貫井徳郎のレビュー一覧

  • 夜想

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    妻と子を交通事故で亡くした男が、人の心を読む力のある女性と知り合い、救いを求めるあまり、宗教化へ突き進みやがて破局を迎える話。
    人のエゴがたくさんのひとを巻き込んで本当に良いことが見えなくなっていくさまは怖い。あまり触れたくない部分をうまく書いていてそれほど不快感を感じずに読めた。

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    2012年03月03日
  • 悪党たちは千里を走る

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    テンポ良し、読みやすさ良し。
    なかなかおもしろかった!
    長くないよ!臆することはないぞよ!

    続きも気になるね!ないけどね!ないやろけどね!

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    2012年01月24日
  • 夜想

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    処女作『慟哭』と通じるテーマである“救い””宗教”を描いています。ただ、”宗教”の部分は「慟哭」と大きく違い「内」から描かれています。テーマに比して重すぎない、だけど軽すぎない微妙なラインを渡りきった作品のように思いました。

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    2011年09月21日
  • 迷宮遡行

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    先に慟哭が読みたかったけどコッチが先に手に入ったので読んだ。
    きた!


    べそべそ泣く、がお気に入り。


    これはいいミステリ、表現も好み。


    慟哭読みたいです。

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    2011年09月07日
  • さよならの代わりに

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    ネタバレ

    幻冬舎文庫の「心を運ぶ名作100」で重版されたものを購入。
    「慟哭」や「症候群」シリーズでしか作者を知らなかったので、軽く明るい文体に引きこまれた。
    あとがきにもあったけど、徹底的に無意味な物語である。
    結局歴史は変えられず、祐里は消えてしまう。
    そのあがきにも見える必死さが次第に心を打つ。
    理屈にはあわなくても希望を持ってしまう人の心のありようが切ない。
    祐里がなかなか事情を説明できないわけが、圧倒的な孤独を伴って伝わってくるラスト。それを受け止める和希はひとつ成長するのだ。智美さんがもうちょっとガッツリ絡むのかと思ったけどそういうわけでもなかったのがちょっと残念。

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    2011年08月30日
  • 悪党たちは千里を走る

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    個人的に好きな一冊。

    貫井徳郎と言うと暗めの犯罪小説のイメージが強くなってきたが、被害者は誰?や本書のような、コメディタッチの作品も面白い。
    巧の計画話からの展開がスピーディで飽きさせず、一気に読んでしまった。

    巧帰宅後、両親と刑事さんがどうなったのか気になる…!

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    2011年06月16日
  • 迷宮遡行

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    暴走族、マフィア、クスリ・・・
    妻の行方を探し始めたという出だしから、なんでこんな展開に!?といった方向に進んで…
    友人の死が哀しかった。

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    2011年06月10日
  • 愚行録

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    ネタバレ

    実質は星3.5位。流石にこれでは犯人を予測するのは相当に難しい。そもそも犯人やトリックを推測するようなつくりではないかな。

    地方出身、地方育ち、地方大出の人間にはこの早慶大の確執がいまいちピンとこない。逆に早慶大出身の人がこの小説をどう感じるかに興味があるかな(笑)。ここまで慶大を婉曲にひどく書くなんてと、作者のエピソードを見たら早大だったので笑った。

    虐待を受けて育った人間は、自分の子供も虐待するという「虐待の連鎖」は否定したいところだが、実際はこうなのかもしれない。

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    2017年01月22日
  • さよならの代わりに

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    駆け出しの役者・和希の前に現れたのは
    劇団のファンだという魅力的な女性・祐里。

    そんな彼女から不思議な頼み事を受ける。
    劇団の女優・圭織の控え室に誰も入れないで欲しい。

    理由も分からないまま、
    彼女の真剣な眼差しに負けその依頼を受けることに。

    しかし、一瞬の隙を突かれ圭織は殺されてしまう。

    なぜ祐里は圭織が殺されることを知っていたのか。
    そんな疑問を抱いた和希に彼女は驚きの一言を告げる。

    《私、未来から来たの》

    和希はその言葉に戸惑いながらも
    歴史を変えるべく奔走する祐里に次第に惹かれていく。

    事件の真相に迫ったとき和希はその悲しい決意を悟る。
    貫井作品

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    2010年09月07日
  • 鬼流殺生祭

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    明詞時代、ご一新の混乱残るなか由緒ある武家で起こった殺人事件を、好奇心旺盛な有閑公家が調査して、博学で病弱で奇人な武家の若隠居が推理する話。

    おもしろかったです。トリックはそんな凄くないんですが。心理面が良いです。
    一部歴史とリンクするお遊びもあります。
    鬼の話はQEDとかで今ではお馴染みですが、やっぱり好きなので良いです笑。
    ラプラスの悪魔とか不確定性理論みたいな埃の話とかシュレーディンガーの猫ぽい話とかもおもしろかった。

