貫井徳郎のレビュー一覧

  • 天使の屍

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    評価点が低いのは気になっていたけど読み終えてまあ面白かった。
    最初に自殺した父がその理由を探す姿はより父親らしい事をするという使命感にかられてそこまでする姿にはある種感動もあったけど、息子が最初に自殺するのに責任感が強いとか約束したことは必ず守るような描写があった方がより自殺の理由は理解されたんじゃないかと思う。
    物語の進行上仕方がないとかもしれないが、14歳にして大人顔負けの発言はチョット無理があった感じがした。
    毎度思うけどこの作家は狭い世界観を掘り下げるのが上手いな。

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    2021年12月15日
  • 明日の空

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    帰国子女の高3女子が主人公
    高校生活の章
    大学生活の章
    間に男が語る章がある
    高校での出来事はまぁなんかちょっと邪魔されてる
    感じでしたが・・・
    大学生活で出会った男の話から・・・
    まぁそれなりには楽しめた感じです

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    2021年12月07日
  • 光と影の誘惑

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    やはり著者の作品ふ読みやすくておもしろい。
    個人的には「我が母の教えたまいし歌」が面白かった。
    読み終わったあともう一度冒頭を読み返したら考え深いものがあった。

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    2021年11月15日
  • ドミノ倒し

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    『慟哭』と同じ作者とは思えないほどコミカルな人物や内容には少々面食らったが、プロット自体は面白い。
    地方都市・月影市で起きた1件の殺人事件をきっかけに、次々と別の未解決事件の存在が浮かび上がる。
    事件を追えば追うほど深まる謎。
    そして、その先には驚きの真相が待ち構えている。

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    2021年11月07日
  • プリズム

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    ある小学校の女性教師が自室で死亡し、頭部にはアンティーク時計による殴打痕が。
    体内からは睡眠薬が検出され、睡眠薬入りのチョコレートも見つかる。
    多重解決ミステリーもの。
    複数の人間が語る推理に終始振り回されっぱなしだった。
    人物によって被害者に対する印象が異なるのも面白い。

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    2021年11月06日
  • ドミノ倒し

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    田舎の町で起こった殺人事件を調べることになった
    探偵さんが主人公のお話でした
    過去の事件とのつながりが出だして調べていると・・・
    探偵の本音と実際のセリフの違いがわずらわしくも
    たのもしくまた展開もどこへいくのかわからないような
    感じですすみました
    中盤から終盤であやしい流れからの結末・・・

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    2021年10月23日
  • 宿命と真実の炎

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    堅物女刑事の理那、西條、誠也など次々と異なる人の目線で次々と違う話が展開し、終盤は犯人の事件に至る物語、そして誰もが弱いと感じていた動機が明らかになるのだが、、、
    理那よりも西條に惹かれる。なので西條が主役であろう前作が読みたくなったが、本作同様の純粋な刑事物なら読まないかも。新月譚みたいなのが読みたい。

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    2021年10月16日
  • プリズム

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    美人で人気者の小学校教師が
    自宅で死んでいるのが発見される。
    睡眠薬入りのチョコレートを食べた形跡があったが
    犯人はそのチョコの送り主の同僚教師なのか???

    この事件の被害者の関係者が
    それぞれの立場から事件の真相究明するという構造が面白い。

    だけと最後まで犯人がわからないというのは、
    やっぱりモヤモヤするなぁ。

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    2021年10月03日
  • 崩れる 結婚にまつわる八つの風景

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    ネタバレ

    貫井徳郎作品はいくつか読んだことがあるけど初めての短編集。1997年ということでちょっと状況が今とは違うところもあるが、基本的には今でも全然その辺でありそうな話なだけに余計怖かった。
    個人的には「崩れる」「腐れる」が特に面白かったかな。

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    2021年10月01日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    どんでん返しがあるお話は好みだし、自薦というのも気になったので楽しみに読んだ。

    □綾辻行人「再生」
    おっとそうだったの?という面白さ。この後どうなったんだろうと想像すると、怖いんだけどちょっとニヤニヤしてしまう。

    □有栖川有栖「書く機械 ライティング・マシン」
    読みやすかったけれど、どんでん返しっぷりはそうでもなかったかな。

    □西澤保彦「アリバイ・ジ・アンビバレンス」
    この作品も難しい名字がいろいろ出てきたなー。谷谷谷谷(たにかべやつや)とか刀根館(とねだち)とか。
    ほとんど会話の中での推理だけで動機を導き出せるのすごい。なるほどなーと思える結末だった。

    □貫井徳郎「蝶番の問題」
    手記

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    2021年09月28日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    6人の作家が自作から自選したミステリ・アンソロジー
    異なった作風の6篇が楽しめます。
    唯一、綾辻行人の「再生」が既読で、ミステリというよりホラーの作風でしたが・・・ま、概ね楽しかったです。が・・
    どんでん返し?な作品は・・・

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    2021年09月20日
  • 被害者は誰?

