島田荘司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
下巻では、通子は現在自分が置かれている状況を打開すべく、過去と見つめあい、行動を起こします。様々な悪しき過去を振り切って、行動する通子に強さを見出せるようになります。
そして吉敷も、冤罪事件を解明しようと行動します。上司にたてつく姿はわたしが今まで読んできた吉敷シリーズの吉敷と何ら変わりがありません。
一旦途切れかけた通子と吉敷の運命の糸が、また交差し、結びついていく様もとてもよく描けていると思います。
御手洗シリーズとはまた違った、社会派ミステリとしての本作は、冤罪事件について様々な知識を与えてくれ、現在の日本の裁判システムに疑問を投げかける秀作だと思いました。
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Posted by ブクログ
面白かった!
これがわたしが生まれたころの小説なんて!!すごい!!!
そして、建築士一級受験を控えた身として、
これは建築可能だろうか、、、
と、思ってしまう。
斜めってだけですでに無理か。
まず、ひとりも酔わないのすごい。
本当。たった数ミリでもめまいで酷くなる人もいるのに、明らかに斜めな家に居続けられる、誰も具合悪くならないってのがもう一番のミステリーだわな。
笑
あとがきに。
綾辻行人が書いており、この本から館シリーズを考えた!っていうのを読んで、
へー!!!
この奇怪な家のミステリーからか!!
ラストのネタバラしを見て、
まぁ殺せるかぁ。
アイスクライマーがそうだしなぁ。 -
Posted by ブクログ
占星術で御手洗の語り口が気に入って本作も手に取りました。
傾いた屋敷が舞台の密室殺人に御手洗くんが挑みます。
探偵小説なんですが、御手洗くんがものすごく有能で喋り出すと事件が解決してしまうため、回答編でしか登場しないのが残念。もっとくどくど喋る御手洗節を聞きたかったな。
前半から中盤は右往左往する警察達のやりとりをみることになります。
これってほぼ警察小説なのでは。
読者への挑戦状あります。
ぜひ挑戦してみてください。
構造が複雑かつ、傾いている屋形が舞台のため、構造理解するのがめちゃ大変です。
オチに関しては正直いろいろ思うところがあります。
このくだり必要だったかな…とか。
私は