島田荘司のレビュー一覧

  • アトポス

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    ネタバレ

    女性の美への執念が招く殺戮のはなし。
    前半は14世紀におけるエリーザベト・バートリの所業と現代における奇怪な殺人者の出現、レオナの奇行に、二人の現地刑事が翻弄される。
    暗闇坂から主要サブキャラとして定着しているレオナの、狂人のごとき言動にハラハラ。
    海外ロケ地での不可解な殺人事件で窮地に陥るレオナと監督を救うためになんだかんだ探偵が奔走する展開、前世紀の死者が現代に甦ったかのよう見せる謎かけはピラミッドを踏襲。そういえば今回は友人に出番なしでした。

    複線用ではあるけどバートリのパートが一番恐ろしくもおもしろかった。前世紀、現在NY、現在エジプトそれぞれでひと悶着描かれるのでやはり長い!笑

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    2014年12月14日
  • 眩暈

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    御手洗潔シリーズ、8作目。

    相変わらずというか、最初の導入部は狂人妄想的な手記から始まる。その、いかにもあり得なさそうな妄想ごとを、御手洗が見事に現実ごととして証明していくところは興味深く読めた。確かに御手洗のようにワールド的な視野を持っていないと、思いもつかないかも。無理に小難しく、かつ、グロテスクな描写を多用するのはちょっと苦手、、、と思うが、結局最後まで一気に読み進めてしまっているんだもんな。それだけ島田作品の魅力に嵌ってしまってるのかも。

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    2014年11月25日
  • 天に昇った男

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    なんというか、後味が微妙なお話です…。現行の死刑制度について問題を提起するお話でミステリではありません。でもこのオチは悲しすぎる気も。

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    2014年11月13日
  • UFO大通り

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    ネタバレ

    縁あって久しぶりにしまだそーじ作品を読んだんですが、正直きつかった(汗)
    社会に対する怒りとかも分かるんだけど、そこを踏まえて一段上まで行って欲しかったつーか。いや、今でもこういうタイプの人がいっぱいいることは分かってるんだけど、思考レベルにおいてはすでに考慮された前提だと思うのよねん・・・。
    とりあえず傘を折る女は、バス会社の運転手、女のことばらしたらアカンやろ、とそこを一番に思うっす。怒りを感じてたなら、それこそ被害者家族にばらすよりも週刊誌に売れよ・・・。
    そして事件を隠蔽しようとしてそこまでがんばって画策するのも納得いかんつーか・・・。まあ、テンパってたから冷静な判断できなかったのヨ、

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    2014年09月20日
  • 透明人間の納屋

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    本格としてはもちろん、ミステリとしても稚拙な印象はぬぐえないと感じた。
    作者は社会的なテーマを描くため、何とかミステリに仕立て、子どもを主人公に据えて魅力を増し、エンタメとしての体裁を整えた。
    と、普通なら見向きもししないけど、やっぱり島田さんの力量で引き込まれてしまう。
    やっぱり職人だなあ。
    こういう小粒な作品もいいですね。

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    2014年08月30日
  • UFO大通り

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    『傘を折る女』がドラマになるという噂(あくまでも噂)があったので久しぶりの島田荘司。
    どうドラマにするんだろう?ちょっと楽しみ。
    御手洗さんが玉木さんで石岡さんが堂本さんって噂なんですけど。

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    2014年08月21日
  • 写楽 閉じた国の幻(上)

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    前半だからか、ちょっとダルい。
    島田さん、大好きなんですが、江戸編に入るまでが、長くて苦痛でした(^^;;

    上巻の最後1/3くらいからは、スルスル読めます!!
    下巻にも期待☆

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    2014年07月05日
  • リベルタスの寓話

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    リベルタスの寓話とクロアチア人の手の2話。

    なんでそんなことをしたのかわからない殺人事件に
    論理的にその理由を明らかにしていく、いつもの感じ。
    これが心地よくて好き。

    ただ今回は舞台がボスニア・ヘルツェゴヴィナやクロアチアなので民族紛争や人種の話などが少し関わってくる。
    ネトゲのRMTも題材にした、なんかちょっと考えさせられる話でした。

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    2014年06月25日
  • 天国からの銃弾

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    ノン・シリーズの中編を三編収録。いずれも著者らしい「奇抜な着想」が魅力的で、一体どんな解決になるのか、つい先が気になってしまいます。
    トリックというよりもストーリーテリングの妙で巧く纏めている印象です。ミステリーとしてはやや物足りない感じがしますが、物語自体はとても面白かったです。
    ベストは【ドアX】。ぐにゃりとした世界が徐々に整っていくさまが好きです。

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    2014年05月22日
  • ミタライ 探偵御手洗潔の事件記録(1)

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    御手洗シリーズは幾つか読んだけど二つとも未読の話し。
    糸ノコとジグザグはトリックも面白かったけど傘をおる女はあまり腑に落ちなかった。もっと御手洗がもっと前面に出てきて欲しかった。

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    2014年05月09日
  • 龍臥亭幻想(上)

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    龍臥亭事件のメンバーが出てくる。許せないことってあると思う。そのときどうするか。哀しい事件。事件は大抵哀しいものか。

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    2014年03月09日
  • 写楽 閉じた国の幻(上)

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    六本木の回転ドアの事故から物語が始まり、「写楽」の謎を解いていくという因果関係が強引的。
    しかし、「写楽」というのがこれほど謎めいた人物だったのか!?、一体、写楽は実在したのか?たった10ケ月の活動でその名声もその後の人生も何も残されていない・・・
    鎖国政策の江戸期の幕府政策に反する各藩の利権阻止もからみ、謎の人物「写楽」が関与していたのか?
    別人説としての謎を解き明かしていく・・・
    下巻では、その回答があかされるのか!?

