島田荘司のレビュー一覧

  • UFO大通り

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    最近「傘を折る女」がモーニングでコミカライズされましたが、内容をほとんど忘れていたので文庫版で再読。去年の11月に読んだものをここまですっぱり忘れてしまえるのものかというくらい忘れてました。
    やはり馬車道時代はいいなぁ。御手洗も石岡君も生き生きしている。わたしは「傘を折る女」より「UFO大通り」の方が好きなんですが。軍隊気質な猪神刑事のキャラもいいし、その猪神刑事をおちょくって楽しむ御手洗とはらはらする石岡君が面白い。御手洗のペースに巻き込まれて意味不明な啖呵切ったり最終的には涙目になってる猪神刑事が可哀想で好きです。
    漫画にするなら「UFO大通り」の方が向いてたんじゃないかなと思いました。と

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    2015年03月28日
  • UFO大通り

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    御手洗シリーズ。
    久々の石岡コンビでの話。二人の掛け合いが久々に見られて良かった。

    表題作は、スタンダードなストーリー構成。もう一作は、犯人の心情描写も入っていて、このシリーズには珍しい構成。

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    2012年09月16日
  • 龍臥亭事件(上)

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    傑作。前半がまどろっこしいが、徐々に津山事件との因果関係が出てきて、分厚い割りにページが進む。トリックとかは後回し。何を書きたかったのかに集中すれば、非常に面白くて読み応えのある作品。

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    2012年09月05日
  • ネジ式ザゼツキー

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    無数の驚異と疑問を抱いて、真実へ近づくと悲しくなった。こんな心境は「奇想、天を動かす」以来かなぁ。。。

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    2012年08月28日
  • 最後の一球

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    さわやかな感じ。
    割かれているページ数からも明らかだが、謎解きどうのこうのよりも、1人の人間の人生が魅力的に書かれている。

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    2012年08月26日
  • 透明人間の納屋

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    講談社ミステリーランド第1回配本作品の文庫化。

    作品冒頭、ペルセウス座流星群の夜が、なんともいえず美しい。
    主人公の少年と隣人の男性が、真夏の夜の浜辺に腰をおろし星を見上げながら語り合う…というか、主に男性が語る場面なのだが、その一言一言に心を動かし、見えるもの聞こえるものに敏感に反応する少年の様子が、みずみずしくもせつない。
    ミステリーとしては、とてもフェアに書かれているため、謎の核心にあるものが何かは最後の解明を待たずとも察することができる。しかし、それをこの作品のテーマに持ってくるとは、しかもこれほどリリカルに書ききるとは…さすが島田荘司! それに、あっぱれミステリーランド! です。

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    2012年08月19日
  • 羽衣伝説の記憶~吉敷竹史シリーズ12~

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    本書での道子の母親は30歳位との記述ですが、その後の涙流るるままにでは、確か25歳位で自殺する事になっています。
    作者の思考過程の一端を見たようで興味深い一冊でした。

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    2012年08月08日
  • 漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件

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    ネタバレ

    島田荘司を初読。ホームズ作品への愛が満ち満ちている作品でした。展開の仕方がまるでコナン・ドイルが描いたホームズのようで、安易なパロディとは括れないレベル。漱石とホームズが同じ時代、同じ場所に居たというのに驚いたし、実在の人物と非実在の人物のコラボレーションというのも面白かった。何より素晴らしいのはラスト。お互いのプレゼントがとても素敵でした。

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    2012年07月22日
  • 最後のディナー

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    自分にとってのミステリーベスト3に入るであろう「異邦の騎士」の後日談的なものが読めて、とてもうれしかった。

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    2012年07月21日
  • ネジ式ザゼツキー

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    突飛な物語が見事説明されていく、さすがの島田作品。御手洗のスウェーデンでの生活ももう少し描いてくれると尚よかったかな。
    ですが、散在する日本下げのくだり必要かなあ?尊敬する作家の1人ですが、たまにこういうところがどうかな、と感じる時があります。アメリカに移住するくらいなので、母国に複雑な感情を持っているのでしょうけど。

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    2012年07月18日
  • 龍臥亭事件(上)

