貫井徳郎のレビュー一覧

  • 殺人症候群 <新装版>

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    「“症候群”シリーズ」として一部に知られているという3作品だが、“シリーズ”と言うよりも、何か「第3部―殺人症候群」に収斂する「長大な一作」という趣だ…この『殺人症候群』は名作だと思う。
    『殺人症候群』で問われる怨恨と復讐、復讐と正義、正義と暴力、命や愛というテーマ…考えさせられた…本作の“主要キャスト”ということになる、原田、武藤、倉持の3人だが、各々が「何かのシリーズの主役」であっても違和感が無い程度に惹かれるものが在る…

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    2015年08月05日
  • 夜想

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    『こんなふうに思ったんです。悲しみってのは絶対に乗り越えなきゃいけないものなのか、と。悲しければ悲しいままでいてもいいんじゃないか、とね。

    悲しいことや辛いことには、立ち向かっていかなかなければいけないように考えてしまうじゃないですか。それを克服して心の奥底にしまい込まなければいけないと、義務のように感じてしまいますよね。でも本当はそんな必要ないと思うんです。

    どうしても乗り越えられない悲しみもあるんですよ。だったら、無理に乗り越える必要はない。乗り越えられないことを恥に感じる必要なんてないと、私は思うんですよね。』

    最後の3章がすごい。
    みんなが世界を見たいように見ているから、すこしず

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    2015年07月22日
  • 鬼流殺生祭

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    『事件に限らず世のすべての事象には、始まりとともに結果が含まれているはずなんです。

    人間は生まれたときから死が約束されている。出会いは別れと表裏一体だ。

    だから今度の事件だって、起こった瞬間にその結末はすでに決まっているんだ。九条さんのような第三者が関わったところで、その結末を別な方向へとずらしてしまうだけでろくなことにならない。』

    貫井徳郎先生は本格ミステリもすばらしく面白い。やっぱ謎解きのあるミステリはたまらんな。

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    2015年04月29日
  • 転生

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    面白かった。
    ひとつ引っかかったのはストーカー被害に対して警察があまり動いてくれなかったこと。理由は彼女の恋人の父親の力があるのに、そこを頼らなかったのかと。

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    2014年09月27日
  • 警官の貌

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    常習犯 今野敏 三十九番 誉田哲也
    シザーズ 福田和代
    見ざる、書かざる、言わざる 貫井徳郎

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    2014年09月22日
  • 悪党たちは千里を走る

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     面白かった!

     ミスリードやフェイク(同じ意味だ)が随所にちりばめられ、読んでいてずーっとわくわくしていられる。

     最後まで読みえおえて、さてもう一回ってなる。
     しかし、解説を読むだに、この作家さんの普段の小説とはテイストが異なるのね。うむむ。寂しい。でもほかの作品も読みたくなった。

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    2014年05月22日
  • 転生

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    人の想い。
    人の記憶。
    人の日常。
    残せたらいいし、
    残ったのなら大切にしたい。
    きっと、それが生きたということ。

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    2014年05月06日
  • 警官の貌

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    異色の警察小説集。今野敏、誉田哲也、福田和代、貫井徳郎の四人の警察小説を四編収録。いずれも唸らされる出来映えの作品ばかり。

    今野敏の『常習犯』は、人情刑事物なのだが、真犯人を推理するという警察ミステリーの面白さも兼ね備えている。解説によると本作の萩尾と秋穂の二人の刑事は『確証』でも活躍しているらしい。

    誉田哲也の『三十九番』は、異色の警察小説。主人公の小西逸男は浅草署の留置係員の巡査部長。前半は、ちょっと変わった設定の警察小説だなと思うのだが…後半には驚いた。以前から誉田哲也の作品はまるで二重人格のように陰と陽がはっきりしていると思っていたが、この作品は…

    福田和代の『シザーズ』は、正調

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    2014年03月28日
  • さよならの代わりに

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    ネタバレ

    劇団員の青年の元にやって来たのは未来から来たという少女。彼女の話は信じることも疑うことも出来るのが高ポイント。未来を変えるためというタイムトラベルものの禁忌に触れそうになるのに、つい引き込まれる。ラストの怒涛の展開も切なくて良かった。この作者の青春物は大好き。

