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Posted by ブクログ
大根奇聞:薩摩で桜島の灰で作物が全滅し人々はバタバタと死んでいく。ある一角の畑で巨大な大根が実るが、役所は人々には分け与えずに盗んだものには死罪を言いわたす。死にかけた矢七と和尚、お嘉婆さんは2人を救いたいために畑から大根を盗み料理して2人に分け与える。大根を食して2人は家まで婆さんが大根を引きずって持ってきた後が家から畑まで灰の道ができてることに気づく。隠したい2人と死を覚悟した婆さんがを救う手立てはあるのか。
奇跡が起きる感動の話。
最後のディナー:NOVAで知り合った男と石岡、里美の3人は交流を深めたが、突然田舎に行くという男が後日神社で殺された。悲しき真実は。
事件より石岡が里美から英会話教室に誘われるもダメダメな状態になる悲しき石岡が愛おしい。
Posted by ブクログ
「龍臥亭事件」以来、久々に御手洗シリーズを買ってみた。
(「Pの密室」も購入済みだが手付かず)
三編収録だが、どれもミステリーとしては薄口。
『里美上京』 「龍臥亭事件の後日談」それ以上でもそれ以下でもない。
『大根奇聞』 「んなアホな?!」という仕掛け。
『最後のディナー』 最悪の結末は回避されるが、寂しく哀しい作品。
『最後のディナー』が一番御手洗シリーズらしい匂いを感じた。
横浜の何気ない風景や生活感の描写は流石としか言いようがない。
個人的には犬坊里美がどうにも苦手。
読んでいると頭が痛くなってくる。
また、彼女に振り回される石岡君の情けなさと言ったら・・・
もう「異邦の騎士」は御手洗&石岡の記録ではなく、
石岡君が出版した創作物と思えてならない。
本書は御手洗シリーズファンにとってボーナストラックのような短編集かと。
Posted by ブクログ
御手洗が電話一本でちょちょいと謎を解明する安楽椅子探偵もの、と見せかけて、実は石岡くんの相変わらずな駄目っぷりがいっそ清々しいくらいにたっぷり描かれた短編集です(*^^*)
「だって〜」とか「〜だもん」とか、五十路前の男が使うってどうなのよとか思いつつ、石岡くんなら違和感ないなとも思える不思議…。
英語が話せなくて外国人講師の前で冷や汗タラタラな描写が読んでて居た堪れなくなるようなリアリティがありました(・・;)
クラス分けの部分は思わず笑ってしまうような、情けないけどほのぼのさせる、石岡和巳、本領発揮!という感じ(*^^*)これは、石岡くんファンには堪らんのではないでしょうか(笑)。
逆に言えば、御手洗ファンにはちょっと物足りないかもしれません。出番は解決部分だけ、しかも電話越し。ミステリとしても、短編ということを差し引いても島田作品にしては軽いような。でも、御手洗の推理に、へー!ほー‼と感心しきりな石岡くんは健在なので、二人の掛け合いが好きなシリーズファンの方にはもちろん楽しめるのではないかと(*^^*)
あと、龍臥亭は未読なのですが、里美という女性がとても魅力的ですね( ^ ^ )石岡くんを手のひらの上で転がすのがまあ上手い(笑)。
●里美上京…龍臥亭事件で知り合った犬坊里美が横浜の大学に編入した。突然の再会に驚きながらも、知らず高揚する私に彼女が切り出したのはーー講演会の依頼⁈
石岡くん、「だってぼくは、講演なんてできないんだもん。向いてないんだもん」の巻。
●大根奇聞…里美の恩師から聞かされた200年前の小さな謎。盗んだら打ち首の大根を盗んだ老婆は、何故刑を免れたのか?
石岡くん、電話一本で真相を解明してみせた御手洗のお手並みにまたしても茫然とするの巻。
●最後のディナー…里美に半ば脅されて、嫌々ながらも英会話教室に通うことになった私。一番難易度の低い(!)クラスで出会った老人と親交を深める私と里美は彼にディナーに招待されるが、その席で老人は「神を見た!」と奇妙な言葉を吐き、その3日後、何者かに殺害されてしまう。彼は何故、好きでもない英語を学んだのか。彼が見た神の正体とは?
石岡くん、「ぼくは無理だよー、英語なんてもうぜーんぜん喋れないもの、からっきし、ひとっことも駄目」の巻。
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