貫井徳郎のレビュー一覧

  • 紙の梟 ハーシュソサエティ

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    オムニバス作品。死刑制度に対する考え方については、現行でも賛否両論あるかもしれない。果たして自分はどちら側に立つのか…

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    2026年03月25日
  • 新月譚

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    小説家が小説家を描くこと。これだけでリアリティ溢れる作品になっていると思います。主人公の心の動きがこれでもかと表現されており感情移入して読みました。更に、昭和時代の事務所の風景等も丁寧に描かれており映像を見ているような楽しさにありました。

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    2026年03月19日
  • 紙の梟 ハーシュソサエティ

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    ネタバレ

    人ひとり殺したら死刑、という世界の物語。
    短編集というかオムニバス集みたいな感じですね。
    人格者と思われた義父が殺人鬼だった「レミングの群れ」と、表題となっている「紙の梟」が面白かったです。
    昨今しばしば社会問題となっているSNSでの私刑について、考えさせられました。

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    2026年03月17日
  • 微笑む人

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    本が増えて手狭になった、場所を取る妻子が邪魔になり排除したかった、という動機で妻子殺しをした仁藤。そんな理由で身近な親族である妻子を殺すなど、仁藤は猟奇的な殺人犯なのではないかという世間の声が続々と上がる。そんな中、仁藤のことをテーマにしてノンフィクション本を執筆することになった「私」は、仁藤を直接的に知っている職場の同僚や上司、部下、学生時代の同級生などに遡りインタビューをしていく。そのインタビューで明らかになった仁藤の人物像は、猟奇的な殺人犯とは正反対の穏やかで誰から見ても性格のいい男だった。本が増えて手狭になった、という動機は本当なのか?それとも別に動機があるのか?読者はそれが気になり先

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    2026年03月11日
  • 乱反射

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    タイトルから読み取れる話の展開ではありましたが、それぞれの心情、価値観、正義などが深く描かれているので、自分ならどうすると思わず考えてしまいました。
    世の中の出来事は、誰も悪くなくて、皆悪いのかもしれない。

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    2026年03月11日
  • 乱反射

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    ネタバレ

    ちょっとのモラル違反で人が死んでしまった。
    みんなこれくらいなら、ってやってる日常のちょっとしたことが大きなことになる。
    それくらいなら罪の意識は一人ひとり薄いし、誰を責めたらいいのか分からない加山のもどかしさを考えると苦しかった。

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    2026年03月08日
  • 微笑む人

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    「本が増えて家が手狭になった」という理由で妻子を殺したと供述する仁藤。本当にそんな理由でひとを殺すのか。読み進めると謎が謎をよび、その謎を知りたくてどんどんと読み進めてしまった。最後まで読んで確かに人のことを分かるなんて無理だよなと謎を知りたいと読み進めた気持ちではない感想になって面白かった。

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    2026年02月28日
  • 慟哭

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    積読してしまっていた一冊。パラパラめくって見たときに文章が難しいかな?と思っていたが、面白すぎて一気に読めました。飽きさせない展開でとても良い読書時間になりました。人間の脆さと最後の救いのなさが印象的です。

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    2026年02月25日
  • 後悔と真実の色

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    まず言わせてもらいたいのは
    タイトルと表紙がとても素敵な事

    夕日の海 波に反射するオレンジの光
    褪色したタイトル

    とても魅力的な雰囲気で この表紙を見ながらお酒が飲めると思いました

    物語の始まり方も好きで
    なぜか「いやだな」と感じた、という表現がとてもワクワク感を煽りました

    読み始めると一気に読み進んでしまい、時間が一瞬で溶けてしまいます

    主人公が窮地に立たされた時には読んでいて目の前が真っ暗になりました

    自分も職場で後輩が本当はどう思っているのか気になったり


    とにかく引き込まれる 夢中になって読めるって  とても幸せな時間だなって思わせてくれました。
    ありがとうございます。

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    2026年02月22日
  • 乱反射

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    前半は読み進めるのが苦痛で、後半は身勝手な人間に苦痛を感じた。法で裁けないモラルの部分は歯痒さを感じたが、こうはなりたくないと感じた小説でも学びを得た稀有な一作だった。

