島田荘司のレビュー一覧

  • 改訂完全版 異邦の騎士

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    御手洗潔シリーズ長編3作目。何を書いても少なからずネタバレになるので、何も聞かず、調べず、発刊順に読んで欲しいのが本音です。
    本作の御手洗潔シリーズにおける役割、ミステリ作品としての完成度、どちらからしても読んで損はありません。読みやすく美しい文章は相変わらずで、特に複雑なトリックや登場人物が無い本作はするすると読み進めてしまい、引っ掛かるときは「何だ今の美しい表現は!?」というときくらいです。

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    2026年08月02日
  • 伊根の龍神

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    ネタバレ

    再開のシーンだけで★5です。
    私も久し振りに会えた気持ちになって(ずっとシリーズ読んでたのに!)、胸がいっぱいでした。
    なのに3時間で帰っちゃうなんて、淋しすぎる…。
    でも、やっぱり御手洗さんは石岡君のことを思っているんだなーとわかって嬉しかった。
    すぐに戻るという言葉を信じて、待ちます。

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    2026年07月28日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    探偵と助手?(友達)が最初は40年以上未解決だったアゾート殺人の解決を依頼されて事件の詳細を聞く。
    ずっと未解決だったんだしそれだけ聞いてもわかんないよーってなってたら、新しく手記が出てきて解決できるかなってなるんだけどできない。
    この時探偵がずーっと解ける感出すからはやく答え教えてって思うけど解けなくてちょっと焦ったいw
    その後現地調査にいって解決ってなるんだけど、
    作者の挑戦文が差し込まれていて、実は最初から答え出てますと言われる。
    めっちゃむかつく、ほんまか?
    自分はミステリーを自分で考えず探偵の答え聞いてなるほどねーって思うタイプだから余計やめてよって思った。
    けど答え聞いたらめっちゃ

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    2026年07月18日
  • 水晶のピラミッド

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    ネタバレ

    おもしろすぎた。小さな頃から古代エジプト(正確には3大ピラミッドとミイラ)が好きすぎて、今でも考古学者を夢見ている私の心を見事につかんで離さなかった。そして、小学生の頃にはやみねかおる先生の本でミステリにのめり込んだ人間からしてみると、余りにも聖地巡礼だった(恐らくピラミッドキャップ編はこの本が元ネタとしてあるよね?)。前半の石岡君の創作(?)の部分からとてもおもしろかった。まさかタイタニックも使うとは...石岡君結構節操がないな、と思って調べて見たら映画の方が6年も後だった。ごめん石岡君。レオナ強すぎる。御手洗は格好良すぎる。エジプトに益々行きたくなってしまった。ポンプ説はなんとなく予想付い

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    2026年07月18日
  • 改訂完全版 奇想、天を動かす

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    ネタバレ

    島田荘司さんの小説で2冊目に読んだ小説の再再読です。初読の時は衝撃でした。
    社会派吉敷の誕生とも言える本だと思います。社会、日本、日本が関わった世界に関する暗い部分が関わる一冊。トリックから出来事全てが本当に奇想天外で、でも人生に於いて起きない奇跡でもないこともわかります。
    いろいろな意味で衝撃的な作品で、そして忘れられない素晴らしい一作です。何度でも読み直してしまいます。

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    2026年07月09日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    完全な犯罪、完全な人形に残った思いとは

    占星術殺人事件は自分が高校生くらいの時に一度読んだことがある作品で、そのときにそのトリックに度肝を抜かれた作品でもあった。作品の時代設定、遺体の見つかる場所やその順番の意味づけ、どうやって殺人を行ったのか、全てに繋がりや意味があり、震撼させられたのを覚えている。

    再読するにあたりトリックは知っているものの、ここまでに多くのミステリー作品を読んできたこともあり、殺害状況や家系図などから薄々と焦点が絞りやすくなっている作品でもあるんだなということがわかり、何度読んでも新しい発見があると思った。

    こういったバディー探偵ものとしては珍しいのかワトソン役がホ

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    2026年07月07日
  • 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪

