島田荘司のレビュー一覧

  • 龍臥亭事件(下)

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    御手洗潔シリーズ。(?)

    今回は石岡和己が探偵役です。
    御手洗が石岡に優しい手紙を出しています。
    そこも結構重要な見所ですヨっ!!

    お話し自体は津山三十人殺しが題材になってます。
    調べてみるとかなりそのまんまです(笑)

    相変わらず上下共分厚いですが、
    私は面白くてサクサク読めました。
    石岡探偵も結構様になっているのでは??

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    2010年05月04日
  • 犬坊里美の冒険

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    ネタバレ

    2009/8/8 ジュンク堂住吉シーア店にて購入。
    2016/11/10〜11/15

    「龍臥亭事件」、「龍臥亭幻想」に登場した犬坊里美が司法修習生として活躍する作品。まさか、あの里美が、って感じ。また、島田作品とは思えない2時間ドラマ的展開も、ちゃんと伏線が降ってあったんだ。10年前の作品ではあるが、冤罪や再犯者の心情など、現在も解決していない問題も提起されていて、流石島田荘司って感じの作品。

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    2016年11月15日
  • アトポス

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    映画「サロメ」の撮影関係者に次々起こる悲劇。脚本家は首を落とされ殺害、関係者らの子や孫である生後間もない乳児は5人も怪物に攫われ、助演女優は行方不明。しかも主演女優の松崎レオナへ密かに疑いの目を向けるロス市警の姿が・・・。砂漠の地に撮影現場を移して間もなく、新たな犠牲者がでてしまう。更なる惨劇が続き、どれもがレオナの凶行を示唆しているようだった・・・。「長い前奏」(ほんっとに長い!)では、史実に基づいた血塗られた伝説が、ひとつの小説として記される。中世の伯爵夫人エリザベート・バートリの美への執着が狂気にかわっていく過程が恐ろしくも興味深く、勇敢な少女の脱走劇も加わって話の展開が面白くてなかなか

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    2011年07月22日
  • 切り裂きジャック・百年の孤独

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    「切り裂きジャック」解決モノ。
    ぬるぬるした残酷美が苦手な方はご遠慮ください。
    でもでも、すばらしく独創的な解決策!です。
    現実のジャックももしかして…と思わされます。

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    2009年10月04日
  • 夏、19歳の肖像

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    病室から見ていた女性の犯罪。退院後彼女に恋した主人公は事件の真相を探る。ミステリってよりサスペンスかな(笑)彼女の家族関係はなんとなく予想できるし(笑) 読みやすく楽しめた(笑)

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    2009年10月07日
  • 羽衣伝説の記憶~吉敷竹史シリーズ12~

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    吉敷竹史シリーズ。

    新装版 2007年3月10日購入

    新装版 2007年3月26日初読

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    2009年10月07日
  • 確率2/2の死~吉敷竹史シリーズ5~

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    ネタバレ

    吉敷竹史シリーズ

    巨人の投手・川口の息子誘拐事件。犯人に言われるまま身代金を持ち駆け回る吉敷。突如として取引の中止を宣言し息子を解放した犯人。自分の町を周る白いライトバンが気になった甲斐佳子。夫に相談するが関心を持たない。ある日夫が会社やめたと知らせて来た阿佐田と名乗る男。ライトバンを運転する夫・留広を目撃。誘拐事件と留広の関係を疑った吉敷と小谷の訪問。逃亡しようとしマンションから転落死した留広と死の原因を作った隣人の磯田憲子の自殺。野球賭博と事件の関係。

    2007年3月23日初読

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    2012年03月22日
  • Pの密室

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    御手洗潔氏の知られざる生い立ちに迫る中編2作。
    『鈴蘭事件』は御手洗が幼稚園児
    『Pの密室』は小学校二年生の御手洗氏が活躍する。

    「斜め屋敷の犯罪」を読んで、御手洗潔にハマってしまいました。
    奇人・変人というところからは、シャーロック・ホームズを
    連想する人が多いかと思いますが
    あたしは、『鈴蘭事件』『Pの密室』を読んでいると
    名探偵・コナンを連想しながら読み終えました。
    う〜んw
    さすが!!
    シリーズを読破したくなりましたw

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    2009年10月04日
  • 上高地の切り裂きジャック

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    御手洗シリーズ。「山手の幽霊」はなんだかんだと石岡は心配していたけれども読者側から見れば安心して読めた。小難しいこともなくさらっと。

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    2009年10月04日
  • 上高地の切り裂きジャック

