【感想・ネタバレ】愚行録のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2017年12月05日

映画を先に鑑賞して小説を読んだがスッキリした。
映画で気になっていたことが解消されたので◎
愚行録というタイトルが正にあてはまる。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2017年10月09日

うわーっ!やっば!
凄いなぁ!
途中から段々読めてきたけど、当たった自分に「よっしゃ!」って言いたいくらい。
こわいなぁ…。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2016年07月20日

普通に長編(260ページ)だけど、約2日で読んでしまった。女性が書いてはいないけど、イヤミスみたい。
最初にある女が3歳の自分の娘を衰弱死させたという新聞記事が出てくる。以降はリッチで幸せそうな田向一家が惨殺され、その事件を調べるルポライターが関係者にインタビューしていく形式で話が進んでいく。
まあ...続きを読む、このテの作品で予想がつくのは、一見善良そうな田向夫婦が実は狡猾で嫌な人物だとわかっていくところ。さて、彼らは誰に恨みを買っていたのか…
犯人探しというよりも…人を利用することしか考えていない人間がいて、なぜかいつも利用されてしまう立場の人間がいて…虚しい関係性だなと思う。真相がわかっても、どっちもどっちって感じなので、カタルシスはありません(笑。
ラスト近くで意外な人物の意外な正体には驚いたが、あまり伏線がなかったような気もするので、ちょっとアンフェアに感じた。

このレビューは参考になりましたか?
購入済み

まさに「愚行」の記録。

ザキ 2018年02月26日

ある殺人事件を巡っての関係者たちの独白で構成されていますが、出てくる言葉は嫉妬。嫉妬。嫉妬。学歴や容姿、収入、、、人ってこんなに他人を妬むことができるのですね。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年04月27日

一家四人が殺される事件から1年、事件を追う記者が近所の人や被害者の関係者にインダビューをしていた。

誰もが羨む様な幸せな家族、取材が進むうちに、その夫婦の過去のことや暗い部分が浮き彫りになります。

最初に出てくる幼児虐待の新聞記事は何なのかが気になりつつ、田向夫妻の噂話を野次馬気分で読み進めてい...続きを読むました。

事件の真相は、びっくりというか意外というか、想像出来ないものでした。
最後の怒涛の告白、愚行録、なるほどという感じです。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年01月09日

きっついなー

ところどころ挟まれる独白と最初の新聞記事はああいう風につながるのね。人間のコンプレックスをむき出しにするのは相変わらず。この人の作品は読めば読むほど人間不信になってしまいそう。それを自分が正視できるかどうか。それでも読みたくなる魅力がある。
それにしても某大学や某商社なんか実名で出し...続きを読むていいのかな?しかもプロフィールを見て驚いたのだけど、被害者の一人のプロフィールは作者ご本人に酷似。道理で大学の話やらリアリティがあるはず。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年07月25日

再読。一気読み。関係者の話を聞いていく形式なので読みやすい。映画で三度驚くとあったけど納得。オチのインパクトは強く、それでいて冒頭から退屈せず引き込まれるように読めた。愚行録、のタイトルが秀逸。登場人物は皆愚かで、だからこそ最後まで誰が犯人でもおかしくないと思えて混乱。最後のページのインパクトも凄い...続きを読む。この話は凄いと思う。伏線見落とすこと間違いなし。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年01月23日

一家惨殺事件が起こる。その一家は夫は有名な不動産会社の社員で、奥さんは美人。子どもは2人。家も裕福で誰もが羨むような家族だった。
その被害者家族に関係する人々をインタビューしていき、色々な人の目線で被害者を見つめていく。まさかインタビュアーがと思うも、後の祭り。

冒頭で児童虐待のニュー...続きを読むスがあり、その後インタビュー形式で物語が進んでいき、さらには合間合間で気になる兄妹の会話がある。どこでこれらが繋がっていくんだろう?と気になり読み進めていくことになるが、最後までわからないまま。そう繋がったか!とラストはスッキリ。頭ではスッキリするも、心はスッキリできない内容。

1人に対して人によっては色々な見方がある。当たり前のことだけど、一方の話だけでは当てにならないなと考えさせられる。

それにしても、物語はしっかりと練られていて、さすが貫井徳郎といった感じ。面白かった。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2017年08月14日

