島田荘司のレビュー一覧

  • 改訂完全版 異邦の騎士

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    ミステリ好きにお勧めされた本人の人生を勝手に作られると言う事はこれほど恐ろしいことなのかと思った。少し現実離れしてるような物語だけれども、いろいろな奇跡が積み重なったらこれが現実になるのかもしれないと思わせてもらえるとは言え、情緒的な表現が多かったので、読むのに時間がかかった。続編もあるというかシリーズ化されているものらしいので聞くのはありかなぁと思う。

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    2025年04月13日
  • 網走発遙かなり 改訂完全版

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    映画化されるだけあって、乱歩の幻影がすごくよかった。
    同潤会アパートも出てきたし、もっと乱歩のことを知りたくなってしまった。

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    2025年03月29日
  • 伊根の龍神

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    伊根湾にUMAの龍神が出現した?! 石岡君が現場に向かうと… 御手洗潔シリーズ最新作 #伊根の龍神

    ■あらすじ
    伊根湾に龍神が出現した? UMA研究会である女子大生の麗羅から噂話を聞きつけていた石岡は、一緒に現地に赴こうと計画していた。石岡が御手洗に相談すると、生命の危険があるから絶対に行ってはならないと咎められてしまう。

    麗羅と石岡が伊根湾に到着するも、物々しい自衛隊に近づいてはいけないと制止を受け…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    御手洗潔シリーズの最新作、久しぶりに拝読するので楽しみだったんです。UMAものですか? と、思いながら読み進めるも、なるほどこういうお話なんですね。さすがは

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    2025年03月28日
  • 伊根の龍神

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    ネタバレ

    まさかこんな結末になるとは。
    中央線沿線のレイラの回想から、わりとぐだぐだの展開を経て、一転国際謀略ものに。ついにはNATOが登場する奔放さ。
    拉致関係のノンフィクション部分と個人の見解を織り込みながら島田先生らしい大胆な飛び道具で楽しめました。
    北の血統について…大丈夫なんでしょうか。

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    2025年03月28日
  • アトポス

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    期待通りの御手洗潔シリーズでした。
    今回は登場の仕方が少しニヤッとしました。登場してからの謎解きはスピード感があり読み応えありです。
    タイトルの意味も唸らされました。

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    2025年03月26日
  • 伊根の龍神

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    仲良くなった女子大生に半ば拉致(!)される形で伊根に現れるという龍神を見に行くことになった石岡さんがメインの話。なので彼のファンは必見。
    最初は単なるUMA探しみたいな感じだけど、伊根に滞在中、不穏な出来事が起こり始める。
    決してクローズドサークルではないんだけど、登場人物が少ないことと、行動範囲が狭いこと、悪天候などが相まって、閉じた世界で起こる非現実的な出来事という雰囲気がすごかった。
    個人的には龍神の真相より、ある人物の人生に胸を打たれた。

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    2025年03月23日
  • 伊根の龍神

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    ネタバレ

    御手洗シリーズ長編。
    御手洗シリーズ内でも幾つかの作風が存在するが、よもやこのパターンの物語だとは思っていなかった。石岡くんが語り手として物語が進行するのはいつ以来ぶりだろう。『屋上の道化たち』ではほんの少しの登場だった為、かなり以前になるだろう。
     時間軸が現在であり、石岡も御手洗もおそらく60代に近い年齢だろう。冒頭のやりとりは懐かしくもありながら何処となく御手洗が丸くなった印象がある。石岡くんは何歳になっても相変わらずで、途中あまりの軟弱な印象に辟易してしまうが、確か彼はこんな性格だったなぁと思い出す。

     今回は麗羅という女子大生が石岡のパートナーとして行動するが、若さ溢れる、溌剌とし

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    2025年03月14日
  • 動物城2333

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    ネタバレ

    動物が主人公ではあるが、
    キャラが立っていて分かりやすく
    ずっと話に入っていけた!
    ところどころ、翻訳的な話し方をするが
    物語の謎が深まり解け深まり解けで
    連続して驚きがあり、飽きずに読めた!
    そして最後の謎はまさかの展開で、
    その手があったのか…!!!と感嘆せずにはいられぬ…
    私たちの普段の生活にもハッと気づかせてくれるきっかけにもなる作品だった。

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    2025年03月09日
  • 眩暈

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    占星術殺人事件から影響を受けた少年の異常な手記から真相に辿り着く御手洗潔の名推理。平仮名から始まり悪夢か狂気の世界としか思えない内容だが論理的解決のヒントは提示されている。とはいえトリックは奇想天外というレベルで前提として必要だってのかもよく分からぬ。これを是とするか非とするかで評価が分かれそうであるがエンタメとしては好き。手記を持ってきた博士の話の方が難しくて困るがその辺も石岡がフォローしてくれている。
    御手洗潔はシャーロック・ホームズの正統後継者みたいなキャラだがトリックの方はチェスタトン寄りだと個人的には思う。

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    2025年03月07日
  • 改訂完全版 暗闇坂の人喰いの木

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    ネタバレ

    面白かった〜!暗く空気の重い設定と魅力的なキャラクターたちが好きです。トリックというか真実というかミステリーってそこまで偶然偶然運命運命が結論でいいんだ?!という驚きはありました。作者の人、運命に翻弄される女の人が好きなのかな〜て感じでした。

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    2025年03月02日
  • 写楽 閉じた国の幻(上)

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    蔦屋重三郎が世に出した「写楽」にまつわる不思議ミステリーを追う物語。島田荘司作品らしい構成で、読者にテーマ背景の教養をタイムスリップしたショート(伏線)で補いつつ、本筋のミステリーが進むから、興味を引きつけられながら読める。さすが島田荘司先生!2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう」がちょうど重なるので、べらぼう視聴者にもおすすめです。

