あらすじ
二日酔いで目覚めた朝、ベッドの横の床に見覚えのない女の死体があった。俺が殺すわけがない。知らない女だ。では誰が殺したのか――?(「女が死んでいる」)表題作他7篇を収録した、企みに満ちた短篇集。
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「殺人は難しい」は短いのにびっくり。そういう事があるのか…ミホ。
「二重露出」もそういうことか!と。同じことを考える似た者夫婦がタバコ屋を挟んで商売をしていた、悪臭ホームレスも…
おもしろかった!
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「憎悪」と「母性という名の狂気」が面白かったし、騙されました。
オチがでたとき読み返したのもこの二作品でした。
「レッツゴー」はどんでん返しというほど大仰なものではないけど微笑ましい話で最後の話としてとても良かったと思います
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『乱反射』が面白かったので、全8話のサスペンス短編集を。
どの話もうぁぁってうなる感じ。うまい。
トリックというか、読者側の勝手な思い込みをうまく利用してるような、うまく誘導されてるような。面白かった。
『母性という名の恐怖』が一番好み。
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以前、ビジュアルブックバージョンで読んだが、角川文庫版の同タイトルを読んでみたら、印象が少し違った。ライセンスの藤原さんが表紙にいる本では読んでいる時に物語の男性にその印象が付くが、ビジュアルの無いもので読むと違う男性像が出来て面白かった。
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短編集。
「うわーっ!」と驚くのはなかったが、「えっ!」とか「そーきたか!」ばっかりの高レベル短編集。
叙述トリックあり、意外な真実ありと どれも長編になってもおかしくないレベルのような気がした。
一番印象に残ったのは最後の一遍 レッツゴーだった。
これはミステリーではなく日常を描いた作品かなー?と最後の一遍なんで毛色の違った作品を挿入したのだろうと思いながら読んでいたら、そうきたか!とビックリさせられた。
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貫井作品の読後は本当に気分が悪い(褒めてます)。こんなにも嫌な感情、勘違いさせる文章、巧み。この短編集は発表が20年近く違うものもあり時代を感じる面白さもあった。
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結末に驚かされる話が多く面白かったです。
個人的には「憎悪」が好きでした。
暗めの話が多いなか,最後の話は雰囲気が異なり前向きな終わり方なのが良いと思いました。
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どんでん返し8連発に惹かれて作者の作品、初。ミステリーとして面白かったのは断然「殺意のかたち」だ。逆にうーん?って思ったのは、二重露出。調子良すぎ?「母性という名の狂気」はありそうで怖かった。レッツゴーは可愛い話で、こういう姉妹って良いなあと憧れてた。ミステリーとはちょっと違うけど。
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全8話の短編集です。
2回目の通読でした。前回の記憶が全くなく、思っていたのとイメージが異なっていたので、ある意味楽しめました。
ああ、こういうトリックだったのね。と感心するストーリーもありました。
最後の1話だけはどうしても好みではなく、読むのが苦痛で早めくりしてしまいました。
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8話の短編集です。
2回目の通読でしたが前に読んだ記憶とかなり相違あり。
そういうトリックだったか!とそれはそれで楽しめました。
最後の1話だけがどうしても受け付けなかったです…
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どれもこれも面白いんだけどー!!!もう少し読んでたい、、、っていう。笑
短編にするのは惜しいよ、、、
そんな一冊です。
贅沢なんだけど、ぐぐっと入り込む前に終わっちゃうのがなんだか、物足りない気がした。
面白いんだけどね!
そっち!?そっちの話?
みたいなどんでん返しが多くて、面白いけどもっと持っていって欲しかった!!!!!!!!
