貫井徳郎のレビュー一覧

  • ひとつの祖国

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    うむむむむ。色々考えるきっかけにはなったし、敗戦をきっかけに東西が分かれ、その後統一という設定はなかなかユニークで面白かった。しかも、大阪が実質的な首都になっている(=実質の東京)のが関西人としてはおもしろかったけど、主人公が意図的にテロリストにされ、整形して逃げ回ったのち、最終結末も意外性がなく、うーーんという感じ…関西出身→上京→Uターンで関西にという身の上のわたしとしては、関西弁・標準語を使い分けることは容易だが、それでステータスが決まるのも現実的に考えられやすいもので、生粋の関西人である両親と祖父母に関西弁で喋り!と毎日言われる身としてはかなーりタイムリーな話題で面白かった気もする。

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    2024年07月29日
  • ひとつの祖国

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    2人の幼馴染の視点で物語が進む緊張感ある展開。後半に嫌な予感がしたが的中。真相有耶無耶&海外逃亡の尻切れトンボ。こんなに厚い本なんだから結末書き切ってほしかった。続編あり?

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    2024年07月14日
  • 龍の墓

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    ネタバレ

    警察小説とVRゲームの組み合わせは新鮮でおもしろかったです。VRでなくとも最近のオープンワールド系RPGをやってると、リアルにイメージできて楽しめました。後半にもう一つ二つ、捻りが欲しかったかもなーと思いました。

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    2024年06月26日
  • 天使の屍

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    親目線で読んでて苦しいものがあった
    真相に迫ってくうちに知りたい気持ちとわからないままで良いと思う気持ちで揺らいだ

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    2024年06月26日
  • 微笑む人

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    ネタバレ

    取材によって、新しい事実が浮かび上がるたびに、深まる疑惑。
    主人公と同じ目線で、「真相に近づいているぞ!」という手応えと、もっと情報をと思う欲を感じてしまった。

    それだけに、残りページが少ないことに気づいたとき、まさか…これで終わりなの!?と思わずにはいられない。
    やっぱり、最後はスッキリしたかったなぁというのが本音だけれど
    それこそ、カスミの言っていることそのまんまなんじゃ無いかなとも思う。

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    2024年06月15日
  • ひとつの祖国

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    戦争に負け日本がソ連とアメリカに分断され、再びドイツのように東日本と西日本が統一された”日本”の話。
    設定は面白い。
    貧しい東日本、権力と経済を支配する西日本との対立は、東日本のMASAKADOと名乗る集団が日本からの独立を画策していた。
    テロ集団が東日本生まれの一条を誘い込む深謀遠慮な工作により、彼は抜き差しならない最悪の事態に陥る。
    最初の設定から同国内の貧富の差や人権問題が、結局は着地所を見せないままなのが消化不良な感じで終わってしまった。
    500ページもあり本当に長く感じた。

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    2024年06月13日
  • ひとつの祖国

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    壮大な舞台設定と大胆な歴史のIF解釈で、貫井作品で今までにない挑戦的な小説。民主主義と自由経済の閉塞感を描いているが、自分の中で貫井作品だからこそのハードルの高さがあるが、本作は貫井作品らしい文章の上手さは目立つが、ストーリと展開の物足りなさが最後まで残った。ここまでの長さは必要ないと思うし、幼馴染の二人の交錯が上手く描けていないように感じた。求めるレベルが高いため評価は辛め。。

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    2024年06月05日
  • さよならの代わりに

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    スラスラ読めた。和希は、人の話を聞くときに感情移入して自分が同じシチュエーションになったらどんな気持ちになるかをよく考えてる。素敵だと思った

    最後難しい、、

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    2024年06月01日
  • ひとつの祖国

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    第二次世界大戦後、東西に分割された日本という設定の歴史改変小説。すでに分断は解消されているが、首都は大阪に移り標準語が関西弁となっている。ソ連によって管理されていた東側の人達は再統合後も社会的地位は低く、それを不満としたテロ組織が暗躍していた。巻き込まれてテロ組織に身を置くことになった一条と、彼の親友で自衛隊特務連隊の辺見が、テロの闇に迫る。
    貫井さんはSFの人ではないので、こちらの期待した方向での展開にはならず残念だった。というか、都合のよすぎる設定と詰めの甘さに読んでいて白けてしまった。ラストも尻切れトンボで、うーん……となる。

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    2024年05月27日
  • ひとつの祖国

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    感想
    発展と限界。同じ国の中に違う考えは同居しない。国は力を失う。国民は対立する。歴史で学んだことは他人事。我が身に降りかかるのか。

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    2024年05月23日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    騙されたー!となるような「どんでん返し」は1つもなかった。タイトルでかなりハードル上げちゃってるので難しいとは思う。
    6人の豪華なミステリー作家さんの作品をサクッと読めたのは良かった。

