あらすじ
記憶をなくした僕を戦慄させた奇妙な一言、「あなたは前世で私の恋人だったの」。謎の少女・小織の一言を手がかりに、失った記憶を探し始める。自分は一体何者だ?姉はなぜ死んだ?レイプを繰り返す警官・鷲尾、秘密結社"夜叉の爪"を追う公安刑事・久我、記憶喪失の〈僕〉が、錯綜しながら驚愕のクライマックスへと登りつめる。記憶喪失の青年と刑事が時代を超えて絡み合う連続爆破事件の行末を描く、大長編サスペンス。<解説入り>
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Posted by ブクログ
3つの物語がどうつながり、どのように収束するのか気になり一気読みだったが、すべての謎が明かされないまま終結。解説をネットで読み、ようやく山瀬の正体や物語の構図を掴むという体たらくぶり。犯人当て系の自分で推理しなければいけない小説は大好きなのに、まだまだ修行が足りないようだ。
結局クズ刑事たちの言い訳をずっと聞かされているようだった。久我も鷲尾も強要されたり、冤罪で職を追われたりしているが、どちらも真っ当に生きてきた訳ではない。斎藤には良心の呵責を覚えるのに森岡には同じ感情を抱かず軽蔑しているし、鷲尾に関しては元から素行が最悪。もっと正義の鉄槌が下されて欲しい結末だった。
Posted by ブクログ
3人がどうつながり、結末がどうなるのか気になって一気読みしたが、スッキリしない部分が多い。
読解力がないのか?特に鷲尾のオチ。ドキドキがガッカリに変わる。
Posted by ブクログ
今年初の貫井作品。この作品を読む大分前に宝島社の『貫井徳郎症候群』を読んでいたからか、鷲尾パートが確かにアレだなぁ、と。勿論、面白かった…よ(^^; でも、犯人?に繋がった時の衝撃は——。複雑で分かり難かった…。実際の公安の活動もこんな感じなの?星三つ半。
Posted by ブクログ
下巻も引き続き、3人の目線でのストーリーが続き、どう繋がっていくのかワクワクドキドキで読み進めた。久我が公安警察官の上司の藤倉に復讐したところは清々した。けど、もっと絡まっていくのかと思いきやラストはサクッとすぎ感。智恵子の死は何だった?小織はどうなった?鷲尾は結局、絡まず?真木の過去は分かったけど、なぜ藤倉ではなく久我?といっぱいの?で終わってしまった。それでも、上下巻の超大作。夢中で読みふけるくらい面白かった。
Posted by ブクログ
公安刑事、悪徳所轄刑事、記憶喪失の青年。3つのストーリー、3人の主人公が描かれ続ける。最後はどう繋がるか、どう関係するのか。。結局イマイチすっきりしなかった。納得感が少ない。
Posted by ブクログ
やっとで
完読!
んー、
修羅は終わったん?
凄い時系列が
ぐわんぐわんな
ミステリー
結局
登場人物
誰も好きになれず
腹が立ったまま
終わった。
貫井さん
よっぽど
警察嫌いか
恨んどるん?
って感じだったけど
これが
ノンフィクションだったら
腐ってるよねw
小説で
こんな時系列
描けるなんて
凄いわ。
けど
やっぱり
許せない
あの人が。
Posted by ブクログ
3つのストーリーが同時に進んで進んで上下巻。さぁ最後の大オチ、すべての点が一気に繋がるはず!と思いきや、大袈裟な書き方をしたわりにあっけなく終わってしまった。解説サイト見てなんとなく理解したけどそれも推測でしかないからなぁ。