島田荘司のレビュー一覧

  • 屋上

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    なるほど、そう来たか、という読後感。昔読んだ島田荘司氏のユーモアミステリーそのもの。ただ、御手洗シリーズでは珍しい色合いかなと思いました。

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    2023年07月29日
  • Pの密室

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    御手洗潔の幼稚園〜小学生時代の話。

    鈴蘭事件
    →スナック経営のママの旦那が運転事故で死亡、同時期にスナックはガラスの物が至る所で割れている状態になっていた…

    Pの密室
    →絵の賞の選考を行っている土田冨太郎が愛人と自宅で血の混じった百数十枚の赤い絵が敷き詰められた部屋でめったざしにされた状態でみつかる

    コナン味あるねー

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    2023年07月21日
  • 御手洗潔の挨拶

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    ネタバレ

    「挨拶」というタイトルからも、御手洗潔のキャラ紹介でもあったらしい今作、短編集だからお手軽に読めた。
    殺人、窃盗、詐欺、誘拐…の事件の中で御手洗のキャラがポツリポツリ明るんでくるのが面白い^ ^
    コーヒー飲まない理由、ギターめっちゃ上手い、犬大好き等々微笑ましい^ ^
    けど短編そのものより最後の新・御手洗潔の志が一番印象的だった。
    初対面ではぞんざいに、親しくなると丁寧に。
    お偉方には傲岸に、身分の低い人には丁寧に。
    年上には馴れ馴れしく、年下には丁寧に。
    一見天の邪鬼で捻くれ者の変人に思われるであろう対応だけど、力関係が全てを決定し中身のない威張り屋アホ上司に媚び諂うことを良しとする風潮の日

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    2023年06月28日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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     クレセント錠に糸を掛けて外から引っ張る事で密室にするトリック。そのトリックを使うと最初から明言されていながら、それぞれ違う展開が書かれていて面白かったです。

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    2023年05月26日
  • 御手洗潔の挨拶

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    ネタバレ

    短篇集ではあるものの、御手洗潔の活躍を十二分に楽しめる作品でした。私としては「紫電改研究保存会」が、トリックというよりも、話としてどう着陸するのかワクワクしました。

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    2023年05月24日
  • 屋上

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    近年の作風が性に合わず、長らく遠ざかっていた島田荘司作品を久しぶりに読んでみた。『自分は絶対自殺なんかしない』と言った直後に銀行の屋上から飛び降りた4人の行員。当然、動機は全く見当たらない。謎の婚約者や銀行強盗など、サブのストーリーと徐々に交わっていく。4人のとっていた行動に違和感がありすぎるが、トリックは大胆で面白かった。ただ、あの関西弁はあまりにも酷すぎる。

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    2023年04月15日
  • 上高地の切り裂きジャック

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    ネタバレ

    本作は「上高地の切り裂きジャック」と「山手の幽霊」の2つの中編で構成された作品集。

    まず本作は「上高地の切り裂きジャック」と「山手の幽霊」の2つの中編で構成された作品集。
    まず「上高地の切り裂きジャック」は2000年の頃に石岡が解き明かした事件の話。

    次の「山手の幽霊」はまだ御手洗が日本にいた1990年の頃の話。

    この二つの怪奇譚に御手洗の推理が冴える。

    「上高地の~」はスピンオフ作品「ハリウッド~」の創作中に生まれた副産物のような感じだ(あれほどグロテスクではないが)。
    題名の「切り裂きジャック」から連想される残酷なイメージとは違って事件は単発、しかもどちらかといえば死亡推定時刻に関

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    2023年03月26日
  • 御手洗潔の挨拶

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    はい。御手洗潔、面白かったです。
    変わった人ですねぇ。
    短編集だったので、軽ーく読めました。
    トリックが突拍子もなく戸惑います。

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    2023年03月08日
  • ネジ式ザゼツキー

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    ネタバレ

    久々の御手洗物らしい小説を読んだという感じだ。
    『タンジール蜜柑共和国の帰還』という奇妙な内容の童話について解析をする趣向は過去の作品『眩暈』を想起させ、この作品が好きな私にとってなんともたまらないワクワク感があった。特にビートルズの歌が絡んでいるという件には驚かされた。これはビートルズ・フリークである島田氏にとって積年の願望をようやく果たしたのではないだろうか。

    他にも旧作を想起させる箇所があり、人の五体を解体してネジ式の関節をもつ義手・義足をつけ、ゴウレムを作り上げるというのが今回の作品世界を彩るもう1つのモチーフなのだが、これなんかはデビュー作『占星術殺人事件』のアゾートがすぐに浮かん

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    2023年03月07日
  • 龍臥亭事件(下)

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    ネタバレ

    上巻で見え隠れしていた津山三十人殺しが下巻では主役になっていた!
    あまりに詳細で、その章が明けたのち、関係者の名前や関係性を若干忘れかけていたほど。


    以下ネタバレ


    龍臥亭がもぬけの殻になってたところは幻想小説めいて怖かった。石岡くんがとにかくふにゃふにゃしてるので、いい具合に不安さが増した。

    全編通して私はとにかく幼女の無事を祈っていて、4歳の子を連れて夜中に百度詣する母親にマジでやめてほんとやめてと石岡ばりに懇願していた。
    もうクライマックスシーンとか言わんこっちゃなさすぎて…

    石岡くん、ボロボロになりながら頑張ったなぁ。再現実験してたとき、思ったとおりになるかどうかハラハラして

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    2023年02月28日
  • 龍臥亭事件(上)

