貫井徳郎のレビュー一覧

  • 失踪症候群 <新装版>

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    人物描写が的確かつ鮮明に描かれているので、登場人物が増えてもこれは誰?となることは全くなかったです。発表当時から何年経っていても色鮮やかに感じられるストーリーで、最後まで一気に読み進められました。
    個人的に、それまでがかなり丁寧に描かれていたのに完結までの流れがバタバタしてしまい、もう少しボリュームをとって書いていただきたかったと感じました。

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    2020年05月01日
  • 新月譚

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    読みやすかったので、一気読みしました。
    サスペンスではないかな?
    大恋愛の話なような。。
    恋愛話は好きではないけど、よかったです

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    2020年04月09日
  • 女が死んでいる

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    どんでん返し8連発に惹かれて作者の作品、初。ミステリーとして面白かったのは断然「殺意のかたち」だ。逆にうーん?って思ったのは、二重露出。調子良すぎ?「母性という名の狂気」はありそうで怖かった。レッツゴーは可愛い話で、こういう姉妹って良いなあと憧れてた。ミステリーとはちょっと違うけど。

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    2020年03月20日
  • ドミノ倒し

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    貫井徳郎さんの作品は、読み始めた後と読み終えた後の印象が全然違う。
    これが貫井徳郎さんの作品の面白さ、病みつきになってしまう理由。

    結末を知った上で、もう一度読みたくなってしまう作品です。

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    2020年02月12日
  • 警官の貌

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    警察小説の短編集4作。
    はじめて読む方もいたけどどのお話も面白い!
    今野敏、誉田哲也は裏切りませんな。

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    2019年10月09日
  • 殺人症候群 <新装版>

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    ネタバレ

    【ネタバレ】失踪症候群を読んだあと2冊目をとばしてこの作品を読んでしまったため、なぜ環と武藤の関係が少しギクシャクしているのか分からなかったのだが、さらに、少し好感をもっていた倉持の行動に困惑させられた。
    今までにも少年法と私刑を扱う小説をいくつか読んだが、中でもこの作品はかなり過激な表現も多く、読者に課題を突きつける内容となっている。
    被害者の私刑(復讐)に対する様々な考え方が示されており、結末も私にとっては複雑に苦いものであった。

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    2019年10月06日
  • 慟哭

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    貫井徳郎のデビュー作。捜査一課の課長・佐伯は、幼女誘拐殺人事件の犯人を追うが、捜査は停滞し、やがて次の被害者が...。本作の仕掛けは意図的にそのような扱いをしたのだと思っているが、だとするとミステリとしてはやや物足りない。

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    2025年07月17日
  • 女が死んでいる

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    騙されたー。読者を騙しにかかっているという作品の数々。

    レッツゴーは、筆者に珍しく青春を題材したものでファンとしては新しい感覚がした。

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    2019年07月26日
  • 天使の屍

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    中盤くらいで既読なのに気づいた。まぁ、その程度の記憶だとラストも思い出せないのでちょうど良かったが。
    中2男子の心理としてこれも有りかという感じ。
    20年前の作品だけど、現代のスマホ・SNS全盛の時代で逆にリアリティがましたように思える。
    息子も今年で彼らと同じ中2になった。ここまで、大人びてないからよもやこんなことは無いと思うが、さて。

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    2019年07月21日
  • 女が死んでいる

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    佳作を集めた短編集。筆者の文体はキビキビとしていて読んでいて気持ちがいい。最後の短編の「レッツゴー」は、ミステリーの要素もありながらも、家族の暖かさを上手く取り入れた良作だったが、女子高生を主人公として一人称で書かれているのに読んでいて全く違和感なく、作者の表現の幅の広ささに驚かされた。

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    2019年07月15日
  • ドミノ倒し

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    ここまでライトなコメディタッチで読める貫井作品があったのか、主人公である迷探偵?十村の心の声の独壇場にニヤニヤが止まらない。
    月影という「狭い」片田舎で起きた事件がドミノ倒しのように倒れて、広がっていく。