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    2014年03月09日
  • 最後の一球

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    御手洗潔シリーズの皮をかぶった、二流野球選手をテーマにしたサスペンスという感じ。
    御手洗が登場するは、導入部分の最初の数章と最後の数章だけ。小さな事件が思わぬ解決をしたと思ったら、急に二流野球選手の回顧談が始まる。
    内容的には普通に面白いんだけど、御手洗の登場シーンのとってつけた感が半端ない。あと御手洗のミステリーを期待してたから消化不良。

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    2014年03月04日
  • ミタライ 探偵御手洗潔の事件記録(2)

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    癖のあるイケメンって確かにこんな感じなのだろうな、と納得。文字を追うより絵で見る方が情報が整理されやすいのと、犯人が誰かを既に分かっていることもあってもう一度状況を整理しながら読むことができた。
    改めて見ると石岡くんは終始腑に落ちない顔をしていて不憫。実際御手洗のすぐそばで物を見ていたらそうなるのも無理はないとは思うけども(笑)
    占星術殺人事件の冒頭、日記の部分でリタイアした知人にこのマンガを貸してみます。

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    2014年01月15日
  • ネジ式ザゼツキー

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    御手洗。
    私は、眩暈にちょっと似てると思った。

    記憶障害の人物が書いた物語から、真実を推理する話。
    ネジ式の死体とか、いったいどうなるんだと思っていたけど
    はあー、なるほどー‼︎と思った。
    すごい。さすが島田さん。

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    2013年12月13日
  • アトポス

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    御手洗シリーズ。なんか、流れが水晶のピラミッドに似てる。
    1000ページ弱は長かった!
    けど、2日で読み終えてしまった。
    前半はほとんどエリザベート・バートリの話。
    美しさを保つために、若い女性を殺してその血を浴びていた女性。

    後半は、「サロメ」撮影スタッフが死海で経験する
    不可思議な殺人事件の話。
    死海では3人の人間が亡くなり、
    主演女優のレオナがその犯人と目される。
    その頃、LAでは赤子が赤い顔の怪物に連れ去られる事件が頻発していた。

    そんなことがあるのかよっていう解決を
    抵抗を感じることなく受け入れさせられてしまう、というか。
    この強引な感じがやみつきになって、
    やっぱりまた島田さん

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    2013年12月09日
  • 最後のディナー

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    「龍臥亭事件」以来、久々に御手洗シリーズを買ってみた。
    (「Pの密室」も購入済みだが手付かず)

    三編収録だが、どれもミステリーとしては薄口。

    『里美上京』 「龍臥亭事件の後日談」それ以上でもそれ以下でもない。
    『大根奇聞』 「んなアホな?!」という仕掛け。
    『最後のディナー』 最悪の結末は回避されるが、寂しく哀しい作品。

    『最後のディナー』が一番御手洗シリーズらしい匂いを感じた。
    横浜の何気ない風景や生活感の描写は流石としか言いようがない。

    個人的には犬坊里美がどうにも苦手。
    読んでいると頭が痛くなってくる。

    また、彼女に振り回される石岡君の情けなさと言ったら・・・

    もう「異邦の騎

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    2013年11月27日
  • ミタライ 探偵御手洗潔の事件記録(1)

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    御手洗シリーズがまさかの漫画化してることに今更気づいて早速買ってきました。

    絵はとても綺麗で表紙の女の人なんかは美人で好きなんですが、御手洗も石岡くんも綺麗すぎるかなぁという印象。
    御手洗のまつ毛が気になるし、石岡くんは私的にはもっと文学青年そうな大人しそうなイメージだったので、それに比べると若干ワイルドな感じがするなぁと感じた。

    話自体は原作より現代風になってるようですが、面白いです。
    続きも読みたいとは思ってます。

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    2013年10月22日
  • ネジ式ザゼツキー

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    なんかなぁ…。
    御手洗潔シリーズはわりと好きなのだけど、今回のは…ん〜…。
    あたしはいまいち…。
    なんていうか、途中の(「エゴン・マーカット」の第二部で言うところのS層の)スケールが大きすぎて、実際の事件の方が色褪せてる感じがする…。
    とくに、最後の章では謎解きをするのが御手洗ではなく、事件の当事者たちが事実を語っていくせいで、よけい、ミステリー風味がそがれて、「…ふ〜ん」って感じ。

    といっても、事件自体の謎がすごくないわけではないのだけれど。
    あたしが、ミステリー小説においては、探偵が犯人や事件について、ズバズバ言い当てていく…という展開を好むせいだと思うのだけど。

    それから、個人的には

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    2013年10月16日
  • 上高地の切り裂きジャック

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    ネタバレ

    御手洗先生シリーズ2作収録。

    「下腹部が何故切り取ってあるのか?」
    この出尽くした質問に心から完敗してしまいました。

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    2013年12月01日