貫井徳郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初めての貫井作品『天使の屍』にて、ぶっ飛んでる認定させていただいた貫井さんの作品。
本屋行ったときに気が付いたら探しているくらいハマった作者さん。
さてさて、今回はどんな貫井スパイスを効かせてくるのでしょうかね。
…と思いきや、貫井さんらしからぬポップな文調で、コメディー感が強め。
なるほど、こういうパターンもあるのか。
いつも以上に読みやすく、グイグイ進む。
ストーリーやラストについては、やはり貫井さんらしさが出てましたね。
『プリズム』を思い出しましたよ。
でも貫井慣れしてきた人には若干物足りないかな?
有意義な読書タイムをありがとうございました
この読後感を噛み締めつつ
そろそ -
Posted by ブクログ
貫井さんは既読4作ほどだが、貫井さんらしい嫌な後味の中編4編だった。特に最初の『長く孤独な誘拐』は、子どもが小さい同じような家庭環境だと他人事と思えず、余計に辛い。『儚い羊たちの祝宴』でも自分の子どもで想像してしまい、最悪の気分になったので、出産前に読みたかった。
表題作は久しぶりの叙述トリックで楽しめたが、ラストは救われない。主人公が子どもの誕生日プレゼント資金を競馬でスったくせに、妻のヒステリーにはウンザリとかボヤいてて殺意を覚えたので、読後感は重くはなかった。最後の話もあっさり展開が読めてしまうので、ファンの方以外には勧めない作品かな。 -