福澤徹三のレビュー一覧
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感想
また何かの捜査?なんで今度はキッチンカーに!?
警察は指名解雇を捜査する訳ないし、何なんだろう?
あらすじ
順平は独身の28歳。グローバルエッグス社でウェブデザイナーをしていたが、ある日突然、人財支援部に異動になる。地下3階にある部屋は明らかなリストラ部屋で会社から婉曲に退職を促される。ある日同僚と会社の裏にあるキッチンカーで怖そうなマスターが作るカレーが美味しくて感激する。
キッチンカーはスパイシーギャングという名前でやっていた。時折夜に営業していることがあり、良太は同僚と飲みに行って、今の会社の待遇を愚痴る。店員が怪しいと思いつつもキッチンカーに通ううちに同じ課に入った同僚が去っていく。
子会社の転職会社のクックジョブに転籍しないとボーナスが出ないと役員から脅されるが留まる。そのうち、キッチンカーの店員の火野から、会社の社長の様子を探って欲しいとペン型レコーダーを渡される。
最後に残った4人は行くあてもなく、4人でお金を出し合ってキッチンカーをやろうという話になる。柳刃は湘南にキッチンカーの研修として良太たちに任せる。しかし、考えたメニューは思うように売れない。柳刃はメニューのアレンジをするとたちまち売れ始める。トラブルがあって病院にいった帰りに柳刃たちを見かける。拘束されていたのは、良太達の会社の社長だった。暴力団に資金提供していたのだ。その後、良太たちは元の部署に戻るが、仲間とキッチンカーをやる決心をする。 -
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感想
良太の料理の観察眼もすごいけどなw
料理にこだわりすぎだろw組の名前も山盛組って。
結末を見たけど、やり方が危なすぎじゃない!?面白く読めたけど。
あらすじ
若水良太はFラン大学で就職も決まらずモヤモヤしていた。ある日、自宅の前でヤクザの抗争に巻き込まれて、組長の柳刃が隠れ家として良太の家に転がりこむ。柳刃は腹を満たすために細かく良太に指示をして、残り物で美味しいご飯を作る。
柳刃は部屋から出ていく気配がなく、家には本格的な調理道具が揃っていた。柳刃は中華料理を作る。柳刃はこだわりのある調味料や料理を取り寄せてせっせと作る。良太の友人の信也や春菜が押しかけた時は、外食産業に勤める叔父ということで誤魔化した。
良太は就活するも断られた続ける。柳刃には半端な気持ちでやっても上手く行かないと言われる。内定を取れたら出ていくと言われて奮起するも上手くいかない。ある出版社では、何も調べない手伝おうとしないのに本気で就職したいのか?と怒られる。
春菜の就職が決まり、お祝いをすることになる。その場で柳刃と火野が怪しい。ヤクザではないかという話になる。急いで家に帰ると二人は豪邸に突入するところだった。次の日、山盛組組長が逮捕されたニュースが流れるが柳刃達の話は出てこない。柳刃達は潜入捜査を行なっていたのだった。二人は家を出ていき、良太は新たな気持ちで就活に取り組むのだった。 -
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侠飯シリーズ 第11弾
プロローグ 友だちはパキラだけ。フーデリ配達員の孤独
➀揚げ物の旨さ倍増。イギリスの定番調味料
②謎肉が旨さの秘密。サワーが進む塩焼きそば
③夏こそ激辛。真っ赤なアメリカ郷土料理
④簡単だけど絶品。真夏の夜の冷製パスタ
⑤猛暑が吹き飛ぶ。海鮮で作る超辛カレー
⑥牛肉にバナナ?未体験の南米ソウルフード
⑦その味わいが心に沁みる。別れに食す夏の涼
エピローグ もう失敗を恐れない。まえに進めば道は開ける
会社を辞め、フーデリ配達員となった和希が、店で出会った推し活沼女子・小夜乃、ゴーストレストランで働く訳アリ悠人と、闇バイトなどのトラブルに巻き込まれながら、不寛容な社会で、自分の価値観を見つめなおす。 -
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読みやすいホラー短編で読みやすかった!
