紙の梟 ハーシュソサエティ

紙の梟 ハーシュソサエティ

1,001円 (税込)

5pt

4.4

犯罪が厳罰化された世界の犯罪とは?

厳罰化が進み「人ひとりを殺したら死刑」という厳しいルールが定着した世界で、殺人者はなにを考えるのか。究極の思考実験ミステリ。

解説=福井健太

単行本 2022年7月 文藝春秋刊
文庫版 2025年10月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

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紙の梟 ハーシュソサエティ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一人殺したら死刑になる社会になったお話
    
    -----------------
    ここは、人を一人殺したら死刑になる世界――。
    
    私たちは厳しい社会(harsh society)に生きているのではないか?
    そんな思いに駆られたことはないだろうか。一度道を踏み外したら、二度と普通の生活を送ることができ

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    人を1人殺せばもれなく死刑になる時代が描かれている。物事は単純化され、SNSは短絡的で感情的かつ二極化し、すぐに炎上するようになる。

    第1話 死刑になりたくないゆえに、怨恨と利益のために舌を切り、目をつぶし、全ての指を切り取った容疑者。こんなに残忍な犯行に及んでおきながら、犯人は死刑にならないのだ

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    「もしも人1人殺したら死刑になる世界だったら」
    ドラえもんのもしもボックスのようなお話。

    確かにこんな世界だったらこうなるんだろうなという感想。
    トリックがどうとかいう話ではなく、すごく社会性のあるお話であった!

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「人を一人殺したら即死刑」が常識となった日本で起こる数々の事件を想定した短編集。冤罪や過失致死的な行動など、予想される自体を貫井徳郎氏が味付けすることでいい感じの小説に仕上ってた。最初の短編がグロすぎてびっくりしたけど。短編集だけど時間があれば全部一気読みしたかった。

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    貫井徳郎著『紙の梟 ハーシュソサエティ』は、現代社会が抱える「正義」と「制裁」の境界線を、冷ややかでありながらも深い人間愛をもって照らし出す一冊である。
    「殺人を犯した者は即死刑」という徹底したルールのもとに築かれた架空の社会。その世界を貫井は、倫理や制度の問題としてではなく、“人が他者を裁く”とい

    0
    2025年10月14日

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