貫井徳郎のレビュー一覧

  • 転生

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    ネタバレ

    これは面白かった。☆4.5くらい。こういうの好き。
    心臓移植でドナーの記憶まで移植されてしまう、記憶転移の話。東野圭吾の「変身」を思い出した。話は記憶転移にとどまらず、臓器保存にまで至り、さらにミステリ要素も含まれいて、読む手が止まらない。こういう本に出合うと嬉しくなる。
    ドナー登録をすべきか、否か。。ちょっと悩まされた。

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    2014年12月18日
  • 天使の屍

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    引き込まれて面白く読んだのだけど、怖い。
    子供たちが次々に投身自殺していく度に、「ひっ」と声をあげたくなるくらい何だか怖かった。

    読んでいてゾワゾワしてしまった。
    今時の中学生ってこんな感じなの!?
    最後は初めて人間らしいところが見れて、少し安心…。

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    2014年11月14日
  • 鬼流殺生祭

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    ネタバレ

    これ面白かったんですわー。個人的に好みにぴったり。

    この人、面白くなくはないんだけど
    なーんかこう、地味だし垢抜けないし
    こう格好良くすぱーっと決まらないものかねえと
    常々思っていただけに、いやあ、スカッとしたっ!

    シリーズ化しているらしく、さらにラッキー ^^

    探偵役が一族の外戚の老女を
    昔の因縁話を聞きに訪ねていくシーンが印象的。
    栗本薫「絃の聖域」のラストシーンを思い出した。

    いやあ年長者にはかなわないってことですなあ。

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    2014年11月04日
  • 転生

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    内容は心臓移植を受けた主人公が、その心臓のドナーの意識が移り、ドナーが誰か?を通じて心臓移植の真相を突き詰めるという話です。
    ドナーの意識や性格が心臓移植を通じて移ってしまうという奇抜な発想の話ですが、提供された側と提供者側とで、さまざまな登場人物が絡み合い話に引き込まれました。
    この本を読み終えたとき、以前読んだ東野圭吾の「秘密」と何となくダブる感じがあったのですが、あとがきで貫井徳郎が東野圭吾の影響も受けていると書いてあったので接点があるのかもしれませんね。

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    2014年10月23日
  • 警官の貌

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    4編の短篇による、警察小説のアンソロジーです。

    まぁ、短篇故に、
    人物や動機の深掘り、トリック等は控えめですが、
    短ぃ尺に、お話がうまく落とし込まれていました。

    1点、特出するならば、
    警視庁捜査第三課(盗犯担当)や所轄署の留置係、
    警視庁通訳センター・通訳捜査官、などといった、
    あまり馴染みのなぃ部署が、舞台となっている点。

    ハードボイルドから人情モノまで、
    警察小説と言えば、捜査1課(殺人担当)ですが、
    人情モノの新機軸となり得る題材だと感じました。
    長篇作品で、ガッツリ読んでみたぃな~なんて…。

    また、最後の1編は、
    死刑制度がより厳罰化された近未来を舞台とした、
    異色作ではあり

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    2014年10月12日
  • 警官の貌

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    今野敏『常習犯』ベテラン刑事と常習窃盗犯の信頼にも似た感情が面白い。誉田哲也『三十九番』誉田氏らしいダークな作品。まさかあれも伏線だったなんてと驚かされた。福田和代『シザーズ』バディものとしても面白いが、何といっても“通訳捜査官”なる存在が興味ぶかかった。貫井徳郎『見ざる、書かざる、言わざる』社会的テーマと仕掛けられたトリックがさすが。とてつもなく残酷な話。

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    2014年10月04日
  • 警官の貌

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    久しぶりに警察もの♡
    しかも作者が豪華でサクサク読めたー。どの人も短編なんてもったいないくらいいお話だった。結構短編集とかって良かった話といまいちだった話ってなるけどこれは4話とも良かった!!しかも4話とも全然趣向が違ってなおいい。
    福田さんと貫井さんは読んだことなかったからこれから他のも読んでみよっと。
    貫井さんの話は冒頭かなりゾワゾワしたー鳥肌。

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    2014年10月04日
  • 光と影の誘惑

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    ネタバレ

    短編集。

    かなりフェアな描かれ方をしているため違和感がなくラストが落ちていくが、そのせいで驚きはない。

    いや、密室のラストは読めなかった。

    確かに読めなかったけど……。

    それはどうなの? 硝煙反応は服とかにも付くんじゃないの? とか、そのトリックは実際問題、どうなのよ。とか、思いっきり突っ込みたくなること間違いなし。

    とは言え、まあ、読みやすいし、軽い気持ちで読むのならば十分楽しめると思う。可もなく不可でもない安定感があるのだ。

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    2014年09月21日
  • さよならの代わりに

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    SF要素アリな変格ミステリヽ(〃Д〃)ノ事件自体は火サスレベルだった気もするのですけど、紹介文にあった通り!切ない感じの青春(?)ミステリだったのです(* ´ェ` *)
    フラグと言うか、伏線と言うか、読んだ後に気になる点がいくつか。予想と言うか、妄想の通りだったら嬉しいなあ……と願わずにはいられない感じだったのです

