貫井徳郎のレビュー一覧

  • 鬼流殺生祭

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    まだ読んでる途中だけど、結構ハマったかも。私的には登場人物がいい!マンガになりそうなキャラだ。明治のパラレル「明詞」が舞台っていうのも魅かれるなぁ。後半どうなるか楽しみ。

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    2009年10月04日
  • 慟哭

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    ネタバレ

    最後の文でがっかりしてしまった。悲しい。

    展開は途中でなんとなく分かるのだけど、どうしてどこかで見たことがあると言われるのかなと思っていたので、なるほどと思えた。そして盲信って怖い。

    つらいことを経験した人は、周りのつらい気持ちを理解できる、してしまうと思っていたけど、気が狂ってしまうこともあるのか…なんだかつらい。

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    2026年03月27日
  • 慟哭

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    貫井作品は愚行録に続き2作目。捜査一課課長ストーリーは数多の小説にも出てくるから類似した物語かと思いきやラスト10ページで『えっ?ホント』となり驚愕したまま読み終える…という作品です。
    完全に騙されてしまう作品ですね!

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    2026年03月26日
  • 不等辺五角形

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    段々と明かされる5人の関係性に引き込まれて、なんで殺しちゃったのよ〜と理由を早く知りたくて、気がつけば一気読みでした。

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    2026年03月21日
  • 愚行録

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    今は誰が、誰のことについて、誰に向かって話しているのか? ——そんな疑問が常に頭から離れない読書だった。

    冒頭には3歳の女の子が衰弱死し、育児抛棄の疑いで母親が逮捕されたという新聞記事。しかし、次のページからは田向一家惨殺事件についてライターらしき相手に話す知人たちのインタヴュー。そして、各章の最後には兄に話し続ける妹の独白。——読み手を困惑させる構成だ。結末まで読み、もやもやしつつ冒頭に戻って、仕掛け(?)に気付いた。

    人は見たいものを見、聞きたいことを聞き、話したいことを話す。
    人は全てを漏れ無く見、聞き、話すことはできない。
    ——他人についても、自分についても。

    誰もが羨むような幸

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    2026年03月21日
  • 不等辺五角形

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    歪んだ五角形はそのまま人間関係として捉えられる。5人の男女の物語。その中の一人が加害者、一人が被害者となる。何故、事件は起きたのか。最後のオチがそれまでの伏線を大事に回収してくれた。安定の面白さだった。

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    2026年03月14日
  • 慟哭

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    ネタバレ

    友人に今までで一番驚いた小説とおすすめされて読んだ作品。
    結末は想像できなかったが、ハードルを上げ過ぎていたこともあり、そこまでの衝撃を受けなかった。
    最後の1行まで救われないところが良さでもあると思うのだが、自分的にはしんどさが勝ってしまった。

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    2026年03月12日
  • 後悔と真実の色

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    表現力が、心理描写よりも臨場感に寄っていて、登場人物への入り込みが甘かった。
    組織の概要を理解するのに手こずったのは、私の知識のなさですが。

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    2026年03月11日
  • 不等辺五角形

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    5人の幼なじみが久しぶりに別荘に集まった夜、殺人事件が起こる。犯人の動機を残った3人の人物の証言から探っていくミステリです。

    3人の証言のみで話が進んでいくので、5人の関係性が読者にはとても分かりづらいのです。しかし、その分かりづらさこそが物語の肝で、動機が見当もつかないからこそ3人の話に引き込まれました。

    ただ、犯人の動機が弱いかなぁと思ってしまいました。え?それだけ??みたいな…。
    また、幼なじみの男女5人は友情で繋がっていると思われていたが実は恋情が絡まりあった不等辺五角関係だった…というオチが意外性がなさすぎて少しがっかりです。
    3人の独白は面白かったので、最後もう少し驚かせてほし

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    2026年03月07日
  • 紙の梟 ハーシュソサエティ

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    ☆2.8って感じかな〜

    1話目がおもしろかったので期待して読んだけど途中はかなり読む手が止まってしまったが、最終話の紙の梟がおもしろかった
    それまではわりと綺麗事のように聞こえたけれど、個人的に紙の梟は結構ハッとさせられるフレーズが多かった
    他人を許せるくらい大きな心を持ちたい、いつまでも許せないまま

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    2026年03月02日
  • 微笑む人

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    えーーそこで終わるの、、って感じ
    まあ確かに他人についてわかってることなんてほとんどないのに殺人犯の動機は完璧に分かるなんて烏滸がましいのか

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    2026年03月01日
  • 不等辺五角形

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    『藪の中』は、意外と見通しのいい平地でした

    ​幼馴染の男女5人組。大人になっても変わらないはずだった彼らの関係は、ある日、梨愛が雛乃を殺害するという最悪の形で崩壊する。

    ​物語は、残されたメンバーが弁護士に語りかける独白形式で進行。最初は完璧な正五角形に見えた絆が、それぞれの視点を通じることで徐々に歪んでいく様子には、「おっ、これは芥川龍之介の『藪の中』的な展開か!?」と期待が膨らみます。
    ​ところが、最終的には梨愛本人の独白で終了。「え、そんな理由……?」という、まさに決まり手「肩すかし」な結末でした。まあ、元祖『藪の中』もモヤモヤしたまま藪の中で終わるものですし、変に「藪から棒」な新事

