福澤徹三のレビュー一覧

  • 壊れるもの

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    私は行動を起こすのは、非常に苦手です。
    コンビニに行くぐらいなら、割とスムーズにできますが、
    仕事上のことになると、躊躇してしまいます。

     先入観といいましょうか?ついつい先のことを考えてしまって、
    今、やるべきことをせずに、引き伸ばしてしまうことは、多々あります。

     この本を読むと、先入観=フレーム=自分で勝手に作り出したモノと定義しています。
    つまり、行動したいなら、そのフレームを取り除くことだ!と言っています。

     至極、当たり前の事を言っています。自分も、それが出来たら、行動出来るなと思います。
    読んでみて、損はないですが、この本は、いろいろとマーケティングの趣向が、結構散りばめら

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    2017年06月06日
  • 怖の日常

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    恩田陸さんが帯書いていたし、福澤徹三さんの名前がこないだどこかで聞いたのでTwitterで見て気になって買った。面白かったです、どれも。恩田陸さんが好きそうなの分かるなーって。個人的に怖かったのは『赤い紙』かな。これがいちばん怖かったかも。こういう本は読まないと分からないので内容は差し控えますが、夏だし怪談物ってひとにはお薦めします。けっこう考えさせられたりしました。

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    2016年07月31日
  • 死に金

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    作中人物各々が、各々の事情で現在の人生を歩んでいる訳で、それが活写されている作品が面白いというのも在るのだが…私は何か「余命幾許も無い状況下、纏まった金…金は“死後の世界”に持ち去ることが出来るでもない…そういう訳で、多少の縁が在る人達が何やら現れ…」という物語の状況に、「哲学めいたモノ」を感じずには居られなかった…それが「新刊文庫の紹介」で本作に惹かれた理由でもある…

    「勝ち取った」というよりも「なってしまった」という人生の哀切と、そういう中で蠢く作中人物達の思惑が、「余命幾許も無い男の財産」を巡って交錯する様…何か“余韻”が深い…

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    2016年06月03日
  • 真夜中の金魚

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    最後の最後まで面白い青春ピカレスク小説。主人公の『おれ』が、ほどほど強く、ほどほど意気地無しという、ほどほどのリアル感が良い。

    舞台は北九州市。主人公の『おれ』は昼間はパチンコの打ち子、夜はバーテンダーとなかなかアウトローな生活を送っている。ある時、主人公の『おれ』は社長にヤクザの堂丸からのツケの回収を命ぜられる。それをキッカケに次々と『おれ』を襲う災い…

    つい先日、この作家の『灰色の犬』を読んだが、こちらも面白いアウトロー小説だった。本作も、それに負けず劣らずの面白さであり、こうなると評判の高い『すじぼり』も読んでみたくなる。

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    2015年12月01日
  • 灰色の犬

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    なかなか面白いアウトロー小説。

    この小説の面白さは一点。情報漏洩の濡れ衣で左遷された刑事の片桐誠一、多重債務の泥沼にハマっていく誠一の息子の遼平、うだつの上がらない暴力団幹部の刀根剛…この3人が繰り広げる人生模様が次第に交わるとともに目が離せないドラマへと大きく展開していくのだ。

    3人の人生模様だけでも、三作の小説に成り得るのだが、これが一作に凝縮されているだけに十二分に楽しめる。

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    2015年11月26日
  • Iターン

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    ネタバレ

    ヤクザとサラリーマンを行ったり来たり。
    ありえない展開の話だけどスピード感があってあっという間に読み終わる。

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    2014年06月21日
  • 東京難民(上)

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    映画を見て、原作を読んでみました。
    格差社会の底辺をサーキットする感じ。
    どこかマニュアル本的ニュアンスも。
    下巻へ続く。

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    2014年02月28日
  • 東京難民(下)

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    最初は主人公が嫌いでたまらなかったが、後半はあっと言う間に読み切ってしまった。

    自分も、春から東京の私立大学に通う身として、何処か小説と割り切って読むことはできなかった。

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    2014年01月10日
  • 忌談

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    少し古いけど、夏の夜にはぴったりの怪談集。

    空白の54時間の話。(その間に、子供をはらまされたりAV出演の
    疑いなど、これは怖いぞ)
    裏ビデオの中に紛れていたスナッフ映像の話。
    黒い人影、そして謎の中年男の「み、た、や、ろ」。

    ベストはラストに入っている「禁区」
    凶悪な不良たちが、得体のしれない住民(ナニカ)に
    嬲り殺される恐ろしさ。
    場面が海岸だったから、映画「ザ・フォッグ」を想像してしまいました。

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    2013年11月26日
  • 自分に適した仕事がないと思ったら読む本 落ちこぼれの就職・転職術

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    就活に関するもの、格差に関するものは諸々出てるけど、
    こうした「落ちこぼれ」に焦点を当てたキャリアの話って面白い。

    切り口が斬新なのはもちろんだけど、
    論の展開も的確だし、分かりやすいかと。
    このご時世に就活すると、ついついドツボにハマりそうだけど、
    こうした知識があれば、きっと突破口を切り開けるはず。

    自分が就活に突入する前に出逢っておきたかったなぁと感じた。
    これから就活・転職活動する方は、是非一読を。
    そして自称・勝ち組の方々にも読んでもらいたい一冊。