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    普通の探偵小説とは違った視点がテーマとなっている連続小説短編集。
    難しくて読めない漢字が多かったけど、内容がとても面白くて読みやすかった。

    特に最初の「被害者は誰?」が一番面白かった。
    予想してない展開だった。

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    2021年09月16日
  • 光と影の誘惑

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    ミステリ中篇4つ。貫井徳郎の腕冴えるわたる作品を堪能した。

    長く孤独な誘拐
    二十四羽の目撃者
    光と影の誘惑
    我が母の教えたまいし歌

    4篇とも本格推理で、読者を謎解きの世界に誘ってくれる手際はすばらしい。が、けして非現実的ではなく、日常的にありうる情景に描かれているので、ひょっとして起こったこと?と思ってしまう。

    ユーモラスなハードボイルド調の「二十四羽の目撃者」もいいが、私は嫋々たる「我が母の教えたまいし歌」が好き。各編とも推理を大いに楽しんだことは勿論、推察できたのもあって、それも一興であった。

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    2021年08月28日
  • 崩れる 結婚にまつわる八つの風景

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    「結婚にまつわる八つの風景」という副題がついているが、身の上相談的な結婚の生態でないことは、貫井徳郎という作家を読んだことがあれば、想像されることだ。

    「崩れる」「怯える」「憑かれる」「追われる」「壊れる」「誘われる」「腐れる」「見られる」

    「結婚」というテーマで見れば、この小題をつなげても怖い。それぞれミステリというほどでなくても、人間性の深遠を覗いてしまったという後味がある。

    「誘われる」が秀逸と思う。若いお母さんの子育てという閉塞した状況は、時代が変わっても変わらず、もしかして私もそうなっていたかもと思ったらぞっとした。貫井徳郎はこんなことも描けるんだ。巨大団地での家族の生活は「養

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    2021年08月29日
  • 被害者は誰?

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    ううん、帯宣伝にあるようにこれを本格推理小説っていっていいのか?解説の葉山氏も指摘しているように、1940年代に活躍したパトリシア・マガーの作品の換骨奪胎ではないのか。もちろん、作者もそれを承知で書いているので、本格というよりもパロディという趣が強い。
    したがって、本書は人物設定やヒネリを楽しむべき短編集だし、そして間違いなく楽しめます。

    作者:1968年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。93年、第4回鮎川哲也賞の最終候補となった『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門受賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞。他の著書に『壁の男』

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    2021年08月26日
  • プリズム

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    一章にて誰もが感じたであろう違和感
    「「小学生とは。」」
    お達者なお子様達のお探偵な章、私は好き。動機やトリック等の非論理は苦手だが、フィクションだからこそなTHEフィクションキャラは大好物。読み進めていると彼等が小学生な事を忘れるが、中々の頻度で「まったく大人は〜」やら、そこそこ難しいお言葉を使っていたくせに唐突に「〇〇って何ァに?」的な子供感を突き付けてくるので、( ゚∀ ゚)ハッ!ソウダッタショウガクセイダ
    とまぁ、鼻ちょうちん完全体は免れる事が出来る。

    ある所で犯人と推理された人間もまた推理を行い別の図が見えている。見方が変われば犯人も変わる中々面白い仕様で、なるほどプリズムと

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    2021年08月14日
  • 崩れる 結婚にまつわる八つの風景

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    ざわざわ、ぞわぞわする短編集。
    どのお話もちょっと行き過ぎかなぁと思いつつ、いやでもあるかもしれない…と思いながら読みました。

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    2021年08月10日
  • 夜想

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    途中までかなりのハイスピードで読めたが、最後に近づくにつれ、不穏な雰囲気になり…

    死にたいくらい辛い時、宗教に頼りたくなる気持ちにうまくつけ込んでくる人はどの時代にもいる。

    事故で目の前で妻子を亡くした雪籐は仕事にも身が入らずミスを連発。だんだん周りの人達が自分を鬱陶しいと感じていることに耐えられなくなり、退職。
    ここまでにも、すでに亡くなった妻と夢の中で会話している。
    そこまでは全く無いとも言えないが、だんだん現実と理想の境界が無くなり、狂っていく様子が、恐ろしくよくわかる。

    特に天美遥と出会ってからは、加速度的に変わっていく。

    境界が無くなるのは、雪籐だけでなく、田舎からいなくな

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    2021年08月08日
  • 女が死んでいる

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    いろんなパターンのどんでん返しを
    さらさらっと見せられた感じ。
    読みやすかった。長編が読みたくなった。

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    2021年08月08日
  • 我が心の底の光

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    非常に評価が難しい。
    展開、よくできており、グイグイ引き込まれる。
    文体、読みやすい。
    主人公、唯一無二。
    ラスト、様々なレビューで記載されているとおり、驚愕。
    また「イヤミス」に分類されていることが多いようだが、嫌な感じというより、同情が先に来る。
    読み応え十分の作品ながら、結末が悲しく、★は3つ。

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    2021年07月27日