涙流れるままに(上)~吉敷竹史シリーズ15~

涙流れるままに(上)~吉敷竹史シリーズ15~

小説・文芸
968円 (税込)

4pt

4.5

吉敷竹史の元妻・加納通子は、「首なし男」に追われる幻影に悩まされていた。その原因は、数奇な運命に翻弄されてきた自らの半生にあるのではないかと思い至る。過って級友を死なせた事件。婚礼の日に自殺した麻衣子と、直後の母の変死。そして柿の木の根本に埋めたあるものの忌まわしい記憶!? 通子は少女時代に体験した数々の悲劇の真相を探る決心をしたが……。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    光文社
  • タイトル
    :
    涙流れるままに~吉敷竹史シリーズ15~
  • タイトルID
    :
    1324814
  • 電子版発売日
    :
    2023年03月31日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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涙流れるままに~吉敷竹史シリーズ15~ の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 涙流れるままに(上)~吉敷竹史シリーズ15~
    968円 (税込)
    吉敷竹史の元妻・加納通子は、「首なし男」に追われる幻影に悩まされていた。その原因は、数奇な運命に翻弄されてきた自らの半生にあるのではないかと思い至る。過って級友を死なせた事件。婚礼の日に自殺した麻衣子と、直後の母の変死。そして柿の木の根本に埋めたあるものの忌まわしい記憶!? 通子は少女時代に体験した数々の悲劇の真相を探る決心をしたが……。
  • 涙流れるままに(下)~吉敷竹史シリーズ15~
    1,012円 (税込)
    警視庁捜査一課刑事・吉敷竹史は、夫の冤罪を主張する老婦人に出会う。その恩田事件とは、昭和33年に盛岡で起きた一家惨殺事件だった。吉敷は単身、再捜査を開始! ところが、盛岡・釧路で対面した関係者はなぜか、別れた妻・通子と因縁の深い人ばかりだった……。日本の冤罪事件に、職を賭した一人の刑事と、元妻の凄絶な過去! 奇才が放つ感動巨編!

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涙流れるままに(上)~吉敷竹史シリーズ15~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    上巻は通子の過去と吉敷と老婦人との出会いという過去と現在が並行して綴られていきます。通子の過去はとても暗澹たるもので、読んでいてとても胸が痛くなるのですが、目を離さずにはいられないのです。

    麻衣子と徳子が立て続いて死んだ後に通子が気付いた事実には、背筋が凍る思いでした。「優しいお姉さん」だった麻衣子が持っていた別の顔。その顔を、通子は見てしまったのです。

    そして変わっていく父。運命に翻弄される通子がかわいそうになります。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    吉敷竹史シリーズの第一部完結編とでも云える本書、その中でもとりわけずっと謎めいた存在で登場していた元妻、加納通子との関係への総決算的作品となっている。

    加納通子の生い立ちから述べられる本書は今までの『北の夕鶴2/3の殺人』、『羽衣伝説の記憶』、『飛鳥のガラスの靴』、そして『龍臥亭事件』全てを一貫して補完する形で、これらの作品の間に隠されたサイドストーリーを余すところなく、描いている。摑み処のない悪女といった感じの加納通子という女性が、今回ではじっくりと描かれる。その描写は、「業」と表現されるある種呪われた血が流れている途轍もない生い立ちを以って語られるが故に匂い立つほどの存在感を醸し出している。
    この通子の物語は島田作品らしからぬあまりに世俗的な表現を多用しており、駅の売店やコンビニなどで売られている三流官能小説のテイストを備えており、正直辟易はした。

    一方、吉敷側のストーリーは反りの合わない上司がある女性と食堂で話していることを偶然見かけたことをきっかけに、40年前の冤罪事件を自分の性に従い、解明しようとする物語である。
    これは当時島田氏が手がけていた『秋好事件』の経験を活かしたもので、吉敷が冤罪事件の捜査で出くわす関係者の反応、やり取りは多分に自らが行った秋好事件の再調査での体験がそのまま反映されているのだろう。現実の世界での秋好事件が再審にならなかった無念をこの小説内で語られる恩田事件で晴らしているかのように感じた。

    加納通子がこの恩田事件に冤罪であることを証明する決定的な証人であるという設定は結構盛り込みすぎだという印象が拭えなかった。
    というのも今まで島田氏が語った吉敷シリーズ3作と御手洗シリーズ1作に関わっている通子がさらに40年前の冤罪事件にも関わっているというのがいかにも作り物めいていて一人の人物に設定を詰め込みすぎだろうという印象が強くなってしまった。
    恐らく作者もその辺を理解していたのだろう、通子の生い立ちに費やした筆はかなりのもので今まで日本各所に点在していた通子についてそれらを結ぶ線を無理なく仕上げようと腐心しているのが解った。
    最後に通子が鶏肉が苦手である理由がこの恩田事件によることだというエピソードはかなり秀逸で、これを持ってきたがために、通子が語られた当初から作者はこのストーリーを想定していたのではないかと思わされた。

    (下巻の感想に続く)

    0
    2021年06月03日

涙流れるままに(上)~吉敷竹史シリーズ15~ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    光文社
  • タイトル
    :
    涙流れるままに~吉敷竹史シリーズ15~
  • タイトルID
    :
    1324814
  • 電子版発売日
    :
    2023年03月31日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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