貫井徳郎のレビュー一覧

  • 自薦 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    各々が自ら推薦した「どんでん返し系」短編アンソロジー。
    綾辻さんと東川さんのは既読済みだったが、サラッと読めて面白かった。
    ◆個人的には西澤さんの「アリバイ・ジ・アンビバレンス」が好きだった。探偵役の二人の関係・やりとりが好きで、この二人が活躍する話をもっと読んでみたい!
    ◆どんでん返しという意味で印象に残ったのは法月さんの「カニバリズム小論」。なるほど。そういうことか。。。

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    2023年01月14日
  • プリズム

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    最後まで読んで、冒頭に戻る。
    しりとりのようになった章題のように、真実を求めてぐるぐると周るのが面白かった。

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    2022年12月28日
  • 壁の男

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    貫井徳郎の本は今まで何冊か読んできたが、この作品はそれらとはテイストが違う作品だった。

    家々の壁に稚拙で奇妙な絵を描き続ける男。
    常人には理解できない奇人が主人公なのか、と思って読み進めたが...

    彼がどういう思いを抱えて壁に絵を描き続けているのか、是非最後まで読んでほしい。

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    2022年12月19日
  • プリズム

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    こいつが犯人か?と思う人が次の章から主人公になっていき、その度被害者の新たな側面が見えてくる、という構想。斬新で面白いけど、結局真相がわからないのがもどかしいので星3つ。

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    2022年12月06日
  • 女が死んでいる

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    タイトルに惹かれて読んで、1週間たって感想を書こうとして、面白かったしか覚えてない・・・
    作品が悪いのか、私の記憶力が悪いのか・・・
    ただスピードカンを持って読んだのは覚えている。

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    2022年12月06日
  • プリズム

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    読み始め宗田理チックなジュブナイルかと思って拍子抜けだったので、語り部が交代していくまさにタイトル通りな展開で安心した。

    四章をうまく繋ぐための構成で歯切れの悪い終わり方なのは正直いただけないとは思ったけども。

    体験した中では、藪の中ないしブギーポップってところか。技巧に混んでストーリーをないがしろにしてるように感じたので星は3つってところ。

    もう少し深読みできんのかなとも思うけど…あとで考察サイトでも見てみようかな。

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    2022年11月28日
  • 私に似た人

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    社会に抵抗し周辺の何人かを巻きこむ『小口テロ』が頻繁に起き始めた頃。ネットで、加害者を励まし社会に抗議するレジスタントになれと唆した者がいる。その『トベ』が増殖している。被害者側、社会への怒りが募った側、励ます側、摘発する側など様々な立場の10人。

    自分と無関係な人には冷淡な日本人、弱者を無視し続けてきた社会に、命をかけてその存在を示す。ここにどれだけのリアリティを感じられるかで、恐い話/荒唐無稽な話、が変わるのかな。

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    2022年11月06日
  • サイドストーリーズ

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    やはり読んだことのある本だと面白さが格段に違う。まほろは何度読んでも好きなお話だし、空気感がとてもいい。どのお話にも必ず喫煙シーンが出てきて一服ひろばが登場すると思ったらJTの企画だったとは。無理なくストーリーに溶け込んでいたからよかったものの、短編集だとやはり物足りない勘はぬぐえない。新しい作家さんやお話の発掘も兼ねていたけれどあんまりだったかな。
    天地明察を読むか否か、迷うところ。

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    2022年11月03日
  • 崩れる 結婚にまつわる八つの風景

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    仕事もしない無責任な夫と身勝手な息子にストレスを抱えていた芳恵。ついに我慢の限界に達し、取った行動は…(「崩れる」)。30代独身を貫いていた翻訳家の聖美。ある日高校の同級生だった真砂子から結婚報告の電話があり、お祝いの食事会に招待されるが…(「憑かれる」)。家族崩壊、ストーカー、DV、公園デビューなど、現代の社会問題を「結婚」というテーマで描き出す、狂気と企みに満ちた8つの傑作ミステリ短編集。

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    2022年11月03日
  • 崩れる 結婚にまつわる八つの風景

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    家庭崩壊、不倫、DV、育児ノイローゼなどなど、結婚と現代社会の闇をビッカビカに描き上げたミステリ(イヤミス?)短編集!
    貫井徳郎さんは長編しか読んだことなくて、なっっっっがいストーリーのハラハラ感とか会話のテンポの面白さとかがほんとに魅力的で~( ˇωˇ )とか勝手に思ってたら短編集も鬼ほど面白かったです!本当に描写が丁寧で濃密でそれが短いから余計ギュッとされてて…みたいな。
    最後に作者本人が「蛇足とは思うものの…」とか言って全編を解説してくれているという豪華さなのですが、内容に関してというか「こんな過程で書きました!短編の書き方掴んだ!」「これ発表当時はストーカーなんて言葉一般的じゃなくて…

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    2022年10月18日
  • 崩れる 結婚にまつわる八つの風景

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    結婚にまつわる短編集。クソ旦那のうんざりする話からストーカーやママ友問題。人間のどろりと暗い部分にぞっとするし、遠い話でもないなあ、と思ったり。
    イヤミスとホラーが入り混じり、どのオチも最高に気持ち悪くて好きです。

