった。
    私御手洗が好きなんだと思ってたけど、そうでもないのかなぁ。助手が事件に振り回されながらも地道に頑張っていく姿に共感するのかも。探偵の

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    2020年07月30日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

    ネタバレ 購入済み

    面白かった

    あっと驚くトリックでそのまま爽快に終わる、のではなくあれだけの事を成し遂げながら何ひとつ思い道理とならず悲しみの中を孤独に生きてきた犯人への憐憫が尾を引き、すっかりそちらに引き込まれてしまった

    平吉の手記が偽物、までは予想してたんだけどトリックは全然わからなかった。面白かったです。

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    2020年07月28日