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    御手洗シリーズ2作目の今作は、1作目の占星術殺人事件とは結構作風が変わります。1作目の、登場人物による特異な内容の手記から始まり、占星術の専門的な説明により難解に感じた方でも、今作を読めば、こんなにも読みやすい文章を書く作家さんだったんだと驚くと思います。
    今作は探偵と助手の登場が遅めなのですが、その分登場してからは御手洗潔の人としての魅力と探偵としての能力の高さを爽快に味わえます。更にその爽快さに合わせたかのように、今作のミステリは作者がちょくちょくかましてくる、とんでもトリックです。登場人物も多くなく、舞台である屋敷の見取り図を見ながら、肩肘張らずに王道のミステリ的な楽しみもできます。

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    2026年07月01日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    挑戦には敗北
    そのトリック私が思いつきたかったとつい思ってしまうほど面白くて鳥肌がたった
    頭が5箇所くらいねじれていないとこんなものは書けない

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    2026年07月01日
  • 水晶のピラミッド

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    ハラハラドキドキ感満載でした。
    エジプトを舞台にした推理小説おもしろかったです。最後の最後で、どんでん返しありで驚愕されました。

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    2026年06月29日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    冒頭、読者への挑戦状を突きつけられ、気合いを入れて読み始めたものの、開幕早々に難解で大量の情報による暴力に圧倒され、しんどさを感じる。中盤以降も情報は多いが、御手洗と石岡の掛け合いのコミカルさに案外スラスラと読み進められた。
    読者への挑戦を謳うだけあって、本作はフェアさに極めて忠実である。作者の提示するボーダーまでに謎を解くための十分な手掛かりが与えられていた。自分なりに拾えた手掛かりと見逃した手掛かりが多く、何か形になりそうでならない。が、探偵役の御手洗が言うようにピンを一本引き抜かれた瞬間にパタパタカラカラと、スッキリした形に収まっていく。この瞬間の気持ち良さには満足。
    フェアに忠実である

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    2026年06月27日
  • 改訂完全版 出雲伝説7/8の殺人

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    ネタバレ

    島田荘司、吉敷シリーズ二作目。
    吉敷シリーズ読み直し中。
    吉敷シリーズは電車トリックが多いイメージだけど、どうしても電車に興味が持てず笑 その部分は流し読みしてしまいますが、島田さんの推理小説で私が面白いと思うのは犯人の描写があることです。客観的にだけでもかなりの描写がある。人を細かく書いている。それがとても好きです。この本では最後の最後で救いがありました。

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    2026年06月25日
  • 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪

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    快作。
    『占星術殺人事件』と違って導入が滑らかだし、相変わらず大胆なトリックで面白かった。解決編を読みながら作中でサラッと提示された情報が、実は結構な手掛かりだったのに気付く瞬間が気持ちいい。
    探偵登場まで警察たちが色々考えるのが読者の思考をなぞっているようで、情報整理も彼らが大体代わりにやってくれるところが優しい。幸三郎が知的で嫌な金持ちじゃないのも個人的には物語に集中しやすい良いポイントなんじゃないかと思う。
    あと、図解が親切(というか必須)で何度も行ったり来たりしたので付箋を用意するとよい。

    読んでよかったです。

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    2026年06月17日
  • 改訂完全版 奇想、天を動かす

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     消費税が導入されて間もない1989年、浅草で乾物屋の女店主が殺された。犯人として逮捕された老人の素性はまったく分からず、彼の身元を追って調べていくと、殺人の罪で収監されていたことが分かる。消費税の導入を知らなかった元受刑者が消費税に腹を立てて殺したのか。いやこの事件にはもっと根深いものがあるはずだ、と確信した吉敷は女店主と老人の過去を追っていく。

     ということで消費税導入の年に書かれた本書は、当時おそろしくタイムリーな作品だったんだろうな、と思います。そんな(当時)タイムリーな題材を扱いながらも決して目新しさだけが強調される物語になっておらず、あくまで彩りのひとつとして大きな世界が広がって

