最後のディナー

最後のディナー

小説・文芸
611円 (税込)

3pt

ミステリー作家の石岡は女子大生の里美に誘われて英会話学校に通い始めた。ふたりはそこで知り合った孤独な老人・大田原と親交を深めるが、大田原はイヴの夜の晩餐会を最後に帰らぬ人となった。老人はなぜ、「神を見た!」と叫んだのか。御手洗が見抜いた真相とは? 「龍臥亭事件」の犬坊里美が再登場! 表題作など全3篇。

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最後のディナー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    短編集だけに前置きが短く、トリックも比較的シンプルで読みやすかった( ´ ▽ ` )ノ
    二つ目の飢饉の話が好きかな~

    0
    2012年03月01日

    Posted by ブクログ

    心が締め付けられるような切ない短編が2編。プラス導入の謎のない短編がひとつ。本格というより、社会派に近い内容。
    その点が、今までのシリーズと違っており、好き嫌いが別れそう。
    個人的にはとても好き。

    0
    2012年01月09日

    Posted by ブクログ

    大根奇聞:薩摩で桜島の灰で作物が全滅し人々はバタバタと死んでいく。ある一角の畑で巨大な大根が実るが、役所は人々には分け与えずに盗んだものには死罪を言いわたす。死にかけた矢七と和尚、お嘉婆さんは2人を救いたいために畑から大根を盗み料理して2人に分け与える。大根を食して2人は家まで婆さんが大根を引きずって持ってきた後が家から畑まで灰の道ができてることに気づく。隠したい2人と死を覚悟した婆さんがを救う手立てはあるのか。
    奇跡が起きる感動の話。
    最後のディナー:NOVAで知り合った男と石岡、里美の3人は交流を深めたが、突然田舎に行くという男が後日神社で殺された。悲しき真実は。
    事件より石岡が里美から英会話教室に誘われるもダメダメな状態になる悲しき石岡が愛おしい。

    0
    2026年06月26日

    Posted by ブクログ

    龍臥亭事件で登場した犬吠里美が登場。横浜の大学に転入してきた彼女が、石岡くんに連絡を入れてきたところから始まるストーリー。すごい事件が起こるわけではない3つの短編は『進々堂珈琲』的な感じの何気ない話で、ゆったりと落ち着いていて読めました。特に二つ目の『大根奇聞』は江戸時代の鹿児島を襲った大飢饉にまつわる話。飢えに苦しむ人を救うため、打ち首覚悟で大根を盗んだのに何故かそれが発覚しなかったという何でもない謎を御手洗が鮮やかに解決!シンプルすぎて脱帽!

    0
    2021年07月24日

    Posted by ブクログ

    女子大生になった犬坊里美が石岡を訪ねることから始まる短編3作。
    シリーズキャラクター作品のいいところは、いちいち人物像の説明がなくとも、作者と読者が阿吽の呼吸で登場人物を理解し合えているところだ。本作でもすんなり本題に入っていけるし、石岡はまだ初恋の女性をひきずっていることが一文でわかる。
    ミステリー2作は、日常の謎に近いが、どちらもキレがあって味わい深い。大田原老人の執念に感動する。

    0
    2013年03月17日

    Posted by ブクログ

    石岡くんと御手洗のシリーズ。短篇集なのでサクサクと読める。相変わらずの石岡先生の自虐調を楽しく読む。

    0
    2012年11月19日

    Posted by ブクログ

    自分にとってのミステリーベスト3に入るであろう「異邦の騎士」の後日談的なものが読めて、とてもうれしかった。

    0
    2012年07月21日

    Posted by ブクログ

    「龍臥亭事件」以来、久々に御手洗シリーズを買ってみた。
    (「Pの密室」も購入済みだが手付かず)

    三編収録だが、どれもミステリーとしては薄口。

    『里美上京』 「龍臥亭事件の後日談」それ以上でもそれ以下でもない。
    『大根奇聞』 「んなアホな?!」という仕掛け。
    『最後のディナー』 最悪の結末は回避されるが、寂しく哀しい作品。

    『最後のディナー』が一番御手洗シリーズらしい匂いを感じた。
    横浜の何気ない風景や生活感の描写は流石としか言いようがない。

    個人的には犬坊里美がどうにも苦手。
    読んでいると頭が痛くなってくる。

    また、彼女に振り回される石岡君の情けなさと言ったら・・・

    もう「異邦の騎士」は御手洗&石岡の記録ではなく、
    石岡君が出版した創作物と思えてならない。

    本書は御手洗シリーズファンにとってボーナストラックのような短編集かと。

    0
    2013年11月27日

    Posted by ブクログ

    石岡先生、普通の人加減がたまらなく好きだな。相変わらず御手洗は化け物だけど、文章がハンパない。久しぶりに龍が亭、読み返したくなりました。

    0
    2012年10月04日

    Posted by ブクログ

    御手洗が電話一本でちょちょいと謎を解明する安楽椅子探偵もの、と見せかけて、実は石岡くんの相変わらずな駄目っぷりがいっそ清々しいくらいにたっぷり描かれた短編集です(*^^*)

    「だって〜」とか「〜だもん」とか、五十路前の男が使うってどうなのよとか思いつつ、石岡くんなら違和感ないなとも思える不思議…。
    英語が話せなくて外国人講師の前で冷や汗タラタラな描写が読んでて居た堪れなくなるようなリアリティがありました(・・;)
    クラス分けの部分は思わず笑ってしまうような、情けないけどほのぼのさせる、石岡和巳、本領発揮!という感じ(*^^*)これは、石岡くんファンには堪らんのではないでしょうか(笑)。

    逆に言えば、御手洗ファンにはちょっと物足りないかもしれません。出番は解決部分だけ、しかも電話越し。ミステリとしても、短編ということを差し引いても島田作品にしては軽いような。でも、御手洗の推理に、へー!ほー‼と感心しきりな石岡くんは健在なので、二人の掛け合いが好きなシリーズファンの方にはもちろん楽しめるのではないかと(*^^*)

    あと、龍臥亭は未読なのですが、里美という女性がとても魅力的ですね( ^ ^ )石岡くんを手のひらの上で転がすのがまあ上手い(笑)。


    ●里美上京…龍臥亭事件で知り合った犬坊里美が横浜の大学に編入した。突然の再会に驚きながらも、知らず高揚する私に彼女が切り出したのはーー講演会の依頼⁈
    石岡くん、「だってぼくは、講演なんてできないんだもん。向いてないんだもん」の巻。

    ●大根奇聞…里美の恩師から聞かされた200年前の小さな謎。盗んだら打ち首の大根を盗んだ老婆は、何故刑を免れたのか?
    石岡くん、電話一本で真相を解明してみせた御手洗のお手並みにまたしても茫然とするの巻。

    ●最後のディナー…里美に半ば脅されて、嫌々ながらも英会話教室に通うことになった私。一番難易度の低い(!)クラスで出会った老人と親交を深める私と里美は彼にディナーに招待されるが、その席で老人は「神を見た!」と奇妙な言葉を吐き、その3日後、何者かに殺害されてしまう。彼は何故、好きでもない英語を学んだのか。彼が見た神の正体とは?
    石岡くん、「ぼくは無理だよー、英語なんてもうぜーんぜん喋れないもの、からっきし、ひとっことも駄目」の巻。

    0
    2012年01月21日

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