貫井徳郎のレビュー一覧

  • 乱反射

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    面白かった。あらすじの事件は半分ぐらいになっても起こらず、途中まではこれらの話がどう繋がるのか?という感じだったが後半から一気に読んだ。

    終始うっすらと嫌な気分で読んだ。でもこういう人達の考え方や行動ってあるあるだと思う。自分も含めて。

    久しぶりに小説を読んだけど、楽しかった。
    こういう面白い本が世の中にまだまだ無限にあると思うと、やはり読書は最高な娯楽。

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    2024年07月05日
  • ひとつの祖国

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    ぬっくんの新作です!
    まず、設定が面白いので、いきなり引き込まれ、ぬっくんの読みやすい文でグイグイいきます。
    面白かった〜〜!!
    ただ、ラストまで読むと、
    「えーーっ!続編があるの⁈」
    と強く思う!(あるのか?)

    意図せずテロ組織を関わってしまった、一条昇と、その行方を追うことになる幼馴染で自衛隊特務連隊に所属する逸見公佑。
    この2人が、それぞれ、なかなかいい奴なだけに、もうちょっともうちょっと・・・・と思いながら・・・残りページが少なくなるにつれ、ええ〜〜どうやって終わるのよ?とハラハラしました。正直、期待した終わり方ではない。でもそれが、現実なのかなあ?
    そういう意味でも、続編が読みたい

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    2024年06月09日
  • 乱反射

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    ネタバレ

    久々の読書に初めて読む作家をチョイス。
    ストーリーは我が子を失った加山がその原因を追求していくという内容だが、かなり残酷である。
    事実関係だけを見ればたまたま診断を怠った街路樹が強風で倒れ、運悪く息子が下敷きになってしまったという表現が正しいはずである。

    しかし、なぜ街路樹は診断されなかったか、なぜすぐに緊急外来で処置が施されなかったか、なぜ、なぜ…を全て追っていくと多くの人間の「まあ、これくらいなら」が詰まっていて、それぞれの人物が思い思いに「責任は私にはない」という主張がやるせなさを増幅させる。

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    2024年05月22日
  • ドミノ倒し

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    貫井徳郎さんの本は今まで、「慟哭」「愚行録」の2つを読んできました。

    こちらの2冊はかなり人間の闇の部分をかなり生々しく書かれたものだったため、「ドミノ倒し」でもこのようなテイストの本かと最初は考えてみました。

    しかし実際に読んでみると、設定にリアリティが無いために感情移入して読めなかったというのもあり、特に前半から中盤は主人公の心の声や登場人物のキャラクターから、コミカルな描写で描かれていたと感じました。

    しかし、毎章の終わりでは主人公と協力関係にある署長のセリフなどで物語が動き出しそうな予感が上手く醸し出されていて、続きが気になるような構成でした。

    複数の事件が次々に繋がっていくた

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    2024年04月01日
  • 殺人症候群 <新装版>

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    貫井徳郎らしさの溢れる読み応え抜群の一冊。
    シリーズ3部作の最終作。一作目、二作目の「失踪症候群」「誘拐症候群」を順番に読むことを強くお勧めする。
    少年法や被害者遺族の置かれる悲壮な状況など、社会性の強い問題提起も感じられる傑作です。
    「そう来たか!?」と唸るような展開もあり特に後半はページを捲る手が止まりません。お勧めです。

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    2024年03月20日
  • 龍の墓

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    VRゲームを模倣した連続殺人事件が発生します。
    真似されたゲームの内容は、そこはゲームだけあ
    って、現実とはかけ離れた殺され方をされてます。

    身元が判明できないほど焼かれた焼死体や、見え
    ない槍のような凶器で貫かれた遺体などです。

    ゲームの中では究極の武器である「魔法」が使わ
    れたのではないかという議論が起きます。

    しかし現実でも同様の事件が起きてしまうのです。

    現実では「魔法」はあり得ないです。しかしゲー
    ムに見立てているのであれば、ゲームの中にも解
    決の糸口があるのではないか、と睨んだ警察はゲ
    ームの中に活路を見出そうとするのです。

    ミステリーをエンタメの極致にまで昇華させて一

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    2024年03月10日
  • 転生

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    心臓移植後に数々の不思議な体験をする。絵が上手に書ける、甘いものが好き。心臓移植に伴い、ドナーの記憶や趣味嗜好までもが転移していた。その後様々な伝を辿ってドナーの遺族を探す。会う事に成功。だが、読み進めれば読み進むほど謎が深まる。後半は、一気読みでした。

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    2024年03月01日
  • 微笑む人

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    ネタバレ

    まるでノンフィクションを読んでいるよう。
    独特の雰囲気でよかった。
    関係者の話を聞きながら、仁藤の素顔にせまっていく。
    仁藤のサイコパスっぷりがすごい。
    最後の終わり方もなんだかゾワっとさせられてすごく好み。

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    2024年02月19日
  • 夜想

    購入済み

    最後まで目が離せませんでした

    途中、何が虚で何が実か分からなくなりかけて怖がりながら読みましたが、さすがは貫井氏でした。
    ただ、もう少し続きが欲しかった。

    #怖い #深い #切ない

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    2024年02月12日
  • 壁の男

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    子供に対する気持ちが、パパよりママの存在が薄くなっている点気になりながら読んでいましたが、最後の章を読んで納得。

    最後の最後で、すべてがすとんと自分の中に入ってきた。
    家族について、子供について、結婚について、諸々たくさんこことを考えさせられる小説。
    もう一度最初から読み直そうと思う。

