貫井徳郎のレビュー一覧

  • 新月譚

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    ところどころ、ん…という箇所あり。
    特に小説家としての生まれ変わった理由。
    んー、わからなくもないが、実感が伴わない。
    女性なら分かるのだろうか?

    とはいえ星は4つの読み応え。

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    2015年09月15日
  • 明日の空

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    これはクロウいらなかったなー!!
    これさえなければすごいいい作品だった。やっぱり筆力ある人は読ませる吸引力尋常じゃないなー。貫井さんの筆致力と叙述トリックが珍しく噛み合わなかった作品かも。でもその叙述トリックがなければ生まれない食い違いもあったし、この作品の面白さの一端を担っているのは確かなんだろうけどなー。叙述トリックにとらわれすぎて人物の性格に矛盾が生じちゃったのが残念伊坂幸太郎のアヒルと鴨の方がまだしっくりきたかな?
    青春の一ページが丁寧に描かれている。人種差別と絡めて、帰国子女ね。なるほど。無理がない。十代の恋愛観もバッチリ。

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    2015年09月15日
  • 新月譚

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    9年前に絶筆した美貌の女流作家、咲良怜花の物語。いや、後藤和子の物語といったほうがいいか。

    どんでん返しのミステリが多い貫井作品をこれまで読んできた身からすると、ほぼミステリ色を排したこの恋愛小説は異色作中の異色作に見える。実は恋愛の展開自体は割とオーソドックスで先が読めるし、咲良怜花の心情や行動に同意できない読者も結構多いんじゃないかとも思う。それでも個人的には読んでいて楽しかった。咲良怜花の放つエネルギーがどんどんページを捲らせていたような感覚がある。

    貫井さんには、是非またこういう作品を書いていただきたいと思う。

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    2015年08月22日
  • 光と影の誘惑

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    4作とも読みやすく面白かった。ただどの話ももう少し短くても良かったかも。

    特に気に入ったのは最後の話。こういうことなんだろうな、とすぐ分かってしまうけどそれでも先を急ぎたくなるのは作者の文章が優れているからなのかなと思いました。

    2作目はやや苦手。海外ドラマっぽい。

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    2015年08月17日
  • 天使の屍

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    一気読み。
    貫井作品らしく、ドロドロした雰囲気が有るものの、中学生を軸にしているためか、他の作品ほどドロドロ感・ジメジメ感は薄れている。ページをめくる手がもどかしく感じるほどドキドキしたのは久しぶりかな。

    一人の中学生の自殺に始まって、連鎖する中学生の自殺。その謎を追う父親・・・。
    何が原因で?
    連続する自殺の関係は?
    そもそも自殺なのか他殺なのか?
    等々、飽きさせない展開に徹夜してしまった。

    ただ、主人公の父親が真相を語るシーンだが、ここは満足できない。いかにして真相に辿り着いたかが描かれてないので唐突感はいなめない。

    「わかったんだよ、私には。優馬が自殺して以来、いろいろ考えたんでね

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    2015年08月09日
  • 新月譚

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    ネタバレ

    女性の一生を貫井徳郎が描くなんて。意外だけど、ハマって読んでしまった。☆4.5!

    この本はもしかしたら好みが分かれるかもしれない。正直、和子(怜花)の生き方は読んでて辛いところが多い。ただ一人の男性から認めてもらいたいがための整形、執筆。ここで木ノ下を取り巻く女性を憎んで行動に移すのなら、これは面白味のない本になったかもしれない。憎しみも哀しみもすべて内に秘め、誰にも話さず生きていく和子の姿は読んでて辛いものもあるが、ある意味、本望なのかもしれないと思った。
    彼女に好意を寄せる男性が時として現れ、頼っちゃえば楽なのに、と何度思ったことか。
    最期はあっけない。隠し通してきた彼女の人生を初めて明

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    2015年07月23日
  • 新月譚

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    物語に入り込みすぎて少し疲れてしまった。こんなに夢中になって読んだのは久しぶり。

    最後、和子はどういう想いでいたのだろう。亡くなるその日まで、どういう気持ちで生きていたのだろう。それを考えると少し切なくなる。自分の人生を幸せなものだったと思えていたらいいな。

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    2015年07月13日
  • 新月譚

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    読めどもなかなか終わりが見えてこず途中、ちょっと中だるみ感はあったが最後まで読み切るといつもより大きな感動があった。
    ミステリーではなく恋愛小説。
    美人女流作家、咲良怜花。ベストセラー作家である彼女が突然、筆を折る。作家になったきっかけから筆を折るまでの経緯を、新人編集者に咲良怜花は語って聞かせる。
    成功の影には男の姿があった。この男にどんな魅力があるのか、恋愛感情など当事者でなければわからいだろうがこの複雑な関係を維持し続けるというのは、女性から見ればスゴイ執念だと思うし、男性からすれば都合のいい女性だったのではないか?
    エピローグでは、ある程度予測はしていたが、そうくるかと感心しつつ、物悲

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    2015年06月29日
  • 転生

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    心臓移植を受けた青年が心臓の持ち主の記憶を受け継いだような気がする話。
    途中ちょっとまどろっこしいけど、話の展開は早く、飽きさせない。ラストもきれい。

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    2015年06月27日
  • 新月譚

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    貫井徳郎にしては珍しく、ミステリー小説ではなく、波瀾に満ちた一人の女性の半生を描いた長編小説。

