福澤徹三のレビュー一覧

  • 侠飯(1)

    購入済み

    良いです!

    料理、グルメ漫画が全盛、嫌そろそろマンネリ化してるところ
    この漫画は新鮮でした。何と言っても組長の食に対する
    意識は非常に見習うところがあります。
    私もレシピ通り気に入ったものを作っています。
    安くても余った物でもこんな美味いのが作れる。。
    良いじゃないですか。
    現在の下らないグルメ評論よりずっと役に立ちます。

    1
    2019年01月14日
  • 侠飯3 怒濤の賄い篇

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    侠飯シリーズ 第3弾

    プロローグ 幹部の椅子と実家の地上げ
    1激安で激旨、鶏つくねピェンロー
    2朝飯がばくばく進む、海苔玉子焼となめ茸豆腐
    3激辛でカプサイシン効果、火の鶏と部隊鍋
    4二日酔いの朝こそ旨い。カレー肉吸いと玉子かけご飯
    5冷めているのに温かい。真夜中おにぎり
    6安い肉ほど美味しくなる、わが家で作れる激旨牛丼
    7旨すぎてスタミナ満点、オリジナル総菜の饗宴
    8懐かしさは最強の調味料、心で食べる母の味
    エピローグ 本物の任侠は人生の味を極める

    渋川卓磨は、半グレ集団で闇金の店長をしていたが、リーダーの命により、地上げを担当させられることに。

    それが卓磨の祖

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    2018年11月18日
  • 侠飯2 ホット&スパイシー篇

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    侠飯シリーズ 第2弾

    プロローグ ブラック企業に豹変した職場
    1二日酔いに効く。誰でも作れる極旨スープカレー
    2夏こそタイの旨辛料理。これ一本で完成の万能調味料
    3ビールが止まらない、夏の絶品つまみ
    4死ぬほど暑い夜はメキシコ&アフリカ料理
    5汗まみれで路上で食うから旨いジャークチキンバーガー
    6超低価格で激旨確定。ニンニク黒チャーハン
    7めくるめくアワビの麦とろ。誰でも作れる和の逸品
    8スパイス香る屋台料理、ケバブつくねとケイジャンチキン
    9夏の終わりの至高の果実。ひと粒のぶどう
    エピローグ 最高に旨い飯は、おれたちが作る

    会社のリストラ組にあげられ、閑職の人財支

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    2018年11月18日
  • Iターン

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    序盤は、有り得ないほどドンくさい狛江にイライラしたけど。サラリーマンがこんなに異次元の体験を繰り返したら、怖いもん無くなるわ!って、すっかり引き込まれてしまった。

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    2018年10月07日
  • 侠飯5 嵐のペンション篇

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    侠飯いい!
    5億円事件の結末も気になるし、料理食べてみたいし。火野さん、柳刃さんの行動と言葉が重くてしぶい。このまま続きを読みたいパターン。

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    2018年09月06日
  • 侠飯5 嵐のペンション篇

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    任侠とは、ひとの役に立つために自分を犠牲にすることなんですって。

    今回は、10年前に起きた五億円強奪事件の犯人の足取りが消えた奥多摩が舞台。
    取り立てた名所もない奥多摩だそうですが、そこのひなびたペンションでバイト中の湯原和斗が今回の主人公。就職活動からあぶれ、自分探しの真っ最中。
    宿泊客の一人から、五億円強奪事件の話を聞き、ふと見れば、宿泊客はなんだか怪しい人ばかり。和斗の代わりにわたしが全員を捜査対象にしてました(笑)

    今回も面白かったです。一気に読み終わっちゃった。

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    2018年09月02日
  • 侠飯4 魅惑の立ち呑み篇【電子特典 コミック収録版】

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    お次は国会議員の私設秘書が主人公。こちらもなかなかブラックなお勤め先です。
    もう勝手知ったる侠飯。
    今度のターゲットは言わずもがなのあの人でした。わたしも日本人のはしくれ。勧善懲悪のステレオタイプのお話は、安心して読めるので大好きです。

    柳刃さんは、やっぱり現代の水戸黄門さまですね。
    続きも読みます。

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    2018年08月27日
  • 侠飯3 怒濤の賄い篇

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    侠飯第3弾は闇金のお兄ちゃんが主人公。これまでは大学生や会社員が主人公だったのでまだよかったんだけど、闇金とか、自分には縁遠い世界で。
    読み進むのに難儀しました。

    ところで柳刃さんは、どこで仁義の切り方(というらしい)を覚えてきたんでしょうね。小指の先がないことに関係するのかしら。でもまたこれはきっと別の話。

    今回も柳刃さんと火野さんコンビが世直しです。前巻の主人公が、リレー形式よろしくちらっと登場させてくれるのは、嬉しいプレゼント。

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    2018年08月22日
  • 侠飯2 ホット&スパイシー篇

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    唐辛子の辛さは体質的に受け付けないので今回の「ホット&スパイシー」編は、そこまで魅力的には写らないかも、といった心配は杞憂でした。
    ちょうど季節は夏。しかも、異常気象故なのか、連日35℃に手が届きそうな 猛暑です。
    こんな日はインドのカレーを食べたくなります。そう、苦手なのは唐辛子の辛さであってスパイシーなのは、けっこう好きだったんですよね、わたし。

    ワンコインで本格的なスパイシー料理を食べられるなんて、このランチワゴン、うちの近所に来てくれへんかなぁ……

    さて、今回の柳刃さんたちのターゲットは、まぁ、そのまんまだったわけですが、今回も柳刃さんと火野さんに出会って変わっていった人た

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    2018年08月21日
  • 侠飯5 嵐のペンション篇

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    シリーズ5作目。嬉しい、読みやすい!
    柳刃さんと火野さんの正体は分かっているので、2巻目以降は謎がひとつ減るが、今回は一番、一作目の雰囲気に近い気がする。