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    2026年02月19日
  • 壁の男

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    壁に子どもの描いたような絵が並ぶ集落。作者は個人塾の先生で何でも屋。淡々と進む物語。結局なんだろうなと思うかもしれませんが、絶対に離脱しないでください。こんなに優しいどんでん返しはほかに知らない。

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    2026年02月14日
  • 乱反射

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    ネタバレ

    読んでいて辛かった。
    風の強い日に起きた悲劇だけに、「大風が吹けば桶屋が儲かる」の因果の連鎖が、本来の意味とは逆に、哀しい結末に帰結。

    書き方がうますぎて、モラルのなさや自己保身ゆえの醜さに憤りを感じさせつつ、最後は自分もそっち側の一人だったと梯子を外される戦慄。
    ザマァ小説のようで、読んでいる自分に返ってくる諸刃の剣。

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    2026年02月13日
  • 慟哭

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    ネタバレ

    貫井徳郎さんはこれで鮎川哲也賞の最終候補に残ったそうだ。でも受賞できなかった。 このミステリらしいミステリの作品がなぜだろう。
    ※ネタバレ注意! 以下の文には結末や犯人など重要な内容が含まれている場合があります。

    そのときの受賞者は誰だったのかと調べたら、近藤史恵 「凍える島」 という作品だった。あの「サクリファイス」を書いた人だ。
    この「慟哭」は新人らしくないとても重厚で読み応えのある作品だったので、受賞作はそれを上回ると思われたのなら読んでみないといけない。
    「凍える島」というのはどうなのだろう。

    ただ、3章目あたりで意図と展開が分った。それにしても一気に最後まで読みきるほど面白い。勝

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    2026年02月11日
  • 不等辺五角形

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    ・オチが少しもやっとしたけど、全体的には面白かった。犯人を、かばった動機が少し薄い?
    ・同じ場面でも視点や立場、前情報が異なると解釈が変わってくるのは面白かった。
    (評価)4

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    2026年02月09日
  • 慟哭

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    面白かった!ところどころで感じる違和感、あれ?でも、ちがうか?ん?もしかして?と色々推理しながら読むがうまーく騙されながら、最後になるほどそういうことか!!とスッキリ。ミスリード型の推理小説。

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    2026年02月08日
  • 不等辺五角形

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    めちゃくちゃ面白くて一気読み。やはり貫井徳郎は凄い。人物描写の解像度が段違いよな。
    それゆえにラストの解釈は合ってるのかちょっと不安。アシダカグモ事件がそんなに人生に影響与えるなんて思わんし。

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    2026年02月04日
  • 不等辺五角形

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    2025.02.03
    他の方の感想にもあったとおり、ひとは同じものを「みても」「きいても」自分の見たいようにみて、聞きたいようにきくのだなと改めて思わされる一冊。謎解きは読み進めるためのガソリンにすぎなくてこの作品は登場人物の心情を読み取って楽しむのだと思う。

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    2026年02月03日
  • 不等辺五角形

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    ずっと話してる口調の文章で読みやすかった。読み進めるごとに不等辺な感じがずっと動いていた。
    幼少期の出来事ひとつ取ってみても、5人それぞれの見方があって、その中には誤解もあって、性格を分かってるつもりだからこその憶測もあって、真実は最後まで分からない。
    最終章でやっと容疑者の話が聞けると思ったら、最後の1ページまで、その話にならなくてドキドキした。

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    2026年02月01日
  • プリズム

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    章のタイトルが循環するようになっていますが、話の中味もそんな感じです。小学校の担任の先生が殺されて 容疑者が次々に浮かび上がっては消えていく そんな感じの話でした。最近の流行りなのでしょうか 真犯人がはっきり 特定されないのがもやっとしました。

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    2026年02月01日
  • 不等辺五角形

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    人は見たいことしか見ないんだなぁと
    好意を寄せる人に対してとその他に対してと
    誰が嘘を言ってるのか?と考えながら読んだけど結局自分が感じることを話してるわけだからその人にとってはそれが事実なんだよね
    真実はいつも一つだけれども!
    誰かを庇ってるんだろうなぁとは思ったけど幼少期のそこからとは!
    各々から聞ける新たな真実が気になり楽しんで読めました!

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    2026年01月27日