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    2014年08月25日
  • 夜想

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    貫井さんが得意な宗教モノです。
    心に深い傷を負うと何かに縋り付きたくなるんですかね~。
    周りが何も見えなくなってしまった主人公の行動が痛々しいです。それよりもっと痛々しいのは、あのおばさんなんですが。。。

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    2014年08月07日
  • 天使の屍

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    思春期の子供と大人のズレ。大人から見た下らない拘りも、当時の自分にとったら死活問題だったりした。それが下らないものだと感じるのは大人になってから。いつから大人になったのだろう?その下らないことのために命をかける思春期の子供がいたって、当時の自分に立ち返れば不思議なことでもなんでもない。それでも自己保身に走る大人が多いのは、恥も外聞もないのは大人だってこと?大人になるってことは強くなるってこと?執着心が強くなるだけ?でも、これくらいじゃ死なないよね普通。って思いながら読んだ。

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    2014年07月31日
  • 警官の貌

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    2040707 今野敏、誉田哲也、福田和代、貫井徳郎さんの短編集。福田さんは初めてでしたが中国語の通訳捜査官を主人公にした作品で面白かった。

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    2014年07月09日
  • 被害者は誰?

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    楽しい作品。解説にある通り、まさにその通りで性悪な名探偵とちょっと苦労者の刑事が繰り広げるコミカルな推理の短編集。意外性にビックリもしたし、後味スッキリ。読みながらキャストを勝手に考えるのも楽しかった。吉祥院先輩は山ピー、桂島は小池徹平かな?

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    2014年06月20日
  • 被害者は誰?

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    とにかくこの人から学ぶことは多い。ミステリーというか叙述トリックに秀でているし、何より語彙が豊富だ。語彙の豊富さは多彩な表現を可能にするし、それは筆者の伝えたいことをより仔細に表現することに直結する。 無論、挙措を挙げて迎合しかねるトリックもある。女性が男性の言葉遣いで日記を書くのは不自然極まりないし、それは日記の日の目を見るものではないという特徴だけで補えるものではない。それでも、独特のユーモアで書き連ねられた登場人物たちのやり取りも合間って、貫井徳郎の遊び心が垣間見れたのがよかった。

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    2014年06月08日
  • 明日の空

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    ネタバレ

    三部構成になっており、一部の話と二部の話がまったく違うので短編作品が3つあるのかと思ってしまったぐらい。そして三部目で一部の続きが語られるのだが、そこで、あーそういうことか、と一部で引っかかっていたことの謎が解ける。随所に、さりげなく伏線を張っているところが憎い。一部を読んでいて違和感は確かにあった。そして最後のどんでん返しというか、文字で読むだけの小説ならではの手法も・・・。
    ネタバレになるのでくわしく書かないが、伊坂幸太郎や歌野晶午の作品でも同じ思いをしたなあ。

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    2014年05月29日
  • 悪党たちは千里を走る

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    ネタバレ

    珍しく軽いテンポの貫井作品。重い話が多い著者だけど、たまにはこういうのもいいね!面白かった!
    人を騙して金をむし取ろうとしたものの、ひょんなことから菜摘子と巧と知り合い、逆に誘拐事件に巻き込まれる。
    根が単純なのか、結局、悪党と言いながらも最後は人助け。登場人物が少ないので、何となく犯人はうっすら分かってたけど、面白くて一気読み。

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    2014年05月03日
  • 被害者は誰?

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    14/423

    名探偵と気弱な捜査一課の刑事。2人がコミカルなやりとりをしつつ事件を解決していく連作短編。
    たのしいよー。軽くて読みやすいよー。

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    2014年04月23日
  • 転生

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    『ゴッド・コミッティー』は名前が現実的じゃないから胡散臭く感じるのよね。もっと現実的な呼び名にすれば良かったのに。

    ドナーは誰なのか。
    読み進めながら自分の中でこの人がドナーかなとか、この人は嘘をついてるっぽいぞとか、色々考えたんだけれど結局そこに行き着くとはね。
    解説にも書いてあったけど、確かにこの作品、爽やかな読後感がとてもよろしい。
    それから登場人物がどの人も魅力的だよね。敵(臓器移植という現実的なテーマのある小説に対してこの表現はおかしいけれど)も極悪人とかじゃないしねえ。

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    2014年04月21日
  • 警官の貌

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    今野敏さん「確証」のハギさん目当てで手に取ったけど、どれも読み応えあり楽しめた。
    福田和代さんの「シザーズ」、ちょっと変わったバディもので面白かった。この二人でもっと他の事件も読んでみたい。
    貫井徳郎さんの作品は、事件があまりに残虐で読むのがきつかった。

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    2014年03月26日
  • 天使の屍

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    14/3/3

    息子の突然の自殺。
    解剖で検出されたLSD、中身の消されたビデオテープ。
    その後、息子の友人たちが次々と自殺を始める。

    んーーー最後があっさりすぎたかな、とは思うけどなかなか面白かった。
    子どもは子どもの論理で自殺する。
    親から子どもの全ては見えない。

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    2014年03月03日