乱反射

乱反射

880円 (税込)

4pt

幼い命を死に追いやった、裁けぬ殺人とは? 街路樹伐採の反対運動を起こす主婦、職務怠慢なアルバイト医、救急外来の常習者、飼犬の糞を放置する定年退職者……小市民たちのエゴイズムが交錯した果てに、悲劇は起こる。残された新聞記者の父親が辿り着いた真相は、法では裁けない「罪」の連鎖だった!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

乱反射 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    カウントダウンは登場人物それぞれの平凡と見られる日常。カウントアップは伏線回収でそれぞれの傲慢さが露呈される。
    事故は不運。不運の積み重ね。それでもひとりひとりの傲慢さの連鎖。
    自分はどうだろうか?傲慢に生きていないだろうか?
    誰も見てないからいいや、はいつか自分の身に降りかかり後悔することになるだ

    0
    2025年06月11日

    Posted by ブクログ

    夜間に街路樹が倒れ、たまたま通りかかったベビーカーに乗った2歳児を連れた母子を直撃し、子供が大怪我をする。やっと来た救急車でも病院に受け入れを拒否されたりしているうちに子供は亡くなった…父親が原因と責任がどこにあるか関係者に話を聞くも…死の原因になった事故は、多くの人々の、「この程度のことなら」とあ

    0
    2025年05月27日

    Posted by ブクログ

    面白かった!登場人物皆んなクセ有りで個々のエピソードが面白かった。知らない間に自分の行動が誰かを殺すパズルの一部になっているかもしれないと思わせる小説。

    0
    2025年04月10日

    Posted by ブクログ

    些細なことが巡り巡って人の死まで辿り着く話。可能性はなくはないが自分の起こした行動がどうなるか想像して行動しようと思った。
    とにかく一気読みできて2025年今の所No.1

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    面白かった。あらすじの事件は半分ぐらいになっても起こらず、途中まではこれらの話がどう繋がるのか?という感じだったが後半から一気に読んだ。

    終始うっすらと嫌な気分で読んだ。でもこういう人達の考え方や行動ってあるあるだと思う。自分も含めて。

    久しぶりに小説を読んだけど、楽しかった。
    こういう面白い本

    0
    2024年07月05日

    Posted by ブクログ

    前に読んで本棚にあった本。たしかドラマ化にもなっていたような記憶。このどこにでも有り得る悲劇の連鎖のストーリーはずっと心に残り忘れることがない。必読です。

    0
    2024年01月04日

    Posted by ブクログ

    一つ一つの話が、結末に向けて紡がれていく。
    悪や善とも言い切れない人間の行動が起こす連鎖。。。

    自分が読んだ貫井さんの本の中ではダントツ。
    少し嫌な気持ちになるけど、好きだなぁ、こういうの()

    0
    2023年08月24日

    Posted by ブクログ

    さすがにこれは鈍感な私でもちゃんと理解できましたよ。
    貫井 徳郎先生の作品、慟哭、愚行録を読んで、イマイチピンと来てなかったところもありましたが、これは分かりやすく良かったです。

    ネタバレなるのでなんも書けねえ!って感じなんですが、前半は個別の話だったのが、だんだんつながってきて、残り1/3くらい

    0
    2023年08月19日

    Posted by ブクログ

    幼い子供がある事故で命を落とす。
    おおくの多くの人のモラルのない行動が積み重なり、連鎖した結果引き起こされた悲劇であった。


    自分の小さな過ちが直接的に大きな事故に繋がるは少ない。
    しかし、偶然が重なれば取り返しのつかない事態になる可能性がある。
    それを事前に予想するのは非常に難しい。
    だからこそ

    0
    2025年06月14日

    Posted by ブクログ

    すごく嫌な風が吹いたら桶屋が儲かる話。「乱反射」という題名が象徴的。車の運転を家族に求められるとか犬のフンを放置するとかそれを片付けるひとを囃すとか一人一人がちょっとズルをしたり楽な道を選んだせいで、連鎖的に大きな事件を巻き起こす。実際はこんなことありえないって分かってても自分も多かれ少なかれこうい

    0
    2025年06月02日

乱反射 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

貫井徳郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す