邯鄲の島遥かなり(上)(新潮文庫)
  • 完結

邯鄲の島遥かなり(上)(新潮文庫)

1,210円 (税込)

6pt

3.8

神か、仏か。人間離れした美貌の男、イチマツこと一ノ屋松造が神生島(かみおじま)に戻ってきた。松造は島に福をもたらすと伝えられる一ノ屋の末裔で、島の女と次々に契る。不思議なことに、彼の血を引く子どもは皆、身体のどこかに唇に似た形の痣が刻まれていた。「イチマツの子」たちはそれぞれの天命を背負って激動の時代を生き抜く。明治維新から現代まで。島に生きた一族の営みを描く大河小説が開幕。

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1~3件目 / 3件
  • 邯鄲の島遥かなり(上)(新潮文庫)
    完結
    1,210円 (税込)
    神か、仏か。人間離れした美貌の男、イチマツこと一ノ屋松造が神生島(かみおじま)に戻ってきた。松造は島に福をもたらすと伝えられる一ノ屋の末裔で、島の女と次々に契る。不思議なことに、彼の血を引く子どもは皆、身体のどこかに唇に似た形の痣が刻まれていた。「イチマツの子」たちはそれぞれの天命を背負って激動の時代を生き抜く。明治維新から現代まで。島に生きた一族の営みを描く大河小説が開幕。
  • 邯鄲の島遥かなり(中)(新潮文庫)
    完結
    1,155円 (税込)
    本土から神生島(かみおじま)への観光客も増え生活が近代化する中、一ノ屋の流れを汲み、島に巨万の富をもたらした一橋産業の一橋平太が息を引き取った。後継は先代が決して手を出さなかった軍需産業に進出する。昭和16年日米開戦。島の駆逐艦造船所を狙った米軍の空襲で町は火の海と化す。島を支えてきたはずの会社のせいで、島民たちは生きながら地獄に落とされる――。驚異の大河小説、激動の第二幕。
  • 邯鄲の島遥かなり(下)(新潮文庫)
    完結
    1,100円 (税込)
    天皇陛下がラジオで敗戦を告げた。神生(かみお)島には残っている建物はひとつもなく、一橋産業は財閥解体により経営が崩壊。一橋家あっての神生島の時代は終わった。一ノ屋の血を引く信介は、くがとの定期船を再開させるなど、獅子奮迅の活躍で島を復興へと導く。時代が変わり、一ノ屋の存在意義が薄れても、イチマツ痣は子から子へと体に刻まれ受け継がれる――。著者渾身の大河小説、感動の大団円。(解説・細谷正充)

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邯鄲の島遥かなり(上)(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み進めていくうちにどんどんハマっていく、そんな印象。
    時代としては明治維新から東京大震災までがこの上巻で、このあと中・下巻と続いていくんだけど、正直長い……長いんだけど、でも次が気になるから止まらない。上巻だけでも満足感。
    離島というロケーションと、その島のある一族を軸にしたストーリーで単純におも

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    「イチマツ」というイケメン以上の神がかった色男がとある島内であらゆる女性と子をなしたことによる、その子どもや孫たちにまつわる島全体の物語、か? 子孫たちの人生を個別に追った短編集にしてそれぞれがうっすらと繋がる大長編で、上中下の上巻だけでかなりの満足感。引き続き中巻を読みますか。

    0
    2025年04月03日

    Posted by ブクログ

    イチマツの頃はどんなストーリー展開なんだろうか?と訝ったが、それぞれの物語は過去の貫井作品には見られないものが感じられる。次(中)にも期待したい。

    0
    2025年03月10日

    Posted by ブクログ

    不思議な血脈の理由とか成り立ちとかが語られていくのか、と思ってたら、不思議な血脈はただそれぞれの短編の共通点なだけだった。
    でも一つ一つがすごく良い。ちょっとユーモアがあって。
    この先にまたイチマツは現れるのかな?
    続きが楽しみ。

    0
    2024年11月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上中下の上巻で700ページの超大作。時は明治維新から関東大震災を経て大正の終わりまで。ある島にイチマツという島の名家「一ノ屋」の当主が帰還した。元新撰組で大変な色男であったらしい。この男は島に幸運をもたらすとされ女性にも大人気で、別腹で計13人の子を成した。その子供たち、さらにその子供(ようするイチ

    0
    2024年10月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    イチマツという色男の子孫の話なのか。
    共通しているのはそこだけで、これだけで上巻なのだから、このあと中・下とどういう展開が待っているのだろう。
    とりあえず長い。。

    0
    2025年04月04日

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