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    アリバイトリックの崩し方は、正直言って普通の人間にはわからんだろう、と思った。もちろん事件の新奇さと解決の手際は素晴らしいけど。
    併録の「山手の幽霊」の方が楽しめたかな。なんとなく、地に足のついた展開、という感じで。まあそれが島田荘司の良さと重なるかどうかは別として。

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    2009年10月04日
  • 上高地の切り裂きジャック

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    グロい。痛々しい。同じく収録されている「山手の幽霊」はそれほど面白くない。探偵御手洗さんは最近よくあるタイプの探偵だけど、不遜なところが何ともホームズっぽくないこともない。

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    2009年10月04日
  • ネジ式ザゼツキー

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    石岡君欠席の御手洗シリーズ。記憶障害を持った男が書いた物語を元に、男の過去と記憶を失った原因を解き明かしていく。
    「タンジール蜜柑共和国への帰還」自体が完成度の高い物語になっている。

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    2009年10月04日
  • 切り裂きジャック・百年の孤独

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    切り裂きジャックを題材にしたミステリー。グロい表現が苦手でなければ、秀逸な作品だと思うので、お勧めです。

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    2009年10月04日
  • 切り裂きジャック・百年の孤独

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    ミステリー。長編。

    1888年にロンドンで起こった切り裂きジャック事件。それに酷似した殺人事件が1988年のベルリンでも発生した!切り裂きジャックが復活したのか?犯人は一体誰・・・?

    Jack the Ripper。あまりにも有名な未解決事件。私もすごく気になってる事件です。切り裂きジャックもおそらく現在の技術をもってすれば捕まったであろうとは思うんですが、なにせもう100年以上前の出来事だからな〜。

    切り裂きジャックについては、世界中の研究者が、誰が犯人であったかを、様々な角度からアプローチして解き明かそうとしてるみたいです。

    これも、その一冊といってもいいのかな?作者なりに、188

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    2009年10月04日
  • 光る鶴~吉敷竹史シリーズ16~

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    新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2011/7/8〜7/9

    吉敷シリーズの短編集。死刑囚の冤罪を晴らそうとする「光る鶴」、吉敷が刑事になろうと思った動機を描く「吉敷竹史、十八歳の肖像」、鹿児島県警の古い知り合いに捜査協力する「電車最中」の三編。久しぶりの吉敷シリーズであったが、相変わらず吉敷さんはストイックでかっこいい。最近自分が歳をとったせいか、御手洗シリーズより吉敷シリーズの方が良いかも。最後の作品などに深く感情移入してしまった。

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    2011年07月09日
  • 上高地の切り裂きジャック

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    御手洗シリーズもの。表題作と『山手の幽霊』の2編。『上高地の切り裂きジャック』の方は、陰惨なものを予想させるタイトルのワリには、あっさり。わざとそうなのかな。/「山手の幽霊」の方は、季刊・島田荘司で既読。実は構造が頭の中に浮かべられない(^^; ‘過去’の話なのが淋しいけど、やっぱり前面に御手洗さんが出てる方が好きだ。2編に同じ病院が出てくるのは、何か意味があるんだろうか。

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    2009年10月04日
  • 切り裂きジャック・百年の孤独

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    1988年ベルリンで切り裂きジャックを髣髴とさせる事件が起き、それに沿って1888年の本当の切り裂きジャック事件をも解明する、という風体/1991年に文庫になっているけど絶版なのか手に入らず読めなくて、新たに文庫化で嬉しい作品/冒頭で犯人と動機に気付いてしまい、わざとだろうな>、その通りなのか、それを誰がどう解明するのか、という面に期待しながら読み進んだ。1888年の件は、これが解釈の一つということだと思うけど、面白かった!

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    2009年10月04日
  • Yの構図~吉敷竹史シリーズ6~

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    島田荘司先生の吉敷竹史シリーズの作品です。20年近く前の作品ですが古臭さが全然ありません!ぐいぐい引き込まれました。

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    2009年10月04日
  • Pの密室

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    こんな小学生いるか!と思いつつも、社会的弱者たる子供(そして女性)の声が盛り込まれているから好き。(?)最後のシーンが切ない。

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    2009年10月04日
  • 飛鳥のガラスの靴~吉敷竹史シリーズ14~

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    吉敷刑事シリーズ。文中、元妻通子もちらっと出てくるのでシリーズものとしては押さえておきたい一冊。物語は映画俳優の右手が自宅に送られてくるところから始まる。民話とか伝承とかわりと島田荘司の作品に多い気がした。

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    2009年10月04日