貫井徳郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ慟哭と夜想がすごく良かったので続けて貫井先生作品。
個人的には前二作ほど好みでは無かった。
衝撃としては慟哭に軍杯が上がるし、ヒューマンドラマとしては夜想の方が好きといった塩梅。
とはいえ、面白くなかった訳ではなくむしろこの内容で最後まで読まされたことが驚き。
群像劇は頭に入ってきにくいのだがそのストレスが無かったのはすごいと思う。
啓発内容がはっきりしているというか、身につまされる気がするけどもそこのメッセージが教科書的すぎた気がして合わない部分は若干あったのかもしれない。
私は運転が下手すぎるのでエノカツにはバリ共感という感じだった。(備忘録くらいで本の感想をかいてるので砕けすぎてるのは許してもらいたい)
最後、自然の雄大さのまえに理不尽が事象として腑に落ちたのかなと思った。
また、人の小さな悪意が最悪の結果を招くこともあれば、小さな善意が誰かの人生ごと救ってるかもしれないという対比なのかなと。
正直少しでもハッピーな方向にという無理やりさは若干感じたけども八方塞がりの無常感をずっと浴びてきたのでむしろそれが良かった。 -
Posted by ブクログ
幼少期をマレーシアのインターナショナルスクールに通っていた重成、聡也、梨愛、夏澄、雛乃の5人。大学の頃には全員日本に戻って30を控えた今、仲間の一人がウガンダに赴任ということで久しぶりに集まり送別会を仲間の別荘で開いたが、その夜、雛乃を殺してしまったと梨愛が・・
弁護士による3人の接見の様子のみで語られる事件。これまでの関係が徐々に浮き上がってくる。男女5人ともなれば、恋愛感情はいつかは生じ、それは双方向にはならず・・ 最後に梨愛の独白。4人それぞれの語りがおもしろかった。
初出「紙魚の手帖」vol.15~17,19,20(2024.2月~12月)
2025.6.13初版