個人的に好きな作品は
●綾川行人の「再生」
テレビでタレントが、「切れ味の良すぎる包丁で自分の指の一部を切り落としてしまって、しばらく経ったらその切り落とした部分が生えてきたんですよ!」って話してたのを思い出した。
人間の再生力の限界ってどこなんやろう?ってこの話を読んでまた思った(^^)不気味なお話です。
●福澤徹三の「五月の陥穽」
窓際族の影の薄いサラリーマンが屋上で昼休憩してて落としそうになったタバコを拾おうとしたらビルとビルの隙間に落ちてしまって、その隙間に挟まってしまってさぁどうしよう!ってお話。
サラリーマンとしても夫としても影が薄い主人公が気の毒でしたが、臨場感あって、しかも実際に起こりそうな話で面白かった! -
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600ページの長編だけど、痴漢冤罪というテーマの重さとリアルさに最後まで引きずられっぱなしだった。
たまたま乗った電車で痴漢を疑われ、人生が一気に崩れていく——その理不尽さが本当に怖い。取り調べや検察、裁判官の態度も「有罪ありき」で進んでいく感じがひたすら胸糞悪くて、読んでいて何度も胃が痛くなった。
特に留置場・拘置所での生活描写は容赦がなく、人権って何だろうと考えさせられるほど。これがフィクションであってほしいのに、どこか現実味があって余計につらい。
それでも、少ない味方たちが少しずつ糸を手繰り寄せていく後半は、暗闇の中にかすかな光が差すようで痺れた。3人の主人公がそれぞれの立場で苦悩しながらも、諦めずに真実へ向かっていく姿に救われる。
重いけれど、読み応えのある一冊でした。 -
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祝・10作目。変わらない安心感と、変わり続ける社会を映す"男めし"がここにある。
売れないライター・熱川薫平が、ネタを求めて赤羽の元組長が経営するゲストハウスに潜入。そこで頬に傷持つあの男と出会い、絶品料理に舌鼓を打つも、取材は進まず人生最大の窮地に――。
気づけばシリーズ10作目です。毎回パターンは変わらないのに飽きない、それがこのシリーズの強さだと思います。お約束の安心感がそのまま愛着になっています。一方で、扱うテーマは毎回現代の社会問題に沿っており、実際にこうした悩みを抱える若者は多いのだろうなと考えさせられます。柳刃と火野のかっこよさは相変わらず際立ちますが、脇を支えるキャラクターにも魅力があり、悩める主人公たちが素直に変化していく様が気持ちいいです。安定の一冊でした。 -
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底辺に蠢く青年にスポットライトを当てる。
長野県出身の湯浅和希は、東京の大学に行ったが、コロナでほとんどオンライン教育で友人ができず。東京の会社を受けたが、受かったのはパープル会社。仕事も残業がないが給料も少なく、昇給の見込みもなかった。そして、会社を辞めて効率のいいデリバリーの仕事を始める。その仕事をしている人を「負け組ランドセル」と呼ばれる。父親からは、長野に戻ってこいと言われるが、郷里には帰りたくない。兄は国立大学を出て、塾の講師をしている。和希は、夏の暑さで、ふらふらになって、倒れ込んだのが純喫茶王宮。そこには柳刃と火野が運営していた。
その純喫茶王宮の対面には、幽霊レストラン(キッチンだけあって、デリバリー専門で多数の店の名前を掲げる)があり、そのアルバイトの悠人がいて、一緒に王宮でご馳走になる。
和希がデリバリーするレストランでクビになった小夜乃のアルバイトを紹介すると請け負ったら、結局それはキャンセルされて、小夜乃は王宮で働く。
和希、悠人、小夜乃の3人は、柳刃と火野の料理をうまいと言って喜ぶのだった。
親ガチャならぬ、こどもガチャなのだ。
悠人は、「底辺から抜け出すためには、他人から見下されないためにはお金を稼ぐしかない」という。柳刃は、「金で自信を買おうとするのは、心を金で売るのに等しい」という。
ネット社会において、ネットの匿名性に隠れて誹謗中傷やレッテル貼りを繰り返す連中は、他人を貶めることでしか満たされない。正論を盾にして価値観を押し付ける連中の多くは、自分の優位性を保つために正論を利用している。そういう卑劣な臆病者が、今の不寛容社会を作っている。
悠人の店主は、半グレで、その上の組織があり、点検詐欺の会社を経営している。和希は、お客の無理難題のクレームでデリバリーをクビになり、悠人の紹介で、点検詐欺の会社に行く。その仕事をやって、和希は逃げ出す。そして、監禁され、契約がキャンセルされたので、200万円払えと脅される。
悠人と和希が監禁されているところへ、柳刃と火野が助けに来る。
あまり、巨悪をやっつけるための潜入操作とは言えないなぁ。ちょっと、最後の仕掛けがしょぼい。しかし純喫茶王宮での柳刃の料理は、磨きがかかっているような気がした。