湊かなえさんみたいな感じがした。
それぞれが語る人物像と兄妹の話と事件がどう繋がるのか、全然読めなかったけど最後まで読むとそういう事かとわかる。
映画はどんな風になっているのか観てみたい。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2017年08月12日

幼い兄妹を含む一家四人が惨殺される事件が起き、証言者のインタビューで話は進む。インタビューが進み、事件の概要や被害者の情報は得られが、被害者の人物像が出来上がってきても、些細な怨み、妬みは出てくるが、どれも殺される程の物ではない。証言者が変わるごとに、幼い兄妹の証言が挟まれ、謎を深める。
自分が何か...続きを読むを知ったときの驚き。オススメの一冊。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2017年05月01日

一家四人惨殺事件を追うルポライターのインタビューに応える事件関係者(被害者の知合)の言葉の積み重ねで構成され、途中二人兄妹の妹の兄に対する言葉がいくつか挿入されている。この妹の言葉がキー。アガサ・クリスティの「アクロイド殺し」の最後に匹敵するかも・・・
映画も是非観てみたい。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2017年02月16日

一家惨殺事件の被害者に関わる人々が
それぞれの立場で自分や被害者の話をしていくという設定が
おもしろかった。

話の終結も、この人がこんな風に関係してたんだ!
という感じで、
最後まで予想できない展開だった。

以前に読んだ
角田光代の「坂の途中の家」を思い出させるお話。
人の印象というのは
それを...続きを読む語る者のフィルターがかかる。
それは絶対じゃなくて、
あくまでも語った人が感じたイメージでしかない。

最後はちょっと重く切ない。。

このレビューは参考になりましたか?
ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年12月05日

一家四人惨殺事件が発生するが、被疑者どころか犯人像されも不明のまま悪戯に時は過ぎてゆく。その被害者夫婦について、ライターが同僚や友人や同級生達にインタビューしながら犯人像に迫ってゆく話。
全章がインタビューに答える関係者達の一人称で綴られており、その合間合間に謎の女の独白も入ってくる。この女は一体誰...続きを読むの関係者!?事件の真相は一体何!?と先が気になって頁をめくる手が止まらない。貫井徳郎らしく構成が光る作品であり、なおかつ人間の醜さがたっぷりつまった作品。
表面上は笑顔で接してても、心の中では嫉妬したり軽蔑したり嫌ったり嘲笑ったり。明確な線引きをしちゃって同類ではない人種には動物並みの扱いをするのが当然を思うくらいに普通に歪んでて。みんな綺麗な仮面を被って自分のちんけなプライドとステイタスを守ろうと必死だよ。ああいるいるこういう人間いるよね、こういう醜い部分って誰にでも少なからずあるよね、と頷いちゃうこと間違いなし。
はっきり言って、被害者夫婦は殺されても仕方ないと思えるほどのクズだった。クズと言うと大袈裟だけど、絶対クズでしょこいつらは。別に重大な犯罪を犯した訳ではないし、意識的に他人を傷付けた訳でもない。ただ当然のように自分本位に生きて見事に平和と幸福を獲得してみせただけ。けれども人間のクズとしか思えない。他人に共感し労る事をせず、損得感情と利害関係だけが全ての行動の規範となるような、サイコパス予備軍としか思えず胸糞悪かった。
彼等を殺害した真犯人の方がよっぽど可愛そうだし、彼女の生い立ちから犯罪に走ってしまった理由も説得力十分だった。虐待された子供は自分が親になった時に我が子を虐待してしまう。統計データからも既に明らかにされている事実だけれども、虐待の連鎖はこうして続けられてゆくのか、と切ない読後感だった。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2016年08月15日

映画化されると知り、早速読みました。この語り口、最初湊かなえさんかと思いました。いろいろな人の証言で、事実が語られていくところ。田向夫妻のあぶり出され方に、私ですら反感が感じられていって、人の見方って怖いな、と思いました。衝撃、いやミスとまではいかなかったけれど、軽く語られたラストは重かったです。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2016年04月08日

2016/4/7

素敵な四人家族が惨殺された未解決事件。周囲の人物へのインタビュー形式で話は進んでいき美しい妻とエリート夫の様々な顔が垣間見える...すごく怖かった。誰にとっても100点な人なんていないし、わたしもどこで恨み買ってるかわからない。
インタビュー主、驚いた〜