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    2026年02月26日
  • 我が心の底の光

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    ネタバレ

    トラスケへ思いの前では、多くの人が普通に持ち合わせている恋愛感情や友情などは何の力も発揮することはないのだろう。

    晄と慎司の間にあったものは友情というより『恩』なのではなかったか。晄はトラスケを譲ってくれた恩返しをするつもりで慎司を助けたのだ。

    全てはトラスケのため。

    幼い晄の生きる希望になってくれたトラスケへの思慕とトラスケを殺し、自分を窮地に追いやった者たちへの怒りが晄の生きる理由になった。

    物語はバッドエンドだけれど、晄は慎司を救い出すことに成功して最期に広い夜空を見られたことがせめてもの救いなのかと思った。

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    2026年02月23日
  • 紙の梟 ハーシュソサエティ

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    目には目を、人1人殺したら死刑をって考え方は理解できる。正直こんな社会じゃなくても賛成派だ。ただ死刑制度が社会に及ぼす影響だったり、デメリットなんてしっかり考えたことなかったから、なるほどこんな危険性や可能性があるのねとふむふむ読んだ。

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    2026年02月22日
  • プリズム

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    【短評】
    小学校教諭・山浦美津子(やまうらみつこ)が殺害された。凶器はアンティーク時計で、体内からは睡眠薬入りのチョコレートが検出された。ホワイトデーにチョコレートを贈ったという同僚の男性教諭に嫌疑が向くなか、関係者各位は推理を重ねていく。
    それはプリズムのように、視る角度に拠って多彩な色合いを見せるのである。

    名著「慟哭」で名を馳せた貫井徳郎に挑戦だ。多分十年振り位になるか。
    流石は歴戦のミステリィ作家。綿密な構成、明瞭な論理、主題・副題の妙味など堅牢な作りに素直に感心した。本作は、俗に言う多重解決ミステリィであり、語り手を変えながら様々な推理を展開していくのだが、「論理」と「接続」が見事

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    2026年02月18日
  • 慟哭

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    ネタバレ

    警察官視点と、おそらく犯人視点で書かれていて、あぁ、意外な人が犯人なのかなぁとは思ったけど、そうきたか!と、びっくりさせられた。最後の一行に少しもやっとさせられたが、そこも、含めてすごい作品だなぁと、感じた。ネタバレした上でもう一度読みたい作品。

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    2026年02月18日
  • 迷宮遡行

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    『烙印』の改作だということですが、未読でしたので、その比較はできません。失踪した妻を捜すうちにだんだんと知らなかった妻の姿にいきあたる、というのは、どこかで聞いたような筋ではある。ということは、妻の失踪の理由の意外性というのに物語はかかっているわけですが……。この主人公、なんというか、どうしてこんなに世間知らずなんです?どうも納得しがたい人物なのだよね。面白いキャラクタではあるのだが、ある意味無理がないかと思う次第。しかも、行動がキャラクタを裏切っているというか……。それとも、命より大事にしていた妻を失った男ってのは、こんなふうに無茶な行動をするものなんでしょうか?うーむ、話そのものは面白いの

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    2026年02月08日
  • 崩れる 結婚にまつわる八つの風景

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    貫井氏の短編集とはめずらしいと思って本の最後を見たら自註解説というのがあった。なるほど、初めての短編集ということらしい。人生のある側面を切り取ってみせる著者のたしかな視点にはいつも関心するところなので、短編というスタイルでそれをどのようにさばいているのか興味を持って読んだ。
    「崩れる」時に狂気のきっかけはほんのささいなこと。日常のささいな歪みの積み重ねが狂気を生む。しかし、それは、別の世界への扉になっているかもしれないではないか?
    「追われる」この話に出てくる男をストーカーのようなものにしてしまったのは何だろう?中途半端なやさしさなどというものは本来は必要ないものだ。しかし、ビジネスライクに徹

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    2026年02月08日
  • 不等辺五角形

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    愛していたのね…でもオチはそんなに重要じゃないのかも。
    インターナショナルスクールで一緒に成長してきた男女5人組は、それぞれの想いが不安定な関係性で形が保たれていたのだろうなぁ
    それぞれの証言を聞くと、同じ出来事でも本当に感じ方が違うんだなぁと思い知らされる
    エピソードの断片を聞いて推理、想像するけど、要素が増えるとまた違って見えてくる現象を何度も味わえて楽しめた

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    2026年01月29日
  • 紙の梟 ハーシュソサエティ

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    ネタバレ

    2025/11/30 8
    直前に岩窟の王を読んでいた為、1つめが響いた。
    人をひとり殺したら死刑、という法律になった日本で裁判員裁判の導入で冤罪が無くなったかに思えたが実は犯罪者が野放しになっていただけだった、そんな話。私はこれが一番好み。

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    2026年01月28日