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    2022年10月18日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    綾辻行人、有栖川有栖、西澤保彦、貫井徳郎、法月綸太郎、東川篤哉『自薦 THE どんでん返し』双葉文庫。

    6人の作家による6編収録のミステリー・アンソロジー。このアンソロジーが刊行された時に6人の作家のうち貫井徳郎以外の5人は余り読まない作家だったので、敢えて購入しなかったということを覚えている。古本屋の100円本ならと手に取ってみた。

    綾辻行人、有栖川有栖、法月綸太郎の短編がまあまあ面白かった。

    綾辻行人『再生』。ホラー短編。微かに記憶があると思ったら『眼球綺譚』に収録されていた1編。首の無い状態で揺り椅子に座る若い女性を目の前にして、ひたすらあることが起きるのを待ち続ける主人公。そうい

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    2022年09月30日
  • 崩れる 結婚にまつわる八つの風景

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    貫井氏、29歳の刊行。裏表紙の写真が若さを感じる。
    だが、内容充実、その後次々とだされた長編の力に通じる何かを感じさせる。
    8つの短編が納められ、見出しが面白い。
    日本語の「その意」から醸し出されるニュアンスをじわ~っと予測させ・・起きる起きる何かの恐怖感すら。

    イヤミスというのだろうか、ホラー?サスペンス?その何れにも合っているようで 読み進むにつれ、苦しくなっていき最後の4作辺りは 作業合間に読み切った。
    テーマは「結婚」・・男の目、女の目を通すとかくも不可思議なテイストを醸し出すのか!?

    最後に炸裂したモノ、修羅になったモノ・・以外にもハッピー気分に向かって・・実はその後G更に怖い感

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    2022年09月28日
  • さよならの代わりに

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    ネタバレ

    急に難しいぞ、、ちょっとテネット思い出したよ。考えれば考えるほどわけわかんないぞ。現実は無慈悲…つらいなぁ、切ないなぁ。

    このままおわらないでよ、、この後奇跡起きてくれるよね、、どうか希望あってくれよ、、無駄足だなんて、命まで失うなんてそんなことがあっていいわけない、、ハッピーエンドな後日談きかせてくれ、、

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    2022年09月25日
  • プリズム

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    ネタバレ

    真相はわからずに終わる、という前情報を得てから読み始めていたので、最後に解決しないということに対するモヤモヤは少なかった。ひとつの事件について4人の関係者それぞれの目線での推理が語られるという形式。学生時代に授業で読んだ『藪の中』を思い出した。
    生徒、同僚、元恋人、不倫相手のそれぞれから語られる美津子という人物。まるでプリズムのように全く違った一面をそれぞれの章で読者は見せつけられていく。
    今世SNS等で無数の人々がそれぞれの意見を発信できる世の中で、ただその内容を盲信してはならず、真実は己の目で見極めていくことが必要である。そのような事も考えさせられた。

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    2022年09月23日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    色々な作家さんの作品が楽しめてよかった。
    短編集は読み応えがないと思いこんでいましたが、短い中でもオチ、どんでん返しが楽しめてよかった。

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    2022年09月23日
  • プリズム

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    違う推理で違う犯人説。
    様々な捉え方があり、当てる焦点も違う。
    答えの存在しない、周囲の推理集のような作品。

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    2022年09月11日
  • ドミノ倒し

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    地方都市で探偵業を営む男が、あるひとつの事件をきっかけに次々と新たな事件に関わっていき、友人の警察署長と一緒に真相を探っていく話。

    私の思っていた貫井徳郎の小説のシリアスで真面目な感じが一変される、終始ふざけた語り口にいまいち入り込めず。あまり面白くもないギャグ調はかえって邪魔になるのでは、普通の方が読みやすい。

    ドミノ倒しのように次から次へと事件が出てきて「え?これどうなるの?」と思ったら、まさかのラスト。伏線や登場人物もなるほど!見事に回収。

    沙英との過去、必要?とか面白くないギャグ調はかなり気になりつつも話としては面白い。ラストは…これどうなるんだろう?署長はどこ行っちゃった?

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    2022年09月05日
  • プリズム

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    一つの殺人事件を巡り、4つの視点から事件の真相を巡る推理が展開される。
    視点が変わるたびに少しずつ新たな事実が出てくる展開もうまいし、4人の事件の関わり方や、関係者の人間関係が浮き彫りにされる過程も面白い。

    それだけにラストに期待したのだが…
    逃げたような終わり方が残念すぎる

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    2022年09月05日
  • 後悔と真実の色

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    700ページ近い大部。
    でもグイグイ惹かれて一気に読んで寝不足。
    最後の方は、ここまで引っ張ってどんな結末を用意しているのだろうか?と。つくづく自分の敵は己だという事や、人間は欲望とインセンティブの奴隷だという事を認識させられる物語だった。

    作品紹介・あらすじ
    "悪"を秘めた女は駆除する-。若い女性を殺し、人差し指を切り取る「指蒐集家」が社会を震撼させていた。捜査一課のエース西條輝司は、捜査に没頭するあまり一線を越え、窮地に立たされる。これは罠なのか?男たちの嫉妬と裏切りが、殺人鬼を駆り立てる。挑発する犯人と刑事の執念。熾烈な攻防は驚愕の結末へ。第23回山本周五郎賞受賞作

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    2022年08月12日