貫井徳郎のレビュー一覧

  • プリズム

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    ネタバレ

    それぞれの視点から描かれていた。でもね、ラストでえーっという感じ。ちゃんと、種明かししてほしい❣️というか、ラストの推理は無理があるんじゃない?罪を被せるためと言っても、その前に、殺人の理由が軽すぎない?モヤモヤ。途中の様々な人たちの心理描写は、楽しく読み進めることができたので、読書は楽しめたけれども。

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    2025年12月02日
  • 不等辺五角形

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    登場人物それぞれの証言の告白の形で物語がすすんでいき、伏線もはられていて読みやすくはあった。
    ただ、回収された伏線もオチも予想を超えたものではなかったし、犯行に及んだ理由も少し弱すぎるように感じた。

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    2025年11月26日
  • 不等辺五角形

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    5人の幼なじみ。別荘で旧交を温めた夜、一人の女が一人の女を撲殺し、その罪を告白する。後日弁護士が残された2名の男と1名の女に真相を知るためインタビューする、その書き起こしという体裁のミステリー。
    3名とも加害者は5人の中で最も殺人を起こすような人物ではないと語り、幼なじみ同士恋愛関係はないと語るがしかし…。

    てっきり当夜何が起きたのかを検討して事件の真相を明らかにする展開になるのかと思ったら、始終グループ内の相関関係が二転三転明らかにされていくという展開だった。タイトル通り、5人相互の不当辺な距離感の関係が描かれてました。  

    ところで犯人の女性は父権主義など旧弊な価値観を嫌っていて、昔な

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    2025年11月23日
  • 不等辺五角形

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    ミステリーとしては変わった面白い手法だけど、あまりにグルグル、延々とそれぞれの独白。いったい、謎解きはどうなってるのかと焦れ始めた頃に、本人の懐古独白…。うーむ。自分の思いと相手の思いは一致しないという当たり前の帰結。それは不等辺でしょう。

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    2025年11月16日
  • 不等辺五角形

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    タイトルが絶妙でした。
    同じ出来事に対して、人によって捉え方が異なることもあるし一致していることもある。同じ理解ができていても他人に話す時にはどうしても主観や無意識の意図が介入してしまう。
    そういう、当たり前と言えば当たり前だけど、普段意識していない人間らしい行いを客観視できるのが面白かった。

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    2025年11月15日
  • 私に似た人

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    複数の人物からのアプローチ、無関係と思われる人物らの以外な接点、点が徐々に繋がり線になっていく展開は著者の得意とする手法であり、本作でも持ち味が発揮されている。

    だが、部分的な繋がりを見せるが全てが完璧に絡まり合う事はなく、少しモヤモヤする章が多い。また似たようなエピソードがあり、必要性に疑問を持ってしまう章もあり後半で失速気味。

    また、終盤で物語の肝である「最初のトベ」が明かされるが、違和感を覚える章があり多くの読者を途中で気づくはず。

    消化不良の部分も多いが、テロを起こすレジスタントの行動心理には現代日本が抱える問題が数多く内包されており、フィクションと思えないほど真に迫った内容だっ

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    2025年11月11日
  • 不等辺五角形

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    嘘をついているわけではないのに、それぞれの話が違う。
    すり合わせてみないと気がつかないことは実際にもたくさんありそう。

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    2025年11月08日
  • 慟哭

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    ネタバレ

    オチが綺麗すぎて、微妙だった。「時系列がずれている、主人公が犯人」というのは、なんとなく予想がついてしまったし、現実離れしすぎていてミステリーとしては無理があると思ってしまった。同列の時系列に見せるためのミスリードが荒く感じてしまった。「娘を殺された元警視課長が現警視課長の娘を狙う」というのが特にしんどすぎるなと。しかも単純に話に展開があまりなく、終始冗長に感じてしまった。謎が最初から最後まで、「犯人は誰か」のみだったため、物語に推進力がなかったのだと思う。自分の地元がこき下ろされていたのは面白かった。愛人の負けん気の強さと繊細さが魅力的だった。

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    2025年11月02日
  • 乱反射

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    確かに捌けない殺人犯だと思う。
    主人公の慟哭をどうやって受け止めたらいいのだろうかと考えた。
    それほど考えさせられる内容だった。


    幼い命を死に追いやった、裁けぬ殺人とは? 街路樹伐採の反対運動を起こす主婦、職務怠慢なアルバイト医、救急外来の常習者、飼犬の糞を放置する定年退職者……小市民たちのエゴイズムが交錯した果てに、悲劇は起こる。残された新聞記者の父親が辿り着いた真相は、法では裁けない「罪」の連鎖だった!