    ただかなり京極堂ぽいです笑。

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    2010年07月29日
  • 夜想

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    貫井さんの小説は、個人的に合う合わないがはっきりするのですが、この本はとても楽しめました。話は重いのですが、最後には感動が待っています。

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    2012年08月04日
  • さよならの代わりに

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    ラストはともかく、続きが気になってしょうがなかったのは久々かも。未来から来たと言う少女の言い分は真実か、虚言か?事件の犯人は、そしてその背景は?
    少女の小悪魔的な言動が軽快に感じられるところも良い。

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    2009年10月04日
  • 鬼流殺生祭

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    明詞シリーズ第1弾。
    維新の騒擾燻る帝都の武家屋敷で青年軍人が殺害される。
    容疑者,動機,殺害方法,全て不明。
    被害者の友人で公家の三男坊・九条惟親は事件を調査し始める。
    九条が助言を求める博学の奇人・朱芳慶尚。
    朱芳は事件から手を引くように言うが,やがて悲劇の真相が…。
    文頭にはポーの「モルグ街の殺人」が挿話として書かれ,
    座敷の埃,生きているけど死んでいる猫など,
    京極堂のような論理的挿話,
    朱芳は病弱のため,話を聞くだけの車椅子探偵的な設定,
    あらゆる要素が盛り込まれ,著者の技術でうまく融合されている。
    角蔵や金之助など著名人が端役として登場する点も楽しめた。

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    2009年10月04日
  • 迷宮遡行

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    ネタバレ

    "あなたとはやっていけなくなりました。ごめんなさい。私を捜さないでください"
    突然、置き手紙を残して姿を消した絢子。
    決定的な理由が思い当たらず、呆然とする迫水。
    どうしても、諦める事が出来ず、絢子を捜し始めるのだが、その行く手には、何故か暴力団の存在が…。
    絢子は一体何者なのか? そして、迫水は絢子と再会出来るのか?

    "『慟哭』の次は、これを読め!"
    書店(…というか、出版社?)に乗せられているような気がしますが、素直に買ってしまいました。
    『不夜城』はたまた『新宿鮫』か!?
    …てな感じですが、私は別に嫌いじゃ有りませんよ?
    『慟哭』よりはインパクト

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    2016年06月24日
  • 鬼流殺生祭

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    まだ読んでる途中だけど、結構ハマったかも。私的には登場人物がいい!マンガになりそうなキャラだ。明治のパラレル「明詞」が舞台っていうのも魅かれるなぁ。後半どうなるか楽しみ。

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    2009年10月04日
  • 不等辺五角形

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    最後まで読んでも??とよくわからなくなり、もう一度読み返す羽目になりました。5人もいれば、一人一人が見ている風景は、違うのだなあと。自分のまわりの友達関係も気になってきます。不等辺五角形の題名の意味があとからジワジワきます。

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    2026年01月01日
  • 悪党たちは千里を走る

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    詐欺師同士の騙し合いのお話

    名探偵コ◯ンな男の子登場。
    ストーリー展開としては楽しめたが細部が雑にも感じたのでやや残念。

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    2026年01月01日
  • 失踪症候群 <新装版>

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    一見、地味な窓際族の男が実は裏では秘密裏な捜査を行うリーダーという設定にワクワクしました笑
    裏では…みたいなのかっこいいですよね笑
    『症候群』だから、今後の犯罪予備軍みたいなものを秘密裏に解決して防いでいくというスタンスとして見れば面白いです。
    しかも、すぐ危険になりそうなものは排除するけど改善の余地がありそうなことは見守る感じが秘密な感じでいいです。
    ただ、個人的にはほかの作家さんで似たタイトルの物を読んだあとだったので好み的な問題で盛り上がり度は緩やかだったかなぁ…
    他のシリーズも読んでみます!

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    2025年12月27日
  • 紙の梟 ハーシュソサエティ

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    202510/意欲作だけど、ミステリーとしては好みではなかった。どの話も重い…。読者に問う系(世にも奇妙な物語で最後にタモリが視聴者に問いかけるみたいな)だけど、切り捨てるのではなく、赦し・理解のような作者の希望が根本にあるようにも感じられた。

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    2025年12月22日
  • 乱反射

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    ネタバレ

    加山聡
    新聞記者。心配性。

    加山光恵
    聡の妻。

    健太
    聡の息子。二歳。

    田丸ハナ
    五十代。主婦。昔から困ってる人を見捨てておけない性分。夫は外国人でもその名を知る大企業に勤めている。ボランティア活動に精を出している。道路の拡幅工事で街路樹が伐採されると聞き、反対運動をしようと考える。

    阿部昌子
    ハナの近所に住む主婦。自宅の一軒家の前に、地上十五階建てのマンションが建つ計画がある。
    建設差し止めを求める話し合いの場を設けて欲しいと求めている。

    三隅幸造
    六十代後半。定年退職後、ただ寝ることだけが楽しみの老人に過ぎないことに気づき愕然とする。犬を連れている女性を見かけ、自分も犬を飼うこと

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    2025年12月15日