龍臥亭事件(下)
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龍臥亭事件(下)

770円 (税込)

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石岡が遭遇した、岡山県の村での大量連続殺人事件の犠牲者はさらに増え、村は地獄絵の模様に……。村人の言う“村の業”とか“因縁”とは何か? 言い知れぬ恐怖が支配する深夜、伝説の男の亡霊が現われた……!? 彼による三十人殺しとは? 現代に甦る昭和史の残忍な悪意とは? 御手洗潔の友人・石岡和己が解き明かす五十数年に及ぶ壮大な謎とトリック! 傑作巨編!

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龍臥亭事件 のシリーズ作品

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  • 龍臥亭事件(上)
    770円 (税込)
    御手洗潔が日本を去って一年半。彼の友人で推理作家の石岡は、突然訪ねてきた二宮という女性の頼みで、岡山県まで悪霊祓いに出かけた。二人は霊の導くままに、寂しい駅に降り立ち、山中に分け入り、龍臥亭という奇怪な旅館に辿り着く。そこで石岡は、世にもおぞましい、大量連続殺人事件に遭遇した。推理界の奇才が、渾身の筆致で描く本格ミステリー超大作!
  • 龍臥亭事件(下)
    770円 (税込)
    石岡が遭遇した、岡山県の村での大量連続殺人事件の犠牲者はさらに増え、村は地獄絵の模様に……。村人の言う“村の業”とか“因縁”とは何か? 言い知れぬ恐怖が支配する深夜、伝説の男の亡霊が現われた……!? 彼による三十人殺しとは? 現代に甦る昭和史の残忍な悪意とは? 御手洗潔の友人・石岡和己が解き明かす五十数年に及ぶ壮大な謎とトリック! 傑作巨編!

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龍臥亭事件(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    実際起こった事件だけに。

    2021年10月12日

    最後に犯人が判明するまで、ドキドキさせられました。
    複雑なトリックにも感心しましたし、偶然にも重なった殺人事件により物語に深みが増し、充足感が得られたように思います。
    本小説の関連本も読んでみたいです。

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月11日

    島田荘司さんの幻想的で非科学的に思われる謎は本当に素晴らしい。そしてその非科学的な謎を論理的に解くのが凄まじい。
    上下巻合わせて1000ページを超える超大作だが、長さは気にならなかった。
    強いて文句を言うならもうちょっと御手洗も出てほしかったかな...

    0

    Posted by ブクログ 2015年01月18日

    津山三十人殺しをベースにした一連の殺人事件が結末を迎えます。
    下巻は大部分が都井睦雄に関する記述でした。ここは創作ではなく、筑波昭氏の「津山三十人殺し」を参考に、ほぼ事実であることがあとがきに記されています。
    津山三十人殺しは有名なので知ってはいたものの、内容はうろ覚え。
    このようなことが起こってい...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月05日

    大傑作。昭和初期の犯罪史に興味がある人に最適。津山事件のくだりはどこかで読んだ覚えがあったが、『津山三十人殺し』のほぼ完全な引用だった。すごく書きたかったことが明確で、トリックとか謎解きは、ただのエッセンスに感じる。
    あと、この話の続編が、またさらに感動的でたまらない。途中で気付く人は気付くのだろう...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年01月29日

    龍臥亭事件という作品が自分のなかで大好きで、思い入れの深い作品なのは、石岡さんが、事件を解決したいと深く願い、他には誰も頼れないとなんとか自分の頭で必死に、本当に必死に考え、推理し、ボロボロになりながらも、事件の謎を解いていく姿が描かれているから。

    御手洗潔という超人の活躍をその傍で振り回されなが...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年11月19日

    長かったです。
    それにつきますね。
    この作品は無理に真相を暴こうとしても
    無駄骨になる作品なので
    おとなしく読んだ方がいいですよ。

    しかし、とある多人数殺人事件は
    悪しき習慣の蓄積だったんですね。
    確かにあの人は鬼畜だったけれども
    よく読むと無関係な人には
    鉄槌を落とさなかったのです。

    そう、落...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年11月11日

    石岡くんのリハビリ?だけど、最後まで読んでるとなんだか切なくなってしまった。石岡くんなりに一生懸命な解決しようとするその姿に思わず、頑張れと応援しながら読んでいました。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    援助交際が大々的に取り上げられていた矢先に犬坊里美と石岡くんの恋愛要素を描く辺り、何気に時代に迎合している要素も描いている島田荘司の抜け目のなさと、御手洗からの手紙が冴える一作。
    歴史モノに逃げると作家は才能の虎穴を囁かれるけれど、私としては、その虎穴の象徴が犬坊里美って気がしないでもない。
    ラスト...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    下巻。陰惨な場面も多いけれど、やっぱり島田荘司の文章は美しくて 冴え冴えとした綺麗さ。すごい本だと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2022年12月08日

    長い大作。御手洗が居ないけど人気のある評価の高い作品らしい。読んで納得。
    石岡くんらしい形はとても好ましい。
    出てる事件はどれも実在したものでびっくりだった。島田荘司の作品は結構実在した事件を下敷きにしたものが多いけど虚構と現実の境が曖昧で、実話をなんと上手く小説として組み込むのだろうと感嘆する。
    ...続きを読む

    0

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