島田荘司のレビュー一覧

  • 幻肢

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ラマチャンドランの『脳の中の幽霊』が好きなので面白かった。ドッペルケンガーのくだりが思わせぶりな割に空ぶったとこは拍子抜けでしたが・・・
    主人公は酷いけど周りは天使やんと思ってたけど、よく考えたら個人的な恨み(ではなくなったけど)でこんな事やっちゃうような医大生のほうがメンヘラより嫌だ・・・

    0
    2017年09月19日
  • 透明人間の納屋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    伊坂先生がタイトルをあげていたので、興味を覚えて読んでみました。

    元々は講談社が2003年から2016年にかけて発行していた書籍レーベル『ミステリーランド』の第一回配本。
    かつて子どもだったあなたと少年少女のためというのがコンセプトだそうで、元は箱入りクロス装丁だったのだとか。
    確かに内容は大人用な感じはしますが子供でも読めて、
    そして衝撃を受け、かつ大人になって読み返すとまた違った感想が得られそうです。

    島田先生の作品は読み始めたばかりでそんなに多くはまだ読めていませんが
    ファンタジックなところから一転して現実に引き戻されて
    収束されていく落差が面白いなと思います。

    真鍋さんとヨウイチ

    0
    2017年07月27日
  • 御手洗潔の追憶(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    御手洗潔が横浜を離れてから10年間ぐらいの間の御手洗や、石岡さんやレオナ、里美たちのちょっとした身辺紹介の短編集。
    手紙やインタヴューなんかもあって、御手洗モノのいわゆるメタ構造的なお話は、ある意味読者サービスの読み物だね。

    そんな中、初めて潔の父親が登場する太平洋戦勝開始前後の物語は、思わず引き込まれてしまう迫力があった。
    そうか、こういう人生を送った人だったんだ。
    物語的には御手洗潔の天才性や神秘性を増す要素もあるわけだけど、それよりもやはりここは、父親が戦争回避のために努力して努力して、けれど報われなかったその人生がとても重く感じる。
    そんな彼にとって潔はまさに天使の生まれ変わりだった

    0
    2017年07月14日
  • 御手洗潔と進々堂珈琲(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    石岡君と出会う前の御手洗の話。もっとエキセントリックな人物の印象だったが、久しぶりにシリーズを読んだためか、それともヤング御手洗のためか。

    0
    2017年06月22日
  • アトポス

    Posted by ブクログ

    良くも悪くもいかにも島田荘司といった感じ。分厚いわりにそれほど中身はないが、「長い前奏」の吸血鬼の話はそれを主軸に展開してほしいぐらいになかなかおもしろい。ただ、病気を用いるのには少々うんざりである。それからいくら松崎レオナがいるとはいえ、ところどころに日本がどうのこうのといった話題が見受けられるのは、米国人の会話として不自然だろう。

    0
    2017年06月03日
  • 星籠の海(下)

    Posted by ブクログ

    村上水軍と信長の戦いがあった事、知らなかったから、戦国日本の歴史も知れて楽しかった。
    御手洗さんが、いつもより普通な人だったなぁ〜

    0
    2017年06月03日
  • 御手洗潔のメロディ

    Posted by ブクログ

    「IgE」と「ボストン幽霊絵画事件」では、御手洗潔の"超人的推理"を味わうことができる。「SIVAD SELIM」と「さらば遠い輝き」はミステリーではなくて、御手洗と石岡に関するエピソード話。

    「IgE」
    有名声楽家のところに現れた謎の美女、彼女の引っ越しをはじめとする謎の行動、レストランSでの度重なる小児用男子便器の盗難、公園の樹木損壊事件など。一見何のつながりもないような事件を結び付けて推理を組み立て、これから起こることを予言する御手洗潔。ここまで飛躍的な推理だと、"超人的推理"と言わざるをえない。
    御手洗は推理の裏付け調査をしているが、その内容が

    0
    2017年05月29日
  • 漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件

    Posted by ブクログ

    ホームズとその仲間たちのキャラクター、本家を読んだこと無いですし、映像化された映画やドラマなどを少し見たことあるだけですが、これが原作なんじゃないかと思うくらい、”しっくり”きてます。

    夏目漱石の当時の状況などをもっと知っていれば(ちゃんと歴史を勉強していれば)もう一声面白かったかも。

    でもそうじゃなくても十分面白いナリ。

    0
    2017年05月21日
  • 御手洗潔のダンス

    Posted by ブクログ

    山高帽のイカロス
    ある騎士の物語
    舞踏病
    近況報告
    の4編からなる短編集。あぁ、やっちまった。短編集だった(-"-;
    短編集はとても苦手で、なかなか進まない・・・。

    御手洗潔ならいけるか!?と思ったが、やっぱり私には短編集は合わなかった(^-^;
    しかし、彼の謎解きは短編でも鈍ることなく、快刀乱麻の手腕は健在!
    余りに鮮やか過ぎて、あっけなさを感じてしまう程(^-^;

    やっぱりダメだ。短編では謎解きのスピードも速すぎてついていけない。。。
    長編でじっくり堪能したい。

    0
    2017年04月25日
  • 御手洗潔のメロディ

    Posted by ブクログ

    牽強付会なミステリを書かせたら右に出る作家はいないと(私の中で)定評のある、島田先生の御手洗シリーズです。


    が。(前置き)


    本シリーズビギナーの方には!!
    自信を持って!!!
    本作はオススメしません!!!!


