島田荘司のレビュー一覧

  • 最後のディナー

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    ネタバレ

    以前読んだ「ミステリー・セラー」でこの方の短編が面白いと思ったのが動機。御手洗潔シリーズというシリーズ物の一冊らしい。この本はある事件の「後日譚」に当たる短編集。そういう位置づけなので、これまでにこのシリーズを読んだことが無くても「一冊の本」としての話は概ね理解することができたが、やっぱりシリーズの他の作品を読んでからこの作品を見た方がより楽しめたと思う。その点では失敗したなと思った。他の本を読む兼ね合いもあるが、時間を見つけてシリーズを追いかけていこうとも思う。

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    2016年03月15日
  • 透明人間の納屋

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    なんと!!!?普段怪奇大好きな自分としては「透明人間」なるものも怪奇ミステリとして言葉のままに受け入れて読み進めていたが、いやはや社会派ミステリではないですか。しかし、ジュブナイルな部分がとてもうまくキレイに描かれており、感動の作品です。個人的には思いもよらぬラストだったため、読み終えたあとの動揺がハンパありません!

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    2016年02月16日
  • 魔神の遊戯

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    御手洗が出てくるんだけど、メインじゃない長編小説。
    結構初期の段階で、これはちょっとおかしいな。と気がつく。んで最後はやっぱりかーって思う。
    でも、一番初めの話に戻らないままお話終了しちゃう。
    とある外国の村で起きる連続猟奇殺人事件、その犯人は……という話。
    アル中よっぱらいの人が、今回はワトスン役をやってる。

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    2016年02月13日
  • 写楽 閉じた国の幻(上)

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    ぼちぼちですね。
    初めて島田さんの作品を読みますが、
    とても、惜しいような感じですね。
    とりあえず、上巻を読んだ時点での印象ですが、
    題材は面白そうですが、全体の方向性に対するしまったものが見えないように感じますね。
    とりあえず、下巻に期待します。

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    2016年01月25日
  • 御手洗潔と進々堂珈琲(新潮文庫nex)

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    この作品が、「星籠の海前後」の御手洗潔を描いてるなら得心が入ったと思うんです。

    でも、どう考えても占星術の前なんですよね〜。 その時代の御手洗潔が、こんな風に穏やかに語るっていうキャラ設定が既に違和感だったし、「御手洗潔=本格ミステリ」という方程式が成立してる偏屈なファンには、本作はどう贔屓目に見ても物足りないと言わざるをえません(汗)。ほんっと損な性分ですよ…。

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    2016年01月12日
  • 眩暈

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    御手洗潔シリーズ。重厚な作品。どのように展開されていくのか、不安になりながら読んでいきました。最初に提示された文章からミステリアスに進んでいきます。本当に何が起こったのか、気にしながら読み続けられました。

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    2016年01月06日
  • 御手洗潔と進々堂珈琲(新潮文庫nex)

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    ミステリー作家のなかでは唯一読むと行っていい島田荘司。
    でも、いつも謎解きの部分にはあまり興味が無く(笑)、その叙情性ある作風に惹かれて読んでいる。
    わけだけど、この作品にはミステリー要素自体がなかった。
    言ってみればこれは御手洗版紀行文だな。

    4つのエピソードが綴られている。
    その中で印象的なのは第3話。
    作者らしいミラクル要素が込められた曼珠沙華のお話。
    いつも、こういうお話をどうやって思いつくのかと思う。

    いくつもの人生の波瀾万丈が描かれて、ミステリー要素がないだけに、いつもよりより淡々と胸に響くものがある。

    個人的には舞台の京都の街角や進々堂はなじみの場所なので、懐かしく思い出し

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    2016年01月05日
  • 御手洗潔のメロディ

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    御手洗潔シリーズの短編です。必ずしもミステリーのみではありません。御手洗潔の人物にフォーカスをあてた感じでしょうか。もっとミステリー色が強い方が好みです。

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    2015年12月21日
  • 御手洗潔と進々堂珈琲(新潮文庫nex)

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    医学生時代の御手洗潔が、世界を旅した経験を浪人生、サトルに語る、短編4つ。イジメ、差別、戦争、韓国、ウイグル族、イスラム。そんな社会ネタで攻めるのは島田荘司ならでは。ただ、御手洗潔の重厚なミステリーを期待していたので、どうしても肩透かしを食らった感は否めない。御手洗潔モノとして扱わなくてもいいんじゃ…と思ってしまい、消化不良で終わってしまった。けれど、おもしろくないわけではない。

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    2015年12月09日
  • 御手洗潔のダンス

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    御手洗潔シリーズの短編です。短編のシンプルな展開が好きです。御手洗潔の普段についても知ることができます。

