島田荘司のレビュー一覧

  • 帝都衛星軌道

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2009/8/12 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2018/11/30〜12/5

    2年ぶりの島田作品。
    タイトルはそういう意味だったのか!関西人で東京に馴染みがないので、トランシーバーのトリックには気づけなかった。

    0
    2018年12月05日
  • 上高地の切り裂きジャック

    Posted by ブクログ

    島田作品は知ってる割に、読んだ冊数はとても少ないのよね。
    2編の短編集。

    内臓を抜き取られた女優が不可解な謎を残して、上高地で殺された。
    そこで、御手洗さんがい外国から、石岡くんが送ったFAX原稿だけでスパッと快刀乱麻に名推理してくれる!
    『添付ファイル』やら『デジカメ』警察署長にある『テレビ電話』やら、最近に近いものが描かれてるなぁと思ってみたら、2005年上梓かぁ。
    やっぱり。
    御手洗さんもこの時代を生きているのかと思うと、何だか不思議(笑)
    この女優さんのお話は、大病院の経営者の息子が憧れの女優さんを死姦してしまうんだけど、殺人は犯していない。
    真犯人は、実は父親の方だった!って話ね。

    0
    2009年10月04日
  • 消える「水晶特急」~吉敷竹史シリーズ4~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【本書紹介文より】1985年4月、国鉄が誇る<水晶特急(クリスタル・エクスプレス)>が、上野から酒田まで、マスコミ関係者を乗せて処女旅行に出発した。その直後、列車強奪に遭う。犯人は大物代議士・加灘耕平の旧悪告白を要求し、人質の中の週刊誌記者・蓬田夜片子に、マスコミ公表の役目を命じた。だが、驀進する列車は人質もろとも突然消失した!?奇想天外な大トリックを駆使し、華麗に描く傑作ミステリー。


    鉄道ミステリであることと、豪華列車が<クリスタル・エクスプレス>という、田中康夫のデビュー作『なんとなくクリスタル』を思い出させるネーミング。この作品が出た当時、そのどちらもが人気だったのではないか。
    この

    0
    2011年10月27日
  • 魔神の遊戯

    Posted by ブクログ

    「暗闇坂」のようなグロテスクさと、「異邦の騎士」のようなカラクリ。
    御手洗ファンなら最初からなんとなく分かると思う。
    スェーデン行ってから、またコーヒー飲むようになったんだなぁ。
    御手洗モノとしてはちょい物足りなかったかな。

    0
    2009年10月04日
  • Yの構図~吉敷竹史シリーズ6~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    吉敷竹史シリーズ
    新潟から来た特急で発見された女性の遺体。反対側の盛岡から来た特急にも男の遺体が。小淵沢茂と岩田登美子の遺体。盛岡で起きた木山秀之自殺事件のいじめの主犯格の少年の母親と担任の心中事件。疑問を感じた吉敷の捜査。木山秀之の両親に対する疑いを強める吉敷。木山秀之の父親違いの姉・鳥繁ゆかりがバイトするペンション付近で自殺をはかる木山法子。木山秀之の残した遺言と死の直前に所持していたお金の金額から浮かび上がる疑惑。新潟に住むいじめの主犯格・岩田雄治のもとを訪れる木山法子。

    新装版 2007年3月24日初読

    0
    2015年02月28日
  • 光る鶴~吉敷竹史シリーズ16~

    Posted by ブクログ

    あれ?なんか読んだことがある・・・と思いつつもう一度読んでしまった。短編集。秋好事件を元にした光る鶴以外は初めて読んだ。

    0
    2009年10月04日
  • ら抜き言葉殺人事件~吉敷竹史シリーズ13~

    Posted by ブクログ

    吉敷シリーズ。ははあ。なるほどね〜確かに言葉によってはら抜きは言われてみれば気になるけど会話としては別にそこまで気にならないなあ。そのまま事件は終わらずなるほど!てな感じでした。

    0
    2009年10月04日
  • 毒を売る女

    Posted by ブクログ

    2008.10.7貸出
    これも読んだことがある。
    古い…女の人の描写がなんか違う…島田さんらしいけど。
    とりあえず、病気って怖いですね。

    0
    2009年10月04日
  • エデンの命題

    Posted by ブクログ

    2008/11/18 7&yで購入。
    2014/7/26〜8/1

    「エデンの命題」と「ヘルター・スケルター」の2編からなる中編集。ここのところ島田氏が取り組んでいる、分子生物学や医学の成果を取り入れた内容。「アトポス」あたりからだったと思うが、あまり成功しているようには思えないなぁ。そういう部分のおどろおどろしさだけを強調しているようで...

