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幼い命を死に追いやった、裁けぬ殺人とは? 街路樹伐採の反対運動を起こす主婦、職務怠慢なアルバイト医、救急外来の常習者、飼犬の糞を放置する定年退職者……小市民たちのエゴイズムが交錯した果てに、悲劇は起こる。残された新聞記者の父親が辿り着いた真相は、法では裁けない「罪」の連鎖だった!
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Posted by ブクログ
面白かった。あらすじの事件は半分ぐらいになっても起こらず、途中まではこれらの話がどう繋がるのか?という感じだったが後半から一気に読んだ。 終始うっすらと嫌な気分で読んだ。でもこういう人達の考え方や行動ってあるあるだと思う。自分も含めて。 久しぶりに小説を読んだけど、楽しかった。 こういう面白い本...続きを読むが世の中にまだまだ無限にあると思うと、やはり読書は最高な娯楽。
前に読んで本棚にあった本。たしかドラマ化にもなっていたような記憶。このどこにでも有り得る悲劇の連鎖のストーリーはずっと心に残り忘れることがない。必読です。
一つ一つの話が、結末に向けて紡がれていく。 悪や善とも言い切れない人間の行動が起こす連鎖。。。 自分が読んだ貫井さんの本の中ではダントツ。 少し嫌な気持ちになるけど、好きだなぁ、こういうの()
さすがにこれは鈍感な私でもちゃんと理解できましたよ。 貫井 徳郎先生の作品、慟哭、愚行録を読んで、イマイチピンと来てなかったところもありましたが、これは分かりやすく良かったです。 ネタバレなるのでなんも書けねえ!って感じなんですが、前半は個別の話だったのが、だんだんつながってきて、残り1/3くらい...続きを読むで一気に一本の線につながっていく感じです! 映像も見たいんだけど、配信やってないのよね。残念。。
利己心ってのは大なり小なり持ってるものだし、利己的に考え自分だけはと最初は意識的に悪いなと思った事でも慣れてくるって事は誰しもやってると思う。 勿論それは追求されれば、当初悪いと思ってやってた事なので余計にムキになって否定するよね… 周りが細かい違反してるから自分も許容範囲との主張は、「自分よりスピ...続きを読むード違反してる人を捕まえろよ!」の虚しい主張と差異は無い。 私だけじゃなく恐らく読者一人ひとりそれぞれ自分の事として類推出来るからこそこのテーマは重く響いてくるのかも知れない。
2020/07/26 #乱反射 #貫井徳郎 まぁいいか。って日常生活のほんの些細なルールを怠る事によって、他の誰かの負担になっている。そして、その行為は誰かを殺めるきっかけになってしまうかもしれない。 人間は1番可愛いのは自分で、今日だけは。今だけは良いか。 明日からやれば良いか。ってや...続きを読むらなきゃいけないルールを守らなかった時に、重大な事故につながる。 そして知らない誰かを不幸にする。 後半にかけて、ここでも、ここでも、この不注意のせいで! って伏線が繋がっていくのでとても、引き込まれます! それに加えて、自分の生活の中でこの本と同様のことしてないかな?って読んだ後に考えます。
乱反射という題名がぴったりくるストーリーでした。 犯罪とは言えない軽微な罪が積み重なると とんでも無いことになるという恐ろしい話でした。
モラルの無さは法では取り締まれない。 この言葉は普段何となく感じてた事を言語化してくれた様な気がする。結局人間の根っこは自分さえ良ければそれで良いんだろうな。
章がカウントダウンしていき、0まで350ページ。そこまで読み切ればそこから気持ちが良いぐらいしっかり回収します。
以前ドラマで見た事があった気がして何となくおもしろかった印象で未読であった原作を今回読んでみました。 結論、とても考えさせられて普段の自分の行動を見つめ直すきっかけにもなりました。 日常で深く考えずに行っているような些細なズルい、後ろめたい行動が複雑に絡み合った時、もしかしたらなんの罪もない人を...続きを読む殺してしまう可能性だってあるという話です。 正直、自分が登場人物の加害者側だったらこの本の人たちと同じように自分に責任は無いと被害者に隙を見せない為に主張してしまうのだろうなと思います。 被害者側だったら主人公のようには冷静には考えられず、もしかしたら加害者達?と言っていいのか分かりませんが、一人一人に復讐的な事をしてしまっているかも知れません。 主人公の息子を自分の娘と置き換えて想像してしまい非常にムカつき、落ち込み、加害者側達に対する憎悪が止まりませんでした。 最後には若干救いのあるような終わり方で良かったですが、これを読んだからと言って周りに何も迷惑を掛けずに、完全潔白な人生を送るということも本当に難しいのだろうなと感じました。 それだけ人間の意志というのは弱くて脆いものなんだろうと思います。 読んで日が浅い今は、ズルい自分が出てきた時に気を引き締めなくてはと思えてはいます。 今後はどうでしょうか? たぶんいずれ忘れて普段と同じ弱い自分に戻るのだろうなぁと感じています。
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