貫井徳郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
平成の時代に起きた出来事をテーマとしたアンソロジー小説。
巻末に平成30年史が載っていて、それを見ると、短いようで本当に色々なことがあったんだな。と感慨深くなる。
収録作品としては、どれも面白かったけど、千澤のりこさんの『半分オトナ』が特に良かった。キーワードは二分の一成人式、児童虐待。
貫井徳郎さんの『他人の不幸は蜜の味』も印象的。
女子高生コンクリート詰め殺人事件、スマイリーキクチさんへの誹謗中傷。
どちらも自分の中で強烈な印象を受けた事件なので、胸が痛かった。
他人を誹謗中傷してしまう人は、間違いなくSNS辞めたほうが良い。
白井智之さんの作品は今回初めて読んだけれど、白井さん作品 -
Posted by ブクログ
日本最大のアニメコンベンションで起こった無差別殺人事件。
主人公の安達はニュースを見て、犯人の斉木が小学校時代の同級生だと気付く。
しかも、安達が付けたあだ名で斉木はいじめられていた。
斉木が起こした事件の責任は、過去の自分の行いにあるなではないかと衝撃が走る。
斉木は事件を起こした後、自らも命を絶っており、動機がわからい。
この事件により、安達だけではなく、安達と同じように斉木をいじめていた同級生や斉木の両親、被害者の家族、斉木の事件に遭遇した参加者たちの考えが少しずつ動き出す。
この話は、誰にでも起こりうる可能性があるものかもしれないものかもしれない。
2025.12.3