島田荘司のレビュー一覧

  • 改訂完全版 異邦の騎士

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    どうしよう、御手洗シリーズここまで全て星5になってしまう。やはりこういったロマンがないと。殺人という人情のないような行為には、人情が必要なのです。全体的に、詩的な表現が素晴らしい。私も深海魚でありたい。絵にしたくなる文章は良い文章。御手洗が格好良いんだな。美しい人間たちが、美しい文章で描かれていく、読んでいて気分が良い。

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    2026年02月10日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    やられた!! 二回も読者への挑戦状があったのに、全く気付かなかった。正確には、関係ない箇所を執拗に怪しんでいた。化学物質が口腔、喉にあったという描写から、6人姉妹のうちの1人が他5人を殺して最後に自分が自殺したものとばかり思いこんでいた。じゃあその後誰が処理したんだという問題はさておき、気になってしまったのが最後で、結局種明かしまで引きづった。また、実は一枝は生きていて、全ての犯罪を行ったのでは?とも思った。

    他の誰もこんなトリックを浮かばないだろうというミステリー作品に出会ったとき、私も例に漏れず感服してしまう。序盤の占星術の説明、進まない推理、この方向で捜査を進めていいのかという不安…

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    2026年02月10日
  • 漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件

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    英国留学中の夏目漱石がシャーロック・ホームズと出会っていた…という夢のような物語。
    実際に、漱石が毎週通っていたクレイグ先生の住居と、シャーロック・ホームズの住居・ベーカー街221Bが近かったというから、妄想好きとしてはたまらない。

    物語は漱石視点とワトソン視点が交互に語られる。
    同じ出来事を描いているはずなのに、2人の作家のホームズの描き方が全然違うのが面白い!
    生真面目な漱石の目に映るホームズと、常識人であり友人でもあるワトソンの目に映るホームズ。その描かれ方がどう違うのかは、読んでからのお楽しみ。

    日英の文豪がタッグを組むだけでも贅沢なのに、島田荘司さんのトリックまで楽しめる。
    もち

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    2026年01月19日
  • 奇想、天を動かす~吉敷竹史シリーズ11~

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    題名がかっこいい
    まるで奇っ怪な事件▶︎理屈で全てを繋げる、という島田御大得意のパターンだが最高に楽しめる

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    2026年01月18日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    アゾート殺人はあと一歩のところまで推理できたけどなかなか完璧とはいかず。複雑な要素が絡むトリックが大変面白い。

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    2026年01月16日
  • 改訂完全版 異邦の騎士

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    信じられないしんどすぎる。4年前まだ高校三年生だった私はもう辛すぎて受け止められなかった。愛する人が自分を罠にかけるためにハニートラップをしていて、出会いから何まで嘘だったとわかった時、石岡くんが気を狂わせなかったのは御手洗のおかげなんだよな……良子をさしてしまったときの石岡くんの悲痛さったらないよ。
    兄は憎たらしいやつだと思うけど、「うっとうしいやっかい事に、頭のてっぺんから爪先までまとわりつかれた運のない男なんだよ。いってみれば、ノミに体中たかられた大みたいなもんだ。いつでも後足で休を描いてなきゃならない。だけどな、ノミが一匹もいなくなったら、俺は犬だってことを忘れるだろうよ」って言うセリ

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    2026年01月12日
  • 伊根の龍神

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    もう最高ー!!やっと再会したよほんとに嬉しい!
    御手洗潔が石岡を守るために伊根には行くなと止めるシーンとか心配すぎて日本まで会いに来るシーンとかほんとに嬉しい。
    石岡はやっぱり誰かに振り回されてるのがいいね、女子大生に振り回されてるのほんとにいい。

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    2026年01月12日
  • 御手洗潔の挨拶

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    まず、Return To Forever に出会わせてくれて、感謝。御手洗の、第七銀河の彼方にを聴きたい。ちゃんと話も面白いです。紫電改がなかなか面白い。疾走する死者、無い頭を必死で絞ったが、余りにも突飛で私の推理は粉々にされてしまった。

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    2026年01月11日
  • 写楽 閉じた国の幻(下)

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    写楽の正体を解き明かす歴史ミステリー
    島田荘司さんは御手洗潔も面白いけれど、本作のように知的好奇心を満たしてくれる作品もいいですね
    写楽と蔦屋重三郎の心温まる物語です

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    2026年01月10日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    おもしろかったーーーーーー!!
    読みやすいしぞくぞくわくわくする!!

    読者への挑戦があるミステリ、久しぶりだった。図とかを見直したりしながら考える体験、楽しい、ほんとに。

    上記のためにはその時点で必要な情報が読者にすべて与えられている必要があるから、探偵が多少推測で補ったり読者には開示されなかった事実を使ったりするミステリに比べてより難しい部分があると思う
    出会えて嬉しい!!

