貫井徳郎のレビュー一覧

  • 悪党たちは千里を走る

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    貫井徳郎先生の本の中ではポップな感じで
    サクサク読むことができた。
    どんでん返し!というような作品ではないが
    それぞれのキャラクターに特徴があったり、
    仕掛けもあったりで最後まで楽しめる作品。

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    2025年09月06日
  • 龍の墓

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    VRを使ったゲームの世界は馴染むまで挫折しかかったが、実際の事件とのリンクが興味深く、どんどんひきこまれた。「見立て」がキーワードかな。南条刑事のキャラが面白くてこのシリーズ続いて欲しいような。瀧川さんもこの一冊で終わらせてしまうにはとても勿体無い。
    作家生活30周年で、20年ぶりの本格ミステリー、個人的には充分満足だった。続編希望❗️

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    2025年09月05日
  • 乱反射

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    あまりにも痛ましい…
    貫井さんの、被害者遺族の心情の書き方がうますぎて
    終始眉間にシワを寄せて読みました…

    私も…
    すでに誰かを殺してしまっているのかなぁ…

    1人でも多くの人が
    この作品を読んでほしいなって思いました

    章を逆にカウントダウンしていくテクニックは良かった!

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    2025年08月08日
  • プリズム

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    「プリズム」
    …ガラスなど透明体の三角柱で、光を屈折・分散させるもの。光の方向を変えるプリズムには種々な形のものもある。

    推理小説に求める快楽って、正解を知ることだと思う。
    これだけ長い文章の中で、自分流に推測を立てて「え?こいつか?いや…こっちも…」
    なんて考え続けた結果、最後に導き出される正解に悦に浸る。

    それが推理小説の醍醐味、そう思っている。

    本作「プリズム」は、まずタイトルの秀逸さを感じる。

    推理小説の手法は確かにプリズム的だ。
    いろんな登場人物の主観的な目線から、被害者への思い、まだ見えぬ加害者への思いにバイアスがかかって、思考を分散させられる。

    どの光を辿れば、本筋に辿

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    2025年08月04日
  • 宿命と真実の炎

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    ネタバレ

    「後悔と真実の色」の続編。警察官の連続殺人事件の件で高城理那は元刑事の西條に会いに行く。相変わらずキレキレの西條はカッコいい。
    誠也とレイ、お互いの心の内の違いが最後に明らかになり、そういうことか!と。この作品も文庫と思えない厚みに怯むが惹き込まれ一気読み。

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    2025年07月22日
  • 罪と祈り

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    貫井徳郎の救いがないシリーズ〜。
    ボリューミーで内容もぎっしり詰まってた。サスペンスとミステリーの間って感じ。
    10年後の2人の続編を見てみたいな〜。

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    2025年07月20日
  • 女が死んでいる

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    ネタバレ

    「殺人は難しい」は短いのにびっくり。そういう事があるのか…ミホ。
    「二重露出」もそういうことか!と。同じことを考える似た者夫婦がタバコ屋を挟んで商売をしていた、悪臭ホームレスも…
    おもしろかった!

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    2025年07月18日
  • 微笑む人

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    最後まで一気読みでした。
    続きが気になって仕方なかったです。
    こんなタイプのミステリーがあるんですね。
    そして、最後の終わり方が…。敢えてあの終わらせ方にしたんでしょうね。
    タイトルと書影も素晴らしい。まさに、タイトル通りの話でした。

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    2025年07月12日
  • 転生

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    積読だったのを、読むことができました。面白くて一気に読めた。結末は意外なくらいあっさりでしたが、その分、主人公の心のうちの揺れ動く姿がストレートに入ってきた。『はたしてこの想いは自分の考えなんだろうか・・・』と思い始めたらどうなっちゃうんだろう。私も脳挫傷の大きな怪我をした後、自分の意識は脳の中でどう生まれてくるのだろうと不思議な感覚を味わったこともある。心の存在はとても興味がある。他にも色々と本棚にあるので、読んでみようと思う。

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    2025年07月09日
  • ひとつの祖国

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    ネタバレ

    マイペースな一条が、知らないうちに大事に巻き込まれて呆れるほどだったが、最終的には強い意思を持って動き出すことができたんだ、と推測できて良かった。
    辺見も一条も私も同じように迷い悩み、やはり結論は出ないのだと思う。

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    2025年09月13日
  • 乱反射

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    幼い子供がある事故で命を落とす。
    おおくの多くの人のモラルのない行動が積み重なり、連鎖した結果引き起こされた悲劇であった。


    自分の小さな過ちが直接的に大きな事故に繋がるは少ない。
    しかし、偶然が重なれば取り返しのつかない事態になる可能性がある。
    それを事前に予想するのは非常に難しい。
    だからこそ自分の行動を振り返ってみて、「誰かに迷惑をかけていないか」、「不快な思いをさせていないか」といったことを考えることも必要だと思う。
    モラルの欠如により、誰かの不幸に繋がるかもしれないからだ。

