島田荘司のレビュー一覧
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ネタバレ女性の美への執念が招く殺戮のはなし。
前半は14世紀におけるエリーザベト・バートリの所業と現代における奇怪な殺人者の出現、レオナの奇行に、二人の現地刑事が翻弄される。
暗闇坂から主要サブキャラとして定着しているレオナの、狂人のごとき言動にハラハラ。
海外ロケ地での不可解な殺人事件で窮地に陥るレオナと監督を救うためになんだかんだ探偵が奔走する展開、前世紀の死者が現代に甦ったかのよう見せる謎かけはピラミッドを踏襲。そういえば今回は友人に出番なしでした。
複線用ではあるけどバートリのパートが一番恐ろしくもおもしろかった。前世紀、現在NY、現在エジプトそれぞれでひと悶着描かれるのでやはり長い!笑
エ -
Posted by ブクログ
ネタバレ縁あって久しぶりにしまだそーじ作品を読んだんですが、正直きつかった(汗)
社会に対する怒りとかも分かるんだけど、そこを踏まえて一段上まで行って欲しかったつーか。いや、今でもこういうタイプの人がいっぱいいることは分かってるんだけど、思考レベルにおいてはすでに考慮された前提だと思うのよねん・・・。
とりあえず傘を折る女は、バス会社の運転手、女のことばらしたらアカンやろ、とそこを一番に思うっす。怒りを感じてたなら、それこそ被害者家族にばらすよりも週刊誌に売れよ・・・。
そして事件を隠蔽しようとしてそこまでがんばって画策するのも納得いかんつーか・・・。まあ、テンパってたから冷静な判断できなかったのヨ、 -
Posted by ブクログ
御手洗シリーズ。なんか、流れが水晶のピラミッドに似てる。
1000ページ弱は長かった!
けど、2日で読み終えてしまった。
前半はほとんどエリザベート・バートリの話。
美しさを保つために、若い女性を殺してその血を浴びていた女性。
後半は、「サロメ」撮影スタッフが死海で経験する
不可思議な殺人事件の話。
死海では3人の人間が亡くなり、
主演女優のレオナがその犯人と目される。
その頃、LAでは赤子が赤い顔の怪物に連れ去られる事件が頻発していた。
そんなことがあるのかよっていう解決を
抵抗を感じることなく受け入れさせられてしまう、というか。
この強引な感じがやみつきになって、
やっぱりまた島田さん -
Posted by ブクログ
「龍臥亭事件」以来、久々に御手洗シリーズを買ってみた。
(「Pの密室」も購入済みだが手付かず)
三編収録だが、どれもミステリーとしては薄口。
『里美上京』 「龍臥亭事件の後日談」それ以上でもそれ以下でもない。
『大根奇聞』 「んなアホな?!」という仕掛け。
『最後のディナー』 最悪の結末は回避されるが、寂しく哀しい作品。
『最後のディナー』が一番御手洗シリーズらしい匂いを感じた。
横浜の何気ない風景や生活感の描写は流石としか言いようがない。
個人的には犬坊里美がどうにも苦手。
読んでいると頭が痛くなってくる。
また、彼女に振り回される石岡君の情けなさと言ったら・・・
もう「異邦の騎 -
Posted by ブクログ
なんかなぁ…。
御手洗潔シリーズはわりと好きなのだけど、今回のは…ん〜…。
あたしはいまいち…。
なんていうか、途中の(「エゴン・マーカット」の第二部で言うところのS層の)スケールが大きすぎて、実際の事件の方が色褪せてる感じがする…。
とくに、最後の章では謎解きをするのが御手洗ではなく、事件の当事者たちが事実を語っていくせいで、よけい、ミステリー風味がそがれて、「…ふ〜ん」って感じ。
といっても、事件自体の謎がすごくないわけではないのだけれど。
あたしが、ミステリー小説においては、探偵が犯人や事件について、ズバズバ言い当てていく…という展開を好むせいだと思うのだけど。
それから、個人的には