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    2019年07月07日
  • 我が心の底の光

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    この人の本は展開を読者に読ませない。で、読めたと思ったら読み違いというか、勝手に読み違っていた。読者の感情移入を裏切ってくれる。解説でも語られているように、灰色の虹を読んで本作を読むと、筆者の書き分けは多彩だと思う。

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    2019年07月03日
  • 他人の不幸は蜜の味 平成ストライク(分冊版)

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    平成デビュー作家が平成の事件・事故・出来事を題材にしたアンソロジー。平成を懐かしむタイプの本でないのは、最初の福知山線脱線事故についての話を読んで嫌というほどわかった。全体的に辛いけれど読み応えがある作品揃い。避けては通れない東日本大震災や原発のテーマは、天祢さんのキョウカンカクのキャラが登場したのでシビアになりすぎずとても良かった。(白井作品だけはは早々に読むのを放棄。)

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    2019年06月27日
  • 平成ストライク

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    平成デビュー作家が平成の事件・事故・出来事を題材にしたアンソロジー。平成を懐かしむタイプの本でないのは、最初の福知山線脱線事故についての話を読んで嫌というほどわかった。全体的に辛いけれど読み応えがある作品揃い。避けては通れない東日本大震災や原発のテーマは、天祢さんのキョウカンカクのキャラが登場したのでシビアになりすぎずとても良かった。(白井作品だけはは早々に読むのを放棄。)

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    2019年06月27日
  • 新月譚

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    ネタバレ

    最後の一文を読んで、小さな貿易会社で働くようになって、社長の木之内と交際するようになった頃が、後藤和子にとっては、一人の女性として一番幸せな頃だったように思いました。木之内の存在を原動力に、咲良怜花として名声を手にしますが、その頃程の幸せは訪れなかったのではないかと感じました。

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    2019年05月23日
  • 我が心の底の光

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    ネタバレ

    暗い。光を感じるシーンなんてひとつもない。

    ネグレクトを受けて餓死する寸前、父親が母親を殴殺する現場を見てしまった子どもの一生は、こんなふうになってもきっと不思議じゃない。彼の復讐相手がしたことを振り返ると、いくぶん逆恨みの要素も入っているように思えます。それでも誰かに復讐せずにはいられない。そこにしか生き甲斐を見いだせないから。

    主人公の心の動きについてまったく書かれず淡々としているのに、心を揺さぶられます。貫井さんにはここ数年の何冊かでガッカリさせられましたが、久しぶりに読み応えがありました。映画化希望。

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    2019年05月17日
  • 平成ストライク

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    福知山線脱線事故、児童虐待、新宗教、消費税、ネット冤罪、メルトダウン。平成って酷かったんだなと分かる。稀有な傑作アンソロジー。特に青崎有吾の短編は年間ベストもの。

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    2019年05月01日
  • 他人の不幸は蜜の味 平成ストライク(分冊版)

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    福知山線脱線事故、児童虐待、新宗教、消費税、ネット冤罪、メルトダウン。平成って酷かったんだなと分かる。稀有な傑作アンソロジー。特に青崎有吾の短編は年間ベストもの。

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    2019年05月01日
  • 愚行録

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    一家四人が殺される事件から1年、事件を追う記者が近所の人や被害者の関係者にインダビューをしていた。

    誰もが羨む様な幸せな家族、取材が進むうちに、その夫婦の過去のことや暗い部分が浮き彫りになります。

    最初に出てくる幼児虐待の新聞記事は何なのかが気になりつつ、田向夫妻の噂話を野次馬気分で読み進めていました。

    事件の真相は、びっくりというか意外というか、想像出来ないものでした。
    最後の怒涛の告白、愚行録、なるほどという感じです。

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    2019年04月27日
  • 私に似た人

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    「慟哭」はもすごいインパクトだった。このため、この作家の他のを読むのに一歩躊躇していた。たまたま連作集があったので、久しぶりに読んでみた。現代のまさに今を見事に描写していた。やはりすごかった。複雑な心境になった。いいとか悪いとか、そんなことは現実はわりきれない。見事すぎた。またしばらくは読まないことになると思う。

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    2019年04月13日