貫井徳郎のレビュー一覧

  • 壁の男

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    子供に対する気持ちが、パパよりママの存在が薄くなっている点気になりながら読んでいましたが、最後の章を読んで納得。

    最後の最後で、すべてがすとんと自分の中に入ってきた。
    家族について、子供について、結婚について、諸々たくさんこことを考えさせられる小説。
    もう一度最初から読み直そうと思う。

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    2024年01月24日
  • 乱反射

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    ネタバレ

    かなり前に読んだものの内容を忘れてしまって再読。
    読み終わってからしばらくぼーっとしてしまうくらいの余韻。
    大勢のちょっとしたモラル違反が最終的には2歳の男の子の命を奪う結果になるなんて。
    非常に細かくよく練られたストーリー。

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    2024年01月23日
  • 乱反射

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    前に読んで本棚にあった本。たしかドラマ化にもなっていたような記憶。このどこにでも有り得る悲劇の連鎖のストーリーはずっと心に残り忘れることがない。必読です。

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    2024年01月04日
  • 宿命と真実の炎

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    ネタバレ

    今年初の貫井作品。簡潔に言って、最高だったわ!主に三視点から構成される。まずは"犯人"視点。最初にあげるからには特別で、この作品は倒叙ミステリなのだ!次に理那ちゃん(笑)の"警察"視点。最後に前作の主人公"西條"視点だ。これらが複雑に絡み合い、素晴らしい作品になっている。良いところは沢山あるのだが、いくつか挙げよう。高城刑事が徐々に警察官として頼もしくなっていく、サツカン成長物語。西條視点だと元刑事の再生物語としても面白く読めるだろう。次作にも続く設定だったり、終わり方だったりでシリーズ化を視野に描かれていて非常に楽しみだ。勿論、ミステリとしても抜群に面白い!犯人は既に読者に開示済みで動機の追

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    2023年12月24日
  • 平成ストライク

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    複数の作家陣によるアンソロジーですが、白井智之作品のために購入
    したがって評価と感想も単品のもの

    【ラビットボールの切断 こども版】白井智之
    玉奈市
    合田まな
    ロイヤルすけべビル
    玉奈愛(たまなあい
    たまなし祭り
    玉無し探偵

    パワーワードのオンパレードでファンには⭐️5確定演出
    読み返せば1ページ目から伏線が
    真相もタイムリーで良し

    他の作家の作品は…また後で

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    2023年11月23日
  • 壁の男

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    ネタバレ

    【仕事の休憩時間には絶対に読むな】

    凄まじい文圧
    文字で殴りつけてくる
    何の身構えも無しに読み進めて完全に打ちのめされた

    たとえこの作品が映像化や舞台化されたとしても
    原作超えは絶対に起きない
    それほど構成力以上に純粋な文章力、
    人の行動原理を描き切るのが抜群に上手い

    本作は絶対に仕事の休憩時間など
    そんな半端なスキマ時間に読んではいけない
    文章に横っ面を殴り飛ばされて精神が不安定になる
    なんなら午後からの業務に多大なる支障を来たす

    幼い娘の壮絶な闘病生活の描写など
    あまりの文圧で胸が掻きむしられる
    妻となる大学時代の高嶺の花に猜疑の目を向けなければならない場面は重苦しくて仕方がない

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    2023年11月20日
  • プリズム

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    こういうミステリーもあったのね!という驚き。
    めちゃくちゃ面白かったなー。

    誰?誰なの犯人は??ってなった。

    イッキ読み。

    ファイル受信したら接続切るとか懐かしすぎる(笑)

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    2023年11月20日
  • 壁の男

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    最後の最後で思わず「うおおおおお・・・」とうなってしまう作品だった。
    壁に稚拙な絵が描いてある家が立ち並ぶ奇妙な町、その絵を描いた主人公伊苅の半生、そして、なんでそんな絵を描くのか?という疑問が徐々に明らかになっていくストーリー。
    なんでこう不幸は平等じゃなく、偏ってしまうのか。。こういう話を読むと自分の幸せを噛み締めないとなと思います。

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    2023年10月28日
  • 転生

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    心臓にちょっと触りがあって、3ヶ月に一度、循環器内科の検診を受けています。
    今日はその検診日で、病院の常として長い待ち時間を予想して、あと三分の一を残すのみとなった「転生」を読み進んでました。
    読み終わって3分ほどで診察室に呼ばれた時、「じつは重篤で移植が必要…」と言われるような気になってしまいました。
    これって高倉健のヤクザ映画を見終わった人が映画館から肩で風きって出てくるのと同じバージョンですね(汗)。
    映画から出てきた人が数分で普通の人に戻ったように、診察室で「良好です。目立った問題はありません」で普通に戻ることができました。
    ミステリー風味に書かれているけど、この小説のテーマはなかなか

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    2023年10月27日
  • 後悔と真実の色

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    「慟哭」の衝撃的な読み応えが印象的な貫井徳郎ですが、本作も非常に読み応え抜群で、一気に読み終えました!