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    2026年06月14日
  • 改訂完全版 出雲伝説7/8の殺人

    購入済み

    久しぶりの島田荘司作品

    一時期ハマって、よく読んでいた吉敷竹史シリーズ。初めて読んだのは、そのとき通っていた大学の教授の本の整理で、気になるのは持って行っていいよとその教授のクラスを取っていた学生たちに譲ってくれた時。占星術殺人事件とか、夜は千の鈴を鳴らすとか、そういう本をもらったと思う。最近の島田作品より、読みやすいと思う。列車を使ったトリックは得意じゃないけど、これは楽しめました。途中、時刻表のあたりや時間の説明のところはさら~っと読み流してしまったけど。冒頭はかなり入り組んだ印象を受けたけど、事件の構造はいたってシンプル。脇役だと思っていた人物が最後にいい立ち回りをしたとことか、読後感がその人物のおかげで救われ

    #共感する #切ない #深い

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    2026年06月14日
  • ロシア幽霊軍艦事件―名探偵 御手洗潔―(新潮文庫nex)

    ネタバレ 購入済み

    題名が気になって読んだのですが

    題名に惹かれて読んでみたのですが、想像していたより何倍も面白い作品でした。
    まさか、軍艦からラブストーリーに発展するとは意外も意外!
    以前、何も知らず、富士屋ホテルに行ったことがあり、(その時は宿泊ではなく、お茶をしようかとおもったのですが、あまりに混んでいて、ケーキを買って帰りました)変わった作りのホテルだなーって思いました、是非一度宿泊したいと思います。
    色んなフィクション要素が詰まった作品ですが、本当の事のように思ってしまうのは、作家さんの力ですよね、とても面白かったです、他の作品も読みたいとおもいまし。

    #胸キュン #切ない #感動する

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    2026年06月12日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    とある問題によりネタバレを喰らいやすい作品名。心当たりが無いなら読んでしまいましょう。出だしが読みにくいですが、ある程度読み飛ばしても問題ないです。推理小説史上でもかなりの名作なので、ミステリファンでもそうでなくても一読の価値があります。
    作者のデビュー作でありながら最高傑作とも言われていますが、単純な一発屋という事ではありません。ここから始まる、魅力的すぎる探偵と助手の物語。これから読み始められる人が羨ましくてたまりません。

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    2026年06月07日
  • 改訂完全版 北の夕鶴2/3の殺人

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    ネタバレ

    通子から久しぶりに電話。

    汽車で帰るつもり。
    ゆうづる?7号か9号かと思って駆けつけるが、乗らなかった。

    別れて5年。

    9号が出て行く。車両の中に通子を見る。

    青森で、ゆうづる9号から死者。
    鶴の彫金のスプーンをバッグに所持。
    遺書と見えるメモ。

    吉敷竹史、現場に行く。
    通子の字だった。
    スプーンは通子の作品だと思った。
    しかし、死体は通子ではなかった。

    水戸を出てから仙台まで4時間。その間に殺した。
    仙台で降りた客はいない。

    盛岡のよく通子と行った喫茶店に行く。
    通子から手紙を預かっていた。
    自分にもうかかわらないでくれ。自分は病気なんだと。


    →吉敷竹史は未練たらたら過ぎだ

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    2026年05月31日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    序章だけ読むの辛すぎたけど、まーじおもろかった
    ヒントは出まくってるし、動機的に犯人こいつだろとは思ってたけどトリック当てるのは無理だこれ
    最後の手紙は泣けた
    神作です

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    2026年05月26日
  • 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪

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    安定の御手洗潔シリーズ第2弾
    殺人が起きるが雪で館内から身動きが取れないというザ・クローズドサークル
    斜め屋敷ゆうてもそんなんありかよ!って感じのトリック。
    すごく読みやすいってわけではないけどおすすめです。

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    2026年05月24日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    御手洗潔シリーズの第1弾
    傑作ミステリを挙げていけば必ず名前が出てくるほど有名な本。
    まぁ凄い。ミステリ読むなら絶対に読んでなきゃ!な1冊。

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    2026年05月24日