福澤徹三のレビュー一覧

  • 侠飯7 激ウマ張り込み篇

    Posted by ブクログ

    グルメ刑事シリーズ第七作。今回は最初から刑事と明かして捜査。ちょっとの工夫で激ウマレシピ、終盤の手に汗握る展開、そして恋の始まりの予感はいつも通り。楽しめました。

    0
    2022年09月25日
  • 侠飯(1)

    無料版購入済み

    絵があると料理の様子が

    原作を読んでとても面白かったので、コミック版もあることに気づき読んでみた。絵があると料理の様子が実によく分かる。原作の雰囲気をよく伝えているコミカライズ版である。もっとも子分の火野の雰囲気は原作を読んだときと異なっていたが。

    0
    2022年09月14日
  • 侠飯

    購入済み

    第一作目

    出した本や映画が思いがけずヒットしたので、次々と続編を世に出しシリーズ化する というマーケッティング手法はたくさん類例があるが、本作もその例の一つである。またこのようにシリーズ化したものの大半は第一作目が一番面白い という傾向があるが本作もその傾向通りの作品である。サスペンスものとして読んでも結構意表を突く展開があるし、グルメモノ料理ものとしてもそこそこ高水準である。

    0
    2022年09月14日
  • 侠飯8 やみつき人情屋台篇

    Posted by ブクログ

     警視庁特務部捜査官の柳刃竜一と火野丈治が潜入捜査のかたわら料理の腕を奮い、行き詰まった若者のリスタートを援けるヒューマン × グルメ小説。シリーズ8作目。
     
     なお、主人公は人生に行き詰まった若者(男性)で、物語は彼の視点から描かれる。
             ◇
     今回の主人公は底辺ユーチューバーの葉室浩司。
     浩司は三流大学を出てなんとか就職はできたものの、コロナ禍を理由に退職勧告を受けて失職。 
     多くない貯金を取り崩しながらユーチューバーに活路を見いだそうとしているが、全く鳴かず飛ばずの状態だ。

     そんな葉室が思いがけす出会った相手は、コワモテながらかなりの料理の腕を持ついかつい男たち

    0
    2022年09月15日
  • 侠飯

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ヤクザの抗争に巻き込まれて、自分のアパートにヤクザを泊めるハメに・・
    でも、彼が作る料理が最高!
    就活中の主人公に、ダメ出しするヤクザwww
    そのおかげで、働くということの意味を知る事になる
    食べるという事は、体と精神も育んでいく事も教えてくれる
    最後はヘェ〜となって爽やかに!
    楽しかったです♪

    0
    2022年09月06日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

    Posted by ブクログ

    綾辻先生以外のお話は読んだことがなかったので、どっぷりと楽しめました。今邑彩さんと小池真理子さんのお話はどっぷりホラー。福澤さんのはラストが不気味。何より初岩井志麻子さん。いや、こんな硬派で素敵な文章を書かれる方だと思わなかったのでわびっくり。他の本も読んでみたくなりました。こうした編者がテーマに沿って選んだものが一冊になってると、読んだことがない作家さんとの意外な出会いがあっていいよね。全体通して楽しめました!

    0
    2022年09月03日
  • 侠飯5 嵐のペンション篇

    Posted by ブクログ

    シリーズ第五作。今回は奥多摩のペンションが舞台。相変わらず料理は美味しそう。警察小説とは言い難いが、推理小説の要素もあり、ちょっと恋愛要素もある、欲張りです。満腹です。

    0
    2022年08月10日
  • 侠飯4 魅惑の立ち呑み篇【電子特典 コミック収録版】

    Posted by ブクログ

    シリーズ第四弾。今回の舞台は政界、議員秘書のお話。料理は立ち呑み屋で出される酒のツマミ。これが美味しそうで、かつ簡単に作れそう。

    0
    2022年08月09日
  • 忌み地 惨 怪談社奇聞録

    Posted by ブクログ

    表紙が怖すぎる。
    でもカバーするのはもったいない。
    みんなに、見せたいから笑
    『文化住宅』『不審者』『O山』『居心地の悪い部屋』『黒いナースコール』『濡れたシャツ』『デスクの下』『電柱』『佇むひと』『Oさんがいるアパート』『死にたくなる部屋』が良かったです。
    『電柱』は都市伝説ぽさもあって、こっちに戻る戻れないはなしはやっぱり面白いです。
    『Oさんがいるアパート』も糸柳さんが実際体験してはるから余計リアリティー感じて怖さと興味深さと強いです!Oさんがだんだんはなしがおかしくなるとか異世界に入り込みそうで、怖すぎます。
    そして福澤徹三作家の文体は相変わらずめちゃくちゃ好きです~!!