    警察内の人間関係や心理模様が巧みに描写されており、映画を観ているような感覚で楽しめました。

    これは「慟哭」とともに貫井徳郎を代表する一冊だと思います。

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    2023年10月06日
  • プリズム

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    ネタバレ

    正直なところ、最後に犯人は出てくるんだろうなと思っていたところで、結論は各登場人物、そして読み手に委ねます。というところがなんとも面白かった。

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    2023年09月07日
  • 微笑む人

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    「怖いもの見たさ」で最後まで一気に読んでしまった作品。
    貫井徳郎さんはこの本から入ったけど、独特な物語の進行と硬めの文章で好き嫌い分かれそうだな、と。。。

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    2023年09月06日
  • 壁の男

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    この地味なタイトルで表紙も地味であらすじもこれまた地味で、何に惹かれて買ったのかも忘れたけど、読んでよかった。いろいろな角度からじんわりと沁みてきて、気付けば大きななにかに包まれた。良い本だった。

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    2023年08月18日
  • 崩れる 結婚にまつわる八つの風景

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    本の感想も含めて、飛鳥ちゃんへ
    飛鳥ちゃんを好きになっておすすめの中から
    1冊目に読んだのがこの本でした!
    私は、感動する話よりも、
    救いのない話が好きなので、
    飛鳥ちゃんのことがもっと好きになったことを
    覚えています。
    というのも、私は時には人生のサイクルによって
    個の戦いに入る時があります。
    周りは難なく生きてるように感じて
    自分だけが世の中から浮いて見えます。
    私の場合は、その戦いには感動した話は
    連れていけないのです。
    感動を励みに回復を待つことはできないです。
    本のようにやれないと考えてしまい、
    余計に世の中との格差を感じ、責めてしまいます。
    そんな時に暗い話も戦いに持ち込めないので

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    2023年06月08日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    綾辻行人、有栖川有栖、西澤保彦、貫井徳郎、法月綸太郎、東川篤哉という、めちゃめちゃ豪華なミステリ作家たちによる短編集。
    ストーリーとして好きなのは有栖川有栖の作品、ミステリとして好きなのは西澤保彦の作品だった。
    収められている作品は、ミステリという枠にとらわれない作品ばかりだが、その著者の作風には見合っている気がする。
    もしこれらの作家の中で気になっている方がいれば、その入門編という形で読んでみてもいいかもしれなき。
    ただ、どの作家も、長編になると一気に癖のある作品を書かれるような、そんな方々ばかりのような気がするが。

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    2023年05月06日
  • 宿命と真実の炎

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    前作は未読。西條が主役の話も読んでみたくなったので、前作もいずれ読みます。

    初めて読んだ貫井徳郎作品が見事な叙述トリックだったのもあって、解決パートまでずっと「騙されないぞ」って気持ちで読んでました。
    なので犯人の正体は比較的早めに察しがついてはいたのですが、そこから更に一捻りされた真相までは予想できなかった!
    途中でちょっと雑に見えたところが実は仕組まれてたものとわかったときの衝撃!

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    2023年05月04日
  • 罪と祈り

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    バブル期(昭和の終わり)に起きた未解決の誘拐事件と、現代の交番勤務警察官殺人事件が交錯し、謎が明かされる。
    殺害された警察官、辰司の息子である亮輔は、父の死後に自分が父について何も知らなかったことを悟る。なぜ父は殺されたのか、立派な警察官だと思っていた父にも後ろ暗い部分があったのかと疑念を抱きつつ、調べ始める。一方、辰司の親友だった智士は28年前に自殺。だが誰もその理由を知らない。智士の息子、賢剛は刑事として辰司殺しを追う。
    亮輔がたどり着いた事件の結末に、賢剛は打ちひしがれる。
    なぜ智士は自殺したのか、なぜ辰司は殺されたのか。人間の思いやりと愚かさを同時に感じる作品。
    「罰せられない罪はない

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    2023年03月23日
  • 壁の男

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    久々の貫井徳郎作品。
    数年前に慟哭を読んで以来、10作近く読んで、「慟哭ほどの作品はないか〜」と思いつつあった中での今作。
    かなりよかった。
    伊庭(いかり)とリエコさんの距離の詰め方や距離感、エミリちゃんとの交りなど、最後にその関係性が集約されていく感じがたまらなかった。
    これまでの貫井徳郎作品とは風味が全然違って、事件!という感じがしなかった。が、それがよかった。緩やかに流れる時間の裏に潜む深層が、重く、愛に溢れていた。

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    2023年03月15日
  • 罪と祈り

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    頁数は多いけど、飽きることなく読み進められた。予想だにしない展開もあり、本筋だけではない楽しみがあった。人間って、愚かで哀しいな…。

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    2023年02月02日
  • プリズム

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    ネタバレ

    小学校の女教師が撲殺されるという事件が起こった。傍にはその物証と思われるアンティークな置き時計。さらに、彼女の胃からは睡眠薬入りのチョコレートと他殺を裏付けらような証拠が。一体誰が彼女を殺したのだろうか。

    章ごとに主人公(探偵役)が変わっており、その章の主人公に犯人とされた人が、次の章の探偵役となる。最初は女教師の教え子の小学生たちであり、次の章では同僚の女性。そして、元カレに現在の不倫相手と続いていく。
    主人公たちから見た殺害されたと思われる女教師像はさまざまであり、そこからの視点に立った推理がなされていくところは面白かった。立場や職業によって、前提となるものや知識が違うからこその推理であ

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    2023年01月27日