島田荘司のレビュー一覧

  • 切り裂きジャック・百年の孤独

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    ネタバレ

    服部まゆみさんの「一八八八切り裂きジャック」がかなり面白くて、続けて切り裂きジャックモノが読みたくなりここは大御所に!と島田さんの切り裂きジャックを読ませて頂きました。

    流石は島田さんだけあって、物語の完成度と説得力は素晴らしかったです。小説家の想像力はすごいなぁ、と感心しました。
    が、やっぱりボリュームのせいか、ちょっと薄かったかな…。
    綺麗にまとまりすぎてた感じでした。
    というか、御手洗シリーズと読み終わって知りました。笑
    それでやたら日本云々言ってたのですね。
    一緒に居た東洋人は誰なんでしょうか。石岡君では無いだろうし…。
    それを知ってから後半を読み返すとちょっとニヤリとしてしまいます

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    2013年10月07日
  • 天に昇った男

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    冤罪を扱った作品です。
    読み出したら止まらなくて、一日で読んでしまいました。
    島田荘司の冤罪についてのメッセージがとても良く伝わってきました。

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    2013年10月02日
  • 犬坊里美の冒険

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    司法試験に合格し、晴れて司法修習生となった里美。

    お祭りの最中、境内に突如現れ消えた死体。
    その近くにいて容疑者として逮捕された藤井の弁護を担当することになった里美。
    死体消失の謎がわからないまま、黙秘を続ける藤井との関係もうまくいかない。
    が、藤井の態度や尾登の情報から、冤罪であると確信し真実を知るために奮闘する。

    悩んで、落ち込んで、頼って、助けられて
    一生懸命がんばる里美。
    ていうか、石岡のことが好きだったのか!とびっくり。
    けど、尾登ともいい感じで、里美の恋も気になる(笑)

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    2013年09月30日
  • 龍臥亭幻想(下)

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    櫂が行方不明のまま
    続いて、日照の死体が発見される。
    旧日本軍の研究所で行われていたという肉体縫合の手記。
    さらには、森孝魔王が鎧姿で蘇り、
    石岡らの目の前で菊川を殺して消えた。

    吉敷竹史シリーズは全く読んだことがなくて
    この話で初めて吉敷さんを拝見。
    今回は石岡君じゃなくて、電話の御手洗と最後に現場に現れた吉敷が
    解決した感じ。

    あ、でも最後まで残った森孝魔王の謎は
    石岡宛に届いた手紙によって真相が解明される。

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    2013年09月30日
  • 龍臥亭幻想(上)

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    今回の主人公も石岡和己。

    前回の事件から8年ぶりに集まった事件関係者のみんな。
    新メンバーが、日照和尚、斎藤櫂、黒田研一、菊川神主、伊勢光嘉。

    今回は、明治初期の森孝伯爵が起こした殺人事件から話がスタート。
    森孝魔王の伝説(鎧がひとりでに動いて成敗を下す)に話が続く。

    3ヶ月ほど前から行方不明になっている巫女、行き倒れの死体。
    睦雄がかいたという事件を暗示するような絵。
    地震が起こり、厚いセメントの下から現れた巫女の死体。

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    2013年09月30日
  • 龍臥亭事件(下)

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    「御手洗が去った後に鬱々としていた石岡君が、一念発起して依頼人と二人旅か~やるじゃん石岡君(*^ω^*)」
    と、旅行の目的(悪霊祓い…)は置いといてほのぼのしていた序盤から一転。イッちゃってる同行者(女)に導かれるままに、一路西へと向かう二人。もちろんロマンスのロの字もなく、ひたすら真っ暗闇の行程にビビる石岡君がおかしい(笑)。

    曰く有りげな元旅館に二人が転がり込んでからは、展開がまあ早い早い。
    【密室状況に次々と転がる銃殺体のオンパレード!】
    からの、
    【悍ましい死体装飾】(*_*)ひいいい

    幾らなんでも過剰過ぎるんじゃないですかううう…(泣)とページの端を摘まみながら読み進めていくと、

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    2013年09月29日
  • 龍臥亭事件(上)

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    上下巻一気に読んだので、感想は下巻にまとめまっす\(^o^)/

    しかし相変わらず、死体の損壊具合が異常に怖い…(u_u)


    朋友・御手洗が日本を去って一年。ひょんなことからうら若き女性に岡山県まで随行することになった石岡は、辿り着いた奇っ怪な旅館で恐るべき連続猟奇殺人に遭遇した。
    密室の中での銃殺、損壊され弄ばれる遺体、そして戦前に村で発生したという、史上空前の「三十人殺し」との関連…そして遂に、石岡の目の前にも殺人鬼の亡霊が姿を現す!

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    2013年09月29日
  • 龍臥亭事件(下)

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    下巻では半分くらいが睦雄の話。
    睦雄の大量殺人事件というよりは、
    偏見、差別について考えさせられる話。

    額に書かれた7の数字。
    1度盗まれ、装飾されて再び現れる死体。

    阿部定事件から、徐々に謎に迫って行く石岡。
    本当に狙われている人物を知り、彼女達を守るために奮闘する。
    意外な犯人と、幽霊の正体。

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    2013年09月22日
  • 龍臥亭事件(上)

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    主人公は石岡君。
    君、とか言ってるけど石岡君は45歳(たぶん)

    龍がとぐろを巻いている形の元旅館・龍臥亭で起こる連続殺人事件。
    突然訪ねてきた女性に付き添いを頼まれ岡山までやってきた石岡が
    この事件に巻き込まれる。

    村にはかつて、30人を一晩で殺したという都井睦雄という人物がおり、
    現在でもたびたび目にされる睦雄の幽霊。
    皆が口にする”因縁”とは。

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    2013年09月22日
  • 龍臥亭幻想(上)

