島田荘司のレビュー一覧

  • 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪

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    ネタバレ

    御手洗シリーズ第2冊目

    御手洗がなかなか出てこない。
    登場が待ち遠しかった。
    登場したと想ったら、結構すぐ謎解きになり鮮やかに解決。

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    2024年06月25日
  • 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪

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    前作占星術程の驚きはなかったけど、動機とか、最後の花壇の形とか、知ってから鳥肌‼️っていう箇所はいくつかあった。御手洗潔シリーズ、制覇したい。

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    2024年06月10日
  • ロシア幽霊軍艦事件―名探偵 御手洗潔―(新潮文庫nex)

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    史実を元に、作者の想像によって書かれた物語。
    芦ノ湖に突如現れたロシアの軍艦の謎と、ニコライ2世の四女アナスタシアの波瀾万丈な人生を紐解いていくのが面白かった。

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    2024年06月07日
  • UFO大通り

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    宇宙人だったりの超常現象が出てくるミステリを違和感なく落とし込むのは難しく見える。Aが理由で宇宙人だと勘違いしてました!ってのはなんか興醒めだし
    本作はそこを上手いことやりくりしてて、なかな面白かった
    強いて言えば、最後の突入シーンであの脳筋刑事さんを活躍させて欲しかったかなあ
    ただ馬鹿で前時代的なだけで、憎めないキャラにして欲しかった

    後半はストーリーがあちこちに飛んでいって、書きながらプロットを考えたのかなあと感じた

    血って洗えば完璧に落ちるもの?
    傘でぶん殴ってきた女がハムスターのアナフィラキシーショックで死ぬ話はもう少しなんかやりようなかったのかな、、、
    描写が重々しくて、読んでい

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    2024年05月19日
  • 盲剣楼奇譚

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    島田荘司の長編、久しぶりだった。
    吉敷刑事のパート、伝説の剣客の物語、
    吉敷刑事の解決パートの構成。

    戦後間もない、渾沌とした時代に石川県
    の芸妓を抱える盲剣楼に、押し込み同様
    の暴漢がやって来て、女を手篭めにして
    助けが来ないのに乗じて好き放題。
    そこに、語り継がれた盲剣様があっとい
    うまに軍刀を構えた男どもを斬り捨てて
    しまう。
    これは、現実の話?
    幼少期に、盲剣様の剣捌きを目撃したと
    いう女画伯。
    吉敷が、その画伯と知り合いになり、あ
    る事件の解決を任されてしまう。

    挿話は、江戸時代の剣が不用となった
    世の中に起きた剣客鮎乃進と紅葉村の
    千代との物語である。
    長い文章だったが、鮎乃進

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    2024年05月11日
  • 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪

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    最北端に建つ斜め屋敷での殺人。
    ミステリー好きにはとても興味を惹く舞台。

    登場人物の癖が強い!笑
    そして探偵役がなかなか出て来ない!笑
    2/3読み進めたところでやっと出てくる。

    筆者から読者への挑戦を受けたが
    過去一想像もできないトリックなので、
    是非読んで解いてみてほしい。

    御手洗潔シリーズ1作目の「占星術殺人事件」も
    面白いと聞くのでそちらも読んでみたい。

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    2025年12月02日
  • 改訂完全版 異邦の騎士

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    ネタバレ

    御手洗と石岡の出会いと絆が生まれるエピソード0の物語。御手洗のどんな行動にもついていく石岡の理由が分かり、改めて御手洗と石岡の関係が好きになりました。
    これは、御手洗シリーズを読んだり人絶対読むべき作品です!

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    2024年04月13日
  • 盲剣楼奇譚

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    吉敷武史シリーズということで、社会派ミステリーを期待したものの、だいぶ違っていました。

    途中に挿入される剣豪小説は、それだけで完成している読み応えのある作品になっているが、その前後に盲剣様の出現と誘拐からの盲剣さんの正体を明かす謎解きを入れる必要があったのかというと、疑問が残ります。

    もっとも、さすがのストーリーテリングぶりで、長大な作中挿話も、飽きずに読ませてくれます。

    …あれ、作中挿話なのかなぁ?(笑)

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    2024年04月09日
  • 改訂完全版 暗闇坂の人喰いの木

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    御手洗潔シリーズ。人を呑み込む巨木といい過去の手記といいホラー&オカルト要素が強いがキチンとミステリーとして解決されている。現代における殺人よりも過去編の真相がヤバい。その事で御手洗の優しさが分かるというのが良かった。
    現在横浜市在住であるので、舞台からして興味を引いた。

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    2024年04月06日
  • 御手洗潔のダンス