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    2026年01月03日
  • それはそれはよく燃えた

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    タイトル『それはそれはよく燃えた』の1文から始まるショートショート集。

    ネットの炎上、恋心、火事など、こんなものまで「燃える」のかと思える作家25人の25作を1冊の本で読めるのはとても贅沢。

    でも後味は25作25様で、ほっこり甘いものもあれば苦々しいもの、ざらっと心地悪いものなど本当にさまざま。

    クイズノックのファンなので河村拓哉さん目当てでこのシリーズを読み始めたが、矢樹純さん、三津田信三さんなど、このシリーズは毎回新しい作家さんと出会えて、読書の幅が広がって嬉しい

    私は総じてホラーが好きなので、今回の『それはそれはよく燃えた』はぞくっとする話が多くて、とても好み。不穏で悲しくて残酷

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    2026年01月02日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    昔読んだきり完全に忘れていたので再読。
    某漫画を愛読していたのでトリックは序盤で気づいてしまったんだけど、この発想は本当にすごい!御手洗に振り回されてる石岡くんに同情しつつもいいコンビだな~。
    最初の手記が小難しくて読むのが大変だったけどそれを越えると一気読み!読みごたえのある一冊でした。

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    2025年12月30日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    これが44年も前に刊行された話だとは、、
    今読んでも全く古くさくなく、新鮮で大胆なトリックにはとても驚かされた。

    今とは時代が違うので仕方ない面もあるが、以下の点は読みづらかった。
    ・プロローグは物語の根幹となる、梅沢平吉の手記から始まるが、この手記がかなり癖があり、読みづらかった。
    ・登場人物の掛け合いはテンポ感はあるが、途中誰が喋っているのかわからなくなる。
    ・あえてのミスリードなのかもしれないが、物語に関係のない余計な話や描写が多かった。(頁数もかなり多い)

    ただ、読んでいくと後半はどんどん頁をめくる手が止まらなくなり、加速度的に読み進めることができた。
    他の推理マンガ等で本作のトリ

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    2025年12月28日
  • Pの密室

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    鈴蘭事件
    園児の御手洗潔

    Pの密室
    小二の御手洗潔


    御手洗の生い立ちが明かされる
    親に見捨てられ、女子大敷地内の理事長宅で育つ

    幼い御手洗が、事件の真相を語ることに葛藤している

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    2025年12月26日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    さてどう感想を書いたものか。これぞ新本格の元祖と言うにはあまりにチープな気がするが、本当に素晴らしいミステリだったとしか、私には形容する言葉がない。犯人は途中、にわかにわかった気がしたが、トリックはわからなかった。最後の最後まで、単独犯である確証が持てなかった。こんなに面白いミステリを読んだのは初めてかもしれない。御手洗潔シリーズを読破したいと本気で思っている。

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    2025年12月16日
  • 御手洗潔のメロディ

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    ここまで何冊か長編の御手洗潔作品を読んできて、これを読んでやっと!やっと御手洗潔ってキャラクターをちゃんと好きになれました笑
    最初にこれ読んでおけばよかったなと思うほど!!
    どれも読み口がかなり違うので、読み手がどんな話が好きかで好みは分かれそうだけどダントツで「SIVAD SELIM」が好きでした。
    あと島田荘司先生自らのあとがきも面白かった…
    ここから先は今まで以上に御手洗潔作品を読むのが楽しくなりそう。次は何を読もうかなあ。

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    2025年12月15日
  • 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪

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    建物の構造が複雑を極めていて没入までに時間がかかったけれど、台詞による説明パートのおかげで迷子にならずに済んだ。登場人物の古風な口調、刑事たちの軽口や探偵役の戯けた個性が良くも悪くも事件の深刻さを薄めていて、肩の力を抜いて本格ミステリを楽しめる。『占星術殺人事件』に続いて、またも予想の斜め上を行く記憶に残りそうなトリックだった。

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    2025年12月09日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    40年前の迷宮入り怪奇事件を追っていくストーリー。冒頭の手記が放つ凄まじい瘴気に面食らいつつも、御手洗潔の登場後はテンポよく読み進められた。明かされてみれば単純なトリック。それなのに誰も辿り着けない。ミステリ好きなら一生に一度は味わうべき傑作だと思う。

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    2025年12月09日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    初めて読者への挑戦状が書かれている小説を読んだ。こんなに何度もページを行き来しながら、真剣に本の世界に向き合ったのは初めてだった。良き読書体験になり、さらにミステリー沼にどっぷりと浸かると音がした。

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    2025年12月04日
  • 改訂完全版 異邦の騎士

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    著者の作品は「占星術〜」、「斜め屋敷の〜」に続いて3作目となった。毎回感想の最初に「長い!」と書いているが最早この長ささえも御手洗のぶっ飛び具合と同様クセになってしまった笑

    今作はこれまで読んだ2作とは異なり犯人やトリックを解いていくというよりは物語としての側面が強く、様々なシーンで気持ちが暖まったり冷えたり苦しくなったりと、今回の主役である「記憶を失った男」の様にとにかく感情を揺さぶられる作品だった。

    この作品は御手洗潔シリーズの3番目の作品ではないが少なくとも自分が読んだ前2作を読んだ後の方が楽しめる作品だと思う。

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    2025年11月21日