貫井徳郎のレビュー一覧
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時間あったので600ページくらいあったけど1日半くらいで読み終えました。
齋藤飛鳥が確か乃木坂時代におすすめしてた本。
推しが推してたので手に取ってみました。
物語は小さなモラル違反やマナー違反により、風が吹けば桶屋が儲かる方式で、一人の子供の命が亡くなってしまうというもの。
街路樹が倒れ、木の下敷きになり子供が亡くなる
→その木の点検を業者が怠る
→その業者は病的なまでの潔癖で、木の下に糞が放置されていたことにより、点検ができなかった。
→その犬のフンを何度も放置している飼い主
→フンを掃除してくれと市民からの要望があるも、それを無視した市役所職員
→自己顕示欲から街路樹伐採に反 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「叙述トリック」に魅了され、一時期は名作と呼ばれる作品を読み漁っていました。
綾辻行人の『十角館の殺人』を筆頭に、『葉桜の季節に君を想うということ』『イニシエーション・ラブ』『マリオネットの罠』『ハサミ男』『εに誓って』『ロートレック荘殺人事件』『殺戮にいたる病』『向日葵の咲かない夏』……。
名だたる傑作に触れておきながら、同等の知名度を誇るこの『慟哭』だけは、なぜか「いつか読もう」と棚上げにしたまま数年が過ぎていました。
今回、あらかじめ「叙述トリックがある」と身構えた状態で読み始めました。
交互に紡がれる二つの物語が中盤に差し掛かる頃、『殺意の模倣』や『イニシエーション・ラブ』にも通じる -
Posted by ブクログ
本が増えて手狭になった、場所を取る妻子が邪魔になり排除したかった、という動機で妻子殺しをした仁藤。そんな理由で身近な親族である妻子を殺すなど、仁藤は猟奇的な殺人犯なのではないかという世間の声が続々と上がる。そんな中、仁藤のことをテーマにしてノンフィクション本を執筆することになった「私」は、仁藤を直接的に知っている職場の同僚や上司、部下、学生時代の同級生などに遡りインタビューをしていく。そのインタビューで明らかになった仁藤の人物像は、猟奇的な殺人犯とは正反対の穏やかで誰から見ても性格のいい男だった。本が増えて手狭になった、という動機は本当なのか?それとも別に動機があるのか?読者はそれが気になり先