島田荘司のレビュー一覧
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丁度旅+歴史のクイズ番組でやってたのですよね。
そして私は行ってたのですよね。ドゥブロヴニク。
クロアチアやスロベニア。アドリア海。
と、色々懐かしくてしかも御手洗と言うことで購入。
そしてそしてネトゲな要素もあるとかないとか。
買うに決まってるじゃないのですか。
ドゥブロヴニクのお話に関しては、情景が、本当にあの町が蘇って来て、写真出して見てしまう程。
史実にはなかった創作だったそうなのですけど、ありそうありそう。
確かに民主国家で独立してたっぽかったし、ふしぎ発見でもそんな事言ってたし。
もう一つのお話に関しても、RMTの仕組みは分かっていたし、海外の……と言うかほぼ中国だと思って -
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石岡くんのドジっ子ポジションは愛さずにはいられない( ˘ω˘ )
と思っていた私ですが、どうやらその認識は少し改めなければいけない時が来たようです。
石岡くんねェ…女々しすぎ!(今更感)
自分の娘でもおかしくない年齢の女性の、存在しない男の影に嫉妬するとか、かなり痛いよ!!
御手洗が日本にいた頃は、石岡くんにこれでもかとどSな愛のムチを言葉で振るっていたからこのウジウジ感は許せてたんだなァ。
「そこまで言わんでもええやん御手洗様…」
と読者を誘導する御手洗様は、本当に石岡くんのガーディアンであると思いました(作文)。
事件そのものは小粒感です()。
まあ解決する御手洗様がちんまい頃 -
Posted by ブクログ
下巻まで完了してから上巻の感想を振り返ると
全体を通した作品の粗さ・構想の甘さが上巻に出てきていて
下巻の面白さを考えると、もったいない印象を持った。
一番大きなところは、
上巻における現代編の致命的なまでのつまらなさ。
登場人物が揃って魅力に欠ける人物で、
ストーリーとしても陰鬱で面白みにかける上に、
ひたすらに主人公と片桐教授、常世田との会話による
写楽の説明に終止していて、閉口する。
会話も、「***」「そうですわね」
「***」「ふーん」「***」「そうです」
みたいな感じの素人のような会話文による説明が
延々と続いていて、つまらない上に
物語としてストーリーが動いていかない。
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Posted by ブクログ
う~ん、特に引き込まれるような内容でも展開でもないし、読後感としても余りインパクトは大きくないかな?
それと、作者の社会的主張が、この頃の作品としては感じなかった。
いつもの女性論とか、都市論、薬害や先天性の病気、歴史的背景などはなく、
スコットランドの雰囲気を味わうという作品なのかな?
暗闇坂の人喰いの木で列車でロンドンからスコットランド方面へ行く途中の美しい描写があったけれど、やはり島田荘司さんはイギリスの田園風景とかネス湖やスコットランドによい印象があるんだな!
ということがわかります。
確かに自分でもイギリスはロンドンを離れて田舎に行くとその美しさが印象に残るというのは感じているの -
Posted by ブクログ
ネタバレ御手洗初映画化ということは喜ばしい限りだが、どうしても「小さい」印象。
時間的空間的に広がりを持たせようとしているみたいだが、事件やその見せ方が結局「ご近所さん騒動」になっている。
どうせなら「暗闇坂の~」や「摩天楼の~」といった超弩級を映像化してほしかったものだ。
一休みして映画の公式サイトで予告版を見て。
あちゃーこりゃ駄目じゃないかなー、ミタライとか脳科学者とか石岡不在とか。
それに原作もそうだが、ミステリでも活劇でもなく「観光してる」ようにしか見えない悠々さ。
それにしても島田御大は、どうしてこう運が悪いというか間が悪いというか。
腐女子連への目配せも読者へのサービスもどこか上滑りし -
Posted by ブクログ
ミステリの巨人の奇想がついに歴史を捉え、真実を掴み、常識をひっくり返したか。
あまりにも膨大な歴史のテーマは、到底ミステリ小説1冊に収まりきれるものではなく、そこは島田節といつもの力業で何とかエンタメ小説の体裁を整えた感が強い。
写楽の謎を解明する目的の達成を優先したのために、ストーリーや人物たちがほとんど着地できずに終わってしまった。
島田ファン、ミステリファンの読み手としては不完全燃焼この上ない。
新潮の責任でしょ。
ライフワークとして積み上げていってもよかったのじゃないか。
船戸さんの満州国演義みたいに。
テーマが許さなかったのかなあ。
とりあえず出しとかなきゃみたいな、作中の出版と同じ -
Posted by ブクログ
ネタバレ色々言いたいことはあるものの、
総じては、面白かった本。
江戸、寛政の時代、突然現れ世間をあっと驚かせ、10カ月という短い期間に多数の作品を残しながらも、忽然と消えた、「東洲斎写楽」。本名も生まれも、存在自体が謎、の写楽の正体について、フィクションとノンフィクションを織り交ぜながら、描いた意欲作。
そう、意欲作、という言葉がぴったりだと思います、この作品は。「一番に伝えたいこと」がとても壮大で、スリリングだからこそ、その他のことが若干粗い仕上がりになっています。
たとえば冒頭、写楽の肉筆画、に記載された欧文でのサイン。平賀源内?と思わせ、途中から一切でてこなくなったこの話はどこへ行ったの