福澤徹三のレビュー一覧
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福澤徹三『作家ごはん』講談社文庫。
『侠飯』とはまた趣の異なるユーモラスでほのぼのした感じのグルメ短編連作集。美味しい短編10話を収録。
ここ数年小説を書かない作家とデビュー前の新人作家、二人に翻弄される新人文芸編集者が繰り広げるユーモラスな連作グルメ短編小説。料理の蘊蓄だけでなく、古今東西の小説家の作品や生き様に関する蘊蓄なども描かれ、なかなか面白い。
続編がありそう。
『書かずのチクリン』の異名をとる竹林賢一郎は30年間の作家生活の中で僅か20作ほどしか書いていない寡作の作家だ。そんな竹林を担当することになったのは入社して間もない文芸編集者の山野内和真。山野内は、もう何年も新作を書 -
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福澤徹三『侠飯7 激ウマ張り込み篇』文春文庫。
シリーズ第7弾。今回も書き下ろし。果たして、今回の柳刃竜一と火野丈治はどんな侠飯を味あわせてくれるのか。
プロローグに描かれた新米刑事・乾の不始末からすれば、乾の上司に頼まれた柳刃と火野の二人が何とか乾を一人前に育てるというストーリーではないかと思うのだが……
……と簡単に考えるのは、素人の浅はかなところ。ストーリーはもっと複雑で奥が深いのだ。
六本木署の新米刑事・乾正悟は薬物使用疑惑のある芸能人をマークし、クラブに潜入していたところ彼の取り巻きのファンに見付かり、張り込みは大失敗。やっとなれた刑事だったが、第一線から外され、左遷に怯える -
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久しぶりの、柳刃さんと火野さん。
特別捜査官なのに、ほぼ料理で世直ししてるような……
美味しいものを食べると、生きる力が湧くのです。
今回は引きこもりのための施設が舞台。
こういう施設の知識が多少なりともあるので、
一ヶ月80万円もかかるなんて、そりゃ眉唾だっていうことはわたしならわかるけど、
おそらく蓮太郎の父は、息子を放置してきた負い目なんかもあって、この金額でもと納得して、びたみんビレッジに預けることに決めたのだろう。
蓮太郎たちがどんなふうにびたみんビレッジから脱出するのか、
柳刃さんと火野さんペアが、どんなふうに活躍するのか、
結末が気になって、今回も一気読みしてしまいました。 -
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今回の矢坂も、ヤクザに組することなく、
数億円のお金を溜め込み、自分で使うこともなく、
妻でもなく、金にからんだニンゲンでもなく、次に託す。
まぁ。数億円では 個人レベルなんでしょうね。 -
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いわゆるタイムスリップ物だけど、主人公は現代に生きる少年で、ソレがひょんな事で1970年代にタイムスリップし、そこで現代の道具や知識を活かして大活躍……ではなく、そこで嫌々ながら始まる生活の中で生まれる友情?や恋愛の話
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文章も話の展開も上手いのでどんどん読み進められます。情けなくも憎めないリストラ寸前のサラリーマンである主人公が巻き込まれる一大騒動記。これぞエンターテイメント!傑作です。
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五巻目ともなると、話の展開がある程度読めてくるのですが、それでも面白い。
たぶん、設定と話の進め方、細部表現、そして料理、三つの整合が絶妙なんだと思います。
出てくる料理は、ときどき作ります。ぜひ続編継続をお願いします。 -
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生きてる人間が一番怖い
幽霊的な怖さより、いわゆるアンダーグラウンドな世界の怖さにぞっとする本でした。物理的な実害があるだけ、生きてる人間の方がよっぽど怖いかも。
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今回も怖かった‼
前巻もそうでしたが、実話怪談ならではのじわじわとした怖さで、夜中に読むと恐怖倍増でした。それにしても、怪談収集にも新型コロナの影響が出ているとは。今後は新型コロナの時代ならではの怪談も出てきそうですね。