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2016年03月24日

登場人物の裏表が凄く面白かったのに
最後の最後に妹が言った台詞で一気に気持ち悪くなってしまった
ある意味凄い小説だと思った

このレビューは参考になりましたか?
ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年01月22日

実質は星3.5位。流石にこれでは犯人を予測するのは相当に難しい。そもそも犯人やトリックを推測するようなつくりではないかな。

地方出身、地方育ち、地方大出の人間にはこの早慶大の確執がいまいちピンとこない。逆に早慶大出身の人がこの小説をどう感じるかに興味があるかな(笑)。ここまで慶大を婉曲にひどく書く...続きを読むなんてと、作者のエピソードを見たら早大だったので笑った。

虐待を受けて育った人間は、自分の子供も虐待するという「虐待の連鎖」は否定したいところだが、実際はこうなのかもしれない。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年11月10日

毎度のことながら人の持ついろいろな面を見せつけられる貫井作品。苦々しい思いになったり、目を背けたくなったり…揺さぶられる

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年04月30日

一人称、一人語りで進んでいくストーリーに中々、ページが進まない。
そもそも、人の話をずっと聞くことが苦手だから、本当に最初は読み進めることが苦痛でしかなかったけど、徐々に惨殺された田向夫妻の影の部分が語られていくと、俄然読む手が止まらなくなった。語り手も卑しい嫉妬や羨望妬みに縁取らた人物だから、共感...続きを読むできるところもあり、ゴシップ記事を漁るような感覚で読み進めていく。
まさに、物語に登場する人々の愚行を見つめて読む私たちも愚か。
リカもフジコも光子も自分に真っ正直過ぎた故の愚行、だけど、どの作品のどの人物よりも彼女たちは、誰よりも、実はとてもピュアなのだ。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年04月14日

「愚行録」
誰もが羨む家族が殺されて一年。まだ犯人は捕まっていない。


愚行録。愚かな行いの取り纏め。側から見たら容姿端麗で欠点無しな幸せ家族。特に、夫婦は羨ましい理想像の一つだった。何故夫婦は殺されたのか。何故子供まで。


犯人はまだ捕まっておらず、ルポライターが夫婦の関係者をインタビューす...続きを読むる形式で進んでいきます。地元のママ友から始まって、会社の同僚、学生時代の友人(元カノ含む)等それぞれの立場から、被害者となった夫・田向浩樹と妻・田向友季恵の印象を語っていきます。


これが、人間関係の裏を見る形で気が悪くなる。完璧に見えた浩樹と友季恵の裏の顔が出て、その裏の顔での所業が愚行と言うことだろうか。確かに浩樹の就職活動のコネ作戦に始まる女性関係や友季恵の階級社会を示すような学生生活等、これが本当ならば愚行と言う人々(きっと表面上では2人を慕っていた人もいるだろう)の気持ちも少しは分かる。ちょっとやってることは2人を悪く言う立場じゃないんじゃ?て言う関係者も出てきますが。


キモなのは、語っている側の視点であり主観であること。果たしてどこまで本当か。読むことで、夫婦はいけ好かないやつだと決めつけてしまうことこそ愚行になってしまう。言ってしまえば、本当の所は分からないのですから。


本作は、田向家族を殺された犯人を逮捕するに至らないミステリーです。最後すっきりしない。さらに仕掛けが3つある。そこが、ストロングポイントかなと感じました。


●田向家族殺人事件の犯人は、冒頭に登場するネグレクトで逮捕された田中光子であること
●インタビュアーのルポライターが、田中光子の兄であり、光子を犯人ではないかと疑う人間をあぶり出す目的で関係者にインタビューしていたと想定されること
●光子の子供は兄の子供であり、兄もまた殺人者になること


この3つによって闇が連鎖する怖さが増し、ミステリーとして強いフックになっていると感じました。両親からの虐待で頼れる存在が兄しかいない→男女取っ替え引っ替え生活→近親相姦→子供誕生。しかし子供を愛せない・・・、想像を絶する過去を背負い、ある日生まれた友季恵への突然の殺意等、闇が人を喰っていく所が非常に怖い。ここまで落ちることが、愚行なのかは分からないが、とても怖い所です。


読んだら落ち込むこと間違い無し。因みに、映画は貫井氏曰く、完成度高いらしいです。

このレビューは参考になりましたか?