    0
    2022年08月01日
  • Iターン 2

    Posted by ブクログ

     やっぱりいいなぁ、福澤徹三。大好きなIターンの続編が出たとあっては読まないわけにはいきません。

     Iターンといえば岩切猛。この男に尽きます。今回も会社を解雇されそうになっている狛江を困らせつつも助けていきます。

     狛江も前作に比べ、少しは骨のある男になっていて、それも見どころの一つ。

     ただ、前作に比べてパワーダウンしている感は否めない。今後に期待したい。

    0
    2022年07月24日
  • 羊の国の「イリヤ」

    Posted by ブクログ

    スピード感がある小説ってこう言う事なのかなと感じた。
    途中からは止まらない。
    サラリーマンから闇の方へと、羊から狼へと変わるように、読み始めと終わりのイリヤの違いは、ガサガサしていて、滑らかで荒々しくて。読み応え充分。
    映画よりもずっと面白い!

    0
    2022年07月12日
  • 侠飯

    Posted by ブクログ

    突然、ヤクザが家に居着いてしまう。顔は怖いが、そのヤクザの作る料理は超美味。小指がアレで、てっきり組長と思ったら、ラストでひっくり返る。料理は美味しそう、ストーリーも良い。あっさり読めます。

    0
    2022年07月03日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

    Posted by ブクログ

    依って件の如し、良かったなぁ。
    読んでいるだけで灰色の空とじっとりとした空気を感じられる作品でした。

    0
    2022年06月30日
  • 侠飯7 激ウマ張り込み篇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ヘタレな主役キャラが柳刃&火野コンビにどやされながら成長。その過程で身近な食材を使った、柳刃のこだわりレシピが登場という、もう毎度おなじみの展開。

    それでも、7作目にもなるのに飽きないから不思議。毎回違うシチュエーションだったり、出てくる料理がバリエーションに富んでいるなど、何かしら今までと違うところがあるからかな?

    今回の内容は潜入捜査だったので、ヘタレな正悟がミスしないかとか、出てくる人物それぞれが敵なのか味方なのかといったスリリングなところが特にいい感じ。

    そしてエピローグで前作の登場人物らしき人達が出てくるけど、ブランクありすぎてどんな人物だったか思い出せなくて、前作を引っ張り出

    0
    2022年06月04日
  • 忌み地 怪談社奇聞録

    Posted by ブクログ

    怪談社の取材の様子から文章に起こすという企画で、怪談を取材するシーンが頻出する珍しい実話怪談本。ネットで聞いた話を送ってくる提供者などハズレもあるが、現場で別の話を聞ける場合も多いという。そして帯にも書かれる問題の「K市」。 残穢と共に読んでみては。

    0
    2022年05月11日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

    Posted by ブクログ

    澤村伊智、岩井志麻子、鈴木光司さんの作品は既読だったので、それ以外の作品を。こういう感じの怖さか、という作品が多かったけど、中では鳥の話が面白かったです。短編は手っ取り早く面白くていい。

    0
    2022年05月01日
  • 侠飯3 怒濤の賄い篇

    Posted by ブクログ

    やっぱり料理の豆知識が入っているとありがたいなあ。今回も非常に美味しそうだった。プデチゲは読んだその日に食べたし、トムヤムクンは作ってみたくなった。いつか絶対作ろう。正直、物語より料理のことしか覚えてないかもしれないくらい、料理パートが魅力的すぎる。

    0
    2022年04月26日
  • 作家ごはん

    Posted by ブクログ

    出てくる料理は結構ネットで探せるようなものなので、ちょっとげんなりもするけど、竹林の最後の原稿を出すあたりはじわっときていい感じでした。

    0
    2022年03月16日
  • 群青の魚

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    登場人物がとりわけ多いわけではなかろうに、かなり頭がこんがらがります。所轄の刑事と交番勤務の警察官ら、似たタイプが入り乱れるうえに半グレ集団の幹部も混じり、各々の行動が描かれるから、アンタはどこのモンでしたかと聞きたくなる。肩入れしたくなるキャラの人もほぼいないけれど、とても面白かったのは確か。事の顛末が気になってやめられません。

    舞台は特別養護老人ホーム。認知症の老人が殺されて、容疑者も認知症。想定以上に大がかりで嫌な話。介護職は重労働で低賃金の一方で、老人を喰いものにして楽して稼ぐ輩がいる。どうなのさ。

    0
    2022年03月10日
  • 作家ごはん

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ作家さんです。
    作中に出てくるお取り寄せ料理がどれも美味しそうなこと(笑)
    ひなちゃんと竹林先生と和真くんの和気あいあいとした感じがとっても良かったです。
    小説を書くということ、をひなちゃんに教えていく竹林先生はやっぱり大先生なんだなぁっと感じる場面もありました。
    ぜひ続編読みたいです!

    0
    2022年03月01日