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    御手洗潔シリーズ・・・とはいえ上巻には御手洗は登場せず石岡が珍しく事件に主体的に関わってそれを記録しているというスタイル。
    御手洗という超人的な能力をもった存在が介入していないことで、ミステリとして一般的なストーリー展開になっていると言えるでしょう。そのことにより同シリーズの他作品と比べて読みやすいと言えるかもしれません。少なくとも私はそう感じました。
    下巻でどのようにして石岡が事件を解決に導くのか、御手洗はいつ物語に加わってくるのか・・・楽しみにさせる展開で早く下巻を読みたい、という気分にさせられます。

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    2012年07月09日
  • 龍臥亭幻想(下)

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    不可解な条件での死体発見や殺人が、やはり最後にはきちんと説明がつく。伝説の悪霊が現れて、殺人を繰り返すように見えていた事件も、犯人がいて動機があった。

    犯行の動機についても読ませる、面白い作品だった。
    ただ、問題が解ける爽快感は無かったかなー。

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    2012年07月08日
  • 御手洗潔のメロディ

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    御手洗潔シリーズの短編集とは言ってもミステリでないものも含まれています。今までのシリーズ作品をそれなりに読んでいないとそれほど面白くはないかも知れないですね。作者自ら著したファンブックに近いものとも捉えられます。しかしながらミステリ部分はさすが、しっかりと読み応えがあります。

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    2012年06月26日
  • リベルタスの寓話

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    「リベルタスの寓話」「クロアチア人の手」の二本収録。ストーリー的には繋がりはありませんが2つの事件の背景がクロアチア紛争ということ、発生が恐らく同時期であることから1つの社会派作品としても見れます。
    解決に若干腑に落ちない点はあるものの、細かい部分を気にせず実情を反映させた民族対立の物語として考えれば非常に興味深い作品。実際の紛争の経緯などをちゃんと理解したいという気にもさせられました。

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    2012年06月18日
  • 漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件

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    ワトソンはホームズを頭のいい名探偵として書いているのに、漱石から見たホームズは、かなり頭のおかしい人として描かれていて、同じストーリーを二つの視点から交互に書かれています。特に漱石から見たホームズの話は、ミステリー小説なのに、かなりウケます!!
    ミステリーとしては簡単なトリックでしたが、お互い偏屈な大物同士のコラボレーションや、アジアと欧州の文化の違いなどから生まれる誤解など、結構ツボでした☆

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    2012年06月13日
  • 羽衣伝説の記憶~吉敷竹史シリーズ12~

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    吉敷がやたら警察手帳を見せびらかすところは癪にさわりましたが、謎解きの部分が見事。単なる恋愛小説の延長線上だと思っていただけにハッとしてしまいました。

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    2012年06月07日
  • UFO大通り

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    久々に読んだ御手洗潔シリーズ。
    やはり、面白かったです。
    読みながら、何度心の中で、「流石です!」や「待ってました!」と呟いた事か。

    表題作の『UFO大通り』と『傘を折る女』の二編が収録されていて、どちらも、何と言うか、事件の真相そのものは、割と地味です。
    ただ、どちらも、状況の訳のわからなさは、かなりのもの。
    それを、あっと言う間に解決してしまう御手洗さんの推理力は、読んでいて気持ち良かったです。

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    2012年06月05日
  • 羽衣伝説の記憶~吉敷竹史シリーズ12~

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    事件解決が軸にありはしますが、総合的に見ると、吉敷刑事が元妻道子の事を思い続けている、ラブストーリー的な作品ナリ。
    「"ザ・ラブストーリー"はあまり読まないよ」って人にも、こんな作品ならイイなと。
    他の吉敷刑事シリーズを複数冊読んでる方なら、みんな楽しめるはず。

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    2012年06月03日
  • ネジ式ザゼツキー

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    好き嫌いは分かれる種類の小説だと思うが、島田荘司ならではの作風と思う。ストーリーの謎の部分が二重構造になっており、登場人物が最後に言うとおり、思いもよらない解答がすがたを現す。
    初期作に近い荒唐無稽っぷり。そこが好みの分かれ目か。

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    2012年05月27日
  • リベルタスの寓話

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    読み終わってから何かのシリーズらしいと知った
    戦争では往々にしてあることだけど後々まで尾を引いて、一度振り上げた手を誰も下ろせないでいる…悲しみだけが残ってなんだかやりきれない
    日本では普段意識せずに暮らしているし、民族紛争もなかったところだから実感があるわけではないけど、水に流すというのもそう簡単にできることではないよなぁ
    実際のところどれだけの悲惨なことが行われたんだろうとつい考えてしまう

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    2012年05月24日