福澤徹三のレビュー一覧

  • 東京難民(下)

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    最初は主人公が嫌いでたまらなかったが、後半はあっと言う間に読み切ってしまった。

    自分も、春から東京の私立大学に通う身として、何処か小説と割り切って読むことはできなかった。

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    2014年01月10日
  • 自分に適した仕事がないと思ったら読む本 落ちこぼれの就職・転職術

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    就活に関するもの、格差に関するものは諸々出てるけど、
    こうした「落ちこぼれ」に焦点を当てたキャリアの話って面白い。

    切り口が斬新なのはもちろんだけど、
    論の展開も的確だし、分かりやすいかと。
    このご時世に就活すると、ついついドツボにハマりそうだけど、
    こうした知識があれば、きっと突破口を切り開けるはず。

    自分が就活に突入する前に出逢っておきたかったなぁと感じた。
    これから就活・転職活動する方は、是非一読を。
    そして自称・勝ち組の方々にも読んでもらいたい一冊。

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    2013年04月20日
  • Iターン

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    ありえねえ。

    むちゃくちゃである。
    出てくるキャラが厭な奴ばっかりだ。
    そして後半急にハードボイルド。

    禁酒禁煙していた私には悪影響だらけだ。

    でも何だろう、今年イチかもしれん。
    なんで涙が止まらないんだ。。


    ……って感じでしたよっほーい^^

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    2013年03月08日
  • 再生ボタン

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    旧タイトル「幻日」のほうがよかったように思うが、中身のほうは大変に優れた怪談小説集である。
    もっと多くの人に読んで欲しい一冊。

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    2012年07月04日
  • 自分に適した仕事がないと思ったら読む本 落ちこぼれの就職・転職術

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    ネタバレ

    大学を卒業して数年、仕事に対しての「幻想」がようやく薄らいできた。
    この本はそんな状況にいる自分の考え方に自信を持たせてくれた。

    タイトルの「落ちこぼれ」というのが卑屈に見えるかもしれないが、書かれている内容は現実的で至極まっとう。説教くさくもないし、新卒のころに読んでもよかったかもしれない。☆5つなのは個人的なタイミングが合ったから。


    レビューというより、ほとんど印象に残った点を引用するだけになってしまうが、記しておく。

    まず、現代社会において就職というのがどういう意味合いを持つかについて説明している。このあたりは色々な本で言われていることなので省略。

    p31「だいたい職業を自分で

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    2012年01月16日
  • 再生ボタン

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    はじめの数話を読んでいるとき独特の世界に、ん?と思いましたが、どこか饐えたような雰囲気に読めば読むほど魅了されました。読み終えたあとは思わず重い溜息がでるような暗澹とした、それでいてどこか幻想的なお話の詰まった短編集です。

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    2009年10月04日
  • 怪を訊く日々

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    淡々と綴った文章なだけに、素直に脳裏に情景が浮かんで却ってものすごく怖いと思う話もありました。軽く読める話もあるのでお勧め。

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    2009年10月04日
  • 超怖い物件

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    ネタバレ

    物件を起点にするホラーは、幽霊ものと同じく特定の場所(人物)が要因なため、読んでいる限りは真実「対岸の火事」で楽しめる…からこそ、絡め手も被るよね、などと。
    アンソロジーだけに合う合わないを感じるが、比較的前者が多くてよきかな。

    『旧居の記憶』福澤徹三
    『笛を吹く家』澤村伊智
    『終の棲家』芦花公園

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    2025年11月28日
  • 灰色の犬

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    厳格でワイルド?な警察官の父
    無職で自分に甘くパチンコに頼るクズな25歳の息子

    そんな2人が別々の道から1つの事件につながってしまう

    父のエスとして協力するヤクザの利根さんから何故か目が離せない

    クズな息子にはイライラしたが最後までしっかりおもしろかった
    2人とも女運ないなぁ、、

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    2025年11月20日
  • 侠飯3 怒濤の賄い篇

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    料理はヨダレ垂らしながらイメージ。
    物語はありふれてるが、なんか知らんけどカンドーする

    このまま4へ!!!

    止めません、止まりません!
    飽きるまでは!!!

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    2025年11月05日
  • マチルダによろしく

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    ハラハラして後半は一気読み。
    そんなことしたら危ないに決まってるじゃん!ってことを登場人物たちがそれぞれやらかすから心臓に悪い。
    タイトルの意味は途中からすぐわかってしまった。
    元ヤクザの老人トビーは強くてヒーローのような扱い。
    みんなが元ヤクザを結果的にいいように利用して問題を解決していく流れは、うーんと思った。
    少女漫画にイケメンヤクザとの恋を描いたものが多くあるけど、それと同じで強くてかっこいいって所だけいいとこ取りする設定には違和感。
    だってそもそもヤクザって法に触れることをしている訳だし。
    トビーが元ヤクザだとしても、殺人の前科の理由が義理堅く親分の敵討ちだとしても、実は猫を愛する優

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    2025年10月17日
  • 侠飯10 懐ウマ赤羽レトロ篇

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    2024年出版。シリーズ第10作。よくネタが続くものだとも思うが、犯罪の種類の多様化もあり。今回はトクリュウ。前作までとは少し流れや設定の方向性が異なり、どうなる事かと思いつつ読み進めたが、最後はそれなりに締まった。「赤羽」のゲストハウスが舞台で、「旨そう」感は少し控えめだが。

