島田荘司のレビュー一覧

  • 改訂完全版 暗闇坂の人喰いの木

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    ネタバレ

    ジェイムズ・ペインの誘拐の家の秘密はなかなか面白かった。単純なのに固定観念で全く気づかなかった。

    非常に面白かったし、作品の世界観も好みだったが、西洋館の上の卓と、大楠の上の譲が計算してそうなったのではなくたまたまその位置に落ちたというのがすこし残念だったので★4にした。たまたまで納得するものもあるが、今回は大楠という象徴的なものが中心にあったので、神秘的な秘密に対して個人的には計算づくのトリックが存在するものであって欲しかった。

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    2025年01月11日
  • 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪

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    占星術殺人事件で度肝を抜かれ、異邦の騎士で心震わされこの斜め屋敷で三作目の島田荘司。

    ここまで、楽しませてくれるかという感想。
    前述の二作とは、全く違うトリック。見破れるわけがない。
    見事なまでのフーダニットでした!

    脱帽!

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    2025年01月11日
  • 改訂完全版 異邦の騎士

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    感無量。オチがある純文学のような感じで非常に楽しめた
    何となく、この頃の女性というのはヒステリーを起こしがちなのかな?と思った
    御手洗が特異点のように登場人物の価値観から隔絶しているところが面白かった

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    2025年01月03日
  • 改訂完全版 異邦の騎士

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    面白い。
    読み進めている間はとてもしんどくて、辛いまであるけど、読後感は良い。

    漠然とした不安感、寄る辺なさ、若さ。暗さ。そんな感情を揺さぶられる。
    そんな時に御手洗がいたらと作者も思ったのだろうか。

    御手洗シリーズに連なる作品だが、御手洗が主ではない。読者が主人公たり得る作品のように思う。

    しんどいけどおすすめ。

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    2024年12月23日
  • 改訂完全版 異邦の騎士

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    びっくり‼️…な展開でしたー
    しかも残り100頁を残した状態が上記の感想です。
    おすすめしたいかも…です。

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    2024年11月13日
  • 御手洗潔のダンス

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    ネタバレ

    やっぱり島田荘司のミステリってクセあるよな〜と思いつつ楽しく読めた。
    今回は読者であるわたしは完全に石岡くんと同化してて、事件の謎について考える暇もなく、踊り歌いまくる御手洗を見てたら解決してたわ、みたいなスピード感だった。
    そしてこのスピード感じゃないとびっくりしてしまう種明かしというか、例えば「ある騎士の物語」で電車のレールの上をカートが爆走してる場面は、具体的に想像したらかなり変な絵面だ。

    ところで、自分が考えた通りのことが起こっていたと分かったときの御手洗が踊りまくるから、このタイトルなのかな?だとしたら相当面白い。

    今作は御手洗と石岡くんの共同生活や一緒に事件を追う様子が楽しかっ

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    2024年10月21日
  • 水晶のピラミッド

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    確かに前半は映画のようにくるくるとシーンが変わって、どの世界観もこれはこれで一つの物語として面白いな、と思いつつ、どう御手洗がいる世界線に繋がっていくのか分からなかった。ましてピラミッドの謎やら内部構造についての説明やらはちんぷんかんぷんで想像が追いつかなかった。
    けれど後半になっていよいよ御手洗潔たちの登場となると物語は一気に加速。とりあえずこの物語は途中で挫折せずに、最後の最後まで読むことが大事だと思った。作者の知識量と洞察、描写、研究者並みかそれ以上ではないか…圧巻。

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    2024年10月19日
  • 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪

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    ネタバレ

    トリック本当にどうやって考えてるのだろう。この屋敷でなきゃできないトリック
    最初の絵も最後正体わかった時驚いた

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    2024年10月13日
  • 眩暈

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    「占星術殺人事件」を愛読する青年の日記から始まる物語。
    私たちが今読んでいるこれは夢が現か。読み進めるほどに目の前が揺れてぐらぐらしてくる、まさに眩暈を起こしそうな御手洗潔シリーズ長編6作目。

    冒頭のインパクトがすごい!
    占星術殺人事件も冒頭がとにかく入りにくかったんだけど、今作もしっかり冒頭で選別されている感じある(笑)
    でも、二章で御手洗たちが出てくるので、まだ読みやすい……いや、御手洗と教授の会話もまぁまぁわからんな……。
    石岡くんが活躍?する三章あたりからは→
    グイグイ読める。ホラー味もあるし、夏にピッタリ(ほんまに?)

    トリックは今回もすごい。毎回ダイナミックな力技!島田先生と

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    2024年09月20日
  • 動物城2333

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    2333年、冷戦下の人間国と動物国。
    和平交渉の為 動物城に訪れた人間国の大使が、何者かに殺されてしまう。この事が人間国にバレると戦争待った無し。探偵のロバと助手のカエルが殺人事件を始め、様々な謎を解き明かすファンタジーミステリー。
    ズートピアの様な世界観もありつつ、段々登場動物の闇が垣間見えてホラーミステリーの様な展開に。
    最後は驚きの展開もありつつスッキリ解決しました。