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    御手洗潔と石岡のコンビは、まさにホームズとワトソンだと思います。
    御手洗の奇人ぶり、石岡の推理力の無さ(笑)など微笑ましい限りです。
    短編は、どれもしっかり本格ミステリで楽しめました。

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    2024年03月29日
  • 網走発遙かなり 改訂完全版

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    ネタバレ

    成城で完結する短編集かと思いきや、里美家のファミリーヒストリーみたいな話だった。というか笠井老人の人生の話?
    乱歩の友人について書かれたエッセイが実在するのは驚いた。

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    2024年03月20日
  • 改訂完全版 暗闇坂の人喰いの木

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    御手洗さんが出てくるのが早くてうれしい。私としては、半分以上読んで、満を持して!というよりは、これくらいで出てきてほしい。

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    2024年03月18日
  • 網走発遙かなり 改訂完全版

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    ネタバレ

    文庫が再販されたことを契機に、再読。前最初に読んだ時から好きなストーリー展開。
    化石の街は、最初に読んだ時池袋西武の書店の記憶がはっきり残っていたので特に印象深く覚えていた。街中が深海になる、という感性も好き。

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    2024年03月10日
  • 御手洗潔のダンス

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    名探偵御手洗潔の活躍を描いた短編集。詳しくは知らないけど初期の作品との事。
    一発目から空を飛ぶという奇想な不可能犯罪で興味を惹かれた。最後のオチも良い。
    2作目のトリックも豪快だが、こちらに関しては女性のサガみたいなのを描きたかったのかなと思わされる。1番読みやすく印象的だった。

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    2024年03月04日
  • 御手洗潔の挨拶

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    御手洗シリーズをよみはじめたが、ストーリーはすごいが、もともと密室が苦手なのと、御手洗さんが出てくるのがあまりに遅いのが好みではなかったので、こちらはジャスト。御手洗さんと石岡のかけあいの面白さも心地よく読める

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    2024年02月24日
  • ゴーグル男の怪(新潮文庫)

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    本物のゴーグル男?の生い立ちが可哀想すぎた。
    光子にも同情すべき点はあるけど恵まれない人生を送ってきた人がみんな悪人になるわけじゃないからねぇ。
    話としては3人のゴーグル男の物語が絶妙に絡み合い面白かった。
    ただ頭の悪い自分にはつぼ算を理解するのに相当な時間がかかってしまった。

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    2024年02月19日
  • 改訂完全版 異邦の騎士

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    御手洗潔シリーズ最初の事件
    (実際は占星術殺人事件の発行の方が早いため実際の時系列とは異なるが)

    読後は余韻を充分に浸れる非常に良い作品
    序中盤辺りまでは正にドラマを見ているような感覚。悪く言えば盛り上がりに欠ける部分があったが、ある展開をきっかけに物語が180度変化していく

    そこからは怒涛の展開でラストは非常に切ない...

    そして後の作品へと繋がっていくんだなぁと

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    2024年01月31日
  • 網走発遙かなり 改訂完全版

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    4編の短編であるが、奇妙な行動を
    する近所の老人、ピエロ、乱歩に魅
    せられた女性の3つの短編が最終章
    に繋がる。
    乱歩のストーリーは、今年24年に
    映画化されるという。
    映画化に当たり、発表された俳優
    をイメージしながら読むと、俳優
    のイメージに合うか想像しながら
    楽しめた。
    一章の、家族が破滅に向かう描写
    は、島田荘司独特の暗さがあって
    良かった。
    映画は、観ておこうと思った。

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    2024年01月24日
  • 漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件

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    ネタバレ

    読み終わったあと、ホームズと漱石と、そして島田荘司の作品を「他のも読んでみようかしらん」となる作品であると思う。

    正直著者の他の作品を読んでいる方であれば、甲冑が出てきた辺りでなんとなくトリックの肝自体は気づけてしまうような気もするが。

    ただ最後の別れのシーンの美しさも然ることながら、未来の小説家に向けた特別エッセイは何故かは分からないがとても心に染みた。














    「経験から言えることですが、世の中のことがすっかりわかるまで、書くのを待たなくてはならない理由なんてなにもありません。いくつになってもわからないことはあるし、若い頃にはよくわかっていて、次第に失われる世界や知

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    2024年01月20日
  • 改訂完全版 異邦の騎士

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    島田荘司が生み出した探偵・御手洗潔最初の事件。失った過去の記憶が蘇り、その記憶に翻弄され、迷える男の前に颯爽と現れた騎士こそ、御手洗潔だった。壮絶な真実に立ち向かう男たちがとにかく強くて格好良く、そして優しい。読む度に泣きます。

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    2024年01月18日