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    石岡和己が主人公。犬坊里美も注目。御手洗が電話出演。加納通子も出演したため吉敷の登場もある、ファンサービス作品。

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    2013年09月18日
  • 御手洗潔のメロディ

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    御手洗 短編集。
    ミステリ2つに日常2つ。

    IgE:壊されつづける便器と声楽家の前に現れ、消えた美女。
    チェーンレストランと切り倒された杉の木。

    SIVAD SELIM:高校生ボランティアのクリスマス・コンサート。
    これに御手洗を出演させようとする石岡君と、先約があると断る御手洗のケンカ(笑)
    あ、この話は一応、謎あるかも。

    ボストン幽霊絵画事件:御手洗大学生(アメリカ)の事件。
    看板の一文字の一部分だけが撃たれたことを発端として、
    開校直前の絵画教室のオーナーが殺されていると推理。

    さらば遠い輝き:ストックホルムの大学で脳研究を御手洗と一緒に行っているハインリッヒと、レオナが御手洗に

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    2013年09月10日
  • 水晶のピラミッド

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    ネタバレ

    御手洗潔 長編

    前半は、タイタニック号船上の話と古代エジプトの話が
    代わるがわる出てくる。

    後半は、アメリカにあるエジプト島とよばれる島で起こった
    殺人事件を追う話。
    レオナ主演の映画撮影現場(の近くの塔)で起こった密室の事件。
    愛犬を亡くして鬱状態の御手洗に、レオナが事件解決を依頼。

    御手洗の全員集めての事件解釈の後に、
    もう一度、本当の解決がある。

    水中にある地下居住施設とか、冒険が多くて楽しかった。

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    2013年08月27日
  • 漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件

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    笑いあり、大トリックあり、ちょっとした感動もありでてんこ盛りです。英国に留学中の夏目漱石がシャーロック・ホームズと共に難事件を解決するというお話で、一見ない設定のように思えますが良く考えて構成されていると思います。
    ミステリーとしてはやや物足りなさを感じますが、ユ-モア・ミステリーと割り切って読めば、なかなかの佳作だと思います。

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    2013年08月17日
  • ら抜き言葉殺人事件~吉敷竹史シリーズ13~

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    こじんまりとした長編の中に日本語問題、教育問題、男女差別問題、外国人就労者問題などの社会派テーマが含まれおり色々と考えさせられます。
    「ら抜き言葉」という題材はとても魅力的ですが、笹森恭子をここまで「ら抜き言葉」に執着するものが何なのかという点に少し説得力が足りないような気がしました。
    ラストはそれなりに驚きましたがミステリーとしては小粒かなと思いました。

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    2020年01月29日
  • 羽衣伝説の記憶~吉敷竹史シリーズ12~

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    吉敷の担当する事件自体は平凡で、地道な捜査の部分以外には特に見るべき点はないという印象です。
    単体でみれば完成度が低い作品なのですが、シリーズの集大成作「涙流れるままに」に繋がっていくので、避けては通れない作品です。

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    2013年08月15日
  • Yの構図~吉敷竹史シリーズ6~

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    謎自体は魅力的ですし、クライマックスもそこそこ盛り上がり楽しめたのですが、吉敷刑事の行動が目に余りました。強い思い込みのせいで捜査を行き詰まらせたり、意味深な発言をする人物を保護せず見殺しにするなどの大失態を冒します。吉敷刑事は「不器用で真っすぐな人間味があるタイプ」というイメージでしたが、ここまで短絡的で間抜けな人間だとは思いませんでした。吉敷ファンとしては非常に残念でした。

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    2013年08月15日
  • 最後の一球

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    物語の途中に野球選手の独白(手記)が挟まれているのですが、これが読ませます。陽の当たる場所に出ることのできない野球選手たちの苦悩がひしひしと伝わりました。
    トリックはありふれたものでしたが、「なぜその手段をとるに至ったか」のプロットは納得の出来でした。

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    2014年04月27日
  • 魔神の遊戯

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    メイントリックは綺麗に決まっていたと思います。ヒントが至る所に張り巡らせているのに気付かせないところは、作者のストーリーテリングの巧さによるものだと思います。
    しかし、納得いかない点が多かったです。最後の謎解きの部分は、何か駆け足的な感じであっけなかったです。
    犯人の動機も不満でした。バラバラにしたり、死体を犬にくっ付けたり等、計画的で大掛かりだった割には浅はかな動機だったので腑に落ちなかったです。
    また、ロドニーの日記に則って遂行する意味も説得力が欠けていたと思います。魔神の咆哮の正体も拍子抜けでした。

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    2013年08月15日
  • アトポス

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    物語の前半は「エリザベート・バートリ」「アヘン戦争」「上海人魚」「サロメ」の話が絡み、後半になってやっと事件が動き出すという展開です。結構長いので少し簡略化して欲しい気もしましたが、最後にしっかりと一つに纏まる構成は素晴らしかったです。
    謎解きに関しては突っ込みどころが多かったです。御手洗がズバズバと言い当てるのですが、何故そこまで判るのか疑問です。もはや神業というしかありません。

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    2013年08月15日
  • 犬坊里美の冒険

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    司法修習生になった犬坊里美が活躍する御手洗シリーズの番外編。
    女性週刊誌に連載した作品なので、やけに和菓子の蘊蓄や、倉敷・津山・総社の観光案内など二時間サスペンスドラマっぽい展開に戸惑う。
    しかし、流石の島田荘司氏だ!その展開にウラがあり、そして見事な伏線が張ってあった。

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    2013年08月12日