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    2025年02月08日
  • ゴーグル男の怪(新潮文庫)

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    冒頭から島田荘司ワールド全開。

    物語は東京都下の架空のある街を舞台に、タイトルにある得体の知れない不気味な「ゴーグル男」の出現から殺人事件の発生、主人公の一人である「ぼく」の一人語り、その街で起こった臨界事故と3つの別々の視点から始まっているが、最後には全て一つに収束していく・・・。

    「ゴーグル」とその中にのぞく顔は、皮膚が無く、赤黒く爛れた筋肉のように見える、そんな男が霧の中から現れるなんて恐ろしすぎる。

    前述の臨界事故は、1999年に発生した「東海村JCO臨界事故」をモチーフにしていると思われ、本作の中で重要な背景として扱われている。実際の東海村の事故はニュースで起こったことは知って

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    2025年01月22日
  • UFO大通り

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     鎌倉で男が異様な格好で殺された事件と近所に住む老婆の「UFOが行き交うのを聞いた。」という奇妙な証言が鍵となる『UFO大通り』と、「雨の日に傘を折る女がいた。」というエピソードから論理的にその背後にある真相を暴く『傘を折る女』の二編が収録されていて、どちらも突拍子もない下りから鮮やかに謎を解明していく御手洗潔が凄すぎた。個人的に『UFO大通り』に出てくるべらんめえ口調の刑事のキャラが良かった。

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    2025年01月11日
  • 改訂完全版 暗闇坂の人喰いの木

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    ネタバレ

    ジェイムズ・ペインの誘拐の家の秘密はなかなか面白かった。単純なのに固定観念で全く気づかなかった。

    非常に面白かったし、作品の世界観も好みだったが、西洋館の上の卓と、大楠の上の譲が計算してそうなったのではなくたまたまその位置に落ちたというのがすこし残念だったので★4にした。たまたまで納得するものもあるが、今回は大楠という象徴的なものが中心にあったので、神秘的な秘密に対して個人的には計算づくのトリックが存在するものであって欲しかった。

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    2025年01月11日
  • 改訂完全版 異邦の騎士

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    感無量。オチがある純文学のような感じで非常に楽しめた
    何となく、この頃の女性というのはヒステリーを起こしがちなのかな?と思った
    御手洗が特異点のように登場人物の価値観から隔絶しているところが面白かった

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    2025年01月03日
  • 改訂完全版 異邦の騎士

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    面白い。
    読み進めている間はとてもしんどくて、辛いまであるけど、読後感は良い。

    漠然とした不安感、寄る辺なさ、若さ。暗さ。そんな感情を揺さぶられる。
    そんな時に御手洗がいたらと作者も思ったのだろうか。

    御手洗シリーズに連なる作品だが、御手洗が主ではない。読者が主人公たり得る作品のように思う。

    しんどいけどおすすめ。

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    2024年12月23日
  • 改訂完全版 異邦の騎士

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    びっくり‼️…な展開でしたー
    しかも残り100頁を残した状態が上記の感想です。
    おすすめしたいかも…です。

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    2024年11月13日
  • 御手洗潔のダンス

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    ネタバレ

    やっぱり島田荘司のミステリってクセあるよな〜と思いつつ楽しく読めた。
    今回は読者であるわたしは完全に石岡くんと同化してて、事件の謎について考える暇もなく、踊り歌いまくる御手洗を見てたら解決してたわ、みたいなスピード感だった。
    そしてこのスピード感じゃないとびっくりしてしまう種明かしというか、例えば「ある騎士の物語」で電車のレールの上をカートが爆走してる場面は、具体的に想像したらかなり変な絵面だ。

    ところで、自分が考えた通りのことが起こっていたと分かったときの御手洗が踊りまくるから、このタイトルなのかな?だとしたら相当面白い。

    今作は御手洗と石岡くんの共同生活や一緒に事件を追う様子が楽しかっ

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    2024年10月21日
  • 水晶のピラミッド

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    確かに前半は映画のようにくるくるとシーンが変わって、どの世界観もこれはこれで一つの物語として面白いな、と思いつつ、どう御手洗がいる世界線に繋がっていくのか分からなかった。ましてピラミッドの謎やら内部構造についての説明やらはちんぷんかんぷんで想像が追いつかなかった。
    けれど後半になっていよいよ御手洗潔たちの登場となると物語は一気に加速。とりあえずこの物語は途中で挫折せずに、最後の最後まで読むことが大事だと思った。作者の知識量と洞察、描写、研究者並みかそれ以上ではないか…圧巻。

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    2024年10月19日
  • 眩暈

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    「占星術殺人事件」を愛読する青年の日記から始まる物語。
    私たちが今読んでいるこれは夢が現か。読み進めるほどに目の前が揺れてぐらぐらしてくる、まさに眩暈を起こしそうな御手洗潔シリーズ長編6作目。

    冒頭のインパクトがすごい!
    占星術殺人事件も冒頭がとにかく入りにくかったんだけど、今作もしっかり冒頭で選別されている感じある(笑)
    でも、二章で御手洗たちが出てくるので、まだ読みやすい……いや、御手洗と教授の会話もまぁまぁわからんな……。
    石岡くんが活躍?する三章あたりからは→
    グイグイ読める。ホラー味もあるし、夏にピッタリ(ほんまに?)

    トリックは今回もすごい。毎回ダイナミックな力技!島田先生と

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    2024年09月20日