我が心の底の光

我が心の底の光

小説・文芸
572円 (税込)

2pt

母は死に、父は人殺し、そんな峰岸晄は暗い少年時代を送っていた。孤独の闇の中で、晄が向かう先は――。八〇年代のこの国に生を享けながら、豊かさとは無縁に飢えて育ち、感情を殺して生きる晄の、心の底に差す光は何なのか? 全編を覆う「無温の世界」。身を震わせるラストの衝撃! 胸を撃ち抜く傑作長編!

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我が心の底の光 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    復讐心とは果たして正しいのでしょうか。

    勝手に感情移入して、勝手に裏切られて
    勝手にイメージを作り上げていたものを裏切られた瞬間に鳥肌がたちました。

    出会えて良かった作品。

    0
    2026年08月01日

    Posted by ブクログ

    母親は死に父親は人殺し
    5歳で中々帰って来ない母を待ち続け空腹に耐える生活をし、叔父夫婦に引き取られてからも毎日無収で働かされ学校ではいじめられる
    そんな晄が過ごす29歳までに復讐をしていく話
    真っ当な社会人生活は当然出来なくて後ろ指指される様な仕事を始めどんな展開になるのか想像しながら読みました
    同級生である叔父夫婦の一人息子の慎司と唯一関わりを持ってくれた同級生木下怜菜
    どの様に後半の展開に持っていくのか
    答えは全く裏切られる結果となるがなぜここまで感情移入してしまったのか考えると最後の解説にも載ってたが主人公には全く感情が描かれてない
    色んな場面に遭遇しても喜び、怒り、悲しみ、恐怖、憐れみが全くなく勝手に読み手が感情移入しているだけでした
    本作品を読み終えてしばらくボーッとしていた時に解説を読み意味がわかり本内容を思い返しました
    また新しい内容の小説と出会えました

    0
    2026年07月03日

    Posted by ブクログ

    最後までダークな展開が続きますが、スピード感があってサクサク読み進めることが出来ました。
    普通の人生が分からなくなってしまった主人公が生きる指針とするもの、その正体は確かに衝撃的でしたが、一方で納得感もありました。
    中弛みせず読める・主人公が暗め・人生について考えさせられる、という作品が好きな人にはオススメです。

    個人的には、話の中盤である登場人物が主人公に言った「笑わない人は誰にも助けてもらっていない人」というセリフが印象的でした。それは、まるでこのセリフが自分に言われているような気がしてしまったからです。私自身、年齢を重ねるに連れて人を頼るのが下手になっていると実感します。どうしても意地を張ってしまったり、他人に迷惑を掛ける訳にはいかないから自分で頑張らなければ!と気負ってしまいます。もしかすると、自分も助けられることが出来ず、笑っていないのかもしれないと気付かされるようなセリフであり、このセリフを言われた主人公と自分が少し重なるように思えました。少し都合がいいかもしれないですが、たまには笑って助けてもらうことを大切にしたいと思います。

    0
    2021年05月06日

    Posted by ブクログ

    なんと!!!
    衝撃のラスト・・・

    トラスケのくだりがとってもトラウマになる。読んだ後、夜眠れなかった・・・
    人間のエゴであんな目に合うなんて。
    言ってしまえば、主人公のエゴも入っている。
    責任感もなく連れて行ったことであんな目に。
    までも5歳だから、やっぱ周りの責任が大きいな。

    小説でなければ続いていくはずの、様々な「これから」を思うと・・・
    どうするのが正解とかわからないな。

    トラスケのことが衝撃的すぎるし、忘れられない作品になりそう。

    0
    2019年06月09日

    Posted by ブクログ

    十四歳から二十九歳までの晄の行動。十四歳までの出来事。最後まで心にあったのは、本当にささやかな小さな光。
    そんなに小さなものでも生きるよすがになるのか……。
    そんなささやかなものしか手元になかったのか……。
    もっと……別の生き方が………

    0
    2018年06月11日

    Posted by ブクログ

    簡単に言ってしまえば復讐劇の話である。ただ、読み進めていくうちに「?」というか何か違和感のようなものを感じ、読み終わって腑に落ちるという、ちょっと変わった作品で面白かった。

    0
    2026年08月21日

    Posted by ブクログ

    2023.05.27
    予定調和を吹き飛ばす終盤。
    いろいろ考えて読み進めてきた読者を良い意味で裏切ることができるのは、著者の強みだと改めて思う。

    0
    2023年05月27日

    Posted by ブクログ

    父は殺人を犯し、母は死んだ。5歳で伯父夫婦に引き取られ、中華料理店を手伝いながら、空腹とともに生きた。学校ではいじめに遭った。孤独の晄が向かう先にはいったい何があるのか…。

    0
    2023年04月20日

    Posted by ブクログ

    晄(こう)の父親は殺人を犯し、そして母親は死亡 5歳だった晄は母の兄である伯父夫婦に引き取られ、中華料理店を手伝いながら暮らして行きます。

    「晄、十九歳」の章に描かれている母親からのネグレスト(育児放棄)の場面は壮絶で目を覆いたくなりました。

    晄が果たして行く復讐は「悪」ではあるけれど、晄の苦し過ぎた幼少期を考えれば止むを得ない行動にも思えて来ます。

    復讐の相手は大方予想は付きましたが、ラストに明らかになる復讐の動機はあまりにも切なすぎて苦しくなりました。

    0
    2021年02月04日

    Posted by ブクログ

    タイトルにある光って、どこ?どこにあんねん?底にもないわ!って思ってしまう。
    こんな酷い幼少期を過せば、普通の人と違った考え方、価値観が発生する可能性はあるんやろうけど。
    その価値観で、主人公が動くので、こちらの予想を裏切られまくり…(ーー;)
    (貫井さんマジックにかかるとも言う)
    自身の生涯をかけての復讐劇。そんな復讐とかしても何にもならんよ!とは言えないしね。
    で、最後にまた、裏切られる予想…_| ̄|○

    0
    2020年10月31日

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