福澤徹三のレビュー一覧
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「怪奇小説好きは、結局怪奇実話に落ち着く」とも言われる。言い換えれば「ホラー好きは怪談実話にたどりつく」というところか。
怪談師の大家・I川御大は「創作している」ことを公言しているが、確かに聞くと小泉八雲や小川未明が元ネタだというものがわかる。実話怪談と名がついていても、読むとどこかで聞いたパターンというのも少なくない。
しかし、怪談社や彼らが出演する番組で語られる実話怪談は独特なものがかなり多い。
この本も水辺の幽霊・井戸は恐ろしい・事故物件の怪という怪談の定石もありながら、「発想が鋭すぎる」、特異な実話怪談がメイン。
取材で得た話、伝聞のため、はっきり怪異が描かれないことも多いし、何があ -
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悩める若者主人公と、潜入捜査官の柳刃竜一&部下の火野丈治のシリーズ。
もう9弾?!
ここまで来ると、ああ、この捜査をしているのねとすぐに分るが、それは面白さをマイナスする物ではない。
本業の傍ら、行きがかり上、生きづらい若者を助け、教え導き、支援する・・・そんな感じになっている柳刃さんたちだが、今回は個人的にちょっと深刻に感じた。
主人公は、専門学校を出たものの就職浪人中の、蓬創介(よもぎ そうすけ)
求人の募集に応じたところが、反グレ集団の活動の被害に遭ってしまう。
毎回、若者の抱える問題に寄り添っている作品だが、今回は巻き込まれたら最後、地獄を見る、闇バイトからの半グレ集団との関わりであ -
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1.牛筋カレー、
「牛スジを煮込んだベースに、ターメリック、クミン、クローブ、コリアンダー、ブラックペッパーといったスパイスを足した。ほかに入れたのは、飴色になるまで炒めた玉ネギとビンダルーペーストだな」 「ビンダルーペースト?」
2.タイ料理、
「ナムプリックパオ。チリインオイルともいうが、唐辛子やニンニク、玉ネギや干しエビを大豆油で揚げてペースト状にしたタイの調味料だ」
3.ガーリック炒飯、「老抽王」
「スライスした大量のニンニクを、フライパンで炒める。ラードがなければサラダ油でもいい。ニンニクに軽く火が通ったら、いったんフライパンからだして、べつの器に入れておく。そのあと刻んだ豚バラ肉と -
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柳刃は、任侠で桜田門一家の柳刃組4代目となっていた。なるほど、「桜田門一家」なんだね。それが、4巻目でよくわかったが、やはり正体不明だ。
藤堂旬一郎28歳は、衆議院議員 肝付泰造83歳の議員秘書だった。息子の兄、雄司は第1秘書で、主に肝付の身の回りのことをしたり車の運転手をする。政策秘書は弟の肝付邦彦だがほとんど何もしない。実質的な筆頭秘書陰元である。公設秘書に出来ないのは、配偶者と65歳以上の者。まぁ、家族運営の典型。肝付は、叩き上げの議員で、「名刺は、名が刺さると書いて名刺だ。相手の心に刺さるよう、一枚一枚気持ちを込めて配るんだ」というのが持論だった。人をたらしこむことは全てする。絵に -
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ネタバレ澤村伊智 霊能者怪談
投稿文から浮かび上がる霊能者。面白かった。さすが。
ヒトコワではないが、ダメだと思いながらもずるずる先延ばしたり、無視したりする心理がめちゃくちゃわかる。
加門七海 実話系怪談
実話かフィクションか。実際に足を運んで写真をとって、写真が変化する。怖かった。
名梁和泉 異界系怪談
燃頭はフィクションだったが、子供達の想像力や願いによって実在化するのが良いし、黄泉というのも良いが、戻ったところで、っていうラストも良い。
菊地秀行 時代劇怪談
淡々と場が映り話が進んでいく。まあまあ。
霜島ケイ 民俗学怪談
住もうとした家がおかしいのは嫌だなあ。猿かもという思い込み、思い