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    2024年08月23日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    密室にまつわる5編の作品が載っている。
    第一話は「このトリックの問題点」。密室事件にまつわる白玖の推理と俺(真中)の、麦ちゃんをめぐる突飛な行動が面白い。
    第二話は「大叔母のこと」。すでに亡くなっている天才ケーキ職人だった大叔母が残したもの(遺産)を主人公である女性とその彼氏の二人で、密室での盗難事件を解いていく。
    第三話は「神秘の彼女」。突然枕元に現れた盧遮那仏像の話。現実と夢が交錯する。同室の玄馬先輩の仮想の彼女と工学部の美人女子大生鴻巣の意外な関わりが面白い。
    第四話は「薄着の女」。女優として少しずつ仕事が増えていく中で、過去の繫がりが引き起こした殺人事件。どう逃げ切るか。
    第五話は「世

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    2024年08月21日
  • 透明人間の納屋

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    世界を判断するには、知識という補助線が必要だ。
    けれど子どもには、それがない。
    ないからこそ、無知で無垢で残酷だ。
    その無垢な残酷さで、悪意もなく何かを傷つけていたと気付くのは大人になってから。
    虫の足をむしるのも、誰かの心を壊すのも、本質的には同じ行為だ。

    取り返しのつかない失敗を、社会や次の世代に繋ぐことで償っていく。
    これはそんな物語だと思う。

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    2024年08月19日
  • 動物城2333

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    ほんタメで紹介されてたので、気になって読んでみました。

    不自然な日本語が気になって翻訳物はあまり読まないのですが、島田荘司訳だからなのか、不自然な文章はないように思いました。とても読みやすく面白かったです。

    高い知能を持ち進化した動物と人間との冷戦状態を打開すべく、動物城に来た人間の大使殺人事件が起こり、ロバの探偵が事件を追うという話です。

    動物の種類がたくさん出てくるので、この名前は何の動物だっけ?となりがちでした。

    人間との諍いがしんどいですが、話が面白くて旅行の移動中に読んでました。

    結末はスッキリで、着想が面白かったです。あと、本の装丁が不穏で好きです。読み終わってからまじま

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    2024年07月31日
  • 動物城2333

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    動物と人間が戦争をして冷戦状態にある2333年
    動物城に来た人間の大使が殺害される
    ロバの探偵ブレーメンが辿り着いた真相とは…

    童話×ファンタジー×ミステリー
    ほんタメで紹介されてて知った
    海外作品だが読みやすく、物語を楽しみながらも作者のメッセージがたくさん込められていて色々考えさせられた

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    2024年07月31日
  • 御手洗潔のダンス

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     人間が空を飛んで空中で死んだとしか思えない謎を扱った『山高帽のイカロス』を始めとした常識では考えられない謎の数々や名探偵御手洗潔のファンに向けた『近況報告』など御手洗潔ワールド全開の短編集だった。

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    2024年07月29日
  • 水晶のピラミッド

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    読み始めてからは、中々出てこない御手洗潔にイライラさせられましたが、ストーリーは面白く引き込まれました。彼が登場してからは、ジェットコースターの如く話は進んでいき、最後はアッと言わされました。完敗です。

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    2024年07月25日
  • 屋上

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    ネタバレ

    これまた島田庄司らしい。最初の飛び降りから3人続いて、自殺じゃないはずなのに、なぜ?というつかみから、屋上の秘密まで、どう繋がるのか、全くわからなかった。

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    2024年06月28日
  • ロシア幽霊軍艦事件―名探偵 御手洗潔―(新潮文庫nex)

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    史実を元に、作者の想像によって書かれた物語。
    芦ノ湖に突如現れたロシアの軍艦の謎と、ニコライ2世の四女アナスタシアの波瀾万丈な人生を紐解いていくのが面白かった。

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    2024年06月07日
  • UFO大通り

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    ネタバレ

    宇宙人だったりの超常現象が出てくるミステリを違和感なく落とし込むのは難しく見える。Aが理由で宇宙人だと勘違いしてました!ってのはなんか興醒めだし
    本作はそこを上手いことやりくりしてて、なかな面白かった
    強いて言えば、最後の突入シーンであの脳筋刑事さんを活躍させて欲しかったかなあ
    ただ馬鹿で前時代的なだけで、憎めないキャラにして欲しかった

    後半はストーリーがあちこちに飛んでいって、書きながらプロットを考えたのかなあと感じた

    血って洗えば完璧に落ちるもの?
    傘でぶん殴ってきた女がハムスターのアナフィラキシーショックで死ぬ話はもう少しなんかやりようなかったのかな、、、
    描写が重々しくて、読んでい

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    2024年05月19日
  • 盲剣楼奇譚

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    島田荘司の長編、久しぶりだった。
    吉敷刑事のパート、伝説の剣客の物語、
    吉敷刑事の解決パートの構成。

    戦後間もない、渾沌とした時代に石川県
    の芸妓を抱える盲剣楼に、押し込み同様
    の暴漢がやって来て、女を手篭めにして
    助けが来ないのに乗じて好き放題。
    そこに、語り継がれた盲剣様があっとい
    うまに軍刀を構えた男どもを斬り捨てて
    しまう。
    これは、現実の話?
    幼少期に、盲剣様の剣捌きを目撃したと
    いう女画伯。
    吉敷が、その画伯と知り合いになり、あ
    る事件の解決を任されてしまう。

    挿話は、江戸時代の剣が不用となった
    世の中に起きた剣客鮎乃進と紅葉村の
    千代との物語である。
    長い文章だったが、鮎乃進

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    2024年05月11日