福澤徹三のレビュー一覧
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匿名
購入済み小説が原作の料理マンガ
小説が原作の料理漫画です。マンガ化して読みやすくなっています。これをきっかっけに原作の小説も読んでみようかと思います。
料理がおいしそうなので満足です。 -
Posted by ブクログ
警視庁特務部捜査官の柳刃竜一と火野丈治が潜入捜査のかたわら料理の腕を奮い、悩める若者のリスタートを援けるヒューマン×グルメ小説。シリーズ7作目。
なお主人公は人生に行き詰まった若者(男性)で、物語は彼の視点で描かれる。
◇
今回の悩める若者は、乾正悟という新米刑事。交番勤務を経て念願の刑事になったものの、張り込み捜査に失敗。
それ以後、他の捜査員から冷眼を向けられた正悟は警察官としての自信を失い、気持ちは退職に傾いていた。
そこに特務部から潜入捜査 ( 張り込み含む ) の協力要請が来た。条件は経験の浅い1番若い警察官。ということで正悟に白羽の矢が立った。
戸惑いつつ柳刃たちの仲間に加わった正悟だが……。
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今回はいつもと違ったパターンがいくつかありました。
1つめは、迷える若者に柳刃たちの身分が明かされているということ。これは設定から無理もないことです。
2つめは、捜査対象が読者にも秘せられていたこと。( 仄めかされてはいました。)
そして3つめは、柳刃についてのヴェールが少し剥がされたことです。
柳刃の小指が欠けている理由は納得いきました。しかし、柳刃が料理について語りたくて仕方ないヒトだというのは意外でした。あの常にクールで物事に恬淡としている柳刃が ?!
それだけでも読んで得した気がするのですが、それに加えて今回の料理で嬉しいメニューが出たことも満足度を高めてくれました。実はカレーうどんが大好物なので、ぜひチャレンジしてみようと思いました。 -
Posted by ブクログ
今回の主人公、葉室浩司(はむろ こうじ)は、売れないユーチューバー。
大学を出て大手のホテルチェーンに就職したが、コロナ禍で配属先ホテルが休業となり、同期全員と共に希望退職に応じてしまった。
安定しないバイトで食いつなぐ日々。
ユーチューバーって、昨今の男子中高生の一番なりたい職業だそうだが、私のようなおばちゃんには、漠然として、やりたいことがわからない系に感じられてしまう。
すでに手に職や才能があり、それを発信するための手段としてユーチューブを利用する、というのなら理解できるけれど。
主人公の浩司だって、やっぱり「やりたいことがわからない系」に思える。
そして、イケメンでないことやセレブの家に生まれなかった事を盛んに、親ガチャに失敗したと何度も繰り返すのだが、今まで「親ガチャに失敗」というのは確かに的を射た言葉ではあるけれど、食事もまともに与えられない、毎日殴られるといった究極に悲惨な事を言うのだと思っていた。
大学まで出してもらって、親ガチャ失敗とか、甘ったれてるとしか思えない。
・・・と言うことを年寄りが頭ごなしに言っても、本人が気づくまでは何も入って行かないのよね。
柳刃さんたちはそういうことを分かっているから、別のアプローチをするんですよね。
相変わらず火野さんは、若者視点まで降りてきて対等に話をして、本音を聞き出すのが上手い。
犯人をはじめ、若者が生きるのに大変な社会であることは否定できない。
年功序列で終身雇用だった昔の体制は、今では使い物にならない古い家電品みたいなものだが、能力の低い人間でもそこそこ真面目に勤務すれば生きていける制度でもあったのだ。
今後も、何年後には存在しない職業、というのがどんどん出てきて、世の中変わっていくだろう。
難しいな。
とはいえ、今回の柳刃さんのプレゼントにはちょっと意表をつかれた。
第一弾の、就活生にリクルートスーツというのが一番分かり易かったが、どんどん進化している。 -
無料版購入済み
絵があると料理の様子が
原作を読んでとても面白かったので、コミック版もあることに気づき読んでみた。絵があると料理の様子が実によく分かる。原作の雰囲気をよく伝えているコミカライズ版である。もっとも子分の火野の雰囲気は原作を読んだときと異なっていたが。
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購入済み
第一作目
出した本や映画が思いがけずヒットしたので、次々と続編を世に出しシリーズ化する というマーケッティング手法はたくさん類例があるが、本作もその例の一つである。またこのようにシリーズ化したものの大半は第一作目が一番面白い という傾向があるが本作もその傾向通りの作品である。サスペンスものとして読んでも結構意表を突く展開があるし、グルメモノ料理ものとしてもそこそこ高水準である。
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Posted by ブクログ
警視庁特務部捜査官の柳刃竜一と火野丈治が潜入捜査のかたわら料理の腕を奮い、行き詰まった若者のリスタートを援けるヒューマン × グルメ小説。シリーズ8作目。
なお、主人公は人生に行き詰まった若者(男性)で、物語は彼の視点から描かれる。
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今回の主人公は底辺ユーチューバーの葉室浩司。
浩司は三流大学を出てなんとか就職はできたものの、コロナ禍を理由に退職勧告を受けて失職。
多くない貯金を取り崩しながらユーチューバーに活路を見いだそうとしているが、全く鳴かず飛ばずの状態だ。
そんな葉室が思いがけす出会った相手は、コワモテながらかなりの料理の腕を持ついかつい男たちだった。
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近頃よく耳にする「親ガチャ」。現在の不遇の原因は、持って生まれた家庭環境にあるという考え方です。
貧富格差の拡大もあり、確かに同情を禁じ得ないケースも少なくありません。
ただし、自分の準備不足や認識不足が不遇な現状の原因であるのは明らかなのに、家庭環境に託ける輩の方が多い気がするのです。
主人公の浩司もその1人でした。
そんな若者の甘えを正面から突き理を説く柳刃に今回も魅せられました。 ( 柳刃が諭すのが若者に限られるのは、いい歳した大人はもう手遅れだからなんだろうな。)
それにしても口数は少ないながら弁の立つ柳刃の至言とも言える言葉。相変わらず見事のひとことです。
その人生の本質を突いた柳刃の言葉は、彼によって繰り出される料理の数々とともに、シリーズの魅力だと改めて感じました。 ( ベーコンプレス、欲しくなった! ) -
Posted by ブクログ
表紙が怖すぎる。
でもカバーするのはもったいない。
みんなに、見せたいから笑
『文化住宅』『不審者』『O山』『居心地の悪い部屋』『黒いナースコール』『濡れたシャツ』『デスクの下』『電柱』『佇むひと』『Oさんがいるアパート』『死にたくなる部屋』が良かったです。
『電柱』は都市伝説ぽさもあって、こっちに戻る戻れないはなしはやっぱり面白いです。
『Oさんがいるアパート』も糸柳さんが実際体験してはるから余計リアリティー感じて怖さと興味深さと強いです!Oさんがだんだんはなしがおかしくなるとか異世界に入り込みそうで、怖すぎます。
そして福澤徹三作家の文体は相変わらずめちゃくちゃ好きです~!!