    0
    2014年08月01日
  • 見えない女

    Posted by ブクログ

    『インドネシアの恋唄』インドネシア旅行中にであった娼婦の少女との恋。切なくて悲しい。
    『見えない女』フランスで知り合った美女。大きな屋敷に一人で住み職業不明。「見えない女」の言葉の意味が良かった(笑)
    『一人で食事をする女』東西ドイツの物語(笑)やはり切ないですね。

    0
    2009年10月07日
  • 天に昇った男

    Posted by ブクログ

    祭りの櫓に三人の男女を吊るした死刑囚門脇春男。死刑執行後奇跡的に生き残り釈放。風景は美しいのに内容が悲しい。彼がかばった愛する女性は。

    0
    2009年10月07日
  • 御手洗潔のメロディ

    Posted by ブクログ

    それなりに面白かったけれど、シリーズを出鱈目に読んでいるせいで楽しめない部分もあり、前からちゃんと読み直そうかと思った。

    0
    2011年09月03日
  • Pの密室

    Posted by ブクログ

    完全な密室で発見された残虐な刺殺体。周囲のぬかるみに足跡も残さず消えた犯人。そして現場の床に整然と敷き詰められた赤い紙の謎。幾重にも重なる奇怪な状況に警察は立ち往生するが、小二の御手洗少年は真相を看破する。
    表題作ほか名探偵・御手洗潔の幼少期を描いた「鈴蘭事件」収録。

    0
    2009年10月04日
  • ら抜き言葉殺人事件~吉敷竹史シリーズ13~

    Posted by ブクログ

    我孫子武丸→綾辻行人→島田荘司という流れでこの人にたどり着きました。
    普通逆だろ……。

    島田荘司の作品には傑作が多くありますが(駄作も多いけど、要するによいものを書ける作家だから見劣りするのものを書いた場合目立つのだと思います)、いちばん印象に残っているのはこれ。
    完成度も物語的にもそれほどよいものではないのですが、字書きであるがゆえか「ら抜き言葉」に異常に反応してしまうわけです。

    0
    2009年10月04日
  • 奇想、天を動かす~吉敷竹史シリーズ11~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    吉敷竹史シリーズ

    消費税12円を請求されたことで桜井佳子を刺殺した行川郁夫。事件に不振を抱いた吉敷の捜査。行川が書いた童話。列車の中で踊るピエロ。列車のトイレから消えたピエロの遺体。白い巨人に脱線させられた列車。飛び込み自殺の遺体が甦り逃走する。牛越刑事の捜査であきらかになる実際に起きた事件。サーカスから駆け落ちした呂兄弟と桜井佳子。函館本線で射殺されたチンピラの荒井。札沼線から消えたピエロ。冤罪で服役していた行川の過去。


    新装版 2007年3月25日初読

    0
    2015年03月01日
  • 上高地の切り裂きジャック

    Posted by ブクログ

    今日の買い物

    切り裂きジャックをモチーフにした話といえば『切り裂きジャック・百年の孤独』という作品があるのですが、名作なんですけど。この表題作も面白かったです。

    あと、もうひとつ収録されてる短編『山手の幽霊』もあるんですけど、これは探偵小説っていうより、なんだろう、冒険小説っていうか。娘が報われなくて、どうにもやりきれない感情が芽生えてくるんですけど……。

    0
    2009年10月04日
  • 切り裂きジャック・百年の孤独

    Posted by ブクログ

    切り裂きジャック事件の真相……かもしれない? 見てきたのか、と思わず言いたくなる。グロいと感じる描写が多いので、耐性がないとつらいかもしれない

    0
    2009年10月04日
  • 切り裂きジャック・百年の孤独

    Posted by ブクログ

    買ったまま放置だったのだが、ようやく読破。
    自分の中での切り裂きジャックブームwはもう過ぎていたのだが、面白かった。
    このような謎解きは好きではないのだが、それが気にならないほど、ジャック推理はすごかった。

    0
    2009年10月04日
  • 上高地の切り裂きジャック

    Posted by ブクログ

    女優は腹を切り裂かれ、内臓を抜き取られ、かわりに石を詰め込まれた惨殺死体で発見された。いったいなぜ、何のために?そして密疑者には鉄壁のアリバイが…。“切り裂きジャック”が日本に甦ったかのような猟奇殺人に、名探偵・御手洗潔が挑む表題作ほか、横浜時代の御手洗が活躍する傑作中篇「山手の幽霊」も収録する。

    「山手の幽霊」は推理+冒険という展開で昔の推理小説を彷彿させます。それにしても、この作品の御手洗は人間味があり少し丸くなった気がします。

    0
    2010年05月14日
  • 上高地の切り裂きジャック

    Posted by ブクログ

    新規購入ではなく、積読状態だったもの。
    2011/12/5〜12/6
    御手洗潔シリーズの中編二編。表題作と「山手の幽霊」。御手洗シリーズならではの奇想天外なトリックが楽しめる。どちらかといえば、後者がより好みか。しかし、よくもまあ、こんなトリック考えつくなあ。

    0
    2011年12月06日