    本作にはミステリ一編、探偵礼賛記一編、探偵幼少期メモリアル一編、同人短編一編が収められています(一部誇張有)。

    冒頭のIgEこそ島荘節が炸裂していますが、後半三編は正直微妙です。御手洗潔というキャラクタを愛する人には堪らないかもしれませんが、それほどキャラ萌えしてない人にはキツい。
    ドラマ版の2人にはキュンキュンした私ですが、原作でやられるとね………コレジャナイ感あるんですよ

    0
    2017年03月24日
  • 星籠の海(下)

    Posted by ブクログ

    イヤミな程に無敵の天才ぶりを見せる御手洗潔はともかく、忽那社長と智弘少年のストーリーは切り離しても読ませる内容かな。星籠を見せること、水軍の如く戦に向かうシーンは染みるところがあります。故郷を愛する島田氏の意気込みも感じられる作品でした。

    0
    2017年03月13日
  • 星籠の海(上)

    Posted by ブクログ

    はじめに映像化ありきの作品と聞き、圧倒的な厚さの上下巻という現実をかえりみずチャレンジ‼淡々と進むストーリーに気をもみながら下巻に流れ込みます。感想は下巻にて。

    0
    2017年03月13日
  • 御手洗潔の追憶(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    御手洗シリーズのファンブック的なもの。映画やドラマで盛り上がった時にこの本も出版されたのだろうけど、御手洗シリーズをある程度読みつくした人じゃないと楽しめないのでは…と思った。
    ただ、あとがきを読んで、実写に関して個人的にずっと抱えてたモヤモヤが若干晴れた、ような気がしたので、読んでよかったと思う。
    本の中で色々あげられていた未発表の事件の話が読みたいです。

    0
    2017年02月17日
  • 写楽 閉じた国の幻(上)

    Posted by ブクログ

    江戸編はとても面白い!
    のに、現代編では同じ考察が何度も繰り返されていい加減げんなり…頑張って読み切ったので下巻に期待大!

    0
    2017年01月16日
  • 星籠の海(下)

    Posted by ブクログ

    大風呂敷を広げて、回収できずですね。
    終盤までは良かったのに、なんだかすっきりしない終わり方。
    出てくる女性のうっとおしさだけは流石だと思いました。

    0
    2017年01月07日
  • 漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件

    Posted by ブクログ

    読み終わってこのレビューを書くのに数ヶ月の期間。内容はおろか読んだことも忘れていた。レビューを書いていて断片的に思い出してきた。

    0
    2016年11月30日
  • アルカトラズ幻想(下)

    Posted by ブクログ

    猟奇殺人の犯人が捕まり、アルカトラズの牢獄に入れられる。そこで脱獄に巻き込まれ…と、気になる展開でワクワク。
    その後の展開が突然ファンタジーでなかなかついていけず。
    最後まで読んで、え、ああ…そういうこと?となるが、あんまりすっきり腑には落ちなかった。すこし、無理やりだったような?
    解説は伊坂幸太郎。何がいるのかわからないジャングルの中に放り投げられたうえ、どこからか物凄い磁石の力で、ぐいぐい引っ張られるような…とあるが、その感覚はなんとなくわかる。
    展開が読めない。展開どころか現状も読めない。でも最後は繋がる。その繋がり方に不満はあったけどね。。
    でも、面白かった!

    0
    2016年11月25日
  • 透明人間の納屋

    Posted by ブクログ

    御手洗清だと思い込んで購入したのだが、これは違った(^-^;
    こういうのも書かれるのだなぁ・・・。
    何だかわからないが、文章が読み易い所為なのか?凄く物語に引き込まれる。

    まさか、透明人間なんてオチじゃないよなぁ~って思いながら読み進めていき、結末は!!
    全く想像していない結末・・・。

    楽しく読ませて頂いたが、御手洗清が出てこないのは何となく物足りない(^-^;

    0
    2016年11月12日
  • 水晶のピラミッド

    Posted by ブクログ

    古代エジプトの悲恋、タイタニック号の悲劇、そしてメキシコ湾の孤島に出現した巨大なピラミッドで起こる殺人事件!

    三つの時代、三人の語り手によって語られる悲劇が、探偵・御手洗潔によって完結する!

    というわけで、本作も島田先生の十八番・「全然関係ない話に無理くり関係性持たせちゃう」スキルがいかんなく発揮されております(めっちゃ褒めてる)。

    牽強付会も甚だしくない?と眉をひそめる向きもあるでしょうが、現代に出現した怪物が零したある人物の名前にまんまと慄然させられた私は、結局は島田先生の掌で転がされてるんだなと思いました(作文)。

    古代エジプトで生き埋めにされたはずの人物が、現代のアメリカに異形

    0
    2016年10月27日
  • 透明人間の納屋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    序盤にして彼の正体は察せられていた。
    だからこそ透明人間という言葉の喩えるところもぴんときた。
    語り手の周囲の人間関係もわかりやすかった。

    が、人間消失のトリックがどうしてもわからなかった。
    が! トリックなんてなかった!
    これは物理トリック得意の島田先生にしては大いに肩すかし。

    以上は大人の読み物として。
    子供の読後感を想像すれば、ここまで興醒めで現実べったりな犯行理由に、何と思えばいいのか。
    御大は現実の社会情勢を作品に反映させることを信条としている。
    小説は具体的なもの、という特性を活かした、訴え、だ。
    そして日常生活に潜む暴力性を題材とする点において、村上春樹と通じるとも思う。

    0
    2016年09月28日