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    2025年11月02日
  • 不等辺五角形

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    え!??
    結局誰や!?
    と、読み直す。
    まぁ展開は予想通りなんだけど
    実際に起こりそうな事件かもしれないなぁ
    価値基準の背景が複雑に入り乱れて面白かった

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    2025年11月02日
  • 微笑む人

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    モヤっとする終わり方。
    貫井徳郎の他の作品でも味わったから、ラストになるにつれて、もしや…?やはり…と予想通りではあった。

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    2025年11月01日
  • 我が心の底の光

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    主人公は、猫に対する罪悪感から「自分は幸せになろうとしてはいけない、なってはいけない」と、思い続けていたのじゃないかと感じた。似た境遇の日野に出会えたことですら、主人公の心は開かなかった。闇が深すぎて、ただただ猫の元へもう1度行きたいだけ、それだけで生きていたのかと思うと、胸が苦しくなる。

    0
    2025年10月29日
  • 邯鄲の島遥かなり(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    (上)(中)(下)まとめて。
    氏の著作はこれまで少なくない数読んでいるが、おそらく大方が抱かれる感想と同じく、「これがあの貫井徳郎が書いた小説か…?」というのがまず、最初に感じたこと。
    それほどまでに趣を異にする長編大河小説である。
    なんだか登場人物の弁明を読んでいると、京極夏彦氏が書く文体を想起してしまった、それほどまでに。
    もちろん叙述トリックの出番はない(笑)。
    そして全編を通じ、そこはかとなくユーモラスというか微かではありながらも絶対的な陽気さのような空気が漂っていることもまた、これまでの氏の作品群とは一線を画す。
    と言っても、その明るさは上巻が顕著、中巻以降はやや薄れていき、相対的に

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    2025年10月24日
  • 邯鄲の島遥かなり(中)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    (上)(中)(下)まとめて。
    氏の著作はこれまで少なくない数読んでいるが、おそらく大方が抱かれる感想と同じく、「これがあの貫井徳郎が書いた小説か…?」というのがまず、最初に感じたこと。
    それほどまでに趣を異にする長編大河小説である。
    なんだか登場人物の弁明を読んでいると、京極夏彦氏が書く文体を想起してしまった、それほどまでに。
    もちろん叙述トリックの出番はない(笑)。
    そして全編を通じ、そこはかとなくユーモラスというか微かではありながらも絶対的な陽気さのような空気が漂っていることもまた、これまでの氏の作品群とは一線を画す。
    と言っても、その明るさは上巻が顕著、中巻以降はやや薄れていき、相対的に

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    2025年10月24日
  • 邯鄲の島遥かなり(上)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    (上)(中)(下)まとめて。
    氏の著作はこれまで少なくない数読んでいるが、おそらく大方が抱かれる感想と同じく、「これがあの貫井徳郎が書いた小説か…?」というのがまず、最初に感じたこと。
    それほどまでに趣を異にする長編大河小説である。
    なんだか登場人物の弁明を読んでいると、京極夏彦氏が書く文体を想起してしまった、それほどまでに。
    もちろん叙述トリックの出番はない(笑)。
    そして全編を通じ、そこはかとなくユーモラスというか微かではありながらも絶対的な陽気さのような空気が漂っていることもまた、これまでの氏の作品群とは一線を画す。
    と言っても、その明るさは上巻が顕著、中巻以降はやや薄れていき、相対的に

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    2025年10月24日
  • 微笑む人

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    ここで終わりかー、物足りない!と思うのは自分がまだ読書初心者だからだろうか。

    展開は面白くてサクサク読めたから「最後これどんな結末になるんだ、仁藤はすべての殺人に関わってるのか」など真相を楽しみに読み進めてしまったから少し残念。

    犬を怖がる話はいるのか?自分が分かってないだけであれはあった方がいいのかな。

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    2025年10月13日
  • プリズム

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    ネタバレ

    担任の女先生が殴殺された。
    そのことを小学生、同学年の担任の女先生、大学時代の元彼医師、不倫の医師
    4点から解明していく

    最初の主の小学生の父親が不倫相手だとは思わなかった。

    且つ小学生が担任の先生を殺した可能性あるのもへーと思った
    犯人は各々に任される

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    2025年10月03日
  • 慟哭

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    前半は全くハマれなくて眠い…と思ってました。が中盤からラストまで怒涛の如く読み耽りました。
    切ないいいいと思っていたら最後の最後に衝撃の一言で終わるなんて。こんな終わり方嫌だ。となる作品でした。寝る前に読み終わってたらモヤモヤして無理でしたね。。

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    2025年09月30日
  • 愚行録

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    ★★★☆☆イヤミス。一家四人惨殺事件。殺された田向夫婦について近所のおばさん、ママ友、大学時代の友人や恋人が語る物語。中盤くらいで、あれ?これはずっとこうなのか?と気づく。時々出てくるお兄ちゃんの件もどういう意味か最後の最後までわからなかった。

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    2025年08月30日
  • 悪の芽

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    最近、時代の早さについていけないと感じる。

    気づけばネット上で人を判断、評価してありもしない憶測や正義感で人を傷つける様を嫌でも見るようになった。

    なんて愚かなんだろうかと、思う。

    私は、心無い言葉や、人の気持ちを阻害する人間の気持ちが心底分からないし気持ち悪いと思う。

    「私は人間だ」と高尚な生き物みたいに言葉を並べて物を語ってはいるが、やっていることは人間のしていることとは思えない。

    本作「悪の芽」に出てくる斉木の言葉を借りるのであれば、弱肉強食の理屈の間違った使い方をしていると思う。

    この作品は、アニメのイベントで無差別大量殺傷事件を犯し、自殺した犯人と犯人の人生を壊した人間、

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    2025年08月27日