無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
島田さんの本を読んでいると、どうも島田さんの言うことに「そ、そうか」という気になってしまう。
とにかく熱いのである。「~だから~なのだ」と言われたら、「そ、そうですか」と思い、「なんということだ!」と言われたら、「うむ、大変だ!」と思ってしまう(笑)。
けど、私はなんだかその熱さが憎めないのだ。その勢いに、その激情に、純粋に飲まれたくなるのである。
島田さんの作品は、ミステリーとしても物語としてもかなり強引でトンデモなところがあるけれど、そこを私は疑いながら読みたくないのだ。彼の熱さ、彼の勢いに、できることなら付いていきたいと思う。つまりは、そう思わせてくれるだけの魅力を、私が島田さんに感じているということだろう。
このお話も、ストーリーとしてはかなり強引で主人公やヒロインの言動にも「?」と首を傾げるところが少なくない。
しかし、そんな中にも溢れるような「若さ」が感じられてひと夏の青春モノとしては不思議な魅力がある。その向こう見ずでどこか透明な甘酸っぱさ、だからこそ突き進める可能性、みたいなものが、確かに感じられるのである。
途中までは、どうしてヒロインが主人公に好意を持ったのかよくわからなかったが、最後まで読むと彼女の心情がなんとなくわかる気になった。こういう「男の子」になら、確かに気を許したくなるかもしれない。
一読惚れ…。
もうかれこれ30年近く経ったんですかね、この作品が出版されてから…。
確かその頃自分は高校生だったと記憶していますが、テスト勉強そっちのけで読破し、正に「一読惚れ」してしまった作品です。懐かしいなぁ…。
島田先生は改版がお好きで(これはこれで愛読者にとっては迷惑w)、自分が読んだ頃とは大分変わってる気はしましたが、このロマンチックなストーリーを読むと、熱中していたあの頃の自分を思い出して、恥ずかしくもあり懐かしくもありで、忘れられない作品です。確か直木賞の候補作には入ったんですよね、これで。
賞とは何故か縁遠かった島田先生ですが、今やミステリ界の大御所と成った今を考えると、コレか「占星術…」で乱歩賞を獲れなかった事は、未だに残念な想いが脳裏を過ります。
中高生ぐらいの方(特に男子!)が読んだら、胸キュン必至の素敵な小説です。だから「『異邦の騎士』と似てるね」とか、言っちゃダメなんですよ、ファンの方はww!!!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
試し読み