    美貌の作家、咲良怜花の突然の絶筆を巡り、編集者の渡部敏明が覗いた彼女の過去とは…一人の男性に身を委ね、翻弄され続けた怜花の人生は果たして、幸福だったのか、不幸だったのか。

    途中からミステリーの展開に期待したが、それは叶わず。読後は物哀しさと絶望感を感じた。

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    2015年06月21日
  • 殺人症候群 <新装版>

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    2002年、貫井徳郎の症候群三部作の三作目。
    警視庁の特殊任務チーム、今度は殺人事件に挑む。
    この作品は文庫で712ページにもおよぶ大作。読む前からその分厚さに気力が萎えてしまうほど。のっけからむごい殺害シーンから始まる。どうなるの?たたみ掛けるように話が展開していきグイグイと引っぱられる。

    加害者が未成年者や精神障害者であれば殺人でもその量刑が、被害者遺族からすればあまりにも軽すぎる。その憤りをどうするべきか?法治国家であればそれに従わざるをえず私刑を加えることはできない。
    にもかかわらず加害者がその後、なぜか殺されるという事件がおこる。被害者遺族の犯行を立証できず、まさに現代の必殺仕事人

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    2015年06月04日
  • サイドストーリーズ

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    ダ・ヴィンチ編集部編のサイドストーリーズを読みました。

    姫川玲子シリーズ、榎本径シリーズ、さよならドビュッシー、天地明察、まほろ駅前シリーズなどの登場人物たちの「一服ひろば」を題材にしたサイドストーリー短編集でした。
    元のシリーズも楽しんで読んでいたので、これらの短編もおもしろく読みました。

    12編のうち半分は元のシリーズを読んでいないのですが、これを機会に読んでみたいな、と思いました。

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    2015年05月16日
  • サイドストーリーズ

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    タバコが小道具の12のシリーズのサイドストーリー。
    目的は東直己。久しぶりに「俺」に会えた。
    ちょっと、かっこよく描かれていて残念。ススキノ探偵もいいけれど
    探偵畝原に会いたいよ、書いてくれぃ、と思いを募らせた。
    姫川女史も多田と行天のコンビもDr.新条も、面白かった。
    読んでみたい本がまた増えたよ。罪作りな一冊ね。

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    2015年05月15日
  • サイドストーリーズ

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    ただの番外編の短編集だと思って読んでいたら、やけに煙草と一服ひろばが話に出てくる(--;)でも最後まで読んで納得!JTなんですね(^。^)y-~ このサイドストーリーズに出てくるシリーズは「天地明察」と「まほろ駅前」しか読んでいないけれど、どの話も好みで読破したくなった(^^)♪しかし積読、読みたい本をたくさん抱えているから、シリーズ名を控えておいて暇な時にでも読めたら良いかなと…(^-^;)

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    2015年05月14日
  • 鬼流殺生祭

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    仰々しさを歴史に絡めることで演出し、その禍々しさは確かにこういう形で終焉して然るべきなのだろうな、といったところ。江戸川乱歩に似た作風の中に、時代設定に流されすぎない筋が通してあって、貫井氏の良さは決して死んでいない。途中途中で登場する歴史上の偉人は過分かなと感じたが。彼らの登場により、どこかミーハーな雰囲気が出てしまい、本来大事にすべき重厚な厚みが減ってしまったような印象を受けた。作品によっては、貫井氏の小説は軽いからなー。でもやっぱりこの人の作品は何か期待してしまう。

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    2015年05月12日
  • 転生

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    臓器移植がテーマ。どういう展開になるのかドキドキしました。重いテーマだったけど爽やかな感じ。
    貫井氏の作品は独特な重さ、荘厳な空気。そういうところがいいなぁ。
    ただ、ちょっと最後は物足りない感じがしたかな。よかったけどね。想定外でもあるし、個人的には想定内でもあった。終わり方は素敵。

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    2015年04月29日
  • 後悔と真実の色

    購入済み

    よかった

    どうなるか?どうなるのかと?読み続けたら、寝不足
    よかったです。

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    2015年04月21日
  • 被害者は誰?

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    各短編ともに趣向が凝らされてて楽しめた。ただどの短編もしょーもないなって感じで軽く読めた。吉祥院先輩と桂島の関係すごく好き。

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    2015年04月01日
  • 被害者は誰?

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    豪邸に埋められていた白骨死体は誰なのか?
    犯人が黙秘を貫く中、警察は押収した手記をもとに、被害者の特定を試みるが…。警視庁の桂島刑事から相談される、迷宮入り寸前の難事件の数々。それを解き明かすのは、頭脳も美貌も規格外のミステリー作家・吉祥院慶彦。痛快無比!本格推理の傑作。

    「ABC」殺人事件で登場していた吉祥院慶彦シリーズ?
    4作すべて、綺麗に騙された。
    貫井さんらしい、捻りの効いたミステリー短編集でした。
    個人的ベストは「探偵は誰?」。

    収録作
    「被害者は誰?」「目撃者は誰?」「探偵は誰?」「名探偵は誰?」

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    2015年01月19日
  • 被害者は誰?

    Posted by ブクログ

    豪邸に埋められていた白骨死体は誰なのか?
    犯人が黙秘を貫く中、警察は押収した手記をもとに、被害者の特定を試みるが…。警視庁の桂島刑事から相談される、迷宮入り寸前の難事件の数々。それを解き明かすのは、頭脳も美貌も規格外のミステリー作家・吉祥院慶彦。痛快無比!本格推理の傑作。

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    2014年12月28日