貫井徳郎のレビュー一覧

  • プリズム

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    ネタバレ

    犯人は誰かは最後まで明示されず、誰かや動機は読者に委ねられている作品

    誰かも記載されていたが、被害者といたずらをされた児童が手を組み、南条を嵌めるために起こしたもの、に同意する。
    本件は事故(酔っていて、棚に触れた結果、時計が落下して当たったため、と想定)

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    2026年05月24日
  • 不等辺五角形

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    それぞれが語るエピソードの積み重ねで事件詳細や人間関係がわかってくる。人物のキャラや感情を理解させるためではあるのだろうが、そのエピソードが細かすぎて多すぎる。途中少し飽きてしまった

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    2026年05月18日
  • 不等辺五角形

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    まぁ面白かったか。証言のみの構成でストーリーを成立させるのは良かったが、最後の動機が希薄でちょっとよく分からんかった。そんなこともあったっけ?と思ったけし、結論が分かったうえで再度読み直すと面白いのかもしれんけどそこまではいいか、という評価でした。

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    2026年05月17日
  • 乱反射

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    それぞれの小さな悪、悪気のない行為が、痛ましい事故にもつながりうるという話。「風が吹けば」的な?最後の結末に納得はできないが(勧善懲悪を期待してしまった)、なかなかな作品。

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    2026年05月16日
  • 微笑む人

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    「最終的に理解できる結末が必ずあるのなんて、フィクションの中だけですよ」と、一文あるが、このフィクションにはそれがない。
    わからない謎を、読みやすく書かれたミステリー。
    謎は謎のまま。だけど面白く読めた。
    世の中わからないことだらけだから、つい安心したくて、わかりやすい話を好んでしまうのかもしれないが、たまにはこういう話もいいなと思った。

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    2026年05月16日
  • 微笑む人

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    貫井さんの「乱反射」が好みでこちらも購入。
    後半仁藤の人間性を暴いていくのかと思いきや、いきなり読者に問いかける形でフェードアウト。
    事件だけを見たら異常な形でも、仁藤を知る人はその異常性を皆否定する。実はあなた達はも身近な人を知った気になっているが実際には何も知らない、なんということがあるのではないかと問われてる感じ。読みやすい一冊。

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    2026年05月15日
  • プリズム

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    1人の女性教師の死を複数人の視点から見ていくと…
    誰からも好かれる女教師が、視点が変わっていくにつれ印象を変えていく。
    どれが本当の姿で、誰の推理が本当なのか。
    どんどんどれも正解に思えてくるけど誰もが声にしない不気味さも残りながら後味を残していく作品でした。
    しかも最後の最後が1番考えたくない結末を想像させてそれを否定しない部分があるからこそ怖いです。

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    2026年05月05日
  • 誘拐症候群 <新装版>

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    ネタバレ

    卑劣な誘拐の真相を追いかける過程はヒリヒリして楽しめたのですが、高梨の父親の異常なまでの韓国人嫌悪で、この人誘拐に一枚噛んでるのでは…?と気付いてしまいました。
    また、ジーニアスが只のエリート崩れだったのが、ちょっと肩透かしですかね。既出の人物とかだったら、もっと楽しめたかもです。

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    2026年05月03日
  • 追憶のかけら 現代語版

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    長かった・・
    あらすじ読んで面白そう、で買ったけどなかなか入り込めずただただ時間かかった

    最後の最後、見開き2pの流れはとても好き、よかった

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    2026年04月26日
  • 不等辺五角形

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    ネタバレ

    まぁ、面白かった。一気読みでした。
    人から証言を聞くお仕事、かなり大変だなとまず思いました。
    人はどうしても感情や今までのその人との歴史を乗せて話してしまうので、事実だけを語るのって不可能だなぁと改めて感じました。

    あと、価値観の話も。
    いろんな価値観の人がいて、それぞれ尊重しあえたらいいですけど、それも難しいですよね

    男は、女は、って分けること自体不公平だという人もその通りだと思うし
    そもそも身体の作りが違うからできないこともあるし
    一緒ではないとも思うし
    同じ価値観の人となんとなく固まって生きていくしかないのかな?