    綾辻行人『再生』
    ★★☆☆☆
    ストーリーには1番のめり込んだけど、ホラーが強くて好みではなかった。

    有栖川有栖『書く機械』
    ★★☆☆☆
    ここまではいかなくても、作家さんは命を削る想いで執筆されているんだろう。

    西澤保彦『アリバイ・ジ・アンビバレンス』
    ★☆☆☆☆
    何か読みにくいなと感じた。以前読んだ『七回死んだ男』でも同じ感想だった。自分には合わないみたい。

    貫井徳郎『蝶番の問題』
    ★★★★☆
    クローズ

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    2024年05月14日
  • 乱反射

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    ネタバレ

    ひとつひとつは些細なものでも積み重なると時には人を殺すこともある「法では裁けないモラル違反」に警鐘を鳴らした作品。
    600ページの長編だが半分を過ぎても事件が発生しないスローペースで、出てくるのが短絡的で自己中な行動をする登場人物ばかりのため読んでいてフラストレーションが溜まり、後味もあまり良くはない。
    ラスト20ページの勢いはよく、それまで子が死んだ要因となった他者の行動を糾弾していたが、実は自分も同じようなモラル違反をしていたと気づき、冒頭の主人公の懺悔に繋がるという構成は良い。(冒頭で提示しているため驚きはしない)
    ただ社会派の作品であり、モラル違反に対する警鐘を鳴らした内容であるにも関

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    2024年05月13日
  • ひとつの祖国

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    ネタバレ

    うーん、広げるだけ広げて、まとめられなくなってしまった感がすごい。マサカドがどうなるのか、一条がどうなったのか、独立の行方は色々と回収してない…

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    2024年05月09日
  • 龍の墓

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    かつて生活必需品だったスマホの座を奪った置き換わった眼鏡型の“VRゴーグル”。
    身につければバーチャル世界を堪能できる。世界のどこでも行けるし、現実世界はもちろんのこと幻想の世界に入り込むことも不可能では無いガジェットだ。
    元警察官の瀧川は、“VRゴーグル”を使ってゲームの世界に入り浸る生活を送っていた。
    一方、所轄刑事の保田真萩はいまだにスマホを使い、ゲームも一切やらない現実派。
    警察官時代の同期だった瀧川と真萩。VR世界と現実世界で共に殺人事件を追う二人は、やがて図らずも交錯する…

    近未来を舞台とした、SF×本格ミステリ×警察小説。バーチャルとリアル双方の事件がいかにしてリンクするのか?

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    2024年05月05日
  • 誘拐症候群 <新装版>

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    症候群シリーズの二作目
    環が率いるチームで対応するのではなく、武藤が主人公?!
    最初の方の誘拐事件の犯人は残念だった

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    2024年05月03日
  • 乱反射

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    ちょっとした出来心でやったそれぞれの行いが取り返しのつかない事になってしまう、読んでいてずっとモヤモヤしてしまう話だった。けれど、日常にはそんな事が溢れているようにも感じた。徳を積むではないけれど、自分も周りも気持ちよく過ごせるような行動をしていきたいとおもった。

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    2024年04月21日
  • 微笑む人

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    ネタバレ

    面白かった…途中まで面白かったんだけど最後肩透かしだった
    結局他人の考えてることは分かんないよね〜ってなんじゃそりゃ
    それは現実だと分かんないけど小説の中の世界を俯瞰してみてるこっち側には分からせてくれよ
    もやもやもやもやもや
    仁藤俊実の口からもっと話聞きたかった

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    2024年04月19日
  • 龍の墓

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    近未来を舞台に展開する、VRMMORPGと現実をリンクさせた意欲作。
    町田市の郊外でドラム缶に押し込まれて焼かれた遺体が発見される。続けて荒川区で刺殺体が発見され、その連続性と遺体の状況がVRゲーム〈ドラゴンズ・グレイブ〉に似ていると騒ぎになる。捜査を担当する所轄刑事の真萩と本庁捜査一課の南条は、真萩の同期で警察を辞めた瀧川に協力を求める。
    現実の捜査状況と瀧川がプレイするゲーム場面が交互に描かれていく。ゲームの描写があまり面白そうではなくてそそられない。おまけにゲーム内で本格推理劇が始まってしまいドン引きである。そして現実世界では……。

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    2024年04月04日
  • 龍の墓

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    瀧川よ、不動産屋じゃなくて現場復帰かコタツ探偵になれ。この話は何年後の未来を想定していたのだろうか。VR以外は現代とあまり変わっていない世界だった。

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    2024年04月03日
  • 宿命と真実の炎

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    1作目の登場人物達のその後や活躍がえがかれており、面白かった。
    今回の犯人には同情を禁じ得ない。
    人の嗜好が、他人の人生を狂わせてしまったのだから。

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    2024年04月03日