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    ネタバレ

    よくない星回りで悩んでる女性から「岡山に行ってでっかい木の下に埋まっている手首を掘り出して供養しなくちゃいけないというお告げで出たのでついてきてください」とかいう謎の依頼を受けた石岡くんの珍道中。

    怖いものが嫌いなのにどんどん不気味な展開が続いてその度に石岡くんがこの依頼主の女性とわあわあ騒いでるのが、まあうざ可愛い。そんな末に辿り着いた閉業中の旅館、「龍臥亭」。

    着いていきなりの火事と殺人のどさくさに紛れてこの旅館に居着くことになったはいいが、隣の寺の鐘がなるたび人がどんどん死ぬ!その上死体が消えて、消えた死体の頭が川から流れてくる!何という狂乱。

    その割に、あんまりパニックになったり

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    2023年02月27日
  • 光る鶴~吉敷竹史シリーズ16~

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    ネタバレ

    本作は2002年に当初『吉敷竹史の肖像』として刊行された短編集からエッセイや対談などを取り除き、純粋に吉敷シリーズの短編集として編み直した物で、文庫化に際して新作の「電車最中」という短編が書き加えられている。

    まず冒頭の「光る鶴」はかつて島田氏が物したノンフィクション大作『秋好事件』をモチーフにした吉敷シリーズの中編だ。

    秋好事件が同じく福岡の飯塚での事件、そして一家惨殺事件である事からかなり類似性が高い。
    題名の「光る鶴」とは事件当時、駅のホームに捨てられていた赤子の悟の胸に置かれていた銀の折鶴に由来する。これが冤罪の証拠となるのは自明の理だが、相変わらずの吉敷の粘りの捜査が描かれている

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    2023年02月13日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    密室と聞いてまず何を思い浮かべますか?それは、鍵と糸です。という感じで最初からトリックが判明している状態で読むという企画型短編集。ちなみに、島田荘司さんの御手洗はドラマを見て存在は知ってましたが、全員初読でした。ちょっと思ってた短編集とは違ったが(どの話も最初の「このトリックの問題点」的な感じなんだろうと勝手に推察してしまった)、それなりに楽しめました。似鳥鶏さんの「このトリックの問題点」と芦沢央さんの「薄着の女」が面白かった。あと、ストーリー面だと友井羊さんの「大叔母のこと」も印象的でした。

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    2023年01月13日
  • 漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件

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    ネタバレ

    推理そのものよりも、最後の帰国による別れのシーンのここで明かされるメモの答えが素晴らしい。ホームズのバイオリンのシーンも含めて。それだけでも読む価値があるものであった。それに、ワトソン目線と漱石目線で細かく違うのがまたいい。解釈なのか言語によるニュアンスなのか忖度なのか、考えるだけでも楽しい。

    松岡圭祐さんの「シャーロック・ホームズ対伊藤博文」の時も思ったことだが、ホームズのシリーズも読みたいものだ。60作もあると言うのでなかなか手をつけるのにも躊躇うところだが、また興味が湧いてきた。

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    2022年12月23日
  • 御手洗潔の挨拶

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    『数字錠』で御手洗潔の思いに胸を熱くし、『疾走する死者』ではその大胆なトリックに驚き、読者への挑戦にニヤニヤし、『紫電改研究保存会』ではそのロマン溢れるやり口に心を打たれ、『ギリシャの犬』では、最後までドキドキワクワクの活劇を楽しむ。
    4話それぞれが、それぞれに個性的な短編集でした。
    特に『数字錠』を読んで、御手洗潔の事が大好きに。

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    2022年12月10日
  • 御手洗潔と進々堂珈琲(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    ティーンズ向け島田荘司!と思って飛びついたけど、かなり重いテーマな4篇。

    京大を目指して予備校に通う、ぼくは珈琲店「進々堂」で京大医学部の御手洗さんと出逢う。
    最初は大学や勉強について相談していたけれど、世界放浪の旅から帰ったばかりの御手洗さんが語る話は興味深くて。

    ぼくが地元の漁師街で体験した大人の女性との切ない思い出
    御手洗が英国で出会った発達障害をもちながら、重量上げの競技に打ち込む青年とその父親の奮闘
    御手洗がLAで出逢った韓国老人の戦中の過酷さと悲願花
    御手洗がシルクロードの西域、カシュガルで出逢った老人の過去と桜

    ぼくのコークハイの思い出以外は、とにかく重くて辛いお話ばかりな

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    2022年10月01日
  • 眩暈

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    母がこの作者が好きで、眩暈のあらすじを母から聞いて、え、面白そう!?と思ってようやく読んでみた。
    正直期待していたほどの衝撃はなかったが、全体的に面白く読めた。
    私の頭ではなかなか腑に落ちない箇所が何箇所かあった。

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    2022年09月10日
  • 光る鶴~吉敷竹史シリーズ16~

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    やっぱり島田荘司は読みやすくて面白い。

    死刑冤罪問題に取り組まれているとは知らなくて、これも実際の事件を基に作られた話だとは驚き。

    サクッと読めて良い感じでした。

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    2022年09月05日
  • 屋上

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    ネタバレ

    そんなトリックで死ぬ?
    偶然が重なっていてコメディで突拍子もないことが繋がっているのが、伊坂幸太郎っぽいなと思った。
    島田荘司にはもっと「探偵小説」っぽいのを期待していたので、3.0。

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    2022年08月02日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    読んだことのない作家さんが多かったのですが、テーマが良いと思い購入。

    友井羊さんの短編が思いのほかよかった。

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    2022年07月26日