貫井徳郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ都市からやや離れた田舎町。
その町が脚光を浴びることになったのは、家々の壁に描かれた独創的な絵が、SNSによって話題にあがったからだった。
その絵はどちらかといえば下手な絵なのに、不思議と心が掴まれる。
ノンフィクションライターの肩書きを持つ「私」は、この絵の作者である伊苅という男を題材にしようと電車に飛び乗る。
そんな出だしなのに、「私」と伊苅が話をする場面は、あまり登場しない。
多くを語ろうとしない伊苅の代わりに、動きを与える役割を担う人物として「私」がいるということなのかもしれない。
そして、絵によって変化する町を語る第一章の時点で、読んでいる側はふと違和感を覚える。
「このシーン -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった
最初僕たちはミツコ先生と呼んでいるをツッコミ先生って空見してたからつっこんでくる美人な先生かと思ってた
教え子、同僚、元恋人、不倫相手(最初の教え子の父親)の視点からそれぞれ事件の真相を探るのが面白い
最後まで犯人わからないっていう終わり方で若干拍子抜けしたけどそこまでモヤモヤしなかった
睡眠薬入りチョコレート関連でそのチョコを贈った南条先生ともと付き合ってた同僚の先生がなんで昔睡眠薬を使ったことあるのを知ってるのか謎だった
なので犯人はこの先生と友達が悪戯されどうにか仕返ししたい大人びた山名さんかな?と思ったけど、それだと辻褄が合わないことも多い
名前思い出せないけど、同僚 -
Posted by ブクログ
ネタバレしがない田舎の私立探偵が元カノの妹から受けた依頼を受け殺人事件の調査を依頼される
しかし調査を続けてるうちに別の殺人事件とぶつかりそれを調べてるとさらに別の殺人事件と繋がり・・・とまさに【ドミノ倒し】のように繋がっていく。追えば追うほど謎が深まるミステリー
名探偵を自称しハードボイルドを気取る主人公のキャラは三枚目な方で、どちらかというと迷探偵な印象。そのため作中の推理が外れているように感じて最後まで真相を読みきれなかった
そして真実が明かされたとき、その内容に背筋が凍った
とても恐ろしくゾワッとなった
読んでいた印象としては『ひぐらしのなく頃に』を思い出した
キチンと言えば違うんだけど、 -
Posted by ブクログ
二回目のワクチンの副反応にやられながらも、ただ横になっているのも落ち着かない。
あれやこれや考えて眠れないので、分厚いこの本を読んで過ごすことにした。
若い女性ばかりを狙い、殺害後に人差し指を切り取る「指蒐集家」が社会を震撼させていた。
捜査一課のエース西條は、遺体の第一発見者となった交番勤務の若い警官大崎と事件を追うことになる。
男同士の腹の探りあい、何度も振り出しに戻る捜査、そのうちにまた新たな被害者が出た。
鼻につくタイプの西條に恨みを持つ人間は沢山いたとしても、あまりに理不尽なやり方で失脚させる綿引。刑事ものは結構読むが、多忙過ぎて家庭を省みず最悪な夫婦仲になっているパターンの内容が多