まだ読みたい!まだもっと深く刺さりたかった。っていう物足りなさを感じる短編、、、
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タイトルに惹かれて読んで、1週間たって感想を書こうとして、面白かったしか覚えてない・・・
作品が悪いのか、私の記憶力が悪いのか・・・
ただスピードカンを持って読んだのは覚えている。
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ほぼ全ての作品が、ミスリードで進んでいく方式で、まんまと騙された。それぞれ面白かったけれどあっという間に終わってしまったので、長編も読んでみたいと思った。
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必ずあなたも騙される!どんでん返し8連発!という帯に惹かれて購入。
本当にどんでん返されすぎて3編目くらいから慎重に、ものすごーく疑って読むのだが、やっぱりどんでん返される。最後まで落ち着きませんでした。
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短編集なので読みやすい。
特に表題の作品を期待していた、が、やや消化不良だった。短い物語で読み手側をハッとさせるのは、とても難しいことなんだろうなぁと思った。
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目覚めると、自分の寝室。見たことのない女が死んでいた。
自分が殺した記憶はない。
充哉はその女性の持ち物から、身元を推測し、知人とも思われる女性に接近して、自らの潔白を晴らし、謎を暴こうと焦る。
短く、起承転結もあり読みやすいミステリー。
時折、お笑いコンビのライセンスの藤原一裕氏が物語に沿って写真で登場するため、若い人には特に入り込みやすい一冊かな。
物語の誰にも共感出来なかったけど、途中で伏線なども上手く折り込まれていて、最後まで飽きずに読めた。
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おすすめ小説で検索して知って買った一冊。
題名だけで買ったような本だったので、自分のあまり好きでない短編としりちょっとがっかりだった。
しかし読んでみたらどの話も意外な内容の話ばかりで楽しめた本でした。
ただ最後が中途半端に終わったなと感じる話もあり、ちょっと残念だった
いろんなどんでん返しが楽しめた小説でした。
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予想がついたものもあれば、なるほど!となったものも。短編集は好きだから楽しく読んだ。殺意のかたちはスッキリ纏まってて好き。二重露出はなんだか切なかったな…
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短編集。叙述トリック多めの作品。
表紙や表題の雰囲気よりかは不気味な話は少なめ。
最も好みだったのは「母という名の狂気」
多重人格トリックは好きだがどうにもご都合主義でアンフェアな感じは否めない。しかしありきたりな多重人格トリックではなく非常に手の込んだものであると感じた。子から子への因果の連鎖ようなものを感じ、とくに最後の義母の回想にはゾッとした。
「レッツゴー」はこれまでの貫井氏の作品とは毛色が違いこれはこれで面白かった。姉妹の性格の違いを面白おかしく描いている。自由奔放な姉が人生経験を生かし、妹を慰めているシーンはすごく暖かくポジティブな気持ちになった。実はこの姉は機知に富んでおり、自分の気持ちを吐き出すのも上手いし他人のこともよく配慮できておりすごく魅力的な人物だなと感じた。
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短編8編。帯に「必ずあなたも騙される!どんでん返し8連発!」とあります。
「女が死んでいる」・・・朝起きると知らない女の刺殺体が転がっていた。酔いつぶれた自分が殺したのか?
真相はそこまでやるのか?という展開。女の人は大事にしたほうがいい。
「殺意のかたち」・・・青酸カリ中毒で死んだ男。誰が殺したのか?という王道なミステリー。登場人物も少なく、真相に気づきましたが、素直にどんでん返しを受けました。面白かったです。
「二重露出」・・・公園に住み着くホームレスが放つ悪臭のためお客が激減した飲食店。ホームレスと話し合いで解決しないため殺害を計画します。この結末はずるいです。
「憎悪」・・・素性のわからない男性と愛人契約をした女性。男性のことを調べようとします。ミスリードされます。結末は後味悪いです。
「殺人は難しい」・・・夫の浮気を確信し、浮気相手を殺害する妻。【問題編】と【解答編】があります。この夫の軽い感じがすごく嫌だ。
「病んだ水」・・・産業廃棄物処理場を建設する会社の社長令嬢が誘拐される。身代金はたったの30万。身代金の運搬役をした社長秘書の手紙による独白。そういう方法なら犯人は捕まらないわけだなと納得。
「母性という名の狂気」・・・子供を虐待する母親の気持ちが痛々しい。結末はこれも後味悪い。
「レッツゴー」・・・女子高生が恋愛成就のため張り切ります。胃袋を掴むため料理を習得し奮闘します。そこへ恋多き女の姉が首を突っ込んできます。主人公の名前も鳩子ちゃんとか面白く、全体的に軽く、ほほえましいです。
残念なのは、だんだん読み進めるうちに、どんでん返しなんだろうな~と思ってしまうのが嫌になってきました。帯のせいで騙そう騙そうとしている雰囲気が出てしまっているというか・・・帯が悪い気がします。先入観なしで読みたかったです。
Posted by ブクログ
思いのほか叙述ミステリーだったので、先入観なく読むとほんとにオチに驚くものだなと改めて感じさせられた。
最後の「レッツゴー」のポッポちゃん家族すごくいいなと思うし、それに伴う叙述のオチも結構好き。
Posted by ブクログ
短編集なのでサクサク読み進められた。
どのストーリーも、大なり小なりのどんでん返しというか、読者の予想や思い込みを裏切られる展開になって驚かされた。面白い。誘導するテクニックというか。見事。