    本書のような振る舞いを自分も無意識にやってしまっていることがあると気付かされた。
    もちろん、罪に問われるよ

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    2025年06月14日
  • 乱反射

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    すごく嫌な風が吹いたら桶屋が儲かる話。「乱反射」という題名が象徴的。車の運転を家族に求められるとか犬のフンを放置するとかそれを片付けるひとを囃すとか一人一人がちょっとズルをしたり楽な道を選んだせいで、連鎖的に大きな事件を巻き起こす。実際はこんなことありえないって分かってても自分も多かれ少なかれこういうマナー違反をしたことはあるので無意識に共犯者の一人になったうしろめたさを感じちゃう。
    家族が淡々と「犯人」を追及して責めていて諦観を持っているせいで後味が悪くならず若干スッキリ終われるのが救い?

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    2025年06月02日
  • 邯鄲の島遥かなり(中)(新潮文庫)

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    昭和が始まって終戦までがこの中巻では描かれています。離島だからといって戦争の影響が少なくなるはずはなく、むしろ離島だからこその苦しみもあって全体的に暗く悲しいお話が中心でした。
    戦争ですべてを失ったこの島がその後どう時代を生きていくのか、、、下巻にも期待です。

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    2025年05月25日
  • 壁の男

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    貫井徳郎作品の違う一面を見た。
    それは予想外で、予想以上で、読後に胸がしめつけられるほどの感動と大きな愛が降ってくる。

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    2025年05月25日
  • ひとつの祖国

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    とにかく設定が面白い。今の日本のディストピア感というか、不満の吹き溜まり感が、暴発を招くという設定に、説得力を与えるアイデアが素晴らしい。
    冒頭から一気に引き込まれてしまって、ワクワクしたのだけれど…。
    組織の中身がいろいろと明らかになるにつれ、荒唐無稽感が増していき、失速したように思う。自衛官との関わりももっと膨らませられたような気もする。
    問題提起は鋭いだけに、もったいない。

    余談だが、この手の小説にありがちな表現がここでも。
    ・なぜか男性は苗字、女性は名前で話が進む(自衛官の彼女は珍しく苗字だったが、男性扱いということか)
    ・なぜかとても強い女性はとても美人
    男性エンタメ小説家に目新し

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    2025年05月21日
  • 微笑む人

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    ネタバレ

    エリート銀行員が妻子を殺害する。動機は「本が増えて家が手狭になった」という理由で…。誰に聞いても「いい人」と評される男だが、過去に遡ると不審死を遂げた人物が周辺に何人もいることがわかる…

    何人もの証言から、主人公が『死』に対して障害物を排除するように実行してきたのかという疑念が生じるが、殺人を自白したりする場面はなく、最後まで真相はわからずにモヤモヤ感が残る。(ネットには多くの考察があるよう)

    2019年に松坂桃李主演でドラマ化され、見た記憶がある。U-NEXTで見返してみたが、小説のダイジェストのような内容だったなあ。
    小説には無い雑誌記者の役柄で尾野真千子が登場し、最後に浮気した夫をア

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    2025年05月20日
  • 邯鄲の島遥かなり(上)(新潮文庫)

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    読み進めていくうちにどんどんハマっていく、そんな印象。
    時代としては明治維新から東京大震災までがこの上巻で、このあと中・下巻と続いていくんだけど、正直長い……長いんだけど、でも次が気になるから止まらない。上巻だけでも満足感。
    離島というロケーションと、その島のある一族を軸にしたストーリーで単純におもしろくて次の中巻にも期待です。

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    2025年05月18日
  • 乱反射

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    たった一つの「これぐらいは大丈夫」という傲慢がとある重大な結末を迎えてしまうということは中々想定することができないかもしれない。しかし、他人に及ぼす間接的な影響が予想以上に大きいと改めて感じました。

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    2025年05月10日
  • 微笑む人

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    慟哭という小説がとても面白く、
    別の作品も読んでみたいと思って手に取った。

    こんなに頁を捲る手が止まらない事があるのだろうか。
    とにかく続きが気になって仕方がなかった。
    そして最後。
    読み終わったので本を閉じるしかない。
    こんな形で、こんな気持ちにさせて終わらせるのか。
    そう思い、閉じると出てくる題名。
    「微笑む人」


    くそぉ!!面白かったです!!!

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    2025年04月14日
  • 邯鄲の島遥かなり(中)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    上巻と同様、イチマツの子孫たちをそれぞれピックアップした短編集。それぞれがイチマツの血を意識したりしなかったりの人生が描かれていた。読み進めつつ気づいたら時代が終戦まで進んでいた。上巻の始まりが幕末だったことを思い出して隔世の感と言うか。駆け足で下巻へ。

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    2025年04月13日