貫井徳郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いやはや凄い作品でした。
三冊連続で貫井作品を読んだけど、この作品が一番心に与える衝撃が大きかった。
ビデオ鑑賞済。
エリートサラリーマン家庭であった田向一家惨殺事件から一年経ち、事件は犯人が見つからないまま迷宮入りしていた。
その時、ある記者が、田向夫妻の同僚や同級生、元恋人などに夫妻との思い出や人柄についてインタビューをして回る。すると一見理想的な夫婦と思われていた二人の本性が口述され浮き彫りされてくる。
関係者は、建前としてお悔やみが語られるが、
本音を聞けば亡くなった方への怨嗟と憎悪が出てくるのだ。まあ、関係者たちも愚行を犯していたのに、自分のことは差し置いて、悲惨な口述 -
Posted by ブクログ
まだまだ積読が溜まってる貫井さんの作品。
前回の『殺人症候群』から間が空き、心に余裕ができたと思われるのでチョイス。
まず最初に感じたのは、全然貫井さんっぽくない。
途中何回もほんとに貫井さんの作品か?と何度もカバー見直しましたw
それでも先が気になりすぎてほぼ一気読み。
あれこれ感想書きたいけど、どれも先入観与えそうなので割愛。
最後はしっかり泣きましたよ。
貫井さんの作品でこんな感情にさせられるとは…w
終わり方がアレなのは貫井さんイズム。
いやー、言いたいけど言えない。
この本が初めての貫井さんだった人は、他の作品でびっくりするんじゃないかと。
これだから才筆がある人は…。
有 -
Posted by ブクログ
ぬっくんの新作です!
まず、設定が面白いので、いきなり引き込まれ、ぬっくんの読みやすい文でグイグイいきます。
面白かった〜〜!!
ただ、ラストまで読むと、
「えーーっ!続編があるの⁈」
と強く思う!(あるのか?)
意図せずテロ組織を関わってしまった、一条昇と、その行方を追うことになる幼馴染で自衛隊特務連隊に所属する逸見公佑。
この2人が、それぞれ、なかなかいい奴なだけに、もうちょっともうちょっと・・・・と思いながら・・・残りページが少なくなるにつれ、ええ〜〜どうやって終わるのよ?とハラハラしました。正直、期待した終わり方ではない。でもそれが、現実なのかなあ?
そういう意味でも、続編が読みたい -
Posted by ブクログ
貫井徳郎さんの本は今まで、「慟哭」「愚行録」の2つを読んできました。
こちらの2冊はかなり人間の闇の部分をかなり生々しく書かれたものだったため、「ドミノ倒し」でもこのようなテイストの本かと最初は考えてみました。
しかし実際に読んでみると、設定にリアリティが無いために感情移入して読めなかったというのもあり、特に前半から中盤は主人公の心の声や登場人物のキャラクターから、コミカルな描写で描かれていたと感じました。
しかし、毎章の終わりでは主人公と協力関係にある署長のセリフなどで物語が動き出しそうな予感が上手く醸し出されていて、続きが気になるような構成でした。
複数の事件が次々に繋がっていくた