    今回は奥多摩にある、流行らないペンションが舞台。
    大学を出たが正社員の口が無く、アルバイトを転々としてきた湯原和斗(ゆはらかずと)は、三日前から「ペンション・サライ」で住み込みのバイト。
    24歳、自分探しの途中である。

    同じ屋根の下に柳刃さんたちがいるのが嬉しい。(一作置き?)
    料理のアドバイスをしてくれて、ときどき叱ってくれるのもいい(Mか!)
    「食べ物を無駄にするな」と何度か言う柳刃さんには「命を大切にしろ、自分を大切にしろ」と言わ

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    2018年08月20日
  • 侠飯3 怒濤の賄い篇

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    イヤー、こんなシリーズがあることに気づいてよかったぁ。フレンチが好きな私ですが、こんな絶妙な一手間をかけた自炊飯は、私のもうひとつの好きなジャンルだということに気づきました。素材の美味しさをしっかり引き出す感じがフレンチとおんなじだと思います。最後の〆の話で、料理の〆同様、きれいにしまりました!
    ヤナギバさんと火野さんが話に初めて登場するときは、私のなかでキター‼って叫んでます。

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    2018年03月07日
  • Iターン

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    ぱっとしないサラリーマンの日常と40代の複雑な感情を表現。また彼が巻き込まれる非日常がなぜか日常と通ずるところがある。最後は本当にほっとしました。

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    2017年09月22日
  • 亡者の家 新装版

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    福澤徹三『亡者の家 新装版』光文社文庫。

    ウィリアム・ヒョーツバーグの『堕ちる天使』を彷彿とさせるような一気読みのホラーサスペンスだった。

    消費者金融で働く新米社員の諸星雄太が延滞者の男の家に取り立てに行くと、男は行方をくらまし、妻と娘だけが残されていた。何度か取り立てに通ううちに人妻の奇妙な色気に魅了される諸星の周囲で次々と変死事件が起こり…

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    2017年08月14日
  • 壊れるもの

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    私は行動を起こすのは、非常に苦手です。
    コンビニに行くぐらいなら、割とスムーズにできますが、
    仕事上のことになると、躊躇してしまいます。

     先入観といいましょうか?ついつい先のことを考えてしまって、
    今、やるべきことをせずに、引き伸ばしてしまうことは、多々あります。

     この本を読むと、先入観=フレーム=自分で勝手に作り出したモノと定義しています。
    つまり、行動したいなら、そのフレームを取り除くことだ!と言っています。

     至極、当たり前の事を言っています。自分も、それが出来たら、行動出来るなと思います。
    読んでみて、損はないですが、この本は、いろいろとマーケティングの趣向が、結構散りばめら

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    2017年06月06日
  • 怖の日常

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    恩田陸さんが帯書いていたし、福澤徹三さんの名前がこないだどこかで聞いたのでTwitterで見て気になって買った。面白かったです、どれも。恩田陸さんが好きそうなの分かるなーって。個人的に怖かったのは『赤い紙』かな。これがいちばん怖かったかも。こういう本は読まないと分からないので内容は差し控えますが、夏だし怪談物ってひとにはお薦めします。けっこう考えさせられたりしました。

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    2016年07月31日
  • 死に金

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    作中人物各々が、各々の事情で現在の人生を歩んでいる訳で、それが活写されている作品が面白いというのも在るのだが…私は何か「余命幾許も無い状況下、纏まった金…金は“死後の世界”に持ち去ることが出来るでもない…そういう訳で、多少の縁が在る人達が何やら現れ…」という物語の状況に、「哲学めいたモノ」を感じずには居られなかった…それが「新刊文庫の紹介」で本作に惹かれた理由でもある…

    「勝ち取った」というよりも「なってしまった」という人生の哀切と、そういう中で蠢く作中人物達の思惑が、「余命幾許も無い男の財産」を巡って交錯する様…何か“余韻”が深い…

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    2016年06月03日
  • 真夜中の金魚

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    最後の最後まで面白い青春ピカレスク小説。主人公の『おれ』が、ほどほど強く、ほどほど意気地無しという、ほどほどのリアル感が良い。

    舞台は北九州市。主人公の『おれ』は昼間はパチンコの打ち子、夜はバーテンダーとなかなかアウトローな生活を送っている。ある時、主人公の『おれ』は社長にヤクザの堂丸からのツケの回収を命ぜられる。それをキッカケに次々と『おれ』を襲う災い…

    つい先日、この作家の『灰色の犬』を読んだが、こちらも面白いアウトロー小説だった。本作も、それに負けず劣らずの面白さであり、こうなると評判の高い『すじぼり』も読んでみたくなる。

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    2015年12月01日
  • 灰色の犬

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    なかなか面白いアウトロー小説。

    この小説の面白さは一点。情報漏洩の濡れ衣で左遷された刑事の片桐誠一、多重債務の泥沼にハマっていく誠一の息子の遼平、うだつの上がらない暴力団幹部の刀根剛…この3人が繰り広げる人生模様が次第に交わるとともに目が離せないドラマへと大きく展開していくのだ。

    3人の人生模様だけでも、三作の小説に成り得るのだが、これが一作に凝縮されているだけに十二分に楽しめる。

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    2015年11月26日
  • Iターン

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    ネタバレ

    ヤクザとサラリーマンを行ったり来たり。
    ありえない展開の話だけどスピード感があってあっという間に読み終わる。

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    2014年06月21日
  • 東京難民(上)

    Posted by ブクログ

    映画を見て、原作を読んでみました。
    格差社会の底辺をサーキットする感じ。
    どこかマニュアル本的ニュアンスも。
    下巻へ続く。

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    2014年02月28日