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    2015年12月03日
  • 御手洗潔と進々堂珈琲(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    『進々堂ブレンド1974』喉スプレーから想起される浪人生の初恋
    『シェフィールドの奇跡』イギリスの知的障害差別を克服しようとした重量あげ金メダリスト
    『戻り橋と悲願花』大戦下の日本で虐げられた朝鮮人姉弟の過酷な労働生活。希望と絶望、悲しみと恨みが鮮烈。物語をまとめる彼岸花の存在感もよい。
    『追憶のカシュガル』侵略の時代を経たムスリムの街でパンを売る少年、路上に寝起きする老人の過去。浪人生が語る御手洗の昔語り、に登場する人々の告白、とマトリョーシカのような語りの連鎖。
    総合的にみて差別や迫害の存在がテーマになっているかんじで物悲しい。探偵ではない御手洗を語り部に据えて、より自由に物語をしているよ

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    2015年11月24日
  • UFO大通り

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    御手洗潔シリーズ。
    「UFO大通り」「傘を折る女」の中編2作。

    2作とも、御手洗がちょっとした取っ掛かりから事件の大筋を推理出来てしまうのは流石としか言いようがないものであったが、事件状況そのものが普通でないというか、強引に作り出してきたなぁという印象。まぁ、普通でないヘンテコな現象を現実のものとして論理的に説明されるのが、このシリーズの面白いところなのだけれど。
    あと、これはわざとなのだろうか、両方とも被害者の死因が同じときた。この2作だけじゃなくて、他の作品でもあったような。御手洗の専門分野と重なるからなのだろうが、島田センセー自身がお得意なのかな。

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    2015年11月13日
  • ロシア幽霊軍艦事件―名探偵 御手洗潔―(新潮文庫nex)

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     大正時代の日本、箱根芦ノ湖に突如現れ、一夜にして姿を消した巨大軍艦の謎に御手洗潔が挑む。相変わらずスケールが大きくて夢のあるミステリだなあ。ロマノフ王朝最後の皇女、アナスタシアの生存説も、ロマンがある。

     自らをアナスタシアだと主張した「アナ」という女性が実在したことは知らなくて、読み終わるまで島田さんの創作かと思っていた。思ったより史実が含まれていて驚いた。

     (小説内の)真実は切なくて、救いがなくて辛い。アナスタシアの過去はただでさえ重たいのに、ちょっと描写がくどいかも・・・。ところどころ展開が無理やりな感じもしたけど、歴史ミステリーとしても楽しめた。

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    2015年11月08日
  • UFO大通り

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    やっぱりミタライものは面白い!サクっと名探偵の頭の回転を見せ付けられます。島田荘司の作品は、普通じゃあり得ないような現象も論理的に説明できて実際起こり得ることなんだと、なるほどと思うことが多い。

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    2015年11月05日
  • 魔神の遊戯

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    違和感を感じながら読んでいたけど、原因は語り手が違うから御手洗さんもあまり登場しないのかと思っていたら、最後にそういうことか!とびっくりした。ダイイングメッセージとか額のYとかなんかちゃちい感じだし、犯人の動機もいまいちピンとこなかった。やっぱり語り手は石岡くんのほうがいいな。

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    2015年10月03日
  • アルカトラズ幻想(上)

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    前半は海外ミステリーのようなタッチで好きな文章。が途中から話があやしくなる。論文の辺りから読み飛ばし。

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    2015年09月21日
  • 御手洗潔と進々堂珈琲(新潮文庫nex)

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    京都大学近くの老舗喫茶店「進々堂」で若き日の御手洗潔が、戦争や差別など、なくそうとしてもなくすことができない人類の悪事について語る異色の短篇連作。
    今当たり前のことが事始めのときはミステリーである。殺人事件ばかりがミステリーではない。人はなぜ無意識に差別をするのか。人類の歴史は戦争史なのか。御手洗の言葉の中に答えがある。個人的には、ソメイヨシノの話に興味を持った。

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    2015年09月11日
  • アルカトラズ幻想(下)

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    よく、こんな小説を書くな、という、なんとも言えない読後感。あとがきにも書かれているが、ネジ式ザゼツキーに近い印象。
    上巻のミステリータッチから一変、アクションものになり、まさかのSFファンタジーか、と思いきやエピローグでまとめられる。

    賛否が分かれそうな小説だが、先が気になり読ませる。不思議な小説。

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    2015年08月23日
  • アルカトラズ幻想(上)

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    島田荘司の小説によくある展開。
    猟奇殺人が恐竜の論文と繋がって・・・
    という展開。

    論文の部分は、読みづらいが、興味深い。

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    2015年08月22日
  • UFO大通り

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    ネタバレ

    御手洗シリーズ。「UFO大通り」と「傘を折る女」の中編2作収録。
    どちらも強引なところが多々ありますが、これはこれで楽しかったです。

    【UFO大通り】密室で異様な姿のまま見つかった男の死体、近所の老女からは戦争する宇宙人を見たというまさかの目撃情報。乱暴な刑事も登場して、かなり派手な事件となっています。
    異様な事ばかりで何が何だか、いきなり思わぬ犯人登場で驚きましたが、真相はなかなかおもしろかったです。
    いろいろと無理矢理な部分もありますが、派手で軽快で、謎解きというよりはエンターテイメント寄りだったので楽しく読めました。


    【傘を折る女】ラジオで聞いたちょっとした謎から、御手洗が安楽椅子

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    2015年08月21日