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    2024年01月24日
  • 宿命と真実の炎

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    ネタバレ

    今年初の貫井作品。簡潔に言って、最高だったわ!主に三視点から構成される。まずは"犯人"視点。最初にあげるからには特別で、この作品は倒叙ミステリなのだ!次に理那ちゃん(笑)の"警察"視点。最後に前作の主人公"西條"視点だ。これらが複雑に絡み合い、素晴らしい作品になっている。良いところは沢山あるのだが、いくつか挙げよう。高城刑事が徐々に警察官として頼もしくなっていく、サツカン成長物語。西條視点だと元刑事の再生物語としても面白く読めるだろう。次作にも続く設定だったり、終わり方だったりでシリーズ化を視野に描かれていて非常に楽しみだ。勿論、ミステリとしても抜群に面白い!犯人は既に読者に開示済みで動機の追

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    2023年12月24日
  • 平成ストライク

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    複数の作家陣によるアンソロジーですが、白井智之作品のために購入
    したがって評価と感想も単品のもの

    【ラビットボールの切断 こども版】白井智之
    玉奈市
    合田まな
    ロイヤルすけべビル
    玉奈愛(たまなあい
    たまなし祭り
    玉無し探偵

    パワーワードのオンパレードでファンには⭐️5確定演出
    読み返せば1ページ目から伏線が
    真相もタイムリーで良し

    他の作家の作品は…また後で

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    2023年11月23日
  • 壁の男

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    ネタバレ

    【仕事の休憩時間には絶対に読むな】

    凄まじい文圧
    文字で殴りつけてくる
    何の身構えも無しに読み進めて完全に打ちのめされた

    たとえこの作品が映像化や舞台化されたとしても
    原作超えは絶対に起きない
    それほど構成力以上に純粋な文章力、
    人の行動原理を描き切るのが抜群に上手い

    本作は絶対に仕事の休憩時間など
    そんな半端なスキマ時間に読んではいけない
    文章に横っ面を殴り飛ばされて精神が不安定になる
    なんなら午後からの業務に多大なる支障を来たす

    幼い娘の壮絶な闘病生活の描写など
    あまりの文圧で胸が掻きむしられる
    妻となる大学時代の高嶺の花に猜疑の目を向けなければならない場面は重苦しくて仕方がない

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    2023年11月20日
  • プリズム

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    こういうミステリーもあったのね!という驚き。
    めちゃくちゃ面白かったなー。

    誰?誰なの犯人は??ってなった。

    イッキ読み。

    ファイル受信したら接続切るとか懐かしすぎる(笑)

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    2023年11月20日
  • 壁の男

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    最後の最後で思わず「うおおおおお・・・」とうなってしまう作品だった。
    壁に稚拙な絵が描いてある家が立ち並ぶ奇妙な町、その絵を描いた主人公伊苅の半生、そして、なんでそんな絵を描くのか?という疑問が徐々に明らかになっていくストーリー。
    なんでこう不幸は平等じゃなく、偏ってしまうのか。。こういう話を読むと自分の幸せを噛み締めないとなと思います。

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    2023年10月28日
  • 転生

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    心臓にちょっと触りがあって、3ヶ月に一度、循環器内科の検診を受けています。
    今日はその検診日で、病院の常として長い待ち時間を予想して、あと三分の一を残すのみとなった「転生」を読み進んでました。
    読み終わって3分ほどで診察室に呼ばれた時、「じつは重篤で移植が必要…」と言われるような気になってしまいました。
    これって高倉健のヤクザ映画を見終わった人が映画館から肩で風きって出てくるのと同じバージョンですね(汗)。
    映画から出てきた人が数分で普通の人に戻ったように、診察室で「良好です。目立った問題はありません」で普通に戻ることができました。
    ミステリー風味に書かれているけど、この小説のテーマはなかなか

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    2023年10月27日
  • 後悔と真実の色

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    「慟哭」の衝撃的な読み応えが印象的な貫井徳郎ですが、本作も非常に読み応え抜群で、一気に読み終えました!

    警察内の人間関係や心理模様が巧みに描写されており、映画を観ているような感覚で楽しめました。

    これは「慟哭」とともに貫井徳郎を代表する一冊だと思います。

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    2023年10月06日
  • プリズム

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    ネタバレ

    正直なところ、最後に犯人は出てくるんだろうなと思っていたところで、結論は各登場人物、そして読み手に委ねます。というところがなんとも面白かった。

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    2023年09月07日
  • 壁の男

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    この地味なタイトルで表紙も地味であらすじもこれまた地味で、何に惹かれて買ったのかも忘れたけど、読んでよかった。いろいろな角度からじんわりと沁みてきて、気付けば大きななにかに包まれた。良い本だった。

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    2023年08月18日
  • 崩れる 結婚にまつわる八つの風景

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    本の感想も含めて、飛鳥ちゃんへ
    飛鳥ちゃんを好きになっておすすめの中から
    1冊目に読んだのがこの本でした!
    私は、感動する話よりも、
    救いのない話が好きなので、
    飛鳥ちゃんのことがもっと好きになったことを
    覚えています。
    というのも、私は時には人生のサイクルによって
    個の戦いに入る時があります。
    周りは難なく生きてるように感じて
    自分だけが世の中から浮いて見えます。
    私の場合は、その戦いには感動した話は
    連れていけないのです。
    感動を励みに回復を待つことはできないです。
    本のようにやれないと考えてしまい、
    余計に世の中との格差を感じ、責めてしまいます。
    そんな時に暗い話も戦いに持ち込めないので

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    2023年06月08日