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    2013年04月20日
  • Iターン

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    ありえねえ。

    むちゃくちゃである。
    出てくるキャラが厭な奴ばっかりだ。
    そして後半急にハードボイルド。

    禁酒禁煙していた私には悪影響だらけだ。

    でも何だろう、今年イチかもしれん。
    なんで涙が止まらないんだ。。


    ……って感じでしたよっほーい^^

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    2013年03月08日
  • 再生ボタン

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    旧タイトル「幻日」のほうがよかったように思うが、中身のほうは大変に優れた怪談小説集である。
    もっと多くの人に読んで欲しい一冊。

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    2012年07月04日
  • すじぼり

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    大麻を盗んで逃げ込んだバーで、亮はヤクザに助けられる。翌日礼をしに行ったことから付き合いがはじまり、事務所に出入りすることになる。
    個性的なヤクザたちと付き合う内に、無気力な学生だった自分が少しずつ変わっていく。
    しかし彼らに出会うきっかけとなった事件のために、亮はヤクザ同士の抗争に巻き込まれてしまう。

    これはもう文句なしで面白い。思わず一気読みしてしまった。俺の睡眠時間返してください(笑)

    まずキャラクターが立ってる(これは設定勝ちな部分もあるけど)。そしてアクションシーンも上手い。ストーリーの進行、伏線や書き込みの量もほぼ完璧。なによりストーリーそのものが面白い。

    敢えていうとすれば

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    2012年05月13日
  • 自分に適した仕事がないと思ったら読む本 落ちこぼれの就職・転職術

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    ネタバレ

    大学を卒業して数年、仕事に対しての「幻想」がようやく薄らいできた。
    この本はそんな状況にいる自分の考え方に自信を持たせてくれた。

    タイトルの「落ちこぼれ」というのが卑屈に見えるかもしれないが、書かれている内容は現実的で至極まっとう。説教くさくもないし、新卒のころに読んでもよかったかもしれない。☆5つなのは個人的なタイミングが合ったから。


    レビューというより、ほとんど印象に残った点を引用するだけになってしまうが、記しておく。

    まず、現代社会において就職というのがどういう意味合いを持つかについて説明している。このあたりは色々な本で言われていることなので省略。

    p31「だいたい職業を自分で

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    2012年01月16日
  • すじぼり

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    男の子に生まれ変わったら、命をかけて今を必死に生きる人生もかっこいいなと思いました。ほんとに多くの葛藤がリアルに描かれてたから、ドキドキしながら読みました。

    実写化したら面白そうだなーなんて思ったりもしました。

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    2011年03月30日
  • 再生ボタン

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    はじめの数話を読んでいるとき独特の世界に、ん?と思いましたが、どこか饐えたような雰囲気に読めば読むほど魅了されました。読み終えたあとは思わず重い溜息がでるような暗澹とした、それでいてどこか幻想的なお話の詰まった短編集です。

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    2009年10月04日
  • 怪を訊く日々

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    淡々と綴った文章なだけに、素直に脳裏に情景が浮かんで却ってものすごく怖いと思う話もありました。軽く読める話もあるのでお勧め。

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    2009年10月04日
  • 白日の鴉

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    600ページの長編だけど、痴漢冤罪というテーマの重さとリアルさに最後まで引きずられっぱなしだった。
    たまたま乗った電車で痴漢を疑われ、人生が一気に崩れていく——その理不尽さが本当に怖い。取り調べや検察、裁判官の態度も「有罪ありき」で進んでいく感じがひたすら胸糞悪くて、読んでいて何度も胃が痛くなった。

    特に留置場・拘置所での生活描写は容赦がなく、人権って何だろうと考えさせられるほど。これがフィクションであってほしいのに、どこか現実味があって余計につらい。

    それでも、少ない味方たちが少しずつ糸を手繰り寄せていく後半は、暗闇の中にかすかな光が差すようで痺れた。3人の主人公がそれぞれの立場で苦

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    2026年02月21日
  • 侠飯11 激辛ガチ推し篇

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    2025年出版。287ページ。文庫だけど字が大きめなので目に優しい、シリーズ第11作。
    久々に本作を読んだ為か分からないが、今までの中でも特に面白い方だったような印象。登場人物の一人に、イマドキな不思議単語を話させるのもアリだ。料理の方は、何気に難易度が上がった? 素材や酒の拘り、と言うかカタカナの文字数が多くて頭に入らない系のネタが増えたかな。でも、相変わらず美味そうで気分が上がる。犯罪者集団の中で登場人物達が苦悩するシーンは毎回だが、余りジックリ読み過ぎないように程々に飛ばした。
    面白く読ませて頂きました。

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    2026年02月18日
  • 侠飯10 懐ウマ赤羽レトロ篇

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    祝・10作目。変わらない安心感と、変わり続ける社会を映す"男めし"がここにある。

    売れないライター・熱川薫平が、ネタを求めて赤羽の元組長が経営するゲストハウスに潜入。そこで頬に傷持つあの男と出会い、絶品料理に舌鼓を打つも、取材は進まず人生最大の窮地に――。

    気づけばシリーズ10作目です。毎回パターンは変わらないのに飽きない、それがこのシリーズの強さだと思います。お約束の安心感がそのまま愛着になっています。一方で、扱うテーマは毎回現代の社会問題に沿っており、実際にこうした悩みを抱える若者は多いのだろうなと考えさせられます。柳刃と火野のかっこよさは相変わらず際立ちますが、脇

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    2026年02月17日