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    2013年11月26日
  • 夜想

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    悲しみを乗り越える必要はない。楽しい気分で心を上書きすればよい。楽しいとは、他人に喜んでもらえること。自分を救うのは自分自身しかいない。自分の為に楽しみをみつけよう。
    この物語の主人公・雪藤が最後に悟ったことである。新興宗教めいた言葉であるが、宗教の教えなど必要ない考え方である。
    「真沙子と美悠がいなくなったあの日以来、初めて人のために笑うことができた。」・・・涙がこぼれた。

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    2012年09月25日
  • 迷宮遡行

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    主人公のほのぼのした性格とアンバランスな緊迫した状況にどんどんはまりました。

    毒のある終わり方も最高です。

    この人何冊か読んだけれど平均して面白いです。

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    2012年05月02日
  • 夜想

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    デビュー作の慟哭も衝撃的で面白かったけど、それよりずっと洗練されて、重いテーマだけど読みやすかった。

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    2011年10月12日
  • 鬼流殺生祭

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    やはりこのコンビ好きだな~。明治…というか、時代物っぽさは続作よりは少な目で残念です。このシリーズの続きが読みたい!!

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    2011年09月27日
  • 愚行録

    購入済み

    まさに「愚行」の記録。

    ある殺人事件を巡っての関係者たちの独白で構成されていますが、出てくる言葉は嫉妬。嫉妬。嫉妬。学歴や容姿、収入、、、人ってこんなに他人を妬むことができるのですね。

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    2018年02月26日
  • 鬼流殺生祭

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    維新の騒擾(そうじょう)燻(くすぶ)る帝都東京の武家屋敷で青年軍人が殺された。被害者の友人で公家の三男坊九条惟親(くじょうこれちか)は事件解決を依頼されるが、容疑者、動機、殺害方法、全て不明。調査が進むほどに謎は更なる謎を呼ぶ。困惑した九条は博学の変人朱芳慶尚(すおうよしなお)に助言を求めるが……。
    卓抜な構成と精妙な描写で圧倒する傑作本格ミステリ。



    最終的にえ??
    そうなの?
    と驚きの結末です。
    楽しめますよ♪

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    2009年10月07日
  • 鬼流殺生祭

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     ゃられました。もう滅多打ちです。時代設定も、人物設定も大好きです!元公家ですよ?明治(作中では明詞)ですよ??ときめかないわけが無い!それでいて、本格(?たぶんそう書いてあった)ミステリー。私のミステリ熱が再熱しそぉです。
    当時の生活が垣間見れるのも面白いし、何気に豪華ゲストなのは“明詞”とゆぅ言葉を使いファンタジー色っぽいものを出した結果なのかなァ。。。と。
    妖怪の話も良かったです。

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    2009年10月04日
  • 微笑む人

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    読み始めから終わりまでずっとおもろい。
    最後のオチが読者に考えさせるタイプやった。
    もっとバシーンと終わらせてくれても良かった。

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    2026年01月03日
  • 悪の芽

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    犯人の動機は弱かったけど、考えさせられる内容だった。
    想像力を働かせること。完璧にできなくとも少しでも相手のその先まで考えることができたら、善の芽になり得るのだろう。

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    2026年01月03日
  • 悪の芽

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    無差別大量殺傷事件の発生に衝撃を受ける。40人近くを襲い焼身自殺した男が、小学校時代の同級生だったのだ。あの頃、俺はあいつに取り返しのつかない過ちを犯した。そして安達は、凶行の原点を求めて犯人の人生を辿っていく。接点を持つことになった立場の異なったひとたちの行動と心情が巧みに描写されていてのめり込む。SNS、虐め、職業差別、被害者遺族、報道の危うさなど、現代の社会問題を考えさせられる。
    あっという間に読んでしまいましたが、動機が今ひとつわかりにくかった。

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    2026年01月02日
  • 微笑む人

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    最後の最後までどうなるのかと展開に読む手が止まりませんでした。でも最後が何だか納得いかないというか哲学的というか…でも読んだあとすんなりというより、じっくり意味を考えた内容でした。

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    2025年12月30日