    話の節々に、あぁそうかも、っていう小さな価値観が言語化されててそこは

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    2026年04月26日
  • 失踪症候群 <新装版>

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    ネタバレ

    特命捜査官という設定自体はすごく面白いんだが、その設定を生かしきれてない感じです。特命である必要があんまり無かったような…。
    「あいつら」に期待したんですが、実はチンピラ本人でした、はちょっとガッカリでした。

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    2026年04月24日
  • 罪と祈り

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    登場人物と場面は限定的だけど、時代を行ったり来たり。どっちの時代でも語り手が入れ替わりつつ話が進んで、いきつ戻りつ。主人公たちのキャラクターが立ってないのがいいとこでもあるが、どっちの話か一瞬わからなくなることもあった。
    みんな優しい。いい人ばかり出てくる話。そんなに優しくなれないし、長年抱えられないよな、それほど強くも弱くもなれないな、と冷めた目で見てしまうとこもあり⭐︎3だけど、面白かった、他の作品も読みたい

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    2026年04月24日
  • プリズム

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    ネタバレ

    小学校の女性教師が自宅で遺体となって発見された。
    誰が彼女を殺したのか、4人の登場人物の視点で語られる物語の中で、容疑者が浮かんでは消えていく。一体犯人は誰なのだろうか。

    ずばっとスッキリして終わりたかった。
    文章自体は癖がなく、読みやすい。登場人物たちの組み立てる推理も、論理だっていて文句はない。それなのに真犯人は浮かばない。それもそのはずで、推理しているのが蚊帳の外の一般人なのだから。担任している児童も、同僚の教師も、元彼も、不倫相手も、身内でもない全く関係ない人たちだ。しかも、警察関係者でもないので、捜査能力もない。そんな人たちが熱心に聞き込みをしているのを見ると、その執着心が気味が悪

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    2026年04月22日
  • 悪党たちは千里を走る

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    登場人物のキャラクターが魅力的で、引き込まれました。
    ストーリーは、面白かったですが想像を超えないというか、クライマックスに向けてあと一捻り欲しかった感じです。

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    2026年04月21日
  • 愚行録

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    再読だけど、ほとんど覚えてなかったです。
    私立の大学って、実際に内部生、外部生の差別があるのでしょうか⁉️

    ちょくちょく出てくる兄弟が、最後にやっとわかりました。

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    2026年04月12日
  • プリズム

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    一人の教師が死亡した。殺人なのか事故なのか、犯人は誰なのか。
    と書くとよくあるミステリーだが、全くよくあるミステリーではない。連作短編集でそれぞれの主人公の視点から教師の姿をあぶり出していく。
    1話目でなーんだと読み終えないでください。最後まで読んで最初から読み直すことになるでしょう。

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    2026年04月12日
  • 後悔と真実の色

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    ネタバレ

    最初は冗長で臨場感あまり感じさせず、癖のある登場人物ばかりでなかなか進まなかったが、中盤以降急展開。
    犯罪に巻き込まれたせいで警察官になる。行きすぎた正義の追求から、指蒐集家はきっとと思いながら読みつつ、彼女もきっとと思ったらやっぱりで。
    犯人独白からの各人の幕引きは収まるところに収まる感じ。心苦しく、人間の露悪的なところばかり見えてしまうけど、書き方が真に迫っていて没入感がすごい。不条理さも感じつつ、また普段の日常に還っていく。

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    2026年04月10日
  • 慟哭

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    ネタバレ

    途中で叙述トリックに気づく人が多いそうだけれど、自分は全く気付かなかったので満足。
    新興宗教にハマっていく様子がやけにリアルで一番ゾッとした。
    ラストの佐伯の娘を殺した犯人がまだ捕まっていない事実に絶望と虚しさが強く残る終わり方。
    真実に辿り着けない珍しいラストで、現実のリアルさがあった。
    娘を亡くした父の痛みが痛烈な悲しい作品。

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    2026年04月07日
  • 乱反射

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    2026.04.05

    2歳の子を喪った新聞記者 愛犬が生き甲斐の腰痛老人 無気力なアルバイト医者 夜間救急を使う病弱学生 運転嫌いの姉 責任逃れの役人 有閑マダムの抗議活動 潔癖症の造園職人

    みんな少しずつ無責任で起きた不幸な事故。誰が悪いのか。最後の絶叫で終わりでよかったのに。

    この人は小市民の心の描写が上手く、見透かされてるような感覚になる。

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    2026年04月05日
  • プリズム

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    貫井さん作品はポテトフライカーリーさんがハマっているとのことで、初めましてです。
    皆複数の登場人物の視点で犯人像、被害者の人柄が描かれているのは面白いが、真実は知りたかったかな。

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    2026年04月04日