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    2025年10月12日
  • 侠飯5 嵐のペンション篇

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    第5弾

    あまり人気のないペンション兼居酒屋が舞台。
    できるだけ低予算でそろえた材料で作るイマイチだった食事が柳刃さんの手で絶品料理に。
    料理に対する経験と手間を惜しまない姿勢がかっこいい。そして、自分でもちょっとやってみたくなる程度に少しハードルの低い感じがたまらない。目玉焼きの朝食のひと手間。休日にでもやってみようかなぁ〜なんて思わせてくれる。やらないだろうなァ〜私。
    そして、昔、ペンション近くで起きた5億円強奪事件の時効が迫る。怪しい人物が何人か登場するが、柳刃さんや火野さんがかっこよく解決。お決まりのパターンって安心感と爽快感だわ。

    何より、汗だくになって歩いたあとのオニギリと梅干し

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    2025年10月09日
  • 侠飯11 激辛ガチ推し篇

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    “おとこめし”ファンの皆さん、11巻が出ていますよん。この薄さといい、字のデカさといい、本が読みたいのに最近なかなか読めずにいる者の救世主(笑)。

    序盤なかなかあのふたりが出てこないから、いつもこんな調子だったっけと訝っていましたが、こんなもんでしたかね。

    今回は純喫茶に登場。柳刃の料理に魅せられるのは毎度のこと。書き留めておきたくなる金言があるのも毎度のこと。説教臭くならないのが凄いなぁといつもながら感心します。

    昼間のメニューはトーストだけらしいけど、そっちも食べてみたいです。永遠に柳刃と火野推しで居たい。

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    2025年10月08日
  • 侠飯4 魅惑の立ち呑み篇【電子特典 コミック収録版】

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    シリーズ4作目とあってそろそろネタつきるかと思ったけれど今回は国会議員のあるあるが楽しめてまた相変わらずの美味しそうな料理レシピで楽しめた。

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    2025年10月05日
  • 侠飯9 ヤバウマ歌舞伎町篇

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     なぜか、この侠飯シリーズは好きな作品だ。ヤクザの雰囲気を持った柳刃と火野。歌舞伎町に、半グレ集団の潜入捜査をする。
     蓬創介は、山口県出身で、父親に育てられ、東京の専門学校国際ビジネス学院に入るが、卒業間際で就職先がない。その上、彼女に「蓬くんってまじめだけど、すっごく地味じゃん。いっしょにいても、あんまり楽しくないから」と言われてふられる。

     創介が就職しようとした会社が半グレ集団の東京リッパーズだった。創介は、運び屋をやらされて、失敗し300万円の借金ができた。そのリッパーズの蜂矢翼、29歳に拾われ、蜂矢のバー、ニュー来夢で働くことに。じつに昭和的なレトロなバーであるが、良心的である。

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    2025年09月28日
  • 侠飯9 ヤバウマ歌舞伎町篇

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    2023年出版。シリーズ第9作。今回は新宿の歌舞伎町を舞台に、半グレ成敗、超肉体武闘派のヤクザが絡む。バーで様々な料理が作られ...。
    個人的に「食べ物系の読み物」が好きなので良い評価点を付けるが、客観的には3.5位かもと思いつつ。ある意味、ステレオタイプ的に場に応じた各人物が設定され、展開していく。が、それが嫌なら読まなきゃ良いじゃん!

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    2025年09月26日
  • 侠飯8 やみつき人情屋台篇

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    2022年出版。シリーズ第8作。ユーチューバーを軸にして屋台飯と賄い (鉄板で調理可能なメシ) で展開。社会的な底辺とか、親ガチャやら○○ガチャで負け組と自認してヤサグレる20代やらが、認識を新たにする的な展開。何やら設定がバタバタして無理くりな印象が強いけど、登場するメシが旨そうで評価が引きずられた。バタくさいけど何やら浪花節的なインパクトがあり、結構楽しめてしまったので、正直に「4」としました。

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    2025年09月15日
  • マチルダによろしく

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    面白かった。
    にゃんこが可愛過ぎる!
    最後がどうなったのか気になるけど。
    任侠とか男がどうの、とか時代遅れっぽいけど
    昭和を懐かしく思い出した。

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    2025年09月01日
  • 侠飯4 魅惑の立ち呑み篇【電子特典 コミック収録版】

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     突然やってきた人相の悪い二人組の男たちが美味い食事を食べさせてくれるシリーズの第4弾です。今回の舞台は立ち呑み屋で、お客は政治家の駆け出し秘書。彼らの狙いは一体何なのか、考えるのが楽しみになる一冊です。

     主人公は、毎日の仕事に忙殺される政治家の秘書。様々な雑事、陳情応対、来客対応、書類仕事にイベント事の差配、果ては国会中継で主が居眠りしていないかのチェックとフォローまで、必死に仕事をこなす日々。そんな中で癒しになるのは、心を寄せているとある立ち呑み屋の店主の顔を見に行くこと。けれど、ある時その店のカウンターの中には人相の悪い二人の男が増えていた